JP3057436U - エアコン清掃用補助装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃の際エアコンの取り外しが不要なエアコ
ン清掃用補助装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本考案に係わるエアコン清掃用補助装置
は、上部に開口があり、底部から排水ホースが導出され
る汚物収集容器と、該汚物収集容器をエアコンの下方に
取り付けるための支持枠とで構成することを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はエアコンの内部を清掃する際に使用する補助装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、壁掛けエアコンの内部を清掃する際、エアコン内部に堆積しているゴミ 、チリ等の汚物がエアコンの取り付けられている場所の床面に落下することを防 止するため、エアコンを取り外して清掃を行うようになった。このため、エアコ ンを清掃する際、エアコンの取り付けの専門業者に依頼する必要があるし、エア コンのフロンガスを放出したり、補充したりすることもあるので、非常に手間が 掛かるばかりか、清掃コストも非常に高い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は前記のような事情に鑑みてなされたもので、清掃の際エアコンの取り 外しが不要なエアコン清掃用補助装置を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するため、本考案に係わるエアコン清掃用補助装置は、上部 に開口があり、底部から排水ホースが導出される汚物収集容器と、該汚物収集容 器をエアコンの下方に取り付けるための支持枠とで構成することを特徴とする。

【０００５】 又、前記汚物収集容器は袋状のものであって、その開口には取付用バンドを設 けることを特徴とする。

【０００６】 又 前記支持枠は折り畳み可能なものであることを特徴とする。

【０００７】 又、前記支持枠は、上部材及び該上部材と蝶番２４で連接されている側部材と で構成される「Ｌ」字状の左枠部材と、上部材及び該上部材と蝶番で連接されて いる側部材とで構成される「Ｌ」字状の右枠部材とからなり、前記右枠部材の上 部材はガイド槽を有し、前記左枠部材の上部材は着脱自在に該ガイド槽内に挿入 されることを特徴とする。

【０００８】 又、前記上部材が前記ガイド槽への挿入を係止するための係止構造を有するこ とを特徴とする。

【０００９】 又、前記係止構造は、前記右枠部材の上部材には前記ガイド槽内に挿入する止 め具を設けると共に前記左枠部材の上部材の側端には該止め具を入れるための孔 を形成するように、構成されることを特徴とする。

【００１０】 又、前記ガイド槽内には該ガイド槽に挿入する左枠部材の上部材を抵抗するバ ネを設けることを特徴とする。

【００１１】

【考案の実施の形態】

次に図面に基づいて本考案のエアコン清掃用補助装置を詳細に説明する。

【００１２】 図１は本考案の実施例としてのエアコン清掃用補助装置の使用状態を示す斜視 図である。 図１によると、本考案は汚物収集容器１と支持枠２からなるものである。

【００１３】 汚物収集容器１は上部に開口１１があり、底部から排出ホース１３が導出され る袋状のものである。開口１１には取付用バンド１２を設ける。

【００１４】 支持枠２は折り畳み可能なものである。具体的に図２に示すように、支持枠２ は「Ｌ」字状の左枠部材２１と「Ｌ」字状の右枠部材２２とからなる。左枠部材 ２１は上部材２３及び該上部材２３と蝶番２４で連接されている側部材２５とで 構成され、右枠部材２２は上部材２６及び該上部材２６と蝶番２７で連接されて いる側部材２８とで構成される。右枠部材２２の上部材２６はガイド槽２６１を 有し、左枠部材２１の上部材２３は着脱自在にガイド槽２６１内に挿入される。 それで、使用する際支持枠２は図１又は図２に示すように「コ」字状になって、 収納する際、左枠部材２１と右枠部材２２をそれぞれ折り畳みして図３に示すよ うな形状になって、容易に収納される。

【００１５】 又、上部材２３がガイド槽２６１への挿入を調整することによって側部材２５ と２８との間の距離即ち支持枠の幅の大きさが調整できる。更に、上部材２３が ガイド槽２６１への挿入を係止するための係止構造を有する。即ち、上部材２６ にはガイド槽２６１内に挿入する止め具２６３を設けると共に上部材２３の側端 には該止め具を入れるための孔２３０―２３３を形成する。止め具２６３が孔２ ３０に挿入するとき支持枠２の幅が最小、止め具２６３が孔２３３に挿入すると き支持枠２の幅が最大である。

【００１６】 更に、このような支持枠２の幅の調整をスムーズに行うため、ガイド槽２６１ 内にはガイド槽２６１に挿入する上部材２３を抵抗するバネ２６２、２６２を設 けてもよい。

【００１７】 図４に示すように、使用する際、エアコンＡの幅に応じて支持枠２の幅を調整 してから、支持枠２をエアコンＡに掛ける。そして、汚物収集容器１が支持枠２ の下部の外側よりエアコンＡの下部を被せてからバンド１２を締める（図１の状 態になる）。水又は洗浄剤でエアコン内部を清掃するとき、汚物は全部汚物収集 容器１内に落下し、更にホース１３を介して排出される。例えば、ホース１３の 他端は下水道等に接続すれば、汚物は容易に下水道等に排出される。

【００１８】 このように、実施例１に示すエアコン清掃用補助装置を用いればエアコンの清 掃作業は非常に容易にできる。

【００１９】 清掃作業以外、本考案の補助装置を収納する時、支持枠２を図３に示すように 折り畳みして、汚物収集容器１も折り畳みする。

【００２０】

【考案の効果】

本考案のエアコン清掃補助装置は、上部に開口があり、底部から排水ホースが 導出される汚物収集容器と、該汚物収集容器をエアコンの下方に取付するための 支持枠とで構成するので、清掃作業する際、支持枠はエアコンＡに掛けて、汚物 収集容器はエアコンの下方に吊持されるようになって、エアコンのカバー等を取 り外して、水又は洗浄剤でエアコン内部を清掃するとき、汚物は全部汚物収集容 器内に落下し、更にホースを介して汚物収集場所に排出することができる。 従って、エアコンの取り付けの専門業者に依頼する必要がなく、エアコンのフ ロンガスを放出したり、補充したりすることもなくなって、清掃作業は簡単にで きるばかりか、清掃コストも非常に安くなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例としてのエアコン清掃用補助装
置の構造を示す斜視図である。

【図２】図１のエアコン清掃用補助装置の支持枠の構造
を示す斜視図である。

【図３】図２に示す支持枠の折り畳み状態を示す図であ
る。

【図４】図１のエアコン清掃用補助装置の取付状態を示
す斜視図である。

【符合の説明】

１ 汚物収集容器 ２ 支持枠 ２１ 左枠部材 ２２ 右枠部材 ２３、２６ 上部材 ２４ 蝶番 ２５、２８ 側部材 ２３０、２３１、２３２、２３３ 係止孔 ２６１ ガイド槽 ２６２ バネ ２６３ 止め具

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上部に開口があり、底部から排水ホース
   が導出される汚物収集容器と、該汚物収集容器をエアコ
   ンの下方に取り付けるための支持枠とで構成することを
   特徴とするエアコン清掃用補助装置。
2. 【請求項２】 前記汚物収集容器は袋状のものであっ
   て、その開口には取付用バンドを設けることを特徴とす
   る請求項１に記載のエアコン清掃用補助装置。
3. 【請求項３】 前記支持枠は折り畳み可能なものである
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載のエアコン清掃
   用補助装置。
4. 【請求項４】 前記支持枠は、上部材及び該上部材と蝶
   番で連接されている側部材とで構成される「Ｌ」字状の
   左枠部材と、上部材及び該上部材と蝶番で連接されてい
   る側部材とで構成される「Ｌ」字状の右枠部材とからな
   り、前記右枠部材の上部材はガイド槽を有し、前記左枠
   部材の上部材は着脱自在に該ガイド槽内に挿入されるこ
   とを特徴とする請求項３に記載のエアコン清掃用補助装
   置。
5. 【請求項５】 前記上部材が前記ガイド槽への挿入を係
   止するための係止構造を有することを特徴とする請求項
   ４に記載のエアコン清掃用補助装置。
6. 【請求項６】 前記係止構造は、前記右枠部材の上部材
   には前記ガイド槽内に挿入する止め具を設けると共に前
   記左枠部材の上部材の側端には該止め具を入れるための
   孔を形成するように、構成されることを特徴とする請求
   項５に記載のエアコン清掃用補助装置。
7. 【請求項７】 前記ガイド槽内には該ガイド槽に挿入す
   る左枠部材の上部材を抵抗するバネを設けることを特徴
   とする請求項６に記載のエアコン清掃用補助装置。