JP3057293U - 三味線の胴とギターのネツクを組合せた弦楽器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 理想的な音質、音量、音色の弦楽器を得る。 【構成】 三味線の胴１に、ギターのネック２を、腕木
７と腕木を差し込む穴９を介して組合せた弦楽器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は今までに無かった音色で音楽を楽しむことが出来る弦楽器に関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来三味線やギターは高度に完成した弦楽器であるとの常識があり、本考案の ような弦楽器はなかつた。また音響板に皮などを使用するものにバンジョーが あるが、響胴は円形で浅く金属製で音色が異なる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

多くの音楽愛好家が今までに経験したことの無い音色を待ち望んでいた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、三味線の胴（１）にギターのネック（２）を組合せ て弦楽器とした。

【０００５】

【作用】

本考案は上記のような組合せにより、三味線の音色でもなく、ギターの音色で もない新しい音色を奏することが出来る。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。

【０００７】 図１、図２、図３において、三味線の胴（１）にギターのネック（２）の腕木 （７）をはめ込んで組合せ駒（３）を装着し、弦を張って弦楽器とする。

【０００８】

【考案の効果】 フレット（５）は正確な音階を作り出すものであるが、三味線の音よりも音足 を長くする効果がある。

【０００９】 ギターの響板は通常木製であるが本考案では動物の皮又は化学合成されたシー トまたは和紙等を響板とするものであるから、ギターとは異なった音色を発し、 音量も大きい。

【００１０】 フレット（５）があるので、ギターの奏法により独特の音色の和音を楽しむ事 が出来る。

【００１１】 以上を総合して演奏するとき、今までに経験した事のない楽しい音色で音楽を つくり、また新しいリズム形式を派生し、楽しむ事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】三味線の胴の斜視図である。

【図３】ギターのネックの斜視図である。

【符号の説明】 １ 三味線の胴 ２ ギターのネック ３ 駒 ４ 弦巻 ５ フレット ６ 響板 ７ 腕木 ８ ナット ９ 腕木を差し込む穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】動物の皮、又は化学合成されたシート又は
   和紙等を上面、下面に張った三味線の胴に、ギターのネ
   ック部分を組合せた弦楽器。