JP3057155U - 自動車用湯沸かし装置 - Google Patents

自動車用湯沸かし装置

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JP3057155U
JP3057155U JP1998007131U JP713198U JP3057155U JP 3057155 U JP3057155 U JP 3057155U JP 1998007131 U JP1998007131 U JP 1998007131U JP 713198 U JP713198 U JP 713198U JP 3057155 U JP3057155 U JP 3057155U
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water heater
pot body
pot
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JP1998007131U
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Inventor
良雄 小林
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有限会社小林運送
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラック、タクシー、自家用車などの車内に備
え付けて有効に利用することができる自動車用湯沸かし
装置を提供する。 【解決手段】車に搭載したバッテリーの電源を加熱の熱
源としたポット本体3と蓋体9とからなる湯沸かしポッ
ト2と、この湯沸かしポット2を保持するための受け皿
13と、湯沸かしポット3と電源を電気的に接続するた
めの接続コード20とからなるもので、湯沸かしポット
3を受け皿13で受け、また、接続コード20をマグネ
ットチャック形式とすることにより、車の走行中に湯沸
かしポット3が転倒したり、接続コード20が外れたり
することがなく安全性を確保したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、車内に備え付けて有効に利用することができる自動車用湯沸かし装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラック、バス、タクシー、自家用車などの自動車には、すべてバッテリーを DC(直流)電源として電気系統を構成しており、通常、トラック、タクシー、 自家用車などの車内にはシガーライターの機能を具備しているが、一般に給湯の ための設備はない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この給湯設備がないことは、車が交通渋滞などで停滞して車内に長時間閉じ込 められたときにその必要性をしばしば痛感するところであり、特に、高速道路な どにおける渋滞ではコンビニエンスストアや自動販売機を見つけて水分の補給を することができないので我慢を強いられることになる。 本考案の目的は、上記のような場合に有用な自動車用湯沸かし装置を提供せん とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かゝる目的を達成するため、本考案の請求項1は、自動車に搭載したバッテリ ーを電源として内部の水を加熱し、沸騰状態で保温に自動切替えできるポット本 体と、該本体の開口部を覆う開閉自在な蓋体とによって構成された湯沸かしポッ トと、前記ポット本体を載置する受け皿およびポット本体を前記電源に接続する 接続コードとからなることを特徴とする自動車用湯沸かし装置である。
【0005】 また、請求項2は、前記接続コードは、ポット本体に設けたソケットに差し込 むプラグを、マグネットプラグとしてなることを特徴とする請求項1記載の自動 車用湯沸かし装置である。
【0006】 さらに、請求項3は、前記受け皿は、前記ポット本体を載置する底部と下部外 周を適宜の高さで囲繞する外枠で構成し、外枠の内側に緩衝材を設けたものであ ることを特徴とする請求項1又は2記載の自動車用湯沸かし装置である。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の自動車用湯沸かし装置は、車に搭載したバッテリーのDC電源、好ま しくはDC24V、50/60Hzの電源を加熱のための熱源とした湯沸かしポ ットと、この湯沸かしポットが車の振動や急発進、急ブレーキ、急カーブなどで 転倒しないように安定に保持するための受け皿と、湯沸かしポットと電源を電気 的に接続するための接続コードとからなるもので、湯沸かしポットは、ポット本 体とその開口部を覆う開閉自在な蓋体とで構成されているものである。
【0008】 前記湯沸かしポットのポット本体は、車の走行時の転倒の危険性を考慮して好 ましくは、比較的背丈が低く胴部と底面を大きくして安定性を保持すると共に、 これを受け皿で受けてさらに安全を確保するものである。 ポット本体は、好ましくは、上部が開口して注水口を形成し、内底部にシーズ ヒーターなどによる発熱体を具備し、外周面には湯の注出口と把手および湯沸か しの際に点灯する加熱ランプと、沸いた湯を保温に切替えて保持することを示す 保温ランプとを有する。
【0009】 ポット本体に設けた前記発熱体は、ポットの下部外側に設けたソケットに接続 コードのプラグを差し込んで前記バッテリーの電源に接続するのであるが、プラ グは車の走行による揺れで外れたり、緩んで熱を持たないようにマグネットプラ グ形式とするものである。
【0010】 一方の蓋体には、ヒンジによってポット本体に開閉自在に結合されているもの で、好ましくは、閉止状態でロックされる開閉ボタンと、天頂部に一度押すと湯 を出すことができ、もう一度押すとロックされて湯が出ないようになるロックボ タンを設けている。
【0011】 また、前記受け皿は、好ましくは、湯がこぼれて周囲に流れないように、少な くとも底板に孔などを有しない底板とその周囲の外枠で形成されたもので、外枠 の内側にはポット本体との間でガタツキなどがないにように緩衝材に適宜に設け ると共に、底板の裏面を滑り止めのための粗面にするなどの対策を講じているも のである。 この受け皿の枠部には、前記マグネットプラグをポット本体に接続するための 切欠き又は透孔、ポット本体の把手を支障なく収めるための切欠きおよび前記沸 かしランプと保温ランプの表示のための透孔などを設けることができる。
【0012】
【作用】
本考案の自動車用湯沸かし装置は、車に搭載したバッテリーの電源を加熱のた めの熱源として湯沸かしポット内の水を加熱するもので、湯沸かしポットを受け 皿で受けて車の振動や急発進、急ブレーキ、急カーブなどで転倒しないように安 定に保持し、また、湯沸かしポットと電源を電気的に接続するための接続コード をマグネットチャック形式とすることにより走行中に接続コードが外れたりする ことがない。
【0013】 したがって、かゝる自動車用湯沸かし装置を車内に設置することによって、走 行時の喉の渇きを紅茶、コーヒー、日本茶などでいやすことができ、また、イン スタント麺のための湯やレトルト食品の加熱用として利用することができ、コン ビニエンスストアや自動販売機を探して出向く必要が解消される。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の自動車用湯沸かし装置について添付の図面を引用してさらに具 体的に説明する。 図1に示す自動車用湯沸かし装置1は、DC24V、50/60Hzのバッテ リー電源を加熱のための熱源とした湯沸かしポット2と、受け皿13および接続 コード20とから構成されるものである。
【0015】 湯沸かしポット2はポット本体3と蓋体9とからなり、ポット本体3は比較的 背丈が低く胴部と底面を大きくしてずんぐりしたダルマ形のもので、上部が開口 して注水口4を形成し、図示しないが内底部にシーズヒーターなどによる発熱体 を具備し、この発熱体はポット本体2の下部外面に設けたソケット(図示せず) に繋がっている。 また、ポット本体2の外周面には湯の注出口5と把手6および湯沸かしの際の 加熱中に点灯する加熱ランプ7と、沸いた湯が保温に切替わったことを示す保温 ランプ8とが設けられており、湯が沸いたときに前記加熱ランプ7が消灯すると 共に上記保温ランプ8が点灯するようになっている。
【0016】 蓋体9は、ヒンジ10によってポット本体に開閉自在に結合され、その天頂部 にはロックボタン11が設けられ、このロックボタン11は、一度押すと湯を出 すことができ、もう一度押すとロックされて湯が出ないようになるものである。 また、ヒンジ10に対向する前側にはポット本体3に閉止した状態でロックさ れる開閉ボタン12を設けている。
【0017】 受け皿13は、裏面を粗面として形成した円形の底板14と、該底板14の周 縁に適宜の高さで設けた外枠15で形成されており、外枠15の所定位置には、 前記ポット本体3の把手6の下部を嵌め込むための切欠き16、前記加熱ランプ 7と保温ランプ8の点滅を共通して見ることができる透孔17およびポット本体 3の前記ソケットに接続コード20を差し入れて接続するための透孔18をそれ ぞれ形成している。 また、外枠15の内側には3ヶ所に渡ってフェルトなどで形成した緩衝材19 が貼着されている。
【0018】 接続コード20の電源側への接続は、電源の取出側の接続端を通常の差込プラ グ22など車の電源の取り出し形式に合わせたものを使用するが、ポット本体3 のソケット側への接続はマグネットプラグ21による接続形式とすることによっ て、車の走行による揺れで外れたり、あるいは緩んで熱を持つことがなく、確実 な接続が可能である。なお、図示しないが、この接続コード20の中間の適宜の 位置にスライド式のスイッチなどを設けて通電のオン・オフを行うようにしても よい。
【0019】 上記した自動車用湯沸かし装置1は、自動車の車内の運転席横など所要の部位 に受け皿13を載せ、その上に水を入れた湯沸かしポット2のポット本体3を置 いてポット本体3に設けた把手6の下部を受け皿13の外枠15に形成した切欠 き16に嵌め込むことによって、透孔17が加熱ランプ7や保温ランプ8に一致 し、透孔18がソケットの位置に一致する。
【0020】 したがって、透孔18を通して接続コード20のマグネットプラグ21をポッ ト本体3のソケットに差し込み、他方の車内電源側に差込プラグ22を接続する ことによってポット本体3内のヒーターに通電して水を沸かすことができ、この 加熱中は加熱ランプ7が点灯する。加熱によって水が沸騰状態(約35分で沸騰 する)となれば、保温に切り替わって保温ランプ8が点灯する。
【0021】 湯を取り出す必要があれば、蓋体9に設けたロックボタン11を押すことによ って、注出口5から注ぎ出すことができ、ロックボタン11を再び押すことによ って注出をロックすることができる。
【0022】 この自動車用湯沸かし装置1は、湯沸かしポット2がずんぐりした形態である ことに加えて、これを受け皿13で受けて安定に保持しているので、車の振動や 急発進、急ブレーキ、急カーブなどで転倒するようなことがなく、常時安定して おり、また、ポット本体3と接続コード20との接続をマグネットプラグ形式と することにより、走行中にコードが外れたり、接続不良となることがなく、安全 に使用することができる。
【0023】 したがって、かゝる自動車用湯沸かし装置1を車内に設置することによって、 走行時に湯や、紅茶、コーヒー、日本茶などにして喉の渇きをいやすことができ 、また、インスタント麺のための湯やレトルト食品の加熱用の湯として利用する ことができ、交通渋滞などの際に、コンビニエンスストアや自動販売機を探して 出向く必要が完全に解消される。
【0024】
【考案の効果】
本考案の自動車用湯沸かし装置は、車に搭載したバッテリーの電源を加熱の熱 源として湯沸かしポットと、この湯沸かしポットが転倒しないように安定に保持 するための受け皿と、湯沸かしポットと電源を電気的に接続するための接続コー ドとからなるもので、湯沸かしポットを受け皿で受けて車の振動や急発進、急ブ レーキ、急カーブなどで転倒しないように安定に保持し、また、湯沸かしポット と電源を電気的に接続するための接続コードをマグネットチャック形式とするこ とにより走行中に接続コードが外れたりすることがなく、これらによって安全性 を確保したものである。 したがって、かゝる本考案の自動車用湯沸かし装置を車内に設置することによ って、走行時に湯や、紅茶、コーヒー、日本茶などにして喉の渇きをいやすこと ができ、また、インスタント麺のための湯やレトルト食品の加熱用として利用す ることができ、コンビニエンスストアや自動販売機を探して出向く必要が解消さ れる。 この自動車用湯沸かし装置は、特に遠距離輸送のトラックドライバーにとって 無理なく湯を使用できる点において高い有用性を有するものである。
【提出日】平成10年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の自動車用湯沸かし装置は、車に搭載したバッテリーのDC電源、好ま しくはDC24Vの電源を加熱のための熱源とした湯沸かしポットと、この湯沸 かしポットが車の振動や急発進、急ブレーキ、急カーブなどで転倒しないように 安定に保持するための受け皿と、湯沸かしボットと電源を電気的に接続するため の接続コードとからなるもので、湯沸かしポットは、ポット本体とその開口部を 覆う開閉自在な蓋体とで構成されているものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【実施例】
以下、本考案の自動車用湯沸かし装置について添付の図面を引用してさらに具 体的に説明する。 図1に示す自動車用湯沸かし装置1は、DC24Vのバッテリー電源を加熱の ための熱源とした湯沸かしポット2と、受け皿13および接続コード20とから 構成されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車用湯沸かし装置の一例を示す部
分分解斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車用湯沸かし装置 2 湯沸かしポット 3 ポット本体 4 注水口 5 注出口 6 把手 7 加熱ランプ 8 保温ランプ 9 蓋体 10 ヒンジ 11 ロックボタン 12 開閉ボタン 13 受け皿 14 底板 15 外枠 16 切欠き 17,18 透孔 19 緩衝材 20 接続コード 21 マグネットプラグ 22 差込プラグ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載したバッテリーを電源とし
    て内部の水を加熱し、沸騰状態で保温に自動切替えでき
    るポット本体と、該本体の開口部を覆う開閉自在な蓋体
    とによって構成された湯沸かしポットと、前記ポット本
    体を載置する受け皿およびポット本体を前記電源に接続
    する接続コードとからなることを特徴とする自動車用湯
    沸かし装置。
  2. 【請求項2】 前記接続コードは、ポット本体に設けた
    ソケットに差し込むプラグを、マグネットプラグとして
    なることを特徴とする請求項1記載の自動車用湯沸かし
    装置。
  3. 【請求項3】 前記受け皿は、前記ポット本体を載置す
    る底部と下部外周を適宜の高さで囲繞する外枠で構成
    し、外枠の内側に緩衝材を設けたものであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の自動車用湯沸かし装置。
JP1998007131U 1998-08-31 1998-08-31 自動車用湯沸かし装置 Expired - Lifetime JP3057155U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041654A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Zojirushi Corp 加熱容器

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