JP3056877U - コンクリート側溝構造、側溝躯体及び側溝蓋 - Google Patents

コンクリート側溝構造、側溝躯体及び側溝蓋

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JP3056877U JP1998006440U JP644098U JP3056877U JP 3056877 U JP3056877 U JP 3056877U JP 1998006440 U JP1998006440 U JP 1998006440U JP 644098 U JP644098 U JP 644098U JP 3056877 U JP3056877 U JP 3056877U
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勝正 内海
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株式会社ウチコン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路等の側部に埋設設置されて排水路として
使用されるコンクリート側溝構造、側溝躯体及び側溝蓋
を提供する。 【解決手段】 側溝躯体は、所定の型枠により製造さ
れ、連続して延設される上部傾斜面部102、湾曲面部
103、下部垂直面部104、水平面部105、溝壁部
106と更に延設される底面部107を有する。側溝蓋
は、所定の型枠により製造され、連続して延設される上
部傾斜面部109、湾曲面部110、下部垂直面部11
1を有する。側溝躯体上に側溝蓋を載置した場合、側溝
蓋の湾曲面部110が側溝躯体の角部上で線接触するこ
とになる。各型枠の型面により形成される表面は平滑
で、各型枠の型面によらず形成される、躯体及び蓋の各
底面部の表面は凹凸を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、道路等の側部に埋設設置されて排水路として使用されるコンクリー ト側溝構造、側溝躯体及び側溝蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の側溝は、U字溝のものが一般である。例えば、本出願人は、先に実用新 案登録第3031035号に示す側溝を提案した。 この側溝は、図14乃至図16に示すように側溝躯体101と側溝蓋108で 構成される。
【0003】 側溝躯体101は、対向する各側溝壁102A、102B内面に形成された上 部傾斜面部102a、102bと、これらの上部傾斜面部102a、102bに 連続して下方に延設された湾曲面部103a、103bと、これらの湾曲面部1 03a、103bに連続して下方に延設された下部垂直面部104a、104b と、これらの各下部垂直面部104a、104bに連続する水平面部105a、 105bと、これらの各水平面部105a、105bに連続する溝壁部106a 、106bと、これらの溝壁部106a、106bに共通に連続する底面部10 7とで形成される。
【0004】 また、側溝蓋108は、図15にも示すように、これが上記上部傾斜面部10 2a、102bに対し図16に示すような微小間隔G1を有して対峙するように 配置される蓋上部傾斜面部109a、109bと、これらの蓋上部傾斜面部10 9a、109bに連続して下方に延設されて、上記湾曲面部103a、103b に対し線接触しながら対峙される蓋湾曲面部110a、110b及びこれらの蓋 湾曲面部110a、110bに連続して下方に延設されて、図16に示すように 、上記下部垂直面部104a、104bに対して微小間隔G2を有して対峙され る蓋下部垂直面部111a、111bとで形成される。
【0005】 そして、側溝躯体101の湾曲面部103a、103bと側溝蓋108の蓋湾 曲面部10a、10bとは、その下端Pで線接触している。この時、側構躯体1 01の下部垂直面部104a、104bの方が側溝蓋108の蓋下部垂直面部1 11a、111bより長く形成され、側溝躯体101の水平面部105a、10 5bと側溝蓋108の下面との間には隙間が形成される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記観点に鑑みてなされたものであり、軽量で「そり及びねじれ」 も生ずることがないコンクリート側溝躯体成形用型枠及び/又は側溝蓋成型用型 枠を用いて安価に且つ確実に成形され、また、側溝躯体の角部上で側溝蓋の湾曲 面部に対して線接触する構造を保証し、更に、線接触する部分及び配設した場合 において人目に触れる表面部分は凹凸がなく且つ人目に触れない裏面部分は凹凸 がある、側溝構造、側溝躯体及び側溝蓋を提供することを課題とする。 本考案は、上記観点に鑑みてなされたものであり、軽量で「そり及びねじれ」 も生ずることがないコンクリート側溝躯体成形用型枠及び側溝蓋成型用型枠を用 いて安価に且つ確実に成形される側溝躯体及び側溝蓋であって、側溝躯体の角部 上と側溝蓋の湾曲面部は線接触する。この各表面部分は凹凸がなく、各裏面部分 は凹凸を有する側溝躯体及び側溝蓋と、この側溝躯体に側溝蓋を配設した場合、 側溝躯体の角部上で側溝蓋の湾曲面部に対して線接触する。この線接触する部分 及び側溝躯体に側溝蓋を配設した場合において人目に触れる表面部分は凹凸がな く且つ人目に触れない裏面部分は凹凸がある側溝構造とを提供することを課題と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本第1考案のコンクリート側溝構造は、対向する側溝壁内面部に形成された躯 体上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延長された躯体湾曲面部 、該躯体湾曲面部に連続して下方に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂 直面部に連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体溝壁部及び該躯 体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を有する側溝躯体と、上記躯体上部傾斜面 部に対し微小間隔を有して対峙される蓋上部傾斜面部、該蓋上部傾斜面部に連続 して下方に延設されて、上記躯体湾曲面部に対し線接触しながら対峙される蓋湾 曲面部及び該蓋湾曲面部に連続して下方に延設されて、上記躯体下部垂直面部に 微小間隔を有して対峙される蓋下部垂直面部を有する側溝蓋とからなり、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延設される躯体下部垂直 面部との間に形成される一対の躯体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝 蓋に設けられている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺に立設される一対の外 枠側板及び該外枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成 される外型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠とよりなり、且つ 前記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記 躯体垂直面部、前記躯体水平面部、前記躯体溝壁部及び前記躯体底面部に各々対 応する内枠上部傾斜面部、内枠湾曲面部、内枠垂直面部、内枠水平面部、内枠溝 壁部及び内枠底面部を有する側溝躯体成形用型枠により成形されたものであり、 上記側溝蓋は、蓋枠底板、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠 側板及び該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠妻板とで形成さ れ、且つ前記蓋枠側板は、前記側溝蓋の蓋上部傾斜面部、蓋湾曲面部及び蓋下部 垂直面部に各々対応する蓋枠上部傾斜面部、蓋枠湾曲面部及び蓋枠下部垂直面部 を有する側溝蓋成形用型枠により成形されたものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面部、上記内枠下部垂直面 部、上記内枠水平面部及び上記内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部 傾斜面部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯体水平面部及び上 記躯体溝壁部の各表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上 記外枠側板によって形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成され、上 記内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開口部分で型面によらずに形成され る側溝躯体の底面部の表面は凹凸を有し、 上記側溝蓋形成用型枠の上記蓋枠底板よって形成された上面部の表面は型面に 対応して平滑に構成され、且つ、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の 蓋枠側板よって各々形成された、上記蓋上部傾斜面部、上記蓋湾曲面部及び上記 蓋下部垂直面部の各表面は平滑に構成され、該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立 設される一対の蓋枠妻板によって形成された前後端面部の表面は平滑に構成され 、上記蓋枠側板及び上記蓋枠妻板によって囲まれた上方開口部分で型枠によらず に形成される側溝蓋の底面部の表面は凹凸を有することを特徴とする。
【0008】 本第2考案のコンクリート側溝構造は、対向する側溝壁内面部に形成された躯 体上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延長された躯体湾曲面部 、該躯体湾曲面部に連続して下方に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂 直面部に連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体溝壁部及び該躯 体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を有する側溝躯体と、上記躯体上部傾斜面 部に対し微小間隔を有して対峙される蓋上部傾斜面部、該蓋上部傾斜面部に連続 して下方に延設されて、上記躯体湾曲面部に対し線接触しながら対峙される蓋湾 曲面部及び該蓋湾曲面部に連続して下方に延設されて、上記躯体下部垂直面部に 微小間隔を有して対峙される蓋下部垂直面部を有する側溝蓋とからなり、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延設される躯体下部垂直 面部との間に形成される一対の躯体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝 蓋に設けられている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺に立設される一対の外 枠側板及び該外枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成 される外型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠とよりなり、且つ 上記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記 躯体溝壁部及び前記躯体底面部に各々対応する内枠上部傾斜面部、内枠湾曲面部 、内枠溝壁部及び内枠底面部を有し、且つ前記内枠湾曲面部と該内枠溝壁部との 境界部分に段部形成部材を介在させてなる側溝躯体成形用型枠により成形された ものであり、 上記側溝蓋は、蓋枠底板、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠 側板及び該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠妻板とで形成さ れ、且つ前記蓋枠側板は、前記側溝蓋の蓋上部傾斜面部、蓋湾曲面部及び蓋下部 垂直面部に各々対応する蓋枠上部傾斜面部、蓋枠湾曲面部及び蓋枠下部垂直面部 を有する側溝蓋成形用型枠により成形されたものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面部、上記内枠下部垂直面 部、上記内枠水平面部及び上記内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部 傾斜面部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯体水平面部及び上 記躯体溝壁部の表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記 外枠側板によって形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成され、上記 内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開口部分で型面によらずに形成される 側溝躯体の底面部の表面は凹凸を有し、上記側溝蓋形成用型枠の上記蓋枠底板よ って形成された上面部の表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、該蓋枠底 板の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠側板よって各々形成された、上記蓋上 部傾斜面部、上記蓋湾曲面部及び上記蓋下部垂直面部の表面は平滑に構成され、 該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠妻板によって形成された 前後端面部の表面は平滑に構成され、上記蓋枠側板及び上記蓋枠妻板によって囲 まれた上方開口部分で型枠によらずに形成される側溝蓋の底面部の表面は凹凸を 有することを特徴とする。
【0009】 本第3考案のコンクリート側溝躯体は、対向する側溝壁内面部に形成された躯 体上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延長された躯体湾曲面部 、該躯体湾曲面部に連続して下方に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂 直面部に連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体溝壁部及び該躯 体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を有する側溝躯体であって、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延設される躯体下部垂直 面部との間に形成される一対の躯体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝 蓋に設けられている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺に立設される一対の外 枠側板及び該外枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成 される外型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠とよりなり、且つ 前記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記 躯体垂直面部、前記躯体水平面部、前記躯体溝壁部及び前記躯体底面部に各々対 応する内枠上部傾斜面部、内枠湾曲面部、内枠垂直面部、内枠水平面部、内枠溝 壁部及び内枠底面部を有する側溝躯体成形用型枠により成形されたものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面部、上記内枠下部垂直面 部、上記内枠水平面部及び上記内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部 傾斜面部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯体水平面部及び上 記躯体溝壁部の表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記 外枠側板によって形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成され、上記 内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開口部分で型面によらずに形成される 側溝躯体の底面部の表面は凹凸を有することを特徴とする。
【0010】 本第4考案のコンクリート側溝躯体は、対向する側溝壁内面部に形成された躯 体上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延長された躯体湾曲面部 、該躯体湾曲面部に連続して下方に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂 直面部に連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体溝壁部及び該躯 体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を有する側溝躯体であって、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延設される躯体下部垂直 面部との間に形成される一対の躯体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝 蓋に設けられている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺に立設される一対の外 枠側板及び該外枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成 される外型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠とよりなり、且つ 上記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記 躯体溝壁部及び前記躯体底面部に各々対応する内枠上部傾斜面部、内枠湾曲面部 、内枠溝壁部及び内枠底面部を有し、且つ前記内枠湾曲面部と該内枠溝壁部との 境界部分に段部形成部材を介在させてなる側溝躯体成形用型枠により成形された ものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面部、上記内枠下部垂直面 部、上記内枠水平面部及び上記内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部 傾斜面部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯体水平面部及び上 記躯体溝壁部の表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記 外枠側板によって形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成され、上記 内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開口部分で型面によらずに形成される 側溝躯体の底面部の表面は凹凸を有することを特徴とする。
【0011】 本第5考案のコンクリート側溝蓋は、上記躯体上部傾斜面部に対し微小間隔を 有して対峙される蓋上部傾斜面部、該蓋上部傾斜面部に連続して下方に延設され て、上記躯体湾曲面部に対し線接触しながら対峙される蓋湾曲面部及び該蓋湾曲 面部に連続して下方に延設されて、上記躯体下部垂直面部に微小間隔を有して対 峙される蓋下部垂直面部を有する側溝蓋であって、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延設される躯体下部垂直 面部との間に形成される一対の躯体角部上で、上記蓋湾曲面部に対して線接触が なされ、 蓋枠底板、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠側板及び該蓋枠 底板の他の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠妻板とで形成され、且つ前記蓋 枠側板は、前記側溝蓋の蓋上部傾斜面部、蓋湾曲面部及び蓋下部垂直面部に各々 対応する蓋枠上部傾斜面部、蓋枠湾曲面部及び蓋枠下部垂直面部を有する側溝蓋 成形用型枠により成形されたものであり、 上記側溝蓋形成用型枠の上記蓋枠底板よって形成された上面部の表面は型面に 対応して平滑に構成され、且つ、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の 蓋枠側板よって各々形成された、上記蓋上部傾斜面部、上記蓋湾曲面部及び上記 蓋下部垂直面部の表面は平滑に構成され、該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設 される一対の蓋枠妻板によって形成された前後端面部の表面は平滑に構成され、 上記蓋枠側板及び上記蓋枠妻板によって囲まれた上方開口部分で型枠によらずに 形成される側溝蓋の底面部の表面は凹凸を有することを特徴とする。 上記各考案において上記側溝躯体及び側溝蓋の各底面部の表面は、型面によら ずに自然の開放状態で硬化されるので、この表面には凹凸が生じることとなる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施例により具体的に説明する。 (1)側溝躯体成型用型枠及びそれを用いた側溝躯体の製造 図1は側溝躯体を成形する側溝躯体成型用型枠を示す正面図、図2は同側面図 、図3は同平面図、図4は図2のI−I線断面図、図5(a)は図4のA部拡大 図で、図5(b)〜(f)はそれぞれ別の形態を示す。図6は図2のI−I線断 面図で、側溝躯体成型用型枠を開放した状態を示す。図7は側溝躯体成型用型枠 を開放した状態を示す側面図である。 本側溝躯体成型用型枠は外型枠1及び内型枠2からなる。
【0013】 外型枠1は、底板3、側板4及び妻板5とで形成され、側板4及び妻板5は、 底板3の端部にヒンジ6結合され、開閉可能となっている。この側板4及び妻板 5は、クランプ7にて締付けされており、この状態(図1乃至図4)でコンクリ ート打ちされ、側溝躯体の成形が行なわれ、一定期間養生された後、クランプ7 を外し、側板4及び妻板5を図6及び図7に示すように開放して完成した側溝を 取り出す。また、側板4及び妻板5には、強度を向上させるためにアングル8や フラットバー9が設けられている。
【0014】 前記外型枠を形成する底板3、側板4及び妻板5は、図14に示す側溝躯体の 外形を形成する構成であって、底板3は長方形状で、その長辺が側溝躯体の長さ に対応し、短辺が側構躯体の幅に対応しており、その長辺側と短辺側に側板4と 妻板5が、それぞれヒンジ6結合されて立設されている。 また、図1に示すように妻板5の側板4と妻板5との境界部分には、打設され たコンクリートの漏れ出しを防止するゴムパッキン11を入れるゴムパッキン収 容部10が設けられている。
【0015】 そして、前記底板3の所定の位置には、図4に示すように内型枠として、U字 溝を形成するU字板12が、開口部12aを底板3に向けて伏せるようにして載 置固定されている。 このU字板12は、図14に示す側溝躯体のU字溝を形成するもので、図14 に示す側溝躯体101の対向する上部傾斜面部102a、102b、湾曲面部1 03a、103b、溝壁部106a、106b及び底面部7に対応する形状に形 成される。
【0016】 また、図14に示す側溝躯体の下部垂直面部104a、104b及びその下部 垂直面部104a、104bに連続する水平面部105a、105bを形成する ため、U字板12の湾曲面部23a、23bと溝壁部26a、26bとの境界に は、図4に示すような段部形成部材13が設置される。 更に、U字板12には、蓋がかり部を湾曲面部としたことに起因する側溝躯体 成型用型枠のそり及びねじれを防止するための補強材14が設けられている。こ の補強材14としては、図5(a)に示すようなフラットバー14a、図5(b )に示すようなアングル材14b、図5(c)に示すようなチャンネル材14c 、図5(d)に示すような角パイプ材14d、図5(c)に示すような丸パイプ 材l4c及び図5(f)に示すようなチャンネル材14f、等を例示することが できる。 底板3、側板4、妻板5及びU字板12とにより、図14に示すような側溝躯 体101を形成する側溝躯体成型用型枠が形成され、この型枠にコンクリートを 打設し、硬化させ、その後型枠を開き、取り出して側溝躯体が製造される。(図 4、図6及び図7参照)
【0017】 (2)側溝蓋成型用型枠及びそれを用いた側溝蓋の製造 図8は側溝蓋を成形する側溝蓋成型用型枠を示す正面図、図9は同側面図、図 10は同平面図、図11は図9のII−II線断面図、図12は図11の開放状態を 示す断面図、図13は側溝蓋成型用型枠の開放状態を示す側面図である。
【0018】 この側溝蓋成型用型枠は、図14乃至図16に示すように上部傾斜面部102 a、102bに対し微小間隔G1を有して対峙するように配置される蓋上部傾斜 面部109a、109bと、これらの蓋上部傾斜面部109a、109bに連続 して下方に延設されて、上記湾曲面部103a、103bに対し線接触しながら 対峙される蓋湾曲面部110a、110b及びこれらの蓋湾曲面部110a、1 10bに連続して下方に延設されて、上記下部垂直面部104a、104bに対 して微小間隔G2を有して対峙される蓋下部垂直面部111a、111bとで形 成される側溝蓋108を成形するものである。
【0019】 この側溝蓋108の側溝蓋成型用型枠は、底板15、側板16及び妻板17と で形成され、側板16及び妻板17は、底板15の端部にヒンシ18結合され、 開閉可能となっている。 この側板16及び妻板17は、クランプ19で締付けされており、この状態( 図8乃至図11)でコンクリート打ちされ、側溝蓋の成形が行なわれ、一定期間 養生された後、クランプ19を外し、側板16及び妻板17を図12及び図13 に示すように開放して完成した側溝蓋を取り出す。 また、側板16及び妻板17には、強度を向上させるためにアングル20やフ ラットバー21が設けられている。
【0020】 また、この側溝蓋成型用型枠は、底板15、側板16及び妻板17で、側溝蓋 を成形できる形状とされている。すなわち、底板15は長方形状で、その長辺が 側溝蓋の長さに対応し、短辺が側溝蓋の幅に対応しており、その長辺と短辺側に 側板16と妻板17がそれぞれヒンジ18結合されている。
【0021】 そして、前記側板16は、図14乃至図16に示す側溝蓋108の形状に対応 して形成されている。すなわち、側板16は、蓋上部傾斜面部109a、109 bに対応する上部傾斜面部39a、39b、蓋湾曲面部110a、110bに対 応する湾曲面部40a、40b及び蓋下部垂直面部111a、111bに対応す る下部垂直面部41a、41bの形状に構成されている。
【0022】 従って、底板15、側板16及び妻板17で構成する側溝蓋成型用型枠に、コ ンクリートを流し込んで成形すると、図14乃至図16に示すような側溝躯体1 01の上部傾斜面部102a、102bに対し微小間隔G1を有して対峙するよ うに配置される蓋上部傾斜面部109a、109bと、これらの蓋上部傾斜曲部 109a、109bに連続して下方に延設されて、上記湾曲面部103a、10 3bに対し線接触しながら対峙される蓋湾曲面部110a、110b及びこれら の蓋湾曲面部110a、110bに連続して下方に延設されて、上記下部垂直面 部104a、104bに対して微小間隔G2を有して対峙される蓋下部垂直面部 111a、111bを有する側溝蓋108が製造される。(図11、図12及び 図13)
【0023】 (3)側溝構造 前記図14及び図16に示すように、側溝躯体101に側溝蓋108を配設し た場合、上記側溝躯体の躯体湾曲面部103a、103bと上記側溝蓋の蓋湾曲 面部110a、110bとは、線接触しながら対峙する側溝構造となる。
【0024】
【考案の効果】
以上の通り、本考案のコンクリート側溝躯体は、所定の側溝躯体成型用型枠を 用いて形成される。上記側溝躯体は対向する各側溝壁内面に形成された上部傾斜 面部と、これらの上部傾斜面部に連続して下方に延設された湾曲面部と、これら の湾曲面部に連続して下方に延設された下方垂直面部と、これらの各下部垂直面 部に連続する水平面部と、これらの各水平面部に連続する溝壁部と、これらの溝 壁部に共通に連続する底面部とで形成される側構躯体である。 この側溝躯体は内枠湾曲面部と内枠溝壁部との境界部分に段部形成部材を介在 させて製造した場合は、この段部形成部材に応じた形状をなし、下部垂直面部及 びこれに連続する水平面部を形成するための段部の形状を形成する必要がなく、 製造が容易である。 また、この側溝躯体は湾曲面部において、側溝蓋の蓋湾曲面部と線接触しなが ら対峙する。更に、上記側溝躯体成型用型枠の型面よらずに形成される底面部の 表面は凹凸を有する。
【0025】 本考案のコンクリート側溝蓋は、所定の側溝蓋成型用型枠を用いて形成される 。上記側溝蓋は対向する蓋上部傾斜面部と、これらの蓋上部傾斜面部に連続して 下方に延設される、蓋湾曲面部及びこれらの蓋湾曲面部に連続して下方に延設さ れる蓋下部垂直面部とで形成される側溝蓋である。 この側溝蓋は蓋湾曲面部において、側溝躯体の湾曲面部と線接触しながら対峙 する。また、上記側溝蓋成型用型枠の型面よらずに形成される底面部の表面は凹 凸を有する。
【0026】 本考案のコンクリート側溝構造は、前記側溝躯体に側溝蓋を載置することによ り形成される側溝構造である。この側溝構造は前記側溝躯体の湾曲面部と前記側 溝蓋の蓋湾曲面部とで線接触しながら対峙する。 また、前記側溝躯体成型用型枠及び前記側溝蓋成型用型枠の型面によらず形成 された、側溝躯体の底面部及び側溝蓋の底面部、即ち、人目に触れる表面部分は 凹凸がなく且つ人目に触れない裏面部分は凹凸がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる側溝躯体成形用型枠を示す正
面図である。
【図2】本実施例にかかる側溝躯体成形用型枠を示す側
面図である。
【図3】本実施例にかかる側溝躯体成形用型枠を示す平
面図である。
【図4】図2のI−I線断面図である。
【図5】(a)は図4のA部拡大図で、(b)〜(f)
はそれぞれ別の形態を示す拡大図である。
【図6】図2のI−I線断面図で、側溝躯体成型用型枠
を開放した状態を示す。
【図7】側溝躯体成型用型枠を開放した状態を示す側面
図である。
【図8】本実施例にかかる側溝蓋成形用型枠を示す正面
図である。
【図9】本実施例にかかる側溝蓋成形用型枠を示す側面
図である。
【図10】本実施例にかかる側溝蓋成形用型枠を示す平
面図である。
【図11】図9のII−II線断面図である。
【図12】図9のII−II線断面図で、側溝蓋成形用型枠
の開放状態を示す。
【図13】側溝蓋成形用型枠の開放状態を示す側面図で
ある。
【図14】本実施例にかかる側溝構造を示す縦断面図で
ある。
【図15】本実施例にかかる側溝蓋を示す正面図であ
る。
【図16】本実施例にかかる側溝構造の要部を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
1;側溝躯体成形用外型枠、2;側溝躯体成形用内型枠、
3、15;底板、4、16;側板、5、17;妻板、6、
18;ヒンジ、7、19;クランプ、12;U字板(内型
枠)、13;段部形成部材、14;補強材。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する側溝壁内面部に形成された躯体
    上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延
    長された躯体湾曲面部、該躯体湾曲面部に連続して下方
    に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂直面部に
    連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体
    溝壁部及び該躯体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を
    有する側溝躯体と、 上記躯体上部傾斜面部に対し微小間隔を有して対峙され
    る蓋上部傾斜面部、該蓋上部傾斜面部に連続して下方に
    延設されて、上記躯体湾曲面部に対し線接触しながら対
    峙される蓋湾曲面部及び該蓋湾曲面部に連続して下方に
    延設されて、上記躯体下部垂直面部に微小間隔を有して
    対峙される蓋下部垂直面部を有する側溝蓋とからなり、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延
    設される躯体下部垂直面部との間に形成される一対の躯
    体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝蓋に設け
    られている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺
    に立設される一対の外枠側板及び該外枠底板の他の一対
    の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成される外
    型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠と
    よりなり、且つ前記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体
    上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記躯体垂直面部、
    前記躯体水平面部、前記躯体溝壁部及び前記躯体底面部
    に各々対応する内枠上部傾斜面部、内枠湾曲面部、内枠
    垂直面部、内枠水平面部、内枠溝壁部及び内枠底面部を
    有する側溝躯体成形用型枠により成形されたものであ
    り、 上記側溝蓋は、蓋枠底板、該蓋枠底板の一対の対向辺に
    立設される一対の蓋枠側板及び該蓋枠底板の他の一対の
    対向辺に立設される一対の蓋枠妻板とで形成され、且つ
    前記蓋枠側板は、前記側溝蓋の蓋上部傾斜面部、蓋湾曲
    面部及び蓋下部垂直面部に各々対応する蓋枠上部傾斜面
    部、蓋枠湾曲面部及び蓋枠下部垂直面部を有する側溝蓋
    成形用型枠により成形されたものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面
    部、上記内枠下部垂直面部、上記内枠水平面部及び上記
    内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部傾斜面
    部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯
    体水平面部及び上記躯体溝壁部の各表面は型面に対応し
    て平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記外枠側板に
    よって形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構
    成され、上記内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方
    開口部分で型面によらずに形成される。側溝躯体の底面
    部の表面は凹凸を有し、 上記側溝蓋形成用型枠の上記蓋枠底板よって形成された
    上面部の表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、
    該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠側板
    よって各々形成された、上記蓋上部傾斜面部、上記蓋湾
    曲面部及び上記蓋下部垂直面部の各表面は平滑に構成さ
    れ、該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の
    蓋枠妻板によって形成された前後端面部の表面は平滑に
    構成され、上記蓋枠側板及び上記蓋枠妻板によって囲ま
    れた上方開口部分で型枠によらずに形成される側溝蓋の
    底面部の表面は凹凸を有することを特徴とするコンクリ
    ート側溝構造。
  2. 【請求項2】 対向する側溝壁内面部に形成された躯体
    上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延
    長された躯体湾曲面部、該躯体湾曲面部に連続して下方
    に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂直面部に
    連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体
    溝壁部及び該躯体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を
    有する側溝躯体と、 上記躯体上部傾斜面部に対し微小間隔を有して対峙され
    る蓋上部傾斜面部、該蓋上部傾斜面部に連続して下方に
    延設されて、上記躯体湾曲面部に対し線接触しながら対
    峙される蓋湾曲面部及び該蓋湾曲面部に連続して下方に
    延設されて、上記躯体下部垂直面部に微小間隔を有して
    対峙される蓋下部垂直面部を有する側溝蓋とからなり、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延
    設される躯体下部垂直面部との間に形成される一対の躯
    体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝蓋に設け
    られている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺
    に立設される一対の外枠側板及び該外枠底板の他の一対
    の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成される外
    型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠と
    よりなり、且つ上記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体
    上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記躯体溝壁部及び
    前記躯体底面部に各々対応する内枠上部傾斜面部、内枠
    湾曲面部、内枠溝壁部及び内枠底面部を有し、且つ前記
    内枠湾曲面部と該内枠溝壁部との境界部分に段部形成部
    材を介在させてなる側溝躯体成形用型枠により成形され
    たものであり、 上記側溝蓋は、蓋枠底板、該蓋枠底板の一対の対向辺に
    立設される一対の蓋枠側板及び該蓋枠底板の他の一対の
    対向辺に立設される一対の蓋枠妻板とで形成され、且つ
    前記蓋枠側板は、前記側溝蓋の蓋上部傾斜面部、蓋湾曲
    面部及び蓋下部垂直面部に各々対応する蓋枠上部傾斜面
    部、蓋枠湾曲面部及び蓋枠下部垂直面部を有する側溝蓋
    成形用型枠により成形されたものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面
    部、上記内枠下部垂直面部、上記内枠水平面部及び上記
    内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部傾斜面
    部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯
    体水平面部及び上記躯体溝壁部の表面は型面に対応して
    平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記外枠側板によ
    って形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成
    され、上記内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開
    口部分で型面によらずに形成される側溝躯体の底面部の
    表面は凹凸を有し、上記側溝蓋形成用型枠の上記蓋枠底
    板よって形成された上面部の表面は型面に対応して平滑
    に構成され、且つ、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設さ
    れる一対の蓋枠側板よって各々形成された、上記蓋上部
    傾斜面部、上記蓋湾曲面部及び上記蓋下部垂直面部の表
    面は平滑に構成され、該蓋枠底板の他の一対の対向辺に
    立設される一対の蓋枠妻板によって形成された前後端面
    部の表面は平滑に構成され、上記蓋枠側板及び上記蓋枠
    妻板によって囲まれた上方開口部分で型枠によらずに形
    成される側溝蓋の底面部の表面は凹凸を有することを特
    徴とするコンクリート側溝構造。
  3. 【請求項3】 対向する側溝壁内面部に形成された躯体
    上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延
    長された躯体湾曲面部、該躯体湾曲面部に連続して下方
    に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂直面部に
    連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体
    溝壁部及び該躯体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を
    有する側溝躯体であって、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延
    設される躯体下部垂直面部との間に形成される一対の躯
    体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝蓋に設け
    られている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺
    に立設される一対の外枠側板及び該外枠底板の他の一対
    の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成される外
    型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠と
    よりなり、且つ前記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体
    上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記躯体垂直面部、
    前記躯体水平面部、前記躯体溝壁部及び前記躯体底面部
    に各々対応する内枠上部傾斜面部、内枠湾曲面部、内枠
    垂直面部、内枠水平面部、内枠溝壁部及び内枠底面部を
    有する側溝躯体成形用型枠により成形されたものであ
    り、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面
    部、上記内枠下部垂直面部、上記内枠水平面部及び上記
    内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部傾斜面
    部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯
    体水平面部及び上記躯体溝壁部の表面は型面に対応して
    平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記外枠側板によ
    って形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成
    され、上記内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開
    口部分で型面によらずに形成される側溝躯体の底面部の
    表面は凹凸を有することを特徴とするコンクリート側溝
    躯体。
  4. 【請求項4】 対向する側溝壁内面部に形成された躯体
    上部傾斜面部、該躯体上部傾斜面部に連続して下方に延
    長された躯体湾曲面部、該躯体湾曲面部に連続して下方
    に延設された躯体下部垂直面部、該躯体下部垂直面部に
    連続する躯体水平面部、該躯体水平面部に連続する躯体
    溝壁部及び該躯体溝壁部に共通に連続する躯体底面部を
    有する側溝躯体であって、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延
    設される躯体下部垂直面部との間に形成される一対の躯
    体角部上で、上記側溝躯体上に載置される側溝蓋に設け
    られている上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 上記側溝躯体は、外枠底板、該外枠底板の一対の対向辺
    に立設される一対の外枠側板及び該外枠底板の他の一対
    の対向辺に立設される一対の外枠妻板とで形成される外
    型枠と、U宇溝を形成するU字板で構成される内型枠と
    よりなり、且つ上記U字板は、前記側溝躯体の前記躯体
    上部傾斜面部、前記躯体湾曲面部、前記躯体溝壁部及び
    前記躯体底面部に各々対応する内枠上部傾斜面部、内枠
    湾曲面部、内枠溝壁部及び内枠底面部を有し、且つ前記
    内枠湾曲面部と該内枠溝壁部との境界部分に段部形成部
    材を介在させてなる側溝躯体成形用型枠により成形され
    たものであり、 上記内型枠の上記内枠上部傾斜面部、上記内枠湾曲面
    部、上記内枠下部垂直面部、上記内枠水平面部及び上記
    内枠溝壁部によって各々形成された上記躯体上部傾斜面
    部、上記躯体湾曲面部、上記躯体下部垂直面部、上記躯
    体水平面部及び上記躯体溝壁部の表面は型面に対応して
    平滑に構成され、且つ、上記外型枠の上記外枠側板によ
    って形成される側溝躯体の外側面部の表面は平滑に構成
    され、上記内枠側板及び上記内枠妻板に囲まれた上方開
    口部分で型面によらずに形成される側溝躯体の底面部の
    表面は凹凸を有することを特徴とするコンクリート側溝
    躯体。
  5. 【請求項5】 上記躯体上部傾斜面部に対し微小間隔を
    有して対峙される蓋上部傾斜面部、該蓋上部傾斜面部に
    連続して下方に延設されて、上記躯体湾曲面部に対し線
    接触しながら対峙される蓋湾曲面部及び該蓋湾曲面部に
    連続して下方に延設されて、上記躯体下部垂直面部に微
    小間隔を有して対峙される蓋下部垂直面部を有する側溝
    蓋であって、 上記側溝躯体の上記躯体湾曲部とこの下方に連続して延
    設される躯体下部垂直面部との間に形成される一対の躯
    体角部上で、上記蓋湾曲面部に対して線接触がなされ、 蓋枠底板、該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対
    の蓋枠側板及び該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設さ
    れる一対の蓋枠妻板とで形成され、且つ前記蓋枠側板
    は、前記側溝蓋の蓋上部傾斜面部、蓋湾曲面部及び蓋下
    部垂直面部に各々対応する蓋枠上部傾斜面部、蓋枠湾曲
    面部及び蓋枠下部垂直面部を有する側溝蓋成形用型枠に
    より成形されたものであり、 上記側溝蓋形成用型枠の上記蓋枠底板よって形成された
    上面部の表面は型面に対応して平滑に構成され、且つ、
    該蓋枠底板の一対の対向辺に立設される一対の蓋枠側板
    よって各々形成された、上記蓋上部傾斜面部、上記蓋湾
    曲面部及び上記蓋下部垂直面部の表面は平滑に構成さ
    れ、該蓋枠底板の他の一対の対向辺に立設される一対の
    蓋枠妻板によって形成された前後端面部の表面は平滑に
    構成され、上記蓋枠側板及び上記蓋枠妻板によって囲ま
    れた上方開口部分で型枠によらずに形成される側溝蓋の
    底面部の表面は凹凸を有することを特徴とするコンクリ
    ート側溝蓋。
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