JP3056745B2 - 音声認識辞書管理装置 - Google Patents
音声認識辞書管理装置Info
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- JP3056745B2 JP3056745B2 JP1020490A JP2049089A JP3056745B2 JP 3056745 B2 JP3056745 B2 JP 3056745B2 JP 1020490 A JP1020490 A JP 1020490A JP 2049089 A JP2049089 A JP 2049089A JP 3056745 B2 JP3056745 B2 JP 3056745B2
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- dictionary
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、音声認識装置の辞書管理装置に関する。
従来技術 音声認識において、例えば登録の際に音声と同時に周
囲ノイズなどが入った場合、その辞書は本来の辞書とは
異なる辞書となり、当然、認識させようとしても誤認識
するか、認識してもその確度は低い。又、数回発声し平
均化するような辞書においては、一度の発声が異なるよ
うな場合も同様の結果となる。
囲ノイズなどが入った場合、その辞書は本来の辞書とは
異なる辞書となり、当然、認識させようとしても誤認識
するか、認識してもその確度は低い。又、数回発声し平
均化するような辞書においては、一度の発声が異なるよ
うな場合も同様の結果となる。
更に、そのような辞書は、比較的特徴のない辞書にな
っているため、逆に認識時他の単語を発声した時、その
辞書単語が、第何位かの下位に入ってくる可能性が高く
なり、結果を阻害する場合が生ずる。
っているため、逆に認識時他の単語を発声した時、その
辞書単語が、第何位かの下位に入ってくる可能性が高く
なり、結果を阻害する場合が生ずる。
目的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、音声認識装置の登録された辞書の不良を発見し、そ
れをその辞書内から削除し、他に与える影響を無くすと
ともに、いち早くユーザにそれを促し、再登録して辞書
の品質を保持するように構成した音声認識辞書管理装置
を提供することを目的としてなされたものである。
で、音声認識装置の登録された辞書の不良を発見し、そ
れをその辞書内から削除し、他に与える影響を無くすと
ともに、いち早くユーザにそれを促し、再登録して辞書
の品質を保持するように構成した音声認識辞書管理装置
を提供することを目的としてなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、マイクから入
力された音声の特徴量を辞書パターンとして登録した音
声認識に使われる１つ以上の辞書パターンを備えた辞書
メモリと、前記辞書メモリに登録されている各辞書パタ
ーンの品質を、特徴量を有する部分と有しない部分の差
又は比により評価値を決定する辞書パターン評価手段を
備え、前記辞書メモリに登録された各辞書パターンを前
記辞書パターン評価手段で評価した評価値が予め与えら
れたレベル以下の場合に、その辞書パターンを抹消し、
辞書の品質を管理するようにしたことを特徴としたもの
である。
力された音声の特徴量を辞書パターンとして登録した音
声認識に使われる１つ以上の辞書パターンを備えた辞書
メモリと、前記辞書メモリに登録されている各辞書パタ
ーンの品質を、特徴量を有する部分と有しない部分の差
又は比により評価値を決定する辞書パターン評価手段を
備え、前記辞書メモリに登録された各辞書パターンを前
記辞書パターン評価手段で評価した評価値が予め与えら
れたレベル以下の場合に、その辞書パターンを抹消し、
辞書の品質を管理するようにしたことを特徴としたもの
である。
一般に音声認識装置においては、多数の辞書が装置内
におり、未知入力に対して、辞書と照合演算を行い、最
も類似性の大きい辞書を候補として抽出する。
におり、未知入力に対して、辞書と照合演算を行い、最
も類似性の大きい辞書を候補として抽出する。
本発明では、装置内に有する辞書をある評価値を用い
て評価し、その良否を判定し、悪いもの又は悪影響を与
えるものを消去するようにしたものである。以下、本発
明の実施例に基づいて説明する。
て評価し、その良否を判定し、悪いもの又は悪影響を与
えるものを消去するようにしたものである。以下、本発
明の実施例に基づいて説明する。
第１図は、本発明による音声認識辞書管理装置の一例
を説明するための構成図で、図中、１はマイク、２は特
徴抽出部、３は登録部、４は認識部、５は結果出力部、
６は評価部、71〜7nは辞書である。マイク１から入力さ
れた音声は、特徴抽出部２において、その特徴量が抽出
され、登録部３において辞書パターンが生成され辞書メ
モリに登録される。この辞書メモリ内の辞書は登録時以
外、つまり認識時に更新されたり、更登録されたりす
る。辞書評価部６はある任意のタイミングで71〜7nの各
辞書１〜ｎを検査し不良のものは消去する。
を説明するための構成図で、図中、１はマイク、２は特
徴抽出部、３は登録部、４は認識部、５は結果出力部、
６は評価部、71〜7nは辞書である。マイク１から入力さ
れた音声は、特徴抽出部２において、その特徴量が抽出
され、登録部３において辞書パターンが生成され辞書メ
モリに登録される。この辞書メモリ内の辞書は登録時以
外、つまり認識時に更新されたり、更登録されたりす
る。辞書評価部６はある任意のタイミングで71〜7nの各
辞書１〜ｎを検査し不良のものは消去する。
この評価部６を例えばBTSP方式（Binary Time Spectr
um Pattern）を用いて説明する。BTSP方式においては、
‘0'と‘1'の２値パターンでその音声の特徴量を表現し
ており、その２値パターンを例えば特定話者認識の場
合、３回の発声パターンを荷重平均化して用いる。
um Pattern）を用いて説明する。BTSP方式においては、
‘0'と‘1'の２値パターンでその音声の特徴量を表現し
ており、その２値パターンを例えば特定話者認識の場
合、３回の発声パターンを荷重平均化して用いる。
第２図は、BTSP方式による辞書の例を示す図で、
（ａ）図は入力パターン例（分解能２）、（ｂ）図は特
定話者方式の標準パターン例（分解能４）を示し、図示
のように、３回とも存在する場所は‘3'に、一度も‘1'
が存在しないものは‘0'になっている。又、例えば、既
に存在している辞書に更新する場合、誤った更新をした
場合や、登録した時と極端に違った発声を行った場合、
この辞書が悪化し、よりブロードになり０と1,2,3のバ
ランスが変化し、例えば、第３図に示すように（ａ）と
（ｂ）の２回の発声を合わせた場合、（ｃ）のように変
化する。従って、この‘0'の総数と‘1',‘2',‘3'の部
分の総数を比較することによりその目安とすることがで
きる。下記の式（１）において、‘0'の部分の総数ΣK0
とそれ以外の部分の総数Σ（K1∪K2∪K3）との比が閾値
ＴHを下まわる時、辞書が悪化したものとして辞書を自
動的に消去する。又、消去する前にユーザにその情報を
示し指示を受ける方法も考えられる。
（ａ）図は入力パターン例（分解能２）、（ｂ）図は特
定話者方式の標準パターン例（分解能４）を示し、図示
のように、３回とも存在する場所は‘3'に、一度も‘1'
が存在しないものは‘0'になっている。又、例えば、既
に存在している辞書に更新する場合、誤った更新をした
場合や、登録した時と極端に違った発声を行った場合、
この辞書が悪化し、よりブロードになり０と1,2,3のバ
ランスが変化し、例えば、第３図に示すように（ａ）と
（ｂ）の２回の発声を合わせた場合、（ｃ）のように変
化する。従って、この‘0'の総数と‘1',‘2',‘3'の部
分の総数を比較することによりその目安とすることがで
きる。下記の式（１）において、‘0'の部分の総数ΣK0
とそれ以外の部分の総数Σ（K1∪K2∪K3）との比が閾値
ＴHを下まわる時、辞書が悪化したものとして辞書を自
動的に消去する。又、消去する前にユーザにその情報を
示し指示を受ける方法も考えられる。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、辞
書内に存在する不良辞書、特に、誤った更新などにより
ユーザの知らない内に悪化した辞書を自動的に発見し、
消去もしくはそれに準じた動作を行うことにより、誤認
識を防ぐことを可能となった。
書内に存在する不良辞書、特に、誤った更新などにより
ユーザの知らない内に悪化した辞書を自動的に発見し、
消去もしくはそれに準じた動作を行うことにより、誤認
識を防ぐことを可能となった。
第１図は、本発明による音声認識辞書管理装置を説明す
るための構成図、第２図は、音声の特徴量を表わす図
で、（ａ）図は入力パターンの例、（ｂ）図は特定話者
方式の標準パターンの例を示す図、第３図は、発声パタ
ーンと合成パターンの例を示す図である。 １……マイク、２……特徴抽出部、３……登録部、４…
…認識部、５……結果出力部、６……評価部、71〜7n…
…辞書。
るための構成図、第２図は、音声の特徴量を表わす図
で、（ａ）図は入力パターンの例、（ｂ）図は特定話者
方式の標準パターンの例を示す図、第３図は、発声パタ
ーンと合成パターンの例を示す図である。 １……マイク、２……特徴抽出部、３……登録部、４…
…認識部、５……結果出力部、６……評価部、71〜7n…
…辞書。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−210399（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−212799（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−78496（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−65092（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−173496（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−33795（ＪＰ，Ａ) 特公 平６−7347（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭63−31793（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G10L 15/00 - 17/00
Claims (1)
- 【請求項１】マイクから入力された音声の特徴量を辞書
パターンとして登録した音声認識に使われる１つ以上の
辞書パターンを備えた辞書メモリと、前記辞書メモリに
登録されている各辞書パターンの品質を、特徴量を有す
る部分と有しない部分の差又は比により評価値を決定す
る辞書パターン評価手段を備え、前記辞書メモリに登録
された各辞書パターンを前記辞書パターン評価手段で評
価した評価値が予め与えられたレベル以下の場合に、そ
の辞書パターンを抹消し、辞書の品質を管理するように
したことを特徴とする音声認識辞書管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1020490A JP3056745B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 音声認識辞書管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1020490A JP3056745B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 音声認識辞書管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02201400A JPH02201400A (ja) | 1990-08-09 |
| JP3056745B2 true JP3056745B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12028591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1020490A Expired - Fee Related JP3056745B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 音声認識辞書管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3056745B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1020490A patent/JP3056745B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02201400A (ja) | 1990-08-09 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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