JPH0119597B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0119597B2
JPH0119597B2 JP56174108A JP17410881A JPH0119597B2 JP H0119597 B2 JPH0119597 B2 JP H0119597B2 JP 56174108 A JP56174108 A JP 56174108A JP 17410881 A JP17410881 A JP 17410881A JP H0119597 B2 JPH0119597 B2 JP H0119597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recognition
pattern
standard pattern
input
standard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56174108A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5876892A (ja
Inventor
Hiroaki Sekoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP17410881A priority Critical patent/JPS5876892A/ja
Publication of JPS5876892A publication Critical patent/JPS5876892A/ja
Publication of JPH0119597B2 publication Critical patent/JPH0119597B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音声認識装置の改良に関し、特に誤認
識率を低減した音声認識装置に関するものであ
る。
音声認識装置には手を使用することなく高速に
データを入力できるという特徴があり、最近にな
つて各種産業分野で実用に供されるようになつて
いる。しかし、認識技術は未だ完全と言えるレベ
ルまでには達しておらず、特にあいまいな発声が
入力された場合には誤認識を生じることが多かつ
た。また、発声者が不必要な発声を行つたり、高
い呼吸音を混ぜて発した場合や、あるいは外部雑
音が混入した場合なども誤まつた認識結果が出力
されてしまつていた。
従来の音声認識装置の多くはパターンマツチン
グ法に基づいて動作していた。この方法は、新美
康永著、共立出版株式会社昭和54年10月発行の
「音声認識」の第96ページより第114ページに詳細
に記述されているように、標準パターンと入力パ
ターンの比較一致操作によつて音声を認識するも
のである。数字認識の場合を例にとると、標準パ
ターンとして0〜9までの数字の音声パターンが
符号化されてあらかじめ記憶される。音声入力パ
ターンが与えられると、前記の標準パターン群と
の比較が行われて、相違の度合を示す量として相
違度が算出される。各単語の標準パターンとの相
違度が比較され、相違度が最小となる単語を定め
ることにより入力された音声の認識が行われる。
このパターンマツチング法において、前記の誤
認識を防止する対策として相違度にある基準を設
けておいて、検出された相違度の最小値と設定さ
れた基準とを比較して最小値が基準値よりも高い
場合には入力を却下する、いわゆるリジエクト処
理が提案されている。すなわち、あらかじめ基準
となるリジエクト閾値を定めておき、前記の相違
度がリジエクト閾値より大きな場合は認識結果を
無効にして再度の音声入力を要求するようにした
ものである。
しかしながら、このリジエクト手法の効果はリ
ジエクト閾値の設定に大きく左右される。不要な
入力やあいまいな発声に対する誤認識を完全に却
下できるようにリジエクト閾値を低く設定する
と、正しい発声までも却下されてしまうという現
象が多発する。これを避けるためにリジエクト閾
値を高く設定すると外来雑音等に対するリジエク
ト機能が低下する。
このように従来技術には雑音や、不要な発生、
さらにはあいまいな発声に対する誤認識の対策が
適確に行なえないという欠点が有つた。
本発明の目的は誤認識防止機能が優れ、信頼性
の高い音声認識装置を実現し提供することを目的
としたものである。
本発明による音声認識装置は標準パターンとし
て認識用標準パターンの他にこれと類似の抑制用
標準パターンを設定しておき、認識用標準パター
ンとの相違度が最小であつた時は認識結果を出力
するが、抑制用標準パターンとの相違度が最小で
あつた時は認識結果を却下する、即ち言い換えれ
ば認識用標準パターンとの相違度が抑制用パター
ンとの相違度よりも小さい時のみ(認識用標準パ
ターンに最も近い時のみ)、認識結果を出力する
ようにしたことを特徴とする。
以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳述
する。
第1図は本発明による音声認識装置の一実施例
を示すブロツク図である。受信部(例えばマイク
ロホン)10より入力された音声信号Sは前処理
部20によつて分析処理される。この前処理部2
0は例えばバンドパスフイルタ分析機能を有し、
10msの分析フレーム周期で時間標本化が行わ
れ、かつデイジタル信号に符号化される。このよ
うにして得られる入力音声パターンはベクトルの
時系列として表現することができる。
本装置の動作は登録と認識の2種のモードに分
けられる。登録モードではスイツチ30は端子3
1に接続される。発声入力される音声パターンは
分析された後、比較パターンとして標準パターン
記憶部40に記憶される。数字入力の場合を例に
取ると、第2図に示すような認識標準パターンと
抑制標準パターンが入力される。認識標準パター
ンは従来技術で言う所の標準パターンに対応し、
抑制標準パターンとは認識標準パターンの発声と
類似して、かつ異なつた発声によつて得られる標
準パターンである。これら認識標準パターンと抑
制標準パターンとはそれぞれ認識標準パターン記
憶領域41と抑制標準パターン記憶領域42とに
夫々記憶される。以下では、数字0〜9に対応す
る認識標準パターンをB0、B1…B9で示し、それ
らの抑制標準パターンをC0、C1…C9で示す。
認識モードにおいては、スイツチ30は端子3
2側に接続され、入力される音声パターンは入力
パターンバツフア50に入力され保持される。以
下このパターンを入力パターンAと呼ぶことにす
る。パターン比較部60では、この入力パターン
Aと標準パターン記憶部40に記憶される総べて
の標準パターン(すなわち認識標準パターン
Bn;n=0、1、…9、と抑制標準パターン
Cn;n=0、1、…9のすべて)との間で比較
操作が行われ、相違度D(A、Bn);n=0、1、
…9、とD(A、Cn);とが算出され判定部70
に送られる。判定部70では相違度の値が相互に
比較され、最小なものが決定される。認識標準パ
ターンとの相違度が最小であつた場合には認識結
果を出力する。例えば、D(A、B3)が最小であ
つた場合には“3”を出力する。これに対して抑
制標準パターンとの相違度が最小であつた場合に
は認識却下と決定し、何ら出力しない(あるいは
入力が却下されたために再入力を要求することを
示すコードを出力する)。
かくの如き構成によると誤認識を防ぎ信頼性の
高い認識結果を得ることができる。一例として、
不特定な特性を持つ外部雑音が混入した場合に
は、認識標準パターンに近くなるか、抑制標準パ
ターンに近くなるかは、確率的に同等であると考
えられる。したがつて平均して誤認識の1/2を却
下することができることになる。更に抑制標準パ
ターンを増やして一般に単語当りn個用意したと
きは、誤認識のn/(n+1)を却下できること
になる。
以上のごとく、抑制標準パターンを使用するこ
とによつて誤認識を大幅に低減できるという効果
が得られた。
以上、本発明の原理を実施例にもとづいて説明
したが、これらの記載は本発明の権利範囲を限定
するものではない。例えば従来技術であるリジエ
クト閾値による検定を併用してもよい。また抑制
標準パターンとして代表的な雑音の分析パターン
を記憶しておくことも効果ある方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
あり、第2図は比較処理に用いられる標準パター
ン図である。 10……マイクロホン、20……前処理部、3
0……スイツチ、31,32……端子、40……
標準パターン記憶部、41……認識標準パターン
記憶エリア、42……抑制標準パターン記憶エリ
ア、50……入力パターンバツフア、60……パ
ターン比較部、70……判定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の音声を符号化した情報を認識標準パタ
    ーンとして有し、かつ前記音声と類似の音声を符
    号化した情報を抑制標準パターンとして有する記
    憶部と、音声入力部と、入力された音声を符号化
    する処理部と、入力された音声パターンと前記認
    識標準パターン及び抑制標準パターンとの間で相
    違度を算出するパターン比較部と、認識標準パタ
    ーンとの相違度が抑制標準パターンとの相違度よ
    り小さい場合に認識結果を出力する判定出力部と
    を有することを特徴とする音声認識装置。
JP17410881A 1981-10-30 1981-10-30 音声認識装置 Granted JPS5876892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17410881A JPS5876892A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 音声認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17410881A JPS5876892A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 音声認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5876892A JPS5876892A (ja) 1983-05-10
JPH0119597B2 true JPH0119597B2 (ja) 1989-04-12

Family

ID=15972783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17410881A Granted JPS5876892A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 音声認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5876892A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6157996A (ja) * 1984-08-28 1986-03-25 シャープ株式会社 音声認識方式
JPH0774960B2 (ja) * 1984-09-28 1995-08-09 インタ−ナシヨナル・スタンダ−ド・エレクトリツク・コ−ポレイシヨン テンプレ−ト連鎖モデルを使用するキ−ワ−ド認識方法およびシステム
JP2000020089A (ja) * 1998-07-07 2000-01-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声認識方法及びその装置、並びに音声制御システム
JP7430480B2 (ja) 2018-04-27 2024-02-13 日東電工株式会社 保護フィルム付き導電性フィルム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623097A (en) * 1979-08-01 1981-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Diaphragm for speaker and its production
JPS56121100A (en) * 1980-02-29 1981-09-22 Nissan Motor Voice identification driving device
JPS5830800A (ja) * 1981-08-17 1983-02-23 トヨタ自動車株式会社 車両用音声認識方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623097A (en) * 1979-08-01 1981-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Diaphragm for speaker and its production
JPS56121100A (en) * 1980-02-29 1981-09-22 Nissan Motor Voice identification driving device
JPS5830800A (ja) * 1981-08-17 1983-02-23 トヨタ自動車株式会社 車両用音声認識方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5876892A (ja) 1983-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4881266A (en) Speech recognition system
US4882757A (en) Speech recognition system
US6134527A (en) Method of testing a vocabulary word being enrolled in a speech recognition system
JPS5876893A (ja) 音声認識装置
US6574596B2 (en) Voice recognition rejection scheme
US5101434A (en) Voice recognition using segmented time encoded speech
US5159637A (en) Speech word recognizing apparatus using information indicative of the relative significance of speech features
JP3119510B2 (ja) 音声認識装置
JPH0119597B2 (ja)
JPS6312312B2 (ja)
JP2975772B2 (ja) 音声認識装置
JP2834880B2 (ja) 音声認識装置
JPH034918B2 (ja)
JPH01185599A (ja) 音声認識装置
JPS6039695A (ja) 自動音声アクチビテイ検出方法および装置
JP3020999B2 (ja) パターン登録方法
JPH10124084A (ja) 音声処理装置
JP2712586B2 (ja) 単語音声認識装置用パターンマッチング方式
JPS59224900A (ja) 音声認識方法
JP2891259B2 (ja) 音声区間検出装置
JPS62111295A (ja) 音声認識装置
JPH08254991A (ja) パターン認識装置
JPH0376471B2 (ja)
JPS5977500A (ja) 単語音声認識方式
JPS593498A (ja) 音声認識装置