JP2838848B2 - 標準パターン登録方式 - Google Patents
標準パターン登録方式Info
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- JP2838848B2 JP2838848B2 JP1031953A JP3195389A JP2838848B2 JP 2838848 B2 JP2838848 B2 JP 2838848B2 JP 1031953 A JP1031953 A JP 1031953A JP 3195389 A JP3195389 A JP 3195389A JP 2838848 B2 JP2838848 B2 JP 2838848B2
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、標準パターン登録方式、より詳細には、特
定話者用音声認識装置において、より正確な標準パター
ンを登録する標準パターン登録方式に関する。
定話者用音声認識装置において、より正確な標準パター
ンを登録する標準パターン登録方式に関する。
従来技術 従来、音声認識装置の標準パターン登録方式において
は登録のために発声された音声の区間を正確に検出した
かどうかをチェックする有効な方法がないため、誤って
区間検出した音声を標準パターンとして登録してしまう
場合があった。このような問題に対して、音声を複数回
発声させて登録を行なう音声認識装置においては、標準
パターン作成時、２回目以降の音声時に１回目の音声単
語長と比較し、比較結果がある範囲を超えた場合、標準
パターンとして登録しないようにし、標準パターンの精
度を上げる方法が提案されている。
は登録のために発声された音声の区間を正確に検出した
かどうかをチェックする有効な方法がないため、誤って
区間検出した音声を標準パターンとして登録してしまう
場合があった。このような問題に対して、音声を複数回
発声させて登録を行なう音声認識装置においては、標準
パターン作成時、２回目以降の音声時に１回目の音声単
語長と比較し、比較結果がある範囲を超えた場合、標準
パターンとして登録しないようにし、標準パターンの精
度を上げる方法が提案されている。
しかしながら単語長の場合、同じ単語でも発声毎に大
きく変動し、従って範囲をきつくすると標準パターン登
録の際のリジェクトが多くなり、スムーズに登録が行な
えない可能性がでてくる。また逆に範囲を緩めてしまう
と今度は短いノイズがついたり、語頭や語尾が欠落して
もそのまま登録されてしまうという場合がでてくる。
きく変動し、従って範囲をきつくすると標準パターン登
録の際のリジェクトが多くなり、スムーズに登録が行な
えない可能性がでてくる。また逆に範囲を緩めてしまう
と今度は短いノイズがついたり、語頭や語尾が欠落して
もそのまま登録されてしまうという場合がでてくる。
目的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、複数回発声させて標準パターンの登録を行なう音声
認識装置において、音声登録時に区間検出を誤った音声
の登録を防ぎ、正確な標準パターンを作成し、認識率を
向上させることを目的としてなされたものである。
で、複数回発声させて標準パターンの登録を行なう音声
認識装置において、音声登録時に区間検出を誤った音声
の登録を防ぎ、正確な標準パターンを作成し、認識率を
向上させることを目的としてなされたものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、認識すべき音
声を予め登録しておき、音声が音声入力手段により入力
された時、その入力音声を登録音声とパターン照合する
ことにより認識を行なう音声認識装置の音声登録方式に
おいて、登録のために複数回発声された音声を各々入力
バッファに蓄えると同時に、隣合う音声をそれぞれパタ
ーン照合し、該照合結果がそれぞれ所定の類似度以上を
示し、かつバラツキが所定の範囲内であった場合のみ該
複数回発声を重ね合せて標準パターンとして登録を行な
うことを特徴としたものである。以下、本発明の実施例
に基づいて説明する。
声を予め登録しておき、音声が音声入力手段により入力
された時、その入力音声を登録音声とパターン照合する
ことにより認識を行なう音声認識装置の音声登録方式に
おいて、登録のために複数回発声された音声を各々入力
バッファに蓄えると同時に、隣合う音声をそれぞれパタ
ーン照合し、該照合結果がそれぞれ所定の類似度以上を
示し、かつバラツキが所定の範囲内であった場合のみ該
複数回発声を重ね合せて標準パターンとして登録を行な
うことを特徴としたものである。以下、本発明の実施例
に基づいて説明する。
第１図は、本発明の一実施例を説明するための構成
図、第２図は、フロー図で、図中、１はマイクロフォ
ン、２は特徴量抽出部、３はパターン照合部、４は入力
バッファ、５は標準パターン記憶部、６は結果出力部
で、本発明は、認識すべき音声を予め登録しておき、音
声が音声入力手段により入力された時、その入力音声を
登録音声とパターン照合することにより認識を行なう音
声認識装置の音声登録方式において、登録のために複数
回（Ｎ）回発声された音声を各々入力バッファに蓄える
と同時に、１回目と２回目、２回目と３回目、…、Ｎ−
１回目とＮ回目というように隣合う発声をそれぞれパタ
ーン照合し、該照合結果がそれぞれ所定の類似度以上を
示し、かつバラツキが所定の範囲内であった場合のみ該
複数回発声を重ね合せて標準パターンとして登録を行な
うようにしたものである。標準パターンの登録を行なう
時、複数回発声して登録するものであれば、いずれでも
良いが、ここでは仮に３回発声を行なって登録するもの
として説明する。本発明において、標準パターン登録の
際、まず音声入力手段（マイクロフォン）１より入力さ
れた音声は特徴量抽出部２で特徴量が抽出され、入力バ
ッファ４に保存される。１回目の音声はそのまま入力バ
ッファ４に保存され、２回目が入力されると入力バッフ
ァ４に保存するとともに、パターン照合部３において１
回目と２回目の音声の照合を行ない、所定の類似度以上
を満たしているかをチェックする。満たしていない場合
には１回目又は２回目のどちらかが区間検出を誤ってい
ると判断されるので、キャンセルし、最初の発声からや
り直す。満している場合には３回目の発声を促し、音声
の取り込みを行なう。３回目の音声が入力されると入力
バッファ４に保存するとともに、パターン照合部３にお
いて２回目と３回目の音声の照合を行ない、所定の類似
度以上を満たしているかをチェックする。満たしていな
い場合には３回目の音声をキャンセルし、３回目の音声
のみを再入力させ、再度チェックを行なう。満たしてい
る場合には２回目行なった照合の各々の類似度のバラツ
キを調べ所定の範囲内であるかどうかをチェックし、範
囲を超えているものについては、やり直して登録を行な
う。バラツキが所定の範囲内であった場合には入力バッ
ファに保存されている３回目の発声を重ね合わせて標準
パターンとして標準パターン記憶部５に登録する。
図、第２図は、フロー図で、図中、１はマイクロフォ
ン、２は特徴量抽出部、３はパターン照合部、４は入力
バッファ、５は標準パターン記憶部、６は結果出力部
で、本発明は、認識すべき音声を予め登録しておき、音
声が音声入力手段により入力された時、その入力音声を
登録音声とパターン照合することにより認識を行なう音
声認識装置の音声登録方式において、登録のために複数
回（Ｎ）回発声された音声を各々入力バッファに蓄える
と同時に、１回目と２回目、２回目と３回目、…、Ｎ−
１回目とＮ回目というように隣合う発声をそれぞれパタ
ーン照合し、該照合結果がそれぞれ所定の類似度以上を
示し、かつバラツキが所定の範囲内であった場合のみ該
複数回発声を重ね合せて標準パターンとして登録を行な
うようにしたものである。標準パターンの登録を行なう
時、複数回発声して登録するものであれば、いずれでも
良いが、ここでは仮に３回発声を行なって登録するもの
として説明する。本発明において、標準パターン登録の
際、まず音声入力手段（マイクロフォン）１より入力さ
れた音声は特徴量抽出部２で特徴量が抽出され、入力バ
ッファ４に保存される。１回目の音声はそのまま入力バ
ッファ４に保存され、２回目が入力されると入力バッフ
ァ４に保存するとともに、パターン照合部３において１
回目と２回目の音声の照合を行ない、所定の類似度以上
を満たしているかをチェックする。満たしていない場合
には１回目又は２回目のどちらかが区間検出を誤ってい
ると判断されるので、キャンセルし、最初の発声からや
り直す。満している場合には３回目の発声を促し、音声
の取り込みを行なう。３回目の音声が入力されると入力
バッファ４に保存するとともに、パターン照合部３にお
いて２回目と３回目の音声の照合を行ない、所定の類似
度以上を満たしているかをチェックする。満たしていな
い場合には３回目の音声をキャンセルし、３回目の音声
のみを再入力させ、再度チェックを行なう。満たしてい
る場合には２回目行なった照合の各々の類似度のバラツ
キを調べ所定の範囲内であるかどうかをチェックし、範
囲を超えているものについては、やり直して登録を行な
う。バラツキが所定の範囲内であった場合には入力バッ
ファに保存されている３回目の発声を重ね合わせて標準
パターンとして標準パターン記憶部５に登録する。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、複
数回発声させて標準パターンの登録を行なう音声認識装
置において、音声登録時に区間検出を誤った音声の登録
を防ぎ、正確な標準パターンを作成し、認識率を向上さ
せることが可能となる。
数回発声させて標準パターンの登録を行なう音声認識装
置において、音声登録時に区間検出を誤った音声の登録
を防ぎ、正確な標準パターンを作成し、認識率を向上さ
せることが可能となる。
第１図は、本発明の一実施例を説明するための構成図、
第２図は、そのフロー図である。 １……マイクロフォン、２……特徴量抽出部、３……パ
ターン照合部、４……入力バッファ、５……標準パター
ン記憶部、６……結果出力部。
第２図は、そのフロー図である。 １……マイクロフォン、２……特徴量抽出部、３……パ
ターン照合部、４……入力バッファ、５……標準パター
ン記憶部、６……結果出力部。
Claims (1)
- 【請求項１】認識すべき音声を予め登録しておき、音声
が音声入力手段により入力された時、その入力音声を登
録音声とパターン照合することにより認識を行なう音声
認識装置の音声登録方式において、登録のために複数回
発声された音声を各々入力バッファに蓄えると同時に、
隣合う発声をそれぞれパターン照合し、該照合結果がそ
れぞれ所定の類似度以上を示し、かつバラツキが所定の
範囲内であった場合のみ該複数回発声を重ね合せて標準
パターンとして登録を行なうことを特徴とする標準パタ
ーン登録方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1031953A JP2838848B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 標準パターン登録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1031953A JP2838848B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 標準パターン登録方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02210500A JPH02210500A (ja) | 1990-08-21 |
| JP2838848B2 true JP2838848B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=12345323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1031953A Expired - Fee Related JP2838848B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 標準パターン登録方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2838848B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10313310A1 (de) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Siemens Ag | Verfahren zur sprecherabhängigen Spracherkennung und Spracherkennungssystem dafür |
| JP4854732B2 (ja) * | 2006-03-24 | 2012-01-18 | パイオニア株式会社 | 話者認識システムにおける話者モデル登録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム |
| JPWO2007111197A1 (ja) * | 2006-03-24 | 2009-08-13 | パイオニア株式会社 | 話者認識システムにおける話者モデル登録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム |
| WO2010086925A1 (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-05 | 三菱電機株式会社 | 音声認識装置 |
| JP6103508B2 (ja) * | 2014-10-07 | 2017-03-29 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 呼出音登録システム |
| US9837068B2 (en) * | 2014-10-22 | 2017-12-05 | Qualcomm Incorporated | Sound sample verification for generating sound detection model |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1031953A patent/JP2838848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02210500A (ja) | 1990-08-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071016 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081016 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |