JP3056492U - 自動灌水給水器 - Google Patents

自動灌水給水器

Info

Publication number
JP3056492U
JP3056492U JP1998005958U JP595898U JP3056492U JP 3056492 U JP3056492 U JP 3056492U JP 1998005958 U JP1998005958 U JP 1998005958U JP 595898 U JP595898 U JP 595898U JP 3056492 U JP3056492 U JP 3056492U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
irrigation
automatic
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998005958U
Other languages
English (en)
Inventor
知正 牟田
Original Assignee
リーベックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リーベックス株式会社 filed Critical リーベックス株式会社
Priority to JP1998005958U priority Critical patent/JP3056492U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056492U publication Critical patent/JP3056492U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水が必要なときに正確に、しかも必要な量
の給水を行うことが可能な自動灌水給水器を提供するこ
と。 【解決手段】 電極(5,6)と、該電極(5,6)間
に通電していない場合に作動するセンサー本体(4)
と、該センサー本体(4)が作動することにより駆動す
る灌給水手段(7)と、該灌給水手段(7)の駆動時間
を制御するための駆動制御手段(13)とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は自動灌水給水器に係り、より詳しくは、灌水あるいは給水の要否を判 断するためのセンサーを備えることにより、灌水あるいは給水が必要な場合にの み、必要量の灌水あるいは給水を行うことができる自動灌水給水器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電極と報知手段を備えることにより、電極間の通電状態にしたがっ て、灌水あるいは給水(以下単に「給水」という。)を知らせるための報知手段 を作動させるセンサーが提供されている。
【0003】 例えば、図5は、鉢植えの花や植物の土への水のやり忘れを防止するためのセ ンサー21であり、この従来から使用されているセンサー21では、増幅器等の 回路を備えた本体25に、報知手段であるLED22、スピーカー26及び電極 23、24を接続するとともに、これらの回路、報知手段22、26、電極23 、24を電気的にも接続し、更に、本体25内に電池を収納可能として、電極2 3、24間の通電状態にしたがって、具体的には、電極23、24間に通電して いない場合に報知手段22,26を作動させるものである。
【0004】 そして、このセンサー21を使用する場合には、例えば、電極23、24を、 鉢の土の中に差込むのみでよく、これにより、鉢土の中に水分が十分にあって、 鉢土に差し込んだ電極間に通電している場合には報知手段が作動しないが、鉢土 の中の水分が無くなった場合には、電極間に通電しなくなり、報知手段が作動し 、鉢への水のやり忘れを防止することが可能となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来から使用されているセンサーでは、たとえば鉢への給水が必 要な場合に報知手段が作動するために給水の時期を知ることが可能であるが、一 方、報知手段が作動していることに気づかない場合には、例えば外出している場 合などには、必要な時期に給水することが困難である。特に、長期間の旅行中や 、単身者の場合などは、給水が必要であり、またセンサーの報知手段が作動して いるにもかかわらず、給水を行うことが不可能な場合がある。
【0006】 一方、タイマーを用いて一定時間ごとに給水を行う方法も考えられるが、例え ば鉢の土への給水の時期は一定ではなく、季節や周囲の温度、天候等によって変 化するものであるために、タイマーを用いて一定時間ごとに給水を行うように設 定した場合には、給水が必要なときに給水が行われない場合もあり、また逆に、 梅雨時などでは、給水が不要であるにもかかわらず給水してしまい、そのことに よって根腐れを起こしてしまうことも考えられる。
【0007】 そしてこれらの問題は、鉢植えの場合に限らず、最近流行しているハムスター やフェレット等の動物や鳥等へ飲み水を供給する場合や、ビニールハウスにおけ る給水、あるいは庭等への水撒き、熱帯魚等の水槽への水の供給の場合も同様で ある。即ち、動物や鳥等の飲み水の供給用、あるいはビニールハウス内の給水、 庭等への水撒き用、熱帯魚等の水槽への水の供給用に従来のセンサーを使用した 場合には、報知手段の作動に気づかない場合には水の供給を行うことができない という問題点が生じる。また、単にタイマーのみを用いた場合では、必要なとき に水の供給等を行うことができない場合や、不要な場合に水の供給等を行ってし まうという事態が起こりうる。
【0008】 そこで、本考案は、給水が必要なときに、正確に、しかも必要な量の給水を行 うことが可能な自動灌水給水器を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動灌水給水器は、電極と、該電極間に通電していない場合に作動す るセンサー本体と、該センサー本体が作動することにより駆動する灌給水手段と 、該灌給水手段の駆動時間を制御するための駆動制御手段とを備えたことを特徴 とする。
【0010】 本考案の自動灌水給水器では、電極間に通電していない場合にセンサーが作動 し、これに伴って、灌給水手段が、駆動制御手段において予め設定した時間だけ 駆動する。
【0011】 そして、この自動灌水給水器を使用する場合には、駆動制御手段を操作して予 め灌給水手段の駆動時間を設定した後に、灌給水手段に、水源より水を取り入れ るための汲水管、及び、取り入れた水を所望する場所へ給水するための給水管を 装着するとともに、例えば、鉢の土の中に電極を差し込む。
【0012】 これにより、鉢土の中に十分に水分が満たされており電極間に通電している状 態ではセンサーが作動せず給水が行われないが、鉢土の中の水分が減少して電極 間の通電が遮断された場合には、センサーが作動するとともに、灌給水手段が駆 動して、駆動制御手段において予め設定した時間だけ給水が行われる。
【0013】 そして、灌給水手段が予め設定した時間だけ駆動した後は、灌給水手段が駆動 を停止し、給水が停止する。
【0014】 このように、本考案の自動灌水給水器を使用すると、給水が必要なときに必要 な量の給水を自動的に行うことができるために、従来のセンサーと異なり、外出 等をしている場合であっても、必要なときに必要な量の給水を行うことが可能で ある。
【0015】 また、タイマーを使用して一定時間ごとに給水を行うように設定した場合と異 なり、給水が必要な場合に給水を行わない事態を引き起こしたり、また逆に給水 が不要な場合に給水を行ってしまうということも無い。
【0016】 また、動物や鳥等を飼っている場合には、頻繁に飲み水を供給する必要が無い ように、飲み水用の容器を大きめにしておくことが一般的であるが、容器を大き くすると、その中に動物や鳥の排泄物等が入ってしまい、容器が汚れてしまうこ とが多い。しかしながら、本考案の自動灌水給水器では、水が一定量以下になる と自動的に給水されるために、動物や鳥等の飲み水の供給に使用する場合には、 飲み水を入れておく容器を小さくすることができ、そのため、飲み水用の容器が 汚れることを防止することも可能である。
【0017】
【考案の実施の形態】
本考案の自動灌水給水器では、電源とセンサー本体が接続されるとともに、こ のセンサー本体には電極が接続され、電極間に通電していない場合にのみセンサ ー本体が作動するようにしている。
【0018】 また、センサー本体には、灌給水手段が接続されるとともに、該灌給水手段に は、灌給水手段の駆動時間を制御するための駆動制御手段が接続され、センサー 本体が作動することにより、駆動制御手段において予め設定した時間だけ灌給水 手段が駆動する。
【0019】 更に、灌給水手段には、水源より水を取り入れるための汲水管及び取り入れた 水を所望する場所へ給水するための給水管が接続され、センサー本体が作動する ことにより、駆動制御手段により予め設定された時間だけ灌給水手段が駆動し、 汲水管及び給水管を介して、水源よりの汲水および所望する場所への給水が行わ れる。
【0020】 ここで、センサー本体としては、電極間の通電の状態によって作動、あるいは 非作動するものであればいずれの手段を用いてもよいが、好ましくはコンパレー タを使用するとよく、より好ましくは、低消費電流型のコンパレータを使用する とよい。これにより、部品点数を少なくすることができ、また、消費電力を低く 抑えることができる
【0021】 また、灌給水手段としては、ポンプあるいはバルブを用いるとよく、ポンプと してはモーターポンプまたは電磁式のポンプ、またバルブとしては電磁式等のバ ルブが考えられる。
【0022】 更に、駆動制御手段としてはタイマーを使用するとよく、また、タイマーを使 用する場合には、電気式タイマーあるいは機械式タイマーのいずれを用いてもよ い。
【0023】
【実施例】
本考案の自動灌水給水器の実施例について図面を参照して説明すると、図1は 、本実施例の自動灌水給水器の構成を示すブロック図であり、図において1が本 実施例の自動灌水給水器である。
【0024】 また、図において2はセンサー部であり、本実施例の自動灌水給水器1では、 このセンサー部2は、センサー本体4と、2個の電極5,6とにより構成されて いる。
【0025】 なお、本実施例においては、前記センサー本体4としてはコンパレータを用い ており、より詳しくは、省電力型のコンパレータICを用いており、これによっ て、消費電力を低く抑えることができるとともに、コンパレータICを用いるこ とにより、部品点数を減らして、センサー全体を小型にすることを可能としてい る。なお、以下においては、このコンパレータICを単に「コンパレータ」とい う。
【0026】 そして、このコンパレータ4には、電池8が接続され、これにより、コンパレ ータ4に電気が供給されるとともに、電極5、6にも電気が供給される。
【0027】 周知の通り、コンパレータは、入力電圧を基準電圧と比較し、その結果により 作動する性質を有するものであるが、本実施例の自動灌水給水器1では、電池8 よりの電気信号をコンパレータ4における基準電圧とするとともに、電極5、6 間の電圧を入力電圧として、コンパレータ4においてこの基準電圧と入力電圧と を比較する構成とし、電極5、6間に通電していない場合に、コンパレータ4が 作動するように電極5、6、及び電池8をコンパレータ6に接続してある。
【0028】 次に、図において3は灌給水部であり、本実施例の自動灌水給水器1では、こ の灌給水部3内に、灌給水手段であるポンプ7、この灌給水手段の駆動時間を制 御するためのタイマー13、及び、該タイマー13、前記ポンプ7及び前記コン パレータ4に電気を供給するための電池8を収納している。
【0029】 そして、本実施例の自動灌給水器1では、前記タイマー13とポンプ7は電気 的に接続されて前記タイマー13を介してポンプ7に電気が供給されるように構 成するとともに、また、前記タイマー13と前記コンパレータ4とも電気的に接 続され、コンパレータ4が作動することにより、タイマー13がオンになり、こ れにより、タイマー13において予め設定した時間だけポンプ7が作動する構成 としている。
【0030】 従って、本実施例の自動灌水給水器1では、前記電極5,6間に通電していな い状況のときにのみ、コンパレータ4が作動し、これにより、予め設定した時間 だけポンプ7が駆動する。
【0031】 なお、前記ポンプ7としては、自動的に水を汲み上げることができるとともに 所望する場所に自動的に給水できるものであればいずれを用いてもよく、例えば モーター式ポンプ、あるいは電磁式ポンプを使用するとよい。
【0032】 また、前記タイマー13としては、ポンプ7の駆動時間を制御できるものであ ればいずれを用いてもよく、例えば電気式タイマー、あるいは機械式タイマーが 考えられる。
【0033】 更に、本実施例の自動灌給水器1では、タイマー13とコンパレータ4とを接 続するとともにタイマー13とポンプ7とを接続し、タイマー13を介してポン プ7を駆動するように構成したが、必ずしもこの方法には限られず、コンパレー タ4の作動に伴ってポンプ7が一定時間のみ駆動する構成であればいずれの方法 を採用してもよく、例えばコンパレータ4とポンプ7とを接続してもよい。
【0034】 また、本実施例の自動灌給水器1では、電源として電池8を用いてこれを灌給 水部3内に収納する構造としたが、必ずしもこのような構造とする必要はなく、 また、電源として電池を用いる必要も無く、例えば商用100Vを電源として用 いてもよい。
【0035】 次に、図において10は汲水管であり、この汲水管10は前記ポンプ7に装着 されるとともに、その先端部は、ポリタンク等の貯水手段11内に挿入され、ポ ンプ7の駆動により汲水を可能としている。
【0036】 また、図において9は給水管であり、この給水管9は、前記ポンプ7に装着さ れるとともに、その先端部は給水を希望する場所へ備えられ、これにより、汲水 管10により汲み上げた水を所望する場所へ給水可能としている。
【0037】 次に図2は、本実施例の自動灌水給水器1の斜視図であり、本実施例の自動灌 水給水器1では、前述したように、灌給水部3内にポンプ7、タイマー13及び 電池8を収納するとともに、センサー本体4は、リード線12等を介して灌給水 部3内の電池8及びタイマー13に接続している。
【0038】 また、汲水管10の先端部にはフィルタ1001を装着して、貯水手段11内 のゴミ、藻等を汲み上げないようにしている。
【0039】 更に、給水管9は、接続部902によって、先端部901を伸縮自在としてい る。
【0040】 なお、図において14は、電池8が電池切れになった場合にそれを報知するた めのLEDである。また、図にも示されているように、タイマー13の一部は灌 給水部3の外部に露出し、灌給水部3の外部からポンプ7の駆動時間の設定を可 能としている。
【0041】 次に、このように構成される本実施例の自動灌水給水器1の使用方法を説明す ると、図3は、本実施例の自動灌水給水器1を植物や草花の鉢への水の給水に用 いる場合を示した図であり、例えば、本実施例の自動灌水給水器1を鉢への水の 給水に使用する場合には、まず、貯水用のポリタンク11に水を満たした後に、 汲水管10が前記ポリタンク11内に挿入されるようにして、灌給水部3をポリ タンク11に装着するとともに、タイマー13を操作してポンプ7が駆動する時 間を設定する。
【0042】 そして次に、センサー本体4に接続された電極5,6を、鉢の土の中に差し込 み、更に、給水管9の先端部901にシャワー903を取り付けるとともに先端 部901の位置を調整して、鉢の上方にシャワー903がくるようにする。
【0043】 この状態において、鉢土の中の水分が必要量だけ満たされており、電極5,6 間に通電している場合には、コンパレータ4は作動せず、ポンプ7も駆動せず給 水は行われない。
【0044】 一方、鉢土の中の水分が減少して電極5,6間に通電しなくなると、コンパレ ータ4が作動するとともにタイマー13がオンになり、予め設定した時間だけポ ンプ7が駆動し、ポリタンク11内の水が汲み上げられるとともに、給水管9を 介して、鉢の上方から、鉢に水が注がれ、給水が開始する。
【0045】 そして、予め設定した時間が経過するまで給水が行われ、予め設定した時間が 経過すると、タイマー13がオフになるとともにポンプ7が駆動を停止して、そ れに伴って給水が停止する。この一連の作動を示したフローチャートが図4であ る。
【0046】 このように、本実施例の自動灌水給水器は、電極間の通電の有無を判断して自 動的に一定時間の給水を行うために、LEDやブザー等の報知手段によって給水 の時期を知らせるのみの従来のセンサーと異なり、外出中等であっても、給水が 行われないという事態が生じることはない。また、タイマーのみを使用して給水 時間を設定した場合と異なり、不要な場合に給水を行ったり、また逆に、必要な 場合に給水を行わないということもない。
【0047】 従って、本実施例の自動灌水給水器は、鉢への給水に限らず、熱帯魚等の水槽 への水の供給や、動物や鳥の飲み水用容器への水の供給、あるいは庭への水撒き 、ビニールハウスにおける給水等にも有効に使用することができる。
【0048】 また、本実施例の自動灌水給水器を動物や鳥や小鳥の飲み水の供給用に使用し た場合には、水が減った場合には自動的に給水可能であるために、飲み水用の容 器を小さくすることができ、それにより、飲み水容器内に動物や鳥等の排泄物や ゴミ等が入ってしまい容器が汚れるという事態も防止することができる。
【0049】 なお、以上説明した実施例では、給水管の先端部にシャワーを装着した場合に ついて説明したが、本考案の自動給水器では必ずしも給水管の先端にシャワーを 取り付ける必要はなく、給水管の先端から点滴状に水を落としてもよく、また、 給水管の先端を地中等に埋設して、水を地中等に浸透させるようにしてもよい。
【0050】 また、以上説明した実施例では、ポンプを用いることにより、ポリタンク等か ら水を汲み上げる方法について説明したが、本考案の自動灌水給水器は必ずしも この方法には限定されず、例えば、灌給水手段として電磁式等のバルブを用いて 、センサーの作動に伴ってバルブが開くようにし、このバルブを、栓を開いた水 道の蛇口に直接あるいは間接に接続し、バルブの開閉等により水道水を直接取り 入れて給水に用いるようにしてもよい。
【0051】 更に、上述したように、電源としては必ずしも電池を用いる必要は無く、商用 100V、あるいはその他の電源、例えばバッテリー等を用いてもよい。
【0052】
【考案の効果】
本考案の自動灌水給水器は以上説明したような形態で実施され、以下に記載す るような効果を奏する。
【0053】 本考案の自動灌水給水器は、電極と、該電極間に通電していない場合に作動す るセンサー本体と、該センサー本体が作動することにより駆動する灌給水手段と 、該灌給水手段の駆動時間を制御するための駆動制御手段とを備えたことを特徴 とし、電極間に通電していない場合にのみセンサーが作動し、これに伴って、灌 給水手段が、駆動制御手段において予め設定した時間だけ駆動する構造としてい る。
【0054】 そして、例えば本考案の自動灌水給水器を鉢土への給水用に使用する場合には 、鉢土の中に電極を差し込んでおくのみでよく、これにより、鉢土の中に十分に 水分が満たされており電極間に通電している状態では給水が行われないが、鉢土 の中の水分が減少して電極間の通電が遮断された場合には、センサー本体が作動 するとともにタイマーがオンになり、これにより、タイマーを介して電源に接続 された灌給水手段が予め設定した時間だけ駆動し、一定量の鉢土への給水が行わ れる。そして、予め設定した時間が経過するとタイマーがオフになり、これによ り灌給水手段が停止して給水が停止する。
【0055】 このように、本考案の自動灌水給水器を使用すると、給水が必要なときに必要 な量の給水を自動的に行うことができるために、従来のセンサーと異なり、外出 等をしている場合であっても、必要なときに必要な量の給水を行うことが可能で ある。また、タイマーのみを使用して一定時間ごとに給水を行うようにする場合 と異なり、季節や温度、天候等に影響されず、給水が必要なときに必要な量のみ の給水を行うことができ、例えば給水過多による植物の根腐れ等を引き起こすこ ともない。
【0056】 更に、動物や鳥への飲み水の供給用に使用した場合には、飲み水用の容器を小 さくすることができ、そのため、飲み水用の容器が動物や鳥等の排泄物等によっ て汚れることを防止することも可能である。
【0057】 そのために、本考案の自動灌水給水器は、植物への灌水のみならず、動物や鳥 への飲み水等の供給、熱帯魚等の水槽への水の供給、庭の水撒き、ビニールハウ スへの給水等に有効に使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動灌水給水器の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本考案の自動灌水給水器の実施例の斜視図であ
る。
【図3】本考案の自動灌水給水器の使用例を示す図であ
る。
【図4】本考案の自動灌水給水器の作動を示すフローチ
ャートである
【図5】従来のセンサーを示す図である。
【符号の説明】
1 自動灌水給水器 2 センサ部 3 灌給水部 4 センサ本体 5、6 電極 7 ポンプ 8 電池 9 給水管 10 汲水管 11 ポリタンク 12 リード線 13 タイマー

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極(5,6)と、該電極(5,6)間に
    通電していない場合に作動するセンサー本体(4)と、
    該センサー本体(4)が作動することにより駆動する灌
    給水手段(7)と、該灌給水手段(7)の駆動時間を制
    御するための駆動制御手段(13)とを備えたことを特
    徴とする自動灌水給水器。
  2. 【請求項2】前記センサー本体(4)がコンパレータで
    あることを特徴とする請求項1に記載の自動灌水給水
    器。
  3. 【請求項3】前記センサー本体(4)が、低消費電流型
    のコンパレータであることを特徴とする請求項1に記載
    の自動灌水給水器。
  4. 【請求項4】前記灌給水手段(7)がモーターポンプで
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の自動灌水給水器。
  5. 【請求項5】前記灌給水手段(7)が電磁式ポンプであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の自動灌水給水器。
  6. 【請求項6】前記灌給水手段(7)がバルブであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    自動灌水給水器。
  7. 【請求項7】前記駆動制御手段(13)がタイマーであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の自動
    灌水給水器。
JP1998005958U 1998-08-06 1998-08-06 自動灌水給水器 Expired - Lifetime JP3056492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998005958U JP3056492U (ja) 1998-08-06 1998-08-06 自動灌水給水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998005958U JP3056492U (ja) 1998-08-06 1998-08-06 自動灌水給水器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3056492U true JP3056492U (ja) 1999-02-16

Family

ID=43190461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998005958U Expired - Lifetime JP3056492U (ja) 1998-08-06 1998-08-06 自動灌水給水器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056492U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092101A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 I & Plus Co Ltd 灌水装置
JP2013102712A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Masaru Suzuki 潅水自動制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011092101A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 I & Plus Co Ltd 灌水装置
JP2013102712A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Masaru Suzuki 潅水自動制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7607257B2 (en) Automatic watering apparatus for houseplants
US6363658B1 (en) Flower pot
US10104845B2 (en) Hydrophonic planter
KR101399512B1 (ko) 수경재배기
US10104844B2 (en) Indoor irrigation system
US20140298719A1 (en) Self contained plant watering apparatus
JP2004201583A (ja) 間欠式自動潅水装置
US20060011528A1 (en) Animal water tub
CN213343774U (zh) 一种花卉自动喷灌装置
CN105325266A (zh) 一种自动浇花装置
US20020116870A1 (en) Automatic houseplant watering apparatus for homes and offices
JP3056492U (ja) 自動灌水給水器
US10206343B2 (en) Nutrient delivery system
KR20150052529A (ko) 자동 관수 화분
JP2000139248A (ja) プランターまたはプランターケース
CN107197755A (zh) 一种花卉自动浇水装置
KR200456115Y1 (ko) 축사의 분뇨 처리시스템
CN210406319U (zh) 智能浇水花盆
DE2813410A1 (de) Elektronisch gesteuerte einrichtung fuer die bewaesserung von hydrokulturpflanzen
CN205623442U (zh) 智能浇水花盆
JPS63181934A (ja) 自動給水装置
EP3280252A1 (en) Indoor irrigation system
KR200479838Y1 (ko) 축사용 순환 음수라인 장치
JPH11206255A (ja) 植物栽培装置
RU154780U1 (ru) Цветочный горшок с системой автоматического полива

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term