JP3056476U - 自走式異物分別装置 - Google Patents

自走式異物分別装置

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JP3056476U
JP3056476U JP1998006375U JP637598U JP3056476U JP 3056476 U JP3056476 U JP 3056476U JP 1998006375 U JP1998006375 U JP 1998006375U JP 637598 U JP637598 U JP 637598U JP 3056476 U JP3056476 U JP 3056476U
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JP1998006375U
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Inventor
晃一 吉村
Original Assignee
株式会社ヴィプコーポレーション
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来より遥かに小型、軽量で、中小規模面積
地での清掃、収穫に係る時間の短縮、省力化、費用の軽
減を著しく図る自走式異物分別装置を提供する。 【解決手段】 自走しながら砂や土中に混入する石、ガ
ラス片或いは根菜類等の固形異物を分別或いは収穫する
ことを可能にした自走式異物分別装置で、砂や土をほぐ
し、撹拌し、掻き寄せると共に砂や土と一緒に異物を掬
い上げるローター1と、このローター1で掬い上げた砂
や土が飛ぶ方向に配設した揺動振いカゴ2とからなり、
これらを自走式の走行車体に連結して、この走行車体の
動力出力軸或いは独立動力によって駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として公園、保育園、学校等に設置されている砂場、海辺、ゴル フ場のバンカー、更には田畑等の砂や土中に混入する石、ガラス片或いは根菜類 等の固形異物を分別して清掃或いは収穫すると同時に、殺菌、消毒、肥料・種子 散布等に広く活用できる小型の自走式異物分別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、大型のトラクターを活用する他に、パワーシャベル等で砂や土を振い 機、或いは選別機にかけて分別する以外になかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、大型のトラクターやパワーシャベル等を用いて、砂場、海辺、 ゴルフ場のバンカー、更には田畑等の砂や土中に混入する石、ガラス片或いは根 菜類等の固形異物を振い機、或いは選別機にかけて分別して、清掃或いは収穫す るようにしていたため、大型で重量も重く、大規模作業にならざるを得ず、中小 規模面積地での清掃、収穫に係る時間が長くかかるばかりでなく、これらに費や すエネルギーも無駄で、費用も膨大にかかっていた。
【0004】 そこで、本考案は、上述のような観点に鑑みて案出されたもので、自走しなが らローターで砂や土、異物を掬い上げ、揺動振いカゴで異物のみを分別・収納し て、砂や土は地上に戻し、同時に殺菌、消毒、肥料・種子散布等にも広く活用で きるようにして、従来より遥かに小型、軽量で、中小規模面積地での清掃、収穫 に係る時間の短縮、省力化、費用の軽減を著しく図れるような自走式異物分別装 置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の自走式異物分別装置は、上述のような課題を解決するために、自走し ながら砂や土中に混入する石、ガラス片或いは根菜類等の固形異物を分別或いは 収穫することを可能にした自走式異物分別装置で、砂や土をほぐし、撹拌し、掻 き寄せると共に砂や土と一緒に異物を掬い上げるローターと、このローターで掬 い上げた砂や土が飛ぶ方向に配設した揺動振いカゴとからなり、これらを自走式 の走行車体に連結して、この走行車体の動力出力軸或いは独立動力によって駆動 するようにしたものである。
【0006】 また、揺動振いカゴの上面前後方向略中央部に網状の異物塞止板を進行方向と 直角に立設すると共に、その後側の揺動振いカゴの上部を落下防止板で覆うこと により、砂や土の飛び方向を規制するガイド板に沿って飛ぶ一部の砂や土を揺動 振いカゴの後方へ直接飛ばすと同時に、異物のみを塞き止めて揺動振いカゴ前部 の開口部に落下させて揺動振いカゴ内に収納するものである。
【0007】 それに、揺動振いカゴの後側上部を遮断する落下防止板により、揺動振いカゴ の内部の監視が阻害されるのを防止するため、前記落下防止板の適宜位置に監視 窓を設け、この監視窓の前側周囲には、この監視窓から砂や土が内部に落下する のを防止するための砂混入防止カバーを設けたものである。
【0008】 更に、自走式の走行車体の動輪軸に、タイヤ等に代えて、砂や土の掬い上げ、 撹拌、ほぐし、掻き寄せ等を行うローターを装着し、同時に揺動振いカゴに代え て、一方を砂や土に差込み、他方を後方へ向って斜め上方へ傾斜させて固定した 網状の砂土落し板と、この砂土落し板をこするように回転し、砂や土をそぎ落し ながら連続して異物のみを上方に設けられた異物収納カゴ或いは袋に移動させる ブラシ状、ブレード状、螺旋状等の砂掻落し板とを配設したものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態として、公園、保育園、学校等に設置されている砂 場、海辺、ゴルフ場のバンカー、更には田畑等の砂や土中に混入する石、ガラス 片或いは根菜類等の固形異物を分別する状態を図面に基づいて説明する。
【0010】 本考案の自走式異物分別装置は、図1乃至図3に示すように、自走しながら砂 や土中に混入する石、ガラス片或いは根菜類等の固形異物を分別或いは収穫する ことを可能にした自走式異物分別装置で、砂や土をほぐし、撹拌し、掻き寄せる と共に砂や土と一緒に異物を掬い上げるローター1と、このローター1で掬い上 げた砂や土が飛ぶ方向に配設した揺動振いカゴ2とからなり、これらを自走式の 走行車体に連結して、この走行車体の動力出力軸或いは独立動力によって駆動す るように形成する。この場合、走行車体のタイヤ等の動輪軸12にタイヤ等に代 えて、砂や土の掬い上げ、撹拌、ほぐし、掻き寄せ等を行うローター1を装着し て同様に作動させるようにしても良い。
【0011】 即ち、前記揺動振いカゴ2は、図1に示すように、上面前後方向略中央部に縦 或いは斜め角度の網状の異物塞止板5を進行方向と直角に立設すると共に、その 後側の揺動振いカゴ2の上部を落下防止板6で覆うことにより、砂や土の飛び方 向を規制するガイド板4に沿って飛ぶ一部の砂や土を揺動振いカゴ2の後方へ直 接飛ばすと同時に、異物のみを塞き止めて揺動振いカゴ2前部の開口部3に落下 させて揺動振いカゴ2内に収納するようにし、更に、後側上部を遮断する落下防 止板6により、揺動振いカゴ2の内部の監視が阻害されるのを防止するため、前 記落下防止板6の適宜位置に監視窓7を設け、更に、この監視窓7の前側周囲に は、この監視窓7から砂や土が内部に落下するのを防止するための砂混入防止カ バー8を設けるように形成されている。
【0012】 それに、本考案の自走式異物分別装置は、図2及び図3に示すように、自走式 の走行車体の動輪軸12に、タイヤ等に代えて、砂や土の掬い上げ、撹拌、ほぐ し、掻き寄せ等を行うローター1を装着し、同時に揺動振いカゴ2に代えて、一 方を砂や土に差込み、他方を後方へ向って斜め上方へ傾斜させて固定した網状の 砂土落し板9と、この砂土落し板9をこするように回転し、砂や土をそぎ落しな がら連続して異物のみを上方に設けられた異物収納カゴ10或いは袋に移動させ るブラシ状、ブレード状、螺旋状等の砂掻落し板11とを配設するようにしたも のでも良い。
【0013】 この自走式異物分別装置は、一対の駆動輪13の動輪軸12と異物収納カゴ1 0又は袋の上部とに左右一対ずつのスプロケット14を介して回転するコンベヤ ー15、その外周面側に適宜間隔に配設したブラシ状、ブレード状、螺旋状等の 砂掻落し板11等からなり、コンベヤー15の下部は網状の砂土落し板9、左右 側面、上部は網状或いは板状のカバー16を設けるように形成されている。
【0014】
【考案の効果】
本考案の自走式異物分別装置は、上述のように、自走しながら砂や土中に混入 する石、ガラス片或いは根菜類等の固形異物を分別或いは収穫することを可能に した自走式異物分別装置で、砂や土をほぐし、撹拌し、掻き寄せると共に砂や土 と一緒に異物を掬い上げるローター1と、このローター1で掬い上げた砂や土が 飛ぶ方向に配設した揺動振いカゴ2とからなり、これらを自走式の走行車体に連 結して、この走行車体の動力出力軸或いは独立動力によって駆動するようにした から、自走しながらローター1で砂や土、異物を掬い上げ、揺動振いカゴ2で異 物のみを分別・収納して、砂や土は地上に戻し、同時に殺菌、消毒、肥料・種子 散布等にも広く活用できるため、従来より遥かに小型、軽量で、中小規模面積地 での清掃、収穫に係る時間の短縮、省力化、費用の軽減を著しく図ることができ る。
【0015】 しかも、揺動振いカゴ2の上面前後方向略中央部に網状の異物塞止板5を進行 方向と直角に立設すると共に、その後側の揺動振いカゴ2の上部を落下防止板6 で覆うことにより、砂や土の飛び方向を規制するガイド板4に沿って飛ぶ一部の 砂や土を揺動振いカゴ2の後方へ直接飛ばすと同時に、異物のみを塞き止めて揺 動振いカゴ2前部の開口部3に落下させて揺動振いカゴ2内に収納するようにし たから、揺動振いカゴ2による異物の分別・収納能力を著しく向上させることが できる。
【0016】 また、揺動振いカゴ2の後側上部を遮断する落下防止板6により、揺動振いカ ゴ2の内部の監視が阻害されるのを防止するため、前記落下防止板6の適宜位置 に監視窓7を設け、この監視窓7の前側周囲には、この監視窓7から砂や土が内 部に落下するのを防止するための砂混入防止カバー8を設けたことによって、砂 や土が監視窓7から混入するのを防止して、揺動振いカゴ2の内部状況を常時目 視で確認することができるため、揺動振いカゴ2内に異物を円滑に分別・収納す ることができる。
【0017】 それに、自走式の走行車体の動輪軸12に、タイヤ等に代えて、砂や土の掬い 上げ、撹拌、ほぐし、掻き寄せ等を行うローター1を装着し、同時に揺動振いカ ゴ2に代えて、一方を砂や土に差込み、他方を後方へ向って斜め上方へ傾斜させ て固定した網状の砂土落し板9と、この砂土落し板9をこするように回転し、砂 や土をそぎ落しながら連続して異物のみを上方に設けられた異物収納カゴ10或 いは袋に移動させるブラシ状、ブレード状、螺旋状等の砂掻落し板11とを配設 したから、砂や土の状況によっては自走式の走行車体の前進力によって駆動する 駆動輪13の回転力のみで、コンベヤー15が回転するため、更に小型化、軽量 化が可能であるため、更に省エネルギーを図ることができる他、高速回転部、揺 動部がなくなるため、振動、騒音等が著しく減少すると共に安全性もより高くな る。
【0018】 更に、本考案の自走式異物分別装置の適宜側面、或いは上面に、液状又は粒状 の消毒、殺菌剤、肥料、種子等を収納するタンクを載架して、自然落下或いは強 制散布する装置を取付けるようにすれば、異物の分別と同時に、消毒、殺菌剤、 肥料、種子等を砂や土中に混入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自走式異物分別装置の一実施例を示す
概略縦断側面図である。
【図2】本考案の自走式異物分別装置の他の実施例を示
す概略側面図である。
【図3】同じく図2の概略正面図である。
【符号の説明】
1 ローター 2 揺動振いカゴ 3 開口部 4 ガイド板 5 異物塞止板 6 落下防止板 7 監視窓 8 砂混入防止カバー 9 砂土落し板 10 異物収納カゴ 11 砂掻落し板 12 動輪軸 13 駆動輪 14 スプロケット 15 コンベヤー 16 カバー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走しながら砂や土中に混入する石、ガ
    ラス片或いは根菜類等の固形異物を分別或いは収穫する
    ことを可能にした自走式異物分別装置で、砂や土をほぐ
    し、撹拌し、掻き寄せると共に砂や土と一緒に異物を掬
    い上げるローターと、このローターで掬い上げた砂や土
    が飛ぶ方向に配設した揺動振いカゴとからなり、これら
    を自走式の走行車体に連結して、この走行車体の動力出
    力軸或いは独立動力によって駆動することを特徴とする
    自走式異物分別装置。
  2. 【請求項2】 揺動振いカゴの上面前後方向略中央部に
    網状の異物塞止板を進行方向と直角に立設すると共に、
    その後側の揺動振いカゴの上部を落下防止板で覆うこと
    により、砂や土の飛び方向を規制するガイド板に沿って
    飛ぶ一部の砂や土を揺動振いカゴの後方へ直接飛ばすと
    同時に、異物のみを塞き止めて揺動振いカゴ前部の開口
    部に落下させて揺動振いカゴ内に収納するようにした請
    求項1記載の自走式異物分別装置。
  3. 【請求項3】 揺動振いカゴの後側上部を遮断する落下
    防止板により、揺動振いカゴの内部の監視が阻害される
    のを防止するため、前記落下防止板の適宜位置に監視窓
    を設け、この監視窓の前側周囲には、この監視窓から砂
    や土が内部に落下するのを防止するための砂混入防止カ
    バーを設けた請求項1又は2記載の自走式異物分別装
    置。
  4. 【請求項4】 自走式の走行車体の動輪軸に、タイヤ等
    に代えて、砂や土の掬い上げ、撹拌、ほぐし、掻き寄せ
    等を行うローターを装着し、同時に揺動振いカゴに代え
    て、一方を砂や土に差込み、他方を後方へ向って斜め上
    方へ傾斜させて固定した網状の砂土落し板と、この砂土
    落し板をこするように回転し、砂や土をそぎ落しながら
    連続して異物のみを上方に設けられた異物収納カゴ或い
    は袋に移動させるブラシ状、ブレード状、螺旋状等の砂
    掻落し板とを配設した請求項1記載の自走式異物分別装
    置。
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