JP3056442B2 - 貫入試験装置 - Google Patents

貫入試験装置

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JP3056442B2
JP3056442B2 JP9201373A JP20137397A JP3056442B2 JP 3056442 B2 JP3056442 B2 JP 3056442B2 JP 9201373 A JP9201373 A JP 9201373A JP 20137397 A JP20137397 A JP 20137397A JP 3056442 B2 JP3056442 B2 JP 3056442B2
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忠 井澤
淳一 絹田
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HOKOKU ENGINEERING CO., LTD.
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤中に貫入試験
用ロッドを貫入し、この貫入時の貫入抵抗を測定するこ
とによって、地盤の硬軟または締まり具合、即ち地盤支
持強度を測定する、一般にスウェーデン式サウンディン
グ試験と呼ばれている貫入試験を行うための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のスウェーデン式サウンデ
ィング試験装置を示している。この図において、1はハ
ンドル、2は錘りで、10kgのものが2個、25kgのも
のが3個使用される。3は載荷用クランプで、5kgのも
のが使用される。4は底板、5はハンドル1と錘り2と
載荷用クランプ3とを取り付けるようにした長さ1mの
ロッド、6は25cmごとに目盛Pを有する長さ0.8m
のスクリューポイント用ロッドで、前記ロッド5につな
がれるようになっていて、その先端部に錐状のスクリュ
ーポイント7が連結されている。
【0003】上記装置の使用によるスウェーデン式サウ
ンディング試験は、以下のような操作順序で行ってい
る。
【0004】.先ず、錘2を取り付けない状態で、ス
クリューポイント7の位置から50cmのところで5kgの
載荷用クランプ3を固定し、底板4を通して調査地点上
にロッド5及びこれにつながれるスクリューポイント用
ロッド6を鉛直に立てて支える。ここで、地表面近くに
測定のための基準面を設ける。
【0005】.このままでロッド6が地中に貫入する
かどうかを確かめ、貫入する場合は、貫入が止まったと
きの基準面からロッド6の次の目盛線までの長さを測っ
て貫入量を求め、荷重5kgに対する貫入量を記録する。
【0006】.次に、10kgの錘り2を載荷用クラン
プ3に載せ、と同じ操作を行い、15kgの貫入量を記
録する。
【0007】.それから、次々と荷重を増加して、
の操作を繰り返す。荷重の段階は、5kg、15kg、25
kg、50kg、75kg、100kgであるが、主に、50k
g、75kg及び100kg時の貫入量が測定される。
【0008】.載荷用クランプ3が底板4に達した
ら、錘り2を取り除き、ロッド6が足りなければ継ぎ足
し、載荷用クランプ3を50cm引き上げて固定し、の
操作を行う。
【0009】.100kgでロッド6の貫入が止まった
場合は、その貫入量を測った後、そのままハンドル1を
取り付け、ハンドル1に鉛直方向の力が加わらないよう
に回転し、次の目盛線まで貫入させるのに要する半回転
数を記録する。尚、これ以後の測定は25cm(目盛P)
ごとに行う。ハンドル1の回転方向は右回りとし、半回
転ごとに一時停止する方向をとり、これを1回と数え
る。
【0010】.スクリューポイント7が大きな石など
に突き当たり、ハンドル1の回転反発力が著しく大きく
なった場合には測定を止める。測定が終わったら、錘り
2を降ろし、引抜き装置によって全ロッド5,6を引き
抜き、数を点検し、スクリューポイント7の異常の有無
を調べる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来装
置によるスウェーデン式サウンディング試験の使用にお
いては、過酷な肉体労働をともない、測定値の読み取
り、自沈判断に測定者の個人差が現れていた。即ち、従
来の試験装置では、10kg及び25kgの錘り2の上げ降
ろしを、50cm貫入するごとに行わなければならない。
例えば、10m地中に貫入した場合、錘り2の上げ降ろ
しが20回必要となる。従って、作業者は1回につき1
9kgを2個、25kgを3個上げ降ろしするので、 10×2×20×2+25×3×20×2=3800kg つまり、作業者は1ポイント10m貫入するのに25kg
の錘り2に換算して152個分、合計3800kg持ち上
げる仕事をしなければならなかった。しかも、測定にお
いてロッドの貫入、貫入速度、回転数などを目視により
観察し記録することから、測定データが作業者によって
ばらつく可能性があった。
【0012】本発明は、スウェーデン式サウンディング
試験を行うにあたって、肉体的に非常に過酷な作業を必
要とするのを解消し、且つ個人差のできるだけ発生しな
い正確な測定を自動的に行うことが可能な貫入試験装置
を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る貫
入試験装置は、地盤中に貫入される貫入試験用ロッド1
2をクランプするチャック部13及びこれにクランプさ
れたロッド12を回転駆動する回転駆動部14を備え
て、昇降可能に支持された所定重量の載荷部15と、該
載荷部15の載荷荷重をバランス変動させるために載荷
部15に連動連結手段18を介して連結される複数の重
錘19と、貫入試験用ロッド12の貫入中にロッド12
にかかる負荷を検出する負荷検出部20とからなり、前
記負荷検出部20からの検出信号によって前記連動連結
手段18による前記載荷部15と複数の重錘19との連
結状態を切離し・連結して両者の重量バランスを変動さ
せるようにしてなるものである。
【0014】請求項2は、請求項1に記載の貫入試験装
置において、前記載荷部15を載置して所定高さまで持
ち上げたその所定一で前記載荷部15から離脱して収縮
する持ち上げ用シリンダ17を備えてなるものである。
【0015】請求項3は、請求項2に記載の貫入試験装
置において、前記載荷部15と該載荷部を載置する持ち
上げ用シリンダ17との両者を切離し可能に連結する連
結部材38を着脱可能に設けてなるものである。
【0016】請求項4は、請求項1〜3のいずれかに記
載の貫入試験装置において、前記連動連結手段18は、
装置本体10の上部側に軸架した回転軸40に載荷部用
上部スプロケット41aを固定すると共に複数の重錘用
上部スプロケット42aをそれぞれ電磁クラッチ43を
介して係脱可能に同軸に並設し、載荷部用上部スプロケ
ット41aとその下方に設けた遊転用スプロケット41
bとの間に載荷部用チェーン41cを掛装すると共に、
各重錘用上部スプロケット42aとその下方に設けた遊
転用スプロケット42bとの間に重錘用チェーン42c
を掛装して、載荷部用チェーン41cには載荷部を取り
付け、各重錘用チェーン42cには載荷部15の荷重に
よって回転軸40にかかるトルクに対向するように重錘
19を連結してなるものである。
【0017】請求項5は、請求項1〜4のいずれかに記
載の貫入試験装置において、前記負荷検出部20は歪ゲ
ージ式重量センサー(ロードセル)からなるものであ
る。
【0018】請求項6は、請求項1〜5のいずれかに記
載の貫入試験装置において、前記チャック部13と回転
駆動部14との間に、貫入中におけるロッド12の自由
回転を許すクラッチ32を設けてなるものである。
【0019】請求項7は、請求項1〜6のいずれかに記
載の貫入試験装置において、チャック部13による貫入
試験用ロッド12のクランプを解除したとき当該ロッド
12の地盤中への落下を防止する落下防止用チャック5
3設けてなるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】図1の(A)は本発明に係る貫入
試験装置の全体を示す概略平面図、(B)はその概略側
面図である。この図において、10は装置本体で、無端
軌道帯輪からなる走行駆動手段11によって自走可能と
なっている。装置本体10には水平基台12が設けら
れ、この水平基台10aには、当該基台10a及び走行
駆動手段11の幅方向中間部を挿通して地盤中に垂直に
貫入される貫入試験用ロッド12をクランプするチャッ
ク部13及びこれにクランプされた貫入試験用ロッド1
2を回転駆動する回転駆動部14などから構成されて、
所定の重量を有する載荷部15、この載荷部15の後部
側で水平基台10a上に垂直に立設された垂直フレーム
16、この垂直フレーム16の前面側に沿って配設され
ていて、前記載荷部15を載置して所定高さまで持ち上
げその所定高さ位置で当該載荷部15から離脱して収縮
する持ち上げ用シリンダ17、前記載荷部15の載荷荷
重をバランス変動させるために当該載荷部15に連動連
結手段18を介して連結される複数の重錘19などが装
備されている。そして、載荷部15内には、貫入試験用
ロッド12が地盤中に貫入するとき貫入反力としての地
盤抵抗によって当該ロッド12にかかる負荷を検出する
負荷検出部としての歪ゲージ式重量センサー(ロードセ
ル)20が設けられている。
【0021】図2〜図4は、載荷部15の詳細構造を示
すもので、図2は図1(A)のX−X線拡大詳細断面
図、図3は図1(B)の一部拡大詳細側面図、また図4
は図1(A)の一部拡大詳細平面図である。先ず、図2
に示すように、載荷部15は昇降枠21を有し、この昇
降枠21の下方部に、載荷部15の中心部を縦に貫通す
る貫入試験用ロッド12をクランプするための油圧式の
チャック部13が設けられている。チャック部13の上
端部中央からは、貫入試験用ロッド12のロッド挿通路
22を形成する段付き円筒状の組合せ構造体23が上方
へ同軸一体に延びている。この円筒状組合せ構造体23
は、昇降枠21に固定された段付き円筒状の支持体24
内に上下複数の軸受25を介して回転可能で且つ軸方向
に微小変移可能に支持され、また円筒状組合せ構造体2
3の下端部側には略円板状の固定台板26が軸受27を
介して嵌合支持されている。そして、固定台板26の上
面と対向する前記円筒状支持体24の下端フランジ24
a下面にはその直径方向両端部に前記負荷検出部たる歪
ゲージ式重量センサー(ロードセル)20,20が取り
付けられ、常時は上記各センサー20の検出子20aと
固定台板26の上面との間に僅かな隙間が形成されてい
る。
【0022】前記回転駆動部14は、図2から分かるよ
うに、前記円筒状組合せ構造体23の上端部側に大歯車
28を設けると共に、この大歯車28に噛合する小歯車
29を昇降枠21側に軸支した回転軸30に取り付け、
この回転軸30を昇降枠21側に設置した油圧モーター
31によって駆動するようにしてなるものである。この
回転駆動部14は、チャック部13にクランプした貫入
試験用ロッド12を回転駆動するものであるが、ロッド
12の貫入時にこのロッド12が先端部のスクリューポ
イント7(図9参照)のネジに従って自由に回転するこ
とができるようにするため、チャック部13と回転駆動
部14との間にカム式のクラッチ32が設けてある。即
ち、このクラッチ32は、図2に示すように円筒状組合
せ構造体23の上端部と大歯車28との間に介装された
もので、このクラッチ32を入の状態でチャック部13
をクランプ作動させると、大歯車28と円筒状組合せ構
造体23とが連結されて、モーター31の回転が円筒状
組合せ構造体23に伝わり、ロッド12はチャック部1
3にクランプされてチャック部13と共に回転駆動され
ることになる。またクラッチ32を切ると、円筒状組合
せ構造体23に回転が伝わらず、ロッド12はチャック
部13にクランプされたままで自由に回転しながら地盤
中に貫入することができるようになる。
【0023】尚、図2に示すように、円筒状組合せ構造
体23の上端に前記歯車28と同様な歯車33が取り付
けてあるが、この歯車33は、貫入試験用ロッド12が
上記のように回転しながら地盤中に貫入されてゆくとき
に、その回転数を検出するために使用される歯車であ
る。また、図2及び図3に示すように、昇降枠21の下
端部には、下降の際に水平基台10a上に衝当したとき
の衝撃を緩和するショックアブソーバー59が取り付け
てある。
【0024】前記昇降枠21は、図3及び図4に示すよ
うに、その前面側に設けた複数のガイド片35を前記垂
直フレーム16に取り付けたガイドレール34に係合さ
せることによって昇降可能に支持させるようにしてい
る。また、図2〜図4に示すように、昇降枠21の後部
上端には、下面に係合凹部36aを形成した持ち上げ板
36が連結固定され、この持ち上げ板36の下方に持ち
上げ用シリンダ17が設置してあって、このシリンダ1
7のピストンロッド17a上端に同軸に突設されたボル
ト37の頭部37aが係脱自在に係合されるようになっ
ている。しかして、前記ボルト37の頭部37aを前記
持ち上げ板36の係合凹部36aに係合させて、持ち上
げ用シリンダ17を所定ストローク伸長作動させること
により、昇降枠21を介して載荷部15を所定高さまで
持ち上げ、この所定高さ位置で前記チャック部13によ
り貫入試験用ロッド12をクランプした後、持ち上げ用
シリンダ17の油圧を開放すると、ピストンロッド17
aの下動に従ってピストンロッド17a上端のボルト頭
部37aが持ち上げ板36の係合凹部36aから離脱す
るようになっている。
【0025】また、前記持ち上げ板36の下部側には、
ピストンロッド17a上端のボルト頭部37aを当該持
ち上げ板36の係合凹部36aに係合させた状態に保持
して持ち上げ用シリンダ17と載荷部15の昇降枠21
とを連結する連結部材38が着脱可能に取り付けられて
いる。この連結部材38は、先端部が二股状に切欠され
ている。図2〜図4に示すように、持ち上げ板36の下
面から一定間隔をおいた下方位置に、前記ピストンロッ
ド17a上端のボルト頭部37aが挿通可能な開口部3
9aを有する固定板39が昇降枠21側に取り付けてあ
って、この固定板39と持ち上げ板36との間に前記連
結部材38の二股部38a,38aを挿入して前記ボル
ト37の頸部37bを挟み込むようにすることによっ
て、図示のように持ち上げ用シリンダ17と昇降枠21
とを連結することができ、またこの連結部材38を外方
へ引き抜くことによって両者を切り離すことができる。
【0026】次に、前記連動連結手段18について図5
〜図8により説明する。この連動連結手段18は、図8
の概略図から分かるように、前記垂直フレーム16の上
部側に軸架した回転軸40に載荷部用上部スプロケット
41aを固定すると共に、この回転軸40に例えば3つ
の重錘用上部スプロケット42aをそれぞれ電磁クラッ
チ43を介して係脱可能に並設し、そして載荷部用上部
スプロケット41aとその下方に設けた遊転用スプロケ
ット41bとの間に載荷部用チェーン41cを掛装し、
また各重錘用上部スプロケット42aとその下方に設け
た遊転用スプロケット42bとの間に重錘用チェーン4
2cを掛装し、しかして載荷部用チェーン41cに載荷
部15の昇降枠21を取付部材44により取り付け、各
重錘用チェーン42cには載荷部15の荷重によって回
転軸40にかかるトルクに対向するように重錘19を取
付部材46により取り付けてなるものである。
【0027】前記回転軸40は、図7に示すように垂直
フレーム16に設けられた軸受47によって支承されて
いる。載荷部15側の遊転用スプロケット41bと重錘
24側の各遊転用スプロケット42bとは、それぞれ別
個の支軸48,49に取り付けてあって、図5に示すよ
うに、載荷部15側の支軸48は軸受50により、重錘
19側の支軸49は軸受51によってそれぞれ支承され
ている。各重錘19は、水平基台10aに垂直に立設さ
れたガイド棒52にスライド自在に挿通支持されてい
る。また各重錘19の下端部には、対応する電磁クラッ
チ43が切れて重錘19が水平基台10a上に落下する
ときにその衝撃を緩和するためのショックアブソーバー
45が取り付けてある(図6参照)。
【0028】この貫入試験装置では、載荷部15の重量
が例えば100kgであり、各重錘19の重量が25kgで
あって、3つの重錘19の合計重量は75kgとなる。従
って、上述した連動連結手段18によって連結される載
荷部15と重錘19とのバランス変動については、回転
軸40と各重錘用上部スプロケット42aとの間に介装
された電磁クラッチ43が3つとも入りの状態、即ち連
結状態にあれば、載荷部15には、100kg−(25kg
×3)=25kgの載荷荷重がかかり、また3つの電磁ク
ラッチ43のうちの1つが切れて残りの2つが連結状態
にあれば、100kg−(25kg×2)=50kgの載荷荷
重がかかり、また1つの電磁クラッチ43だけが連結状
態にあれば、100kg−25kg=75kgの載荷荷重がか
かり、更に電磁クラッチ43が3つとも切れて非連結状
態(離脱状態)にあるときは、重錘19による荷重は零
で、載荷部15の載荷荷重は100kgとなる。
【0029】しかして、上記のような載荷部15と重錘
19との重量のバランス変動は、コンピュータ制御によ
って、前記歪ゲージ式重量センサー20で逐次検出され
る検出信号による貫入負荷抵抗に応じて前記3つの電磁
クラッチ43が適宜に連結・離脱することにより、自動
的に行われるようになっている。
【0030】この貫入試験装置の装置本体10には、図
示は省略するが、貫入試験用ロッド12の下降量、即ち
昇降枠21と一体に下降する貫入試験用ロッド12の貫
入量を測定するための測定装置が装備されており、この
測定装置は、上記貫入量を自動的に測定して、その測定
値をコンピュータにより逐次表示部の画面にデジタル表
示すると共に、記録紙に記録するようになっている。
【0031】また、装置本体10の水平基台10a上に
は、図1の(B)に示すように、前記チャック部13に
よる貫入試験用ロッド12のクランプを解除したとき当
該ロッド12の地盤中への落下を防止する落下防止用チ
ャック53が設けられている。この落下防止用チャック
53は、前記チャック部13を小型にしたような油圧式
チャックで、前記チャック部13の下方で貫入試験用ロ
ッド12を必要時にクランプし、または開放するように
なっている。
【0032】また、図1の(A)及び(B)に示すよう
に、装置本体10には、走行駆動手段11である無端軌
道帯輪を駆動させるための空冷4サイクルエンジン54
が搭載され、またこのエンジン54の出力を利用して持
ち上げ用シリンダ17、チャック部13、回転駆動部1
4、落下防止手段53などを駆動させるための油圧駆動
ユニット55が搭載されている。図1の(A)及び
(B)において、56は走行駆動手段11の操行レバ
ー、57は、貫入試験用ロッド12の回転数をカウント
するカウンターであり、そして58は、この貫入試験装
置のコンピュータ制御を司る制御部である。
【0033】上述したような構成を有する貫入試験装置
の使用においては、先ず装置本体10を走行駆動手段1
1によって所要の調査地点まで移動し、そこで貫入試験
用ロッド12を載荷部15のロッド挿通路22(図2参
照)に挿通して、その下端を地盤表面に当てた状態と
し、この状態で載荷部15を持ち上げ用シリンダ17に
より所定高さ位置まで持ち上げる。そして最初は、前記
連動連結手段18における3つの電磁クラッチ43を全
て入りの状態(連結状態)にして、3つの重錘用上部ス
プロケット42aを共に回転軸40に連結させ、載荷部
15に25kgの載荷荷重がかかるように設定しておく。
またこのとき、載荷部15と持ち上げ用シリンダ17と
を連結する連結部材38は取り外し、このシリンダ17
上に載荷部15を載置した状態、つまりピストンロッド
17a上端のボルト頭部37aを、載荷部15側に設け
てある持ち上げ板36の係合凹部36aに係合させた状
態にしておく。
【0034】しかして、上記のように載荷部15を所定
高さまで持ち上げたその位置で、チャック部13に貫入
試験用ロッド12をクランプした後、持ち上げ用シリン
ダ17の油圧を開放してピストンロッド17aを載荷部
15側から離脱させ降下させると、チャック部13にク
ランプされている貫入試験用ロッド12は、載荷部15
にかかる25kgの載荷荷重によって地盤中に貫入する、
即ち自沈する。このとき、このチャック部13と回転駆
動部14との間に介装されたクラッチ32は切りの状態
となっているから、ロッド12はそのネジの向きに従っ
て自由に回転することができる。そして、このときの貫
入試験用ロッド12の貫入量を図示しない測定装置によ
って測定し、その測定値を画面表示すると共に記録紙に
記録する。
【0035】上記のように貫入試験用ロッド12が地盤
中に貫入するとき、ロッド12にかかる負荷が前記重量
センサー20によって逐次検出される。しかして、その
検出信号に基づいて演算された負荷値が例えば35kgで
あるときは、35kg以上でこれに近い載荷荷重を載荷部
15に載荷荷重をかけるように指令が出され、この指令
により連動連結手段18における3つの電磁クラッチ4
3のうちの1つが切られて、その重錘用上部スプロケッ
ト42aと回転軸40との連結が解除され、これにより
上記重錘用上部スプロケット42aとその下方の遊転用
スプロケット41bとに掛装された重錘用チェーン42
cがこれに取り付けられた重錘19の荷重により走行し
て、その重錘19が水平基台10a上に落下し、しかし
て載荷部15には、載荷部15の重量100kgから残り
2つの重錘19の合計重量50kgを差し引いた50kgの
載荷荷重が瞬時にかけられることになる。従って、貫入
試験用ロッド12は50kgの載荷荷重によって地盤中に
貫入してゆく。このときの貫入量も前記同様に測定す
る。
【0036】そして、上記50kgの載荷荷重により貫入
試験用ロッド12が地盤中に沈下しなくなり、このとき
ロッド12にかかる負荷が前記重量センサー20による
検出信号から例えば80kgになっているとすれば、この
80kg以上の載荷荷重を載荷部15にかけるように指令
が出され、この指令により連動連結手段18における3
つの電磁クラッチ43の全てが切られて、3つの重錘用
上部スプロケット42aが共に回転軸40と非連結状態
となり、これにより3つの重錘19が水平基台10a上
に落下して、載荷部15に100kgの載荷荷重が瞬時に
かけられる。従って、貫入試験用ロッド12は100kg
の載荷荷重によって地盤中に貫入してゆく。このときの
貫入量も前記同様に測定する。
【0037】上記100kgの載荷荷重による貫入試験用
ロッド12の貫入量を測定した後、ロッド12がそれ以
上貫入しなくなったときは、回転駆動部14及びチャッ
ク部13を作動させると共に、前記クラッチ32を入り
の状態にしてこの回転駆動部14とチャック部13とを
連動連結させ、しかしてチャック部13にクランプされ
た貫入試験用ロッド12を回転させながら、このロッド
12を地盤中に貫入させ、図9に示すような25cm(目
盛りP)ごとの貫入量を前記測定装置により測定すると
共に、そのときのロッド12の回転数をロッド回転数カ
ウンター57で読み取り、これらをコンピューターに記
録する。
【0038】尚、例えば上記100kgの載荷荷重による
ロッド12の貫入中に、地盤が弱くなってロッド12に
かかる負荷が重量センサー20による検出信号から例え
ば70kgになっているときは、このロッド12にそのま
ま100kgの載荷荷重をかける必要がなく、70kgを若
干上回る荷重であればよいから、70kg以上でこれに近
い載荷荷重を載荷部15にかけるように指令が出され、
しかしてこの指令により、それまで3つの電磁クラッチ
43が全て切りの状態となっていたのが、3つの電磁ク
ラッチ43のうち1つが入りの状態に切り換わって、こ
れに対応する重錘用上部スプロケット42aが回転軸4
0に連結され、それにより対応する重錘19が載荷部1
5の下降に伴い引き上げられて、載荷部15には、載荷
部15の重量100kgから1つの重錘19の重量25kg
を差し引いた75kgの載荷荷重がかけられ、従って貫入
試験用ロッド12は75kgの載荷荷重で地盤中に貫入す
ることができる。
【0039】また、貫入試験用ロッド12の貫入途中
で、ロッド12のスクリューポイント7が石などに突き
当たって、載荷部15の載荷荷重によるロッド12の貫
入が困難となったときは、連結部材38を、図2に示す
ように持ち上げ板36と固定板39との間に挿入して、
載荷部15と持ち上げ用シリンダ17とを連結し、しか
して持ち上げ用シリンダ17の伸長作動により載荷部1
5を所定高さまで持ち上げた後、載荷部15を、その載
荷荷重と共に、このシリンダ17の収縮作動により下向
きに加圧しながら下降させるようにすることによって、
ロッド12の貫入を容易に行うことができる。
【0040】以上のようにして、測定が終わったなら
ば、貫入試験用ロッド12を載荷部15より引き抜き、
ロッド12の繋ぎ数を点検し、その先端のスクリューポ
イント7の異常の有無を調べる。そして、一つの調査ポ
イントの調査が終われば、装置本体10を走行駆動手段
11によって次の所要の調査ポイントまで移動し、上記
同様に貫入試験を行うことができる。
【0041】上記ロッド12の引き抜きは、持ち上げ用
シリンダ17による載荷部15の持ち上げ操作を利用し
て行う。即ち、ロッド12の所要部をチャック部13に
クランプした状態で持ち上げ用シリンダ17を伸長作動
させて所要長さ持ち上げた後、チャック部13によるロ
ッド12のクランプを開放する前に、このロッド12を
落下防止用チャック53で保持し、その後チャック部1
3のクランプを開放して載荷部15を下降し、チャック
部13にロッド12をクランプした後、落下防止用チャ
ック53による保持を開放し、以降は上記の操作を繰り
返すことにより、ロッド12を地盤中から引き上げるこ
とができる。この際、上記のようにチャック部13によ
るロッド12のクランプを開放する前に、落下防止用チ
ャック53で保持することによって、ロッド12が地盤
中に落下するのを防止できる。
【0042】なお貫入試験用ロッドの貫入中にロッドに
かかる負荷を検出する負荷検出部として、前記実施形態
にあっては歪ゲージ式重量センサーからなるものである
が、本発明においてこの実施形態に限定されることはな
い。
【0043】前記負荷検出部は、貫入試験用ロッドの貫
入量を経時的に計測して所定の待機時間内にロッド貫入
量に変化がない場合に検出信号を出力するタイマーセン
サーからなるものでもよい。
【0044】即ち、ある荷重(25kg、50kg、75k
g、100kg)がロッドに掛かっている時例えば、3秒
待機してロッド貫入量が変化しない場合は、タイマーセ
ンサーからの検出信号を受けて次の荷重に変化するよう
にしてもよい。(25kg→50kg、50kg→75kg、7
5kg→100kg、100kg→100kg+回転というよう
に)
【0045】前記負荷検出部は、貫入試験用ロッドの貫
入速さを計測し所定の貫入速さに比較してそのロッド貫
入速さが変化した場合に検出信号を出力するスピードセ
ンサーからなるようにしてもよい。
【0046】即ち、ある荷重(25kg、50kg、75k
g、100kg、100kg+回転)がロッドに掛かってい
る時、ロッド貫入速さが1cm/秒以下になれば、スピー
ドセンサーからの検出信号を受けて次の荷重に変化さ
せ、反対にロッド貫入速さが1cm/秒より速くなれば同
じくスピードセンサーからの検出信号を受けて順次荷重
を減らしていくようにしてもよい。
【0047】勿論、前記負荷検出部は、前記タイマーセ
ンサーとスピードセンサーとを組み合わせてなるように
してもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る発明の貫入試験装置は、
貫入試験用ロッドをクランプするチャック部及びこれに
クランプされたロッドを回転する回転駆動部を有し、昇
降可能に支持された所定重量の載荷部と、この載荷部の
載荷荷重をバランス変動させるために載荷部に連動連結
手段を介して連結される複数の重錘と、貫入中にロッド
にかかる負荷を検出する負荷検出部とからなるもので、
負荷検出部からの検出信号によって連動連結手段による
載荷部と複数の重錘との連結状態を切離し・連結して両
者の重量バランスを変動させるように構成しているか
ら、貫入中のロッドにかかる負荷に応じた載荷荷重を自
動的に与えることが可能となって、従来装置のように貫
入試験用ロッドにその貫入途上で手作業により一々直接
に錘を負荷させるための過酷な肉体労働が不要となる。
また、測定値の読み取り、自沈判断の自動化が可能とな
り、それらをきわめて正確に行うことができる。
【0049】請求項2によれば、載荷部を載置して所定
高さまで持ち上げたその所定高さ位置で載荷部から離脱
して収縮する持ち上げ用シリンダを備えているから、シ
リンダを伸長作動させて載荷部を所定高さで持ち上げた
後は、シリンダを収縮作動させることなく、載荷部をそ
の載荷荷重のみで下降させて貫入試験用ロッドの貫入を
行わせることができる。
【0050】請求項3によれば、載荷部とこれを載置す
る持ち上げ用シリンダとの両者を切離し可能に連結する
連結部材を着脱可能に設けているから、通常のロッド貫
入作業時には連結部材を取り外しておいて、載荷部をそ
の載荷荷重のみによってロッドを貫入させることができ
るし、貫入中にロッドが石などに突き当たって貫入が困
難であるときには、連結部材を装着して載荷部と持ち上
げ用シリンダとを連結し、このシリンダの収縮作動によ
る押下力を適用することによって、ロッドの貫入を容易
に行うことができる。
【0051】請求項4に記載されるような連動連結手段
を採用すれば、貫入中のロッドにかかる負荷に対応して
載荷部に与えられる載荷荷重の増減変動の切替え操作を
電磁クラッチにより瞬時に行うことができて、ロッドの
貫入作業をきわめて効率良く行うことができる。
【0052】請求項5のように、負荷検出部として歪ゲ
ージ式重量センサー(ロードセル)を採用すれば、検出
性能が良い上に、負荷検出部の構造が小型且つコンパク
トとなり、載荷部への取り付けが容易となる。
【0053】請求項6によれば、チャック部と回転駆動
部との間にクラッチを設けているから、貫入試験用ロッ
ドの貫入中は、そのクラッチを切っておくことによって
ロッドを先端部のネジの向きに従って自由に回転させる
ことができ、ロッドの貫入を容易に行わせることができ
る。
【0054】請求項7によれば、前記チャック部による
貫入試験用ロッドのクランプを開放したときロッドの地
盤中への落下を防止するチャックを設けているから、測
定終了後に貫入試験用ロッドを載荷部の昇降動作を利用
して引き上げる際に、ロッドを前記チャック部にクラン
プして所要長さ引き上げた後、そのクランプを開放する
前に当該チャックで保持することによって、ロッドの落
下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明に係る貫入試験装置の全体を
示す概略平面図であり、(B)はその概略側面図であ
る。
【図2】 図1(A)のX−X線拡大詳細断面図であ
る。
【図3】 図1(B)の一部拡大詳細側面図である。
【図4】 図1(A)の一部拡大詳細平面図である。
【図5】 連動連結手段を載荷部側から見た拡大正面図
である。
【図6】 図5に示す連動連結手段の側面図である。
【図7】 図5に示す連動連結手段の平面図である。
【図8】 連動連結手段を示す概略斜視図である。
【図9】 従来の貫入試験装置を示す側面図である。
【符号の説明】
10 装置本体 11 走行駆動手段 12 貫入試験用ロッド 13 チャック部 14 回転駆動部 15 載荷部 16 垂直フレーム 17 持ち上げ用シリンダ 18 連動連結手段 19 重錘 20 歪ゲージ式重量センサー(負荷検出手
段) 21 昇降枠 32 クラッチ 38 連結部材 40 回転軸 41a 載荷部用上部スプロケット 41b 遊転用スプロケット 41c 載荷部用チェーン 42a 重錘用上部スプロケット 42b 遊転用スプロケット42b 42c 重錘用チェーン 43 電磁クラッチ 53 落下防止用チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−38781(JP,A) 特開 昭60−230419(JP,A) 特開 平6−272235(JP,A) 実開 昭60−178042(JP,U) 実開 昭62−7431(JP,U) 実開 昭62−159544(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 1/00 - 1/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤中に貫入される貫入試験用ロッドを
    クランプするチャック部及びこれにクランプされたロッ
    ドを回転駆動する回転駆動部を備えて、昇降可能に支持
    された所定重量の載荷部と、該載荷部の載荷荷重をバラ
    ンス変動させるために載荷部に連動連結手段を介して連
    結される複数の重錘と、貫入試験用ロッドの貫入中にロ
    ッドにかかる負荷を検出する負荷検出部とからなり、前
    記負荷検出部からの検出信号によって前記連動連結手段
    による前記載荷部と複数の重錘との連結状態を切離し・
    連結して両者の重量バランスを変動させるようにしてな
    る貫入試験装置。
  2. 【請求項2】 前記載荷部を載置して所定高さまで持ち
    上げたその所定位置で前記載荷部から離脱して収縮する
    持ち上げ用シリンダを備えてなる請求項1に記載の貫入
    試験装置。
  3. 【請求項3】 前記載荷部と該載荷部を載置する前記持
    ち上げ用シリンダとの両者を切離し可能に連結する連結
    部材を着脱可能に設けてなる請求項2に記載の貫入試験
    装置。
  4. 【請求項4】 前記連動連結手段は、装置本体の上部側
    に軸架した回転軸に載荷部用上部スプロケットを固定す
    ると共に複数の重錘用上部スプロケットをそれぞれ電磁
    クラッチを介して係脱可能に同軸に並設し、載荷部用上
    部スプロケットとその下方に設けた遊転用スプロケット
    との間に載荷部用チェーンを掛装すると共に、各重錘用
    上部スプロケットとその下方に設けた遊転用スプロケッ
    トとの間に重錘用チェーンを掛装して、載荷部用チェー
    ンには載荷部を取り付け、各重錘用チェーンには載荷部
    の荷重によって回転軸にかかるトルクに対向するように
    重錘を連結してなる請求項1〜3のいずれかに記載の貫
    入試験装置。
  5. 【請求項5】 前記負荷検出部は、歪ゲージ式重量セン
    サー(ロードセル)からなる請求項1〜4のいずれかに
    記載の貫入試験装置。
  6. 【請求項6】 前記チャック部と回転駆動部との間に、
    貫入中におけるロッドの自由回転を許すクラッチを設け
    てなる請求項1〜5のいずれかに記載の貫入試験装置。
  7. 【請求項7】 前記チャック部による貫入試験用ロッド
    のクランプを解除したとき当該ロッドの地盤中への落下
    を防止する落下防止用チャックを設けてなる請求項1〜
    6のいずれかに記載の貫入試験装置。
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