JP3055891U - クローゼット等の開閉扉 - Google Patents

クローゼット等の開閉扉

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JP3055891U
JP3055891U JP1998005818U JP581898U JP3055891U JP 3055891 U JP3055891 U JP 3055891U JP 1998005818 U JP1998005818 U JP 1998005818U JP 581898 U JP581898 U JP 581898U JP 3055891 U JP3055891 U JP 3055891U
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door
pair
plywood
closet
lightweight core
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JP1998005818U
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Inventor
敬三 市川
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市川工芸株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の重量を大巾に軽量化できると共に、反り
や歪み等の変形を確実に防止でき、且つ、扉の開閉時や
収納物の出し入れ時に、触手したり、収納物が当り易い
左右の框が汚損、傷損するのを確実に防止できるクロー
ゼット等の開閉扉を提供すること。 【解決手段】 本考案に係るクローゼット等の開閉扉
は、軽量芯材1aの表裏両面に合板を一体的に設けてな
る扉本体1の周囲に、一対の左右框2、2と一対の上下
框3、3を嵌着して構成したクローゼット等の開閉扉に
おいて、少なくとも一対の上記左右框2、2をアルミ板
等の軽量金属板からなる中空框で構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、クローゼット等の収納庫に用いられる開閉扉の改良に関し、さらに 詳しくは、この種の扉の重量を著しく軽量化し、円滑容易に扉を開閉し得て開閉 連結部に対する負荷を軽減し得ると共に、長期間使用しても外圧や気温及び湿気 等によって反りや歪み等の変形が生じるのを確実に防止できるクローゼット等の 開閉扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の開閉扉としては、例えば、本考案の出願人が先に出願し、登録 された登録第3011645号実用新案に係る断熱材を用いた収納家具扉が知ら れている。
【0003】 而して、その収納家具扉は、上記登録実用新案公報に記載されているように、 押出発泡スチレンボード等軽量な断熱材の表裏面に耐水高圧紙を張り、その上に アルミ箔をコーティングし、更に表面を塩化ビニール層で化粧処理した化粧面を 有する断熱板の周囲に、上下一対の木製の框及び左右一対の木製の框を嵌着して 構成されている。
【0004】 上記のように構成された収納家具扉は、直射日光や外気温による温度変化があ っても、扉本体は断熱板で構成されているために熱が吸収されず、又湿気も吸収 されないため、緊張や収縮が起こりにくく、従って反りや捻じれ又歪みを抑制で きるほか、断熱板自身が押出発泡スチレンボード等の軽量材質であるため扉の重 量も抑制されることから、軽量且つ歪みの小さな扉となり、建付や外観に障害が 生じにくいといった利点を備えていて、多大な好評を得ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、その反面、上下一対の框も左右一対の框も共に中実(非中空)の木 材で構成されているため、扉の重量の大巾な軽量化及び反り、歪み等の変形防止 及び傷損防止は、充分には期待できず、特に長寸法の左右一対の框が中実の木材 で構成されていることは、扉の重量の軽減化、変形防止効果及び傷損防止効果の 向上のために、少なからざる支障をもたらしている問題がある。
【0006】 本考案は、上記の問題を解決することを課題として研究開発されたものであっ て、扉の重量を大巾に軽量化できると共に、反りや歪み等の変形を確実に防止で き、且つ、扉の開閉時や収納物の出し入れ時に、触手したり、収納物が当り易い 左右の框が汚損、傷損するのを確実に防止できるクローゼット等の開閉扉を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、軽量芯材の 表裏両面に合板を一体的に設けてなる扉本体の周囲に、一対の左右框と一対の上 下框を嵌着して構成したクローゼット等の開閉扉において、少なくとも一対の上 記左右框をアルミ板等の軽量金属板からなる中空框で構成したことを特徴とする クローゼット等の開閉扉を提供するものである。
【0008】 また、本考案は、上記のように構成したクローゼット等の開閉扉において、軽 量芯材はハニカム状紙材で構成されており、また、軽量芯材の表面に設けた合板 は合成樹脂コート合板で構成されると共に、軽量芯材の裏面に設けた合板はプリ ント合板で構成されており、且つ一対の上下框は木材で構成されているクローゼ ット等の開閉扉、及び軽量芯材は合成樹脂発泡体で構成されており、また、軽量 芯材の表面に設けた合板は合成樹脂コート合板で構成されると共に、軽量芯材の 裏面に設けた合板はプリント合板で構成されており、且つ一対の上下框は木材で 構成されているクローゼット等の開閉扉をそれぞれ提供するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明すれば、図1〜図4は 本考案に係るクローゼット等の開閉扉の第1の実施の形態を示しており、同図に おいて、1は扉本体、2、2は一対の左右框、3、3は一対の上下框を示してい る。
【0010】 而して、上記扉本体1は、この実施の形態では、縦に長い長方形状に裁断した ハニカム状(蜂の巣状)紙材からなる軽量芯材1aの表面側に、約2.5m厚の板 材の表面に塩化ビニルコート層を設けて構成した合成樹脂コート合板(化粧板)1 bを接着すると共に、裏面側に、約2.5m厚の板材の表面にプリント加工を施 したプリント合板(化粧合板)1cを接着して構成されている。
【0011】 また、上記一対の左右框2、2は、この実施の形態では、アルミニウム板にア ーバン色の着色表面処理を施した軽量金属板を、扉の左右の框の外部形状に成形 して、中空部2aを形成すると共に、それぞれの内側に上記扉本体1の側端を嵌 着するための嵌挿溝2bを縦設して構成されており、上記扉本体1の縦の寸法よ りも長寸法に形成されている。
【0012】 また、上記一対の上下框3、3はこの実施の形態では、中実(非中空)の木板 で作製されていて、上記扉本体1と略々同巾の横寸法を備えると共に、短い縦寸 法を備えた横に長い長方形状に形成されており、且つ上框3の場合は下側端面に 、下框3の場合は上側端面に、上記扉本体1の上下の端部を嵌着するための浅い 嵌挿溝3a、3aをそれぞれ横設して構成されている。
【0013】 而して、上記のように構成した扉本体1の左右両側に、上記のように中空に形 成した一対の左右框2、2の嵌挿溝2b、2bをそれぞれ嵌着すると共に、扉本 体1の上下端部に、上記の一対の上下框3、3の嵌挿溝3a、3aをそれぞれ嵌 着し、各嵌着部を強力接着剤により接着することにより、図1に示すように、扉 本体1と、一対の左右框2、2と、一対の上下框3、3とを一体的に備えたクロ ーゼット等の開閉扉を構成したものであって、符号4は開閉用ノブを示している 。
【0014】 次に、上記のように構成した第1の実施の形態の作用、効果を説明する。 o この種の開閉扉において最も重量の大きかった一対の左右框2、2を中空 部2aを備えた軽量なアルミニウム板の中空体で構成したので、扉本体1を軽量 なハニカム状紙材の芯材1aで構成したことと相俟って、この種の開閉扉の重量 を著しく軽量化でき、円滑、容易に開閉操作が可能であると共に、二枚の扉の連 結ヒンジに対する負荷を軽減できる。
【0015】 o 一対の左右框2、2をアルミニウム板で構成したので、気温に温度変化が あったり、湿度変化があっても、反りや歪み等の変形を確実に防止でき堅牢であ って長期間の使用に耐え得る。
【0016】 o この実施の形態では、例えばアーバン色に着色表面処理したアルミニウム 板により一対の左右框2、2を構成したので、合板製の扉本体1及び木製の上下 框3、3との比較において、色彩上の違和感を生じるおそれがなく、且つ扉の開 閉時や収納物の出し入れ時に触手したり、収納物が当り易い左右の框の汚損、傷 損を防止できる。
【0017】 次に、図5〜図8は本考案に係るクローゼット等の開閉扉の第2の実施の形態 を示しており、上記第1の実施の形態と相違しているのは、扉本体11の構成の みであって、その他の構成即ち、一対の左右框2、2及び一対の上下框3、3の 構成及びそれらの扉本体1に対する嵌着態様は上記第1の実施の形態と全く同一 であるから、同一部分には同一符号が付してある。
【0018】 この第2の実施の形態における扉本体11は、押出発泡スチレンボード等の合 成樹脂発泡体からなる縦に長い長方形状の軽量芯材11aの表裏両面に耐水性高 圧紙を張り、その上面にアルミ箔層を設けると共に、更に表面に塩化ビニル層を 形成した化粧合板11bを一体的に設けて構成されている。
【0019】 したがって、この第2の実施の形態における開閉扉は、上記第1の実施の形態 で説明した効果の全てを有すると共に、それに加えて、優れた断熱効果と一層の 軽量化を図り得るものである。
【0020】 以上、本考案の主要な実施の形態について説明したが、本考案は、これらの実 施の形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成でき且つ本考案の要旨 を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0021】
【考案の効果】
上記の説明から明らかなように、本考案に係るクローゼット等の開閉扉によれ ば、この種の扉の重量を従来品よりも格段に軽量化し得て、円滑容易且つ軽快に 扉の開閉を行ない得ると共に2枚の扉の連結用ヒンジの負荷を軽減できる多大な 効果を達成でき、さらに、著しく堅牢であって、長期間使用しても外圧や気温及 び湿気等によって反りや歪み等の変形が発生するのを確実に防止できるものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態を示す1部切欠正面
図である。
【図2】図1のA−A線に沿う1部省略拡大断面図であ
る。
【図3】図1のB−B線に沿う1部省略拡大断面図であ
る。
【図4】2枚の扉をヒンジ等により連結した状態の1部
切欠正面図である。
【図5】本考案の第2の実施の形態を示す1部切欠正面
図である。
【図6】図5のC−C線に沿う1部省略拡大断面図であ
る。
【図7】図5のD−D線に沿う1部省略拡大断面図であ
る。
【図8】2枚の扉をヒンジ等により連結した状態の1部
切欠正面図である。
【符号の説明】
1 扉本体 1a 軽量芯材 1b 合成樹脂コート合板(化粧板) 1c 合板(化粧板) 2、2 一対の左右框 2a 中空部 2b 嵌挿溝 3、3 一対の上下框 3a 嵌挿溝 11 扉本体 11a 軽量芯材 11b 合成樹脂コート合板(化粧板)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽量芯材の表裏両面に合板を一体的に設
    けてなる扉本体の周囲に、一対の左右框と一対の上下框
    を嵌着して構成したクローゼット等の開閉扉において、
    少なくとも一対の上記左右框をアルミ板等の軽量金属板
    からなる中空框で構成したことを特徴とするクローゼッ
    ト等の開閉扉。
  2. 【請求項2】 軽量芯材はハニカム状紙材で構成されて
    おり、また、軽量芯材の表面に設けた合板は合成樹脂コ
    ート合板で構成されると共に、軽量芯材の裏面に設けた
    合板はプリント合板で構成されており、且つ一対の上下
    框は木材で構成されている請求項1に記載のクローゼッ
    ト等の開閉扉。
  3. 【請求項3】 軽量芯材は合成樹脂発泡体で構成されて
    おり、また、軽量芯材の表面に設けた合板は合成樹脂コ
    ート合板で構成されると共に、軽量芯材の裏面に設けた
    合板はプリント合板で構成されており、且つ一対の上下
    框は木材で構成されている請求項1に記載のクローゼッ
    ト等の開閉扉。
JP1998005818U 1998-07-15 1998-07-15 クローゼット等の開閉扉 Expired - Lifetime JP3055891U (ja)

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