JP3055748U - キャップねじり具 - Google Patents
キャップねじり具Info
- Publication number
- JP3055748U JP3055748U JP1997006258U JP625897U JP3055748U JP 3055748 U JP3055748 U JP 3055748U JP 1997006258 U JP1997006258 U JP 1997006258U JP 625897 U JP625897 U JP 625897U JP 3055748 U JP3055748 U JP 3055748U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- tool
- fixed
- frictional resistance
- torsion tool
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 力の弱い人が一つの道具だけで各種口径が違
うキャップを簡単に開けられる方法が実現できる道具を
考案する。ここで言うキャップはペットボトル、栄養ド
リンク剤、ウイスキー、およびジャム壜等、ねじって開
ける方式のキャップのことを指す。 【構成】 次の3種類の形状のいずれもが上記目的に叶
っている。一つめは図1の形状を持ち、引っ張りに強く
かつ変形抵抗の少ない材料1を外面に、摩擦抵抗の大き
い材料2を内面に、張り合わせた材料を使っている。二
つめは図2の形状を持ち、握り棒4の先端に円筒形に似
た摩擦抵抗の大きい材料5と、当て板7、を固定させて
いる。三つめは、図3右に示す形状の摩擦抵抗の大きい
材料2が、図3左のホルダーの左端部10で固定され、
セット部16の上に被さる形の押さえ部10が、ホルダ
ー12の左側面部14で固定されている。
うキャップを簡単に開けられる方法が実現できる道具を
考案する。ここで言うキャップはペットボトル、栄養ド
リンク剤、ウイスキー、およびジャム壜等、ねじって開
ける方式のキャップのことを指す。 【構成】 次の3種類の形状のいずれもが上記目的に叶
っている。一つめは図1の形状を持ち、引っ張りに強く
かつ変形抵抗の少ない材料1を外面に、摩擦抵抗の大き
い材料2を内面に、張り合わせた材料を使っている。二
つめは図2の形状を持ち、握り棒4の先端に円筒形に似
た摩擦抵抗の大きい材料5と、当て板7、を固定させて
いる。三つめは、図3右に示す形状の摩擦抵抗の大きい
材料2が、図3左のホルダーの左端部10で固定され、
セット部16の上に被さる形の押さえ部10が、ホルダ
ー12の左側面部14で固定されている。
Description
【0001】
本考案は栄養ドリンク、洋酒、およびペットボトル等、ねじり式キャップを持 つボトルのキャップを開けるときに供する。
【0002】
従来ゴム製の輪で出来ていて中にキャップを入れ指で締め付けながら回転させ る物がある。またプラスチック製ペンチ形状の物も有り、これはペンチの先端が ギザギザのついた円形になっており、少ない力でキャップを開ける工夫がされて いる。
従来の技術では一つの道具で各種口径のキャップを開けることは出来ないし、 指先を使うため力の弱い人には難しいのが欠点であった。
【0003】 上記欠点を補うためにそこで本考案では、力の弱い人が一つの道具だけで各種 口径が違うキャップを簡単に開けられる方法を考案することが課題となる。
【0004】 上記目的を達成するために、請求項1の引っ張りに強くかつ変形抵抗の少ない 材料(例えば布、革など)と、摩擦抵抗の大きい材料(例えばゴム、ビニールな ど)を張り合わせた短冊形状の張合せ材料を使い、摩擦抵抗の大きい面を内側に して、両端部を固定させたねじり具を供する。 使用にあたっては、その内部にキャップを入れた後、ねじり具の変形抵抗が少 ないのでキャップの口径に合わす事ができ、回すことにより各口径のキャップを 開けることが出来る。
【0005】 前項のねじり具では、広範囲の口径に適用できるが、ねじり具をキャップに締 め付ける力が若干必要なので、請求項2に示すように、握り棒の先端に円筒形状 の張合せ材料を固定させたねじり具を供する。 使用にあたっては、キャップを円筒形状の内部接触させ、握り捧をを中心に回 転させる事によりキャップを開けることが出来る。
【0006】 その他請求項3に示すように、凹型の固定具の右側の端部に、U型を90度回 転させた形状の摩擦抵抗材の中間部を固定させたねじり具を供する。 使用にあたっては、U字部の内部にキャップを入れ摩擦抵抗材の外から軽くキ ャップを押し固定具を回転させることによりキャップを開けることが出来る。
【0007】 請求項1の場合は張合材を摩擦抵抗材を変形させる力が少なくて済むので広い 範囲のキャップの口径用に対応できる。
【0008】 請求項2の場合は握り棒を回転する力が、キャップをねじる力と、摩擦抵抗材 とキャップを締め付ける力(固定する力)に変化し、回転力だけでキャップを開 けることが出来る。
【0009】 請求項3の場合は凹型固定具を回転する力が、キャップをねじる力と、摩擦抵 抗材とキャップの接触面積を増加させる力(固定する力)に変化し、回転力だけ でキャップを開けることが出来る。
【0010】 実施例について図面を参照して説明する。 図1は請求項1の斜視図である。分かりやすく言えば、セカンドバッグの手提 げ具の内面に、ゴム板を貼りつけた形状をしている、ねじり具である。即ち外面 に引っ張り力に強い革1、内面に摩擦抵抗の大きい凸凹付きのゴム2、を張合せ て作られた短冊型の張台せ板5を端部3で固定している。 使用にあたっては、ボトルのキャップ部をこの輪の内部に入れ、外部から回す 力を加えてキャップを開けられる。これ一つで口径の小さな栄養ドリンク剤から ジャム壜まで開けられるのが特長であるが、若干押さえる力が要るのが難点であ る。
【0011】 図2は請求項2の斜視図である。これは握り棒4の先端に請求項2で記述した 張合せ板5を固定させたねじり具である。張合せ板5は、握り棒の先端および先 端から若干離れた側面6に固定されている。握り棒の先端は、45度の角度をつ けてある。握り棒の先端と張合せ板5の間には、握り棒の直径より長い短冊型の 当て板7が挟んである。 使用にあたっては、キャップを円筒形状の内部8に接触させ、握り棒を時計反 対方向にねじる事によりキャップを開けることが出来る。
【0012】 図2aは図2で示したキャップねじり具を用いて比較的大きい口径のキャップ を開けているときの状態の平面図である。この場合、口径が大きいため握り棒の 軸から先端側9の張合せ板5が離れる。
【0013】 図2bは図2で示したキャップねじり具を用いて比較的小さい口径のキャップ を開けているときの状態の平面図である。この場合、握り棒先端の当て板7の先 で張合せ板5が変形し締め付け力が増している。
【0014】 図3は請求項3の斜視図である。分かりやすく言えば、セロテープのカッター にセロテープの代わりにゴム板を巻いた形をしているねじり具である。 即ち、図3右側の形状をした短冊形状のゴム板2の上端部がが図3左に示すセ ロテープのカッター形状のホルダー部12の左側10に固定され、反対側の端部 11はホルダー部12の中を潜りフリーになっている。ゴム板2で出来た押さえ 部13は握り具左側面14で固定されている。
【0015】 図3aは図3の平面図である。使用にあたっては基準穴15に右手人差し指を 入れ、左手で壜のキャップ17をセット部16に置き、右手親指で、押さえ部1 3を軽く押さえ、ホルダー部12をキャップを中心に時計反対方向18に回転さ せる。
【0016】 図3bは図3の平面図で回転後の姿を示す。回転後キャップ17と壜の固定力 によりセット部のゴム板が抵抗を受けホルダー部から出て曲がり、キャップとの 接触面積を増し、締め付け力も増し、締め付け力が固定力を上回った時にキャッ プをねじ開ける仕組みになっている。
【0017】 本考案は、上記のとおり構成されているので、次に示す効果を奏する。
【0018】 課題で述べた事柄即ち、力の弱い人が一つの道具だけで各種口径が違うキャッ プを簡単に開けられる方法が実現できる。
【図1】請求項1の斜視図である。
【図2】請求項2の斜視図である。
【図2a】図2で示したねじり具を用いて比較的大きい
口径のキャップを開けているときの状態の平面図であ
る。
口径のキャップを開けているときの状態の平面図であ
る。
【図2b】図2で示したねじり具を用いて比較的小さい
口径のキャップを開けているときの状態の平面図であ
る。
口径のキャップを開けているときの状態の平面図であ
る。
【図3】請求項3の斜視図である。
【図3a】図3の平面図でキャップ回転前の姿を示す。
【図3b】図3の平面図でキャップ回転後の姿を示す。
1 革(外側) 2 ゴム(内側) 3 端部 4 握り棒 5 張合せ板 6 張合せ板固定位置 7 当て板 8 キャップセット位置 9 摩擦抵抗材先端部 10 握り具左端部 11 反対側端部 12 ホルダー部 13 押さえ部 14 押さえ部固定側面 15 基準穴 16 セット部 17 キャップ 18 回転方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録の請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録の請求の範囲】
【請求項4】 [請求項1]に示したねじり具を利用
し、盗難防止も兼ねて把手として装着されたバック。 ─────────────────────────────────────────────────────
し、盗難防止も兼ねて把手として装着されたバック。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項3】 凹型の固定具の左側の端部に、U型時計
針進行方向に90度回転させた形状の摩擦抵抗材の中間
部を固定させたねじり具。請求項3の材料は請求項1の
それを引用していない。 ─────────────────────────────────────────────────────
針進行方向に90度回転させた形状の摩擦抵抗材の中間
部を固定させたねじり具。請求項3の材料は請求項1の
それを引用していない。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (3)
- 【請求項1】 引っ張りに強くかつ変形抵抗の少ない材
料、例えば布、革などと、摩擦抵抗の大きい材料例えば
ゴム、ビニールなど(以下、摩擦抵抗材と言う)、を張
り合わせた材料(以下張合せ材という)を使い、摩擦抵
抗材を内側にして、両端部を固定させたキャップねじり
具(以下ねじり具と言う)。 - 【請求項2】 棒の先端に円筒形の摩擦抵抗材を固定さ
せたねじり具。 - 【請求項3】 凹型の固定具の左側の端部に、U型を時
計針進行方向に90度回転させた形状の摩擦抵抗材の中
間部を固定させたねじり具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006258U JP3055748U (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | キャップねじり具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006258U JP3055748U (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | キャップねじり具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3055748U true JP3055748U (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=43189750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006258U Expired - Lifetime JP3055748U (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | キャップねじり具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055748U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017088221A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | 壽義 梶田 | ふた開閉用具 |
JP2020104858A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 克子 小林 | キャップオープナー |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP1997006258U patent/JP3055748U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017088221A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | 壽義 梶田 | ふた開閉用具 |
JP2020104858A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 克子 小林 | キャップオープナー |
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