JP3055660U - 自動車の周辺監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の周辺監視装置の提供。 【解決手段】 自動車２の外側に取付けられたマイクロ
カメラ１により運転者の視野の死角に対して補助の監視
を形成するようにしてなる、自動車の周辺監視装置とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の自動車の周辺監視装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

周知のとおり、自動車を運転する時には、車体外の環境に対して、正面及び一 般視野の１２０度程度の範囲を直接目視するほか、視野１２０度以外の車外の風 景に対してバックミラーで確認を行う必要がある。しかし、一般には、バックミ ラーにより得られる視野には死角、即ち図４に示されるＡ角度が存在した。視野 が制限されるために、図４に示されるオートバイは自動車に衝突する危険を有し ていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種の自動車の周辺監視装置を提供することを課題とし、該装置は、 自動車の車体外側に取り付けられたマイクロカメラを具え、該カメラより有線或 いは無線方式でビデオ信号を自動車内部のモニタに伝送して表示するようにして あり、従来のバックミラーでは確認できなかった視野の死角に対して、補助の監 視を行い、ドライバーの視野を拡大して車を安全に運転できるようにする効果を 提供しうる装置とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、自動車２の外側に取付けられたマイクロカメラ１により運 転者の視野の死角に対して補助の監視を形成するようにしてなる、自動車の周辺 監視装置としている。

【０００５】 請求項２の考案は、前記マイクロカメラ１が有線或いは無線でビデオ信号を車 体内に置かれたモニタ３に伝送し並びに映像を録画するようにしてあることを特 徴とする、請求項１に記載の自動車の周辺監視装置としている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図１及び図２を参照されたい。本考案の自動車の周辺監視装置は、マイクロカ メラ１（俗称ピンホールカメラ）を具え、該カメラ１はレンズの幅は約０．１ｍ ｍから０．３ｍｍの広角形態とされ、且つ僅かに約２カンデラの光線を必要とし 、即ち夜間でも車のライトをつければ撮影可能で、自動車の車体外側に設置され 、該カメラ１より有線或いは無線でビデオ信号が自動車２内部のモニタ３に伝送 される。こうして自動車３の周辺の運転者の視野の死角に対して補助の監視を形 成し、ドライバーが左や右を見る必要をなくし、運転の安全性を高める効果を提 供する。

【０００７】 本考案のモニタ３はカメラ１の数に応じて、図２或いは図３に示されるような 分割ウインドウ表示を行うものとされ、ドライバーが車内で観察するのに供され る。

【０００８】 このほか、本考案は停車時に、盗難防止或いは破壊防止の監視に用いられる。 並びにカメラ１のレンズを住居の方向に向けてどろぼうの監視に使用可能である 。また、ポータブルタイプのモニタ３を採用して住居内にモニタ３を持ち込めば 、家にいながら車両の状態を監視して盗難防止効果を達成できる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、自動車３の周辺の運転者の視野の死角に対して補助の監視を形成し 、ドライバーが左や右を見る必要をなくし、運転の安全性を高める効果を提供す る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の取付け表示図である。

【図２】本考案のモニタの斜視図である。

【図３】本考案のモニタのもう一つの状態表示図であ
る。

【図４】従来のバックミラーの死角表示図である。

【符号の説明】

１ マイクロカメラ ２ 自動車 ３ モニタ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車２の外側に取付けられたマイクロ
   カメラ１により運転者の視野の死角に対して補助の監視
   を形成するようにしてなる、自動車の周辺監視装置。
2. 【請求項２】 前記マイクロカメラ１が有線或いは無線
   でビデオ信号を車体内に置かれたモニタ３に伝送し並び
   に映像を録画するようにしてあることを特徴とする、請
   求項１に記載の自動車の周辺監視装置。