JP3055521U - ごみ取り粘着テープ用の筒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の床掃除に紙モップなどを用いると、
細かい金属片やガラス片、あるいは人の髪の毛やペット
の抜け毛などを取り残すことがある。そこで段ボールの
封かんや小包の荷造りの包装に使用する粘着テープ７の
ねばりつきを利用して取り除くのであるが、そのごみの
付着した粘着テープを繰り返し使用できる置き場所を提
供するものである。 【構成】 筒本体１に凸起５を形成した磨き面２と網目
６を形成し網目面３を設け、先の磨き面２と網目面３の
間に塀４を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は、ごみ取り粘着テープ用の筒に関するものである。

【従来の技術】

従来、建築物の床掃除に紙モップなどを用いると、細かい金属片やガラス片、 あるいは人の髪の毛やペットの抜け毛などを取り残すことがある。そこで段ボー ルの封かんや小包の荷造りの包装に使用する粘着テープ（７）のねばりつきを利 用して取り除くのである。

【考案が解決しようとする課題】

しかし、ごみ取りに使用した粘着テープを繰り返し使用するには、ごみの付着 した粘着テープの置き場所が必要となる。よって本考案のごみ取り粘着テープ用 の筒を提供しようとするものである。

【課題を解決するための手段】

本考案は、筒本体に凸起を形成した磨き面と網目を形成した網目面を設け、先 の磨き面と網目面の間に塀を設ける。 以上のような構成よりなるごみ取り粘着テープ用の筒である。

【作用】

筒本体の凸起を形成した磨き面と網目を形成した網目面にごみ取り用粘着テー プを置き、その粘着テープの先端が磨き面と網目面の間に設けた塀を越え、磨き 面からはみ出して網目面にでるように置く。

【実施例】

以下本考案の実施例について説明する。 （イ）筒本体に数個の凸起を形成した磨き面と粘着テープのねばりつきに抵抗す る網目を形成した網目面を設ける。 （ロ）先の磨き面と網目面の間に塀を設ける。

【考案の効果】

本考案は以上のように構成されているから、細かい金属片やガラス片、あるい は人の髪の毛やペットの抜け毛などの取り残したごみを、粘着テープを用いて取 り除いた後、本考案のごみ取り粘着テープ用の筒を置き場所にすると粘着テープ は繰り返し使用できるものである。なお、磨き面は粘着テープのねばりつきに反 応するが、磨き面に形成した凸起にかぷせるように粘着テープを置くと凸起部分 にすきまができてねばりつきが弱まる。よってかぶせる凸起の数によってねばり つきの強弱調整になる。また、塀を越えて磨き面からはみだした粘着テープの先 端は、網目面ではねばりつきが弱く指で摘まみやすくなることから粘着テープの はがしも容易となり作業効果も上がるのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】は本考案のごみ取り粘着テープ用の筒の斜視図
である。

【図２】は本考案の筒本体に粘着テープを置き紙モップ
の柄に付けた説明図である。

【符号の説明】

１、筒本体 ２、磨き面 ３、網目面 ４、塀
５、凸起 ６、網目 ７、粘着テープ ８、紙モップの柄

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】筒本体（１）に凸起（５）を形成した磨き
   面（２）と網目（６）を形成した網目面（３）を設け、
   先の磨き面（２）と網目面（３）の間に塀（４）を設け
   たごみ取り粘着テープ用の筒。