JP3054899B2 - 配線管理方式 - Google Patents
配線管理方式Info
- Publication number
- JP3054899B2 JP3054899B2 JP5040769A JP4076993A JP3054899B2 JP 3054899 B2 JP3054899 B2 JP 3054899B2 JP 5040769 A JP5040769 A JP 5040769A JP 4076993 A JP4076993 A JP 4076993A JP 3054899 B2 JP3054899 B2 JP 3054899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- modular jack
- modular
- output
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パッチパネル装置にお
ける配線データを管理する方式に関し、特にパッチング
・ケーブルの配線状態を記憶媒体に書き込むことによっ
て、配線管理を行うとともに、配線箇所の表示，配線の
正否のチェック等を行うことができるようにした、配線
管理方式に関するものである。
ける配線データを管理する方式に関し、特にパッチング
・ケーブルの配線状態を記憶媒体に書き込むことによっ
て、配線管理を行うとともに、配線箇所の表示，配線の
正否のチェック等を行うことができるようにした、配線
管理方式に関するものである。
【０００２】近年において、オフィスのインテリジェン
ト化の進展によって、オフィスにおけるパソコンやワー
クステーション等のＯＡ機器の普及が進んでいる。そし
て、ＯＡ機器や電話機等の情報機器が多数使用されるの
に伴って、オフィス内の機器の配線が著しく増加してい
る。
ト化の進展によって、オフィスにおけるパソコンやワー
クステーション等のＯＡ機器の普及が進んでいる。そし
て、ＯＡ機器や電話機等の情報機器が多数使用されるの
に伴って、オフィス内の機器の配線が著しく増加してい
る。
【０００３】そこで、これらの機器に対応する輻輳した
配線を、パッチパネル装置を用いてコンパクトに処理で
きるようにする方法がとられているが、機器の移動や利
用者の移動等によって、配線の組み替えが必要となる場
合が多い。
配線を、パッチパネル装置を用いてコンパクトに処理で
きるようにする方法がとられているが、機器の移動や利
用者の移動等によって、配線の組み替えが必要となる場
合が多い。
【０００４】このようなパッチパネル装置における配線
方法に対して、各種情報機器に関連する配線の管理と、
機器設備の変更等に伴う配線変更とを容易に行うことが
できるとともに、人為的な配線ミスを防止し、配線チェ
ックに時間がかからないようにする、配線管理方式が要
求されている。
方法に対して、各種情報機器に関連する配線の管理と、
機器設備の変更等に伴う配線変更とを容易に行うことが
できるとともに、人為的な配線ミスを防止し、配線チェ
ックに時間がかからないようにする、配線管理方式が要
求されている。
【０００５】
【従来の技術】図４は、パッチパネルを示したものであ
って、１は入力側パネル、２は出力側パネルである。Ｌ
ＡＮのＨＵＢ（集線装置），ＩＳＤＮ，ＰＢＸ等を入力
側パネル１に接続し、電話機，パソコン等を出力側パネ
ル２に接続して、両パネル１，２間を、ラッピング接続
等によるパッチコード３で接続することによって、外部
の回線と、内部の各機器との接続を行うとともに、配線
の組み替え等を可能にしている。
って、１は入力側パネル、２は出力側パネルである。Ｌ
ＡＮのＨＵＢ（集線装置），ＩＳＤＮ，ＰＢＸ等を入力
側パネル１に接続し、電話機，パソコン等を出力側パネ
ル２に接続して、両パネル１，２間を、ラッピング接続
等によるパッチコード３で接続することによって、外部
の回線と、内部の各機器との接続を行うとともに、配線
の組み替え等を可能にしている。
【０００６】このようなパッチパネルにおける従来の配
線および配線の組み替え方法は、両パネルにおける端子
番号等を記載した配線リストを参照して、人手によりテ
スター等を使用して一組ずつチェックしながら配線を行
うものであり、終了後は、管理台帳に記録する等の方法
によって管理を行っていた。
線および配線の組み替え方法は、両パネルにおける端子
番号等を記載した配線リストを参照して、人手によりテ
スター等を使用して一組ずつチェックしながら配線を行
うものであり、終了後は、管理台帳に記録する等の方法
によって管理を行っていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような人手に頼る
配線方法では、配線作業に時間がかかるだけでなく、人
為的ミス等によって配線誤りが発生したり、また実際の
配線と管理台帳の記載とが一致しない場合等が生じるこ
とが多く、さらに配線のチェックにも多大の時間を必要
とした。
配線方法では、配線作業に時間がかかるだけでなく、人
為的ミス等によって配線誤りが発生したり、また実際の
配線と管理台帳の記載とが一致しない場合等が生じるこ
とが多く、さらに配線のチェックにも多大の時間を必要
とした。
【０００８】また従来のパッチパネルでは、パッチコー
ドによる接続時、配線が正しく行われたことを知るため
の手段がなく、また、配線箇所を表示する機能もなかっ
たので、パッチコードの接続や取外し時に、作業ミスが
発生しても、わからないという問題があった。
ドによる接続時、配線が正しく行われたことを知るため
の手段がなく、また、配線箇所を表示する機能もなかっ
たので、パッチコードの接続や取外し時に、作業ミスが
発生しても、わからないという問題があった。
【０００９】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、パッチパネルの配線にお
いて、配線の接続と、配線の変更とを容易に行うことが
可能であり、この際、人為的な配線ミスを防止でき、か
つ配線チェックに時間がかからないとともに、実配線の
状態を常時把握することができる、配線管理方式を提供
することを目的としている。
決しようとするものであって、パッチパネルの配線にお
いて、配線の接続と、配線の変更とを容易に行うことが
可能であり、この際、人為的な配線ミスを防止でき、か
つ配線チェックに時間がかからないとともに、実配線の
状態を常時把握することができる、配線管理方式を提供
することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】(1) 外部回線を接続した
入力側のパッチパネル２１と、内部機器を接続した出力
側のパッチパネル２２とを備えたパッチパネル装置にお
いて、入力側のパッチパネル２１に外部回線に対応して
入力側のモジュラー・ジャック２３と表示用の発光素子
２５とを設けるとともに、出力側のパッチパネル２２に
内部機器に対応して出力側のモジュラー・ジャック２４
と表示用の発光素子２６とを設けて、発光素子２５，発
光素子２６の点灯表示に従って、入力側のモジュラー・
ジャック２３と出力側のモジュラー・ジャック２４と
を、両端にモジュラー・プラグを取り付けたパッチング
・ケーブルによって接続する。
入力側のパッチパネル２１と、内部機器を接続した出力
側のパッチパネル２２とを備えたパッチパネル装置にお
いて、入力側のパッチパネル２１に外部回線に対応して
入力側のモジュラー・ジャック２３と表示用の発光素子
２５とを設けるとともに、出力側のパッチパネル２２に
内部機器に対応して出力側のモジュラー・ジャック２４
と表示用の発光素子２６とを設けて、発光素子２５，発
光素子２６の点灯表示に従って、入力側のモジュラー・
ジャック２３と出力側のモジュラー・ジャック２４と
を、両端にモジュラー・プラグを取り付けたパッチング
・ケーブルによって接続する。
【００１１】この際、記憶媒体２０上に予め作成された
配線情報を使用して、接続すべき入力側のモジュラー・
ジャックと出力側のモジュラー・ジャックとをそれぞれ
対応する発光素子の点灯によって表示することによっ
て、表示された入力側のモジュラー・ジャックと出力側
のモジュラー・ジャックとの間を、確認線３４を備えた
パッチング・ケーブル２７によって接続するとともに、
確認線３４を介して両モジュラー・ジャックの対応関係
を確認することによって、配線を行う。
配線情報を使用して、接続すべき入力側のモジュラー・
ジャックと出力側のモジュラー・ジャックとをそれぞれ
対応する発光素子の点灯によって表示することによっ
て、表示された入力側のモジュラー・ジャックと出力側
のモジュラー・ジャックとの間を、確認線３４を備えた
パッチング・ケーブル２７によって接続するとともに、
確認線３４を介して両モジュラー・ジャックの対応関係
を確認することによって、配線を行う。
【００１２】さらに、配線終了時、パッチング・ケーブ
ルによって接続された各モジュラー・ジャックの対応関
係を読み取って、記憶媒体２０に保存することによっ
て、配線状態の管理を行えるようにする。
ルによって接続された各モジュラー・ジャックの対応関
係を読み取って、記憶媒体２０に保存することによっ
て、配線状態の管理を行えるようにする。
【００１３】(2) この場合に、記憶媒体２０上の配線情
報として、外部配線と入力側のモジュラー・ジャックを
示すアドレスとの対応を定めた第１のテーブルと、出力
側のモジュラー・ジャックを示すアドレスと内部機器と
の対応を定めた第２のテーブルと、入力側のモジュラー
・ジャックを示すアドレスと出力側のモジュラー・ジャ
ックを示すアドレスとの対応を定めた第３のテーブルと
を設ける。
報として、外部配線と入力側のモジュラー・ジャックを
示すアドレスとの対応を定めた第１のテーブルと、出力
側のモジュラー・ジャックを示すアドレスと内部機器と
の対応を定めた第２のテーブルと、入力側のモジュラー
・ジャックを示すアドレスと出力側のモジュラー・ジャ
ックを示すアドレスとの対応を定めた第３のテーブルと
を設ける。
【００１４】(3) さらに、接続すべき両モジュラー・ジ
ャックに対応する発光素子の点灯が、この配線情報に基
づくそれぞれのモジュラー・ジャックを指示するアドレ
スをデコードした出力によって行われるようにする。
ャックに対応する発光素子の点灯が、この配線情報に基
づくそれぞれのモジュラー・ジャックを指示するアドレ
スをデコードした出力によって行われるようにする。
【００１５】(4) また、両モジュラー・ジャックの対応
関係の確認が、配線情報に基づく一方のモジュラー・ジ
ャックのアドレスをデコードした信号を、パッチング・
ケーブルの確認線を経て取り出して、配線情報に基づく
他方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコードした
信号との一致を検出することによって行われるようにす
る。
関係の確認が、配線情報に基づく一方のモジュラー・ジ
ャックのアドレスをデコードした信号を、パッチング・
ケーブルの確認線を経て取り出して、配線情報に基づく
他方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコードした
信号との一致を検出することによって行われるようにす
る。
【００１６】
【作用】(1) 予め作成された配線情報を用いて、接続す
べき入力側のモジュラー・ジャックと出力側のモジュラ
ー・ジャックとを、それぞれ対応する発光素子の点灯に
よって表示するので、入力側のモジュラー・ジャック
と、出力側のモジュラー・ジャックとの接続を容易に行
うことができる。
べき入力側のモジュラー・ジャックと出力側のモジュラ
ー・ジャックとを、それぞれ対応する発光素子の点灯に
よって表示するので、入力側のモジュラー・ジャック
と、出力側のモジュラー・ジャックとの接続を容易に行
うことができる。
【００１７】またこの際、確認線３４を備えたパッチン
グ・ケーブル２７を用いて接続を行うことによって、両
モジュラー・ジャックの対応関係が確認できるので、接
続ミスの発生を防止できる。
グ・ケーブル２７を用いて接続を行うことによって、両
モジュラー・ジャックの対応関係が確認できるので、接
続ミスの発生を防止できる。
【００１８】さらに配線終了時、パッチング・ケーブル
によって接続された各モジュラー・ジャックの対応関係
を読み取って、記憶媒体２０に保存するので、実配線の
状態を常時、管理することができる。
によって接続された各モジュラー・ジャックの対応関係
を読み取って、記憶媒体２０に保存するので、実配線の
状態を常時、管理することができる。
【００１９】(2) この場合に必要な配線情報は、外部配
線と入力側のモジュラー・ジャックを示すアドレスとの
対応を定めた第１のテーブルと、出力側のモジュラー・
ジャックを示すアドレスと内部機器との対応を定めた第
２のテーブルと、入力側のモジュラー・ジャックを示す
アドレスと出力側のモジュラー・ジャックを示すアドレ
スとの対応を定めた第３のテーブルとからなるものを、
予め記憶媒体２０上に作成しておけばよい。
線と入力側のモジュラー・ジャックを示すアドレスとの
対応を定めた第１のテーブルと、出力側のモジュラー・
ジャックを示すアドレスと内部機器との対応を定めた第
２のテーブルと、入力側のモジュラー・ジャックを示す
アドレスと出力側のモジュラー・ジャックを示すアドレ
スとの対応を定めた第３のテーブルとからなるものを、
予め記憶媒体２０上に作成しておけばよい。
【００２０】(3) 接続すべき両モジュラー・ジャックに
対応する発光素子の点灯は、この配線情報における、そ
れぞれのモジュラー・ジャックを指示するアドレスをデ
コードした出力を用いることによって行うことができ
る。
対応する発光素子の点灯は、この配線情報における、そ
れぞれのモジュラー・ジャックを指示するアドレスをデ
コードした出力を用いることによって行うことができ
る。
【００２１】(4) 両モジュラー・ジャックが正しい対応
関係で接続されたことの確認は、この配線情報におけ
る、一方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコード
した信号を、パッチング・ケーブルの確認線を経て取り
出して、他方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコ
ードした信号と比較したときの一致を検出することによ
って行うことができる。
関係で接続されたことの確認は、この配線情報におけ
る、一方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコード
した信号を、パッチング・ケーブルの確認線を経て取り
出して、他方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコ
ードした信号と比較したときの一致を検出することによ
って行うことができる。
【００２２】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示したものであ
って、１１は本発明方式によるパッチパネル装置を示
し、１２はバックボーンＬＡＮのＨＵＢ、１３は公衆回
線と電話回線やＩＳＤＮを介して接続されたＰＢＸ（構
内交換機）である。また１４はパソコン１５および電話
またはＦＡＸ１６を接続する情報コンセント、１７は複
数の情報コンセントを接続する集合コンセントである。
１８は配線管理システムを示し、１９はパソコン、２０
はフロッピー・ディスク（ＦＤＤ）からなる記憶媒体で
ある。
って、１１は本発明方式によるパッチパネル装置を示
し、１２はバックボーンＬＡＮのＨＵＢ、１３は公衆回
線と電話回線やＩＳＤＮを介して接続されたＰＢＸ（構
内交換機）である。また１４はパソコン１５および電話
またはＦＡＸ１６を接続する情報コンセント、１７は複
数の情報コンセントを接続する集合コンセントである。
１８は配線管理システムを示し、１９はパソコン、２０
はフロッピー・ディスク（ＦＤＤ）からなる記憶媒体で
ある。
【００２３】またパッチパネル装置１１において、２１
は入力側のパッチパネル、２２は出力側のパッチパネル
である。また、２３は入力側のモジュラー・ジャック、
２４は出力側のモジュラー・ジャック、２５は入力側に
おける表示用の発光素子（ＬＥＤ）、２６は出力側にお
ける表示用の発光素子（ＬＥＤ）である。２７は両端に
モジュラー・プラグを接続したＴＰ（ツイストペア）線
からなるパッチング・ケーブル、２８は監視制御部、２
９はブザーである。
は入力側のパッチパネル、２２は出力側のパッチパネル
である。また、２３は入力側のモジュラー・ジャック、
２４は出力側のモジュラー・ジャック、２５は入力側に
おける表示用の発光素子（ＬＥＤ）、２６は出力側にお
ける表示用の発光素子（ＬＥＤ）である。２７は両端に
モジュラー・プラグを接続したＴＰ（ツイストペア）線
からなるパッチング・ケーブル、２８は監視制御部、２
９はブザーである。
【００２４】図２は、パッチング・ケーブルの構成を例
示したものであって、３１，３２は両端に設けられたモ
ジュラー・プラグ、３３は４線からなる信号線、３４は
確認線である。信号線は、電話回線やＩＳＤＮ回線を接
続する場合は２線でもよい。
示したものであって、３１，３２は両端に設けられたモ
ジュラー・プラグ、３３は４線からなる信号線、３４は
確認線である。信号線は、電話回線やＩＳＤＮ回線を接
続する場合は２線でもよい。
【００２５】図３は、記憶媒体における配線情報を例示
したものであって、（ａ）は入力回線と入力側のモジュ
ラー・ジャックのアドレスとの対応を示すテーブルであ
る。また（ｂ）は出力側のモジュラー・ジャックのアド
レスと出力側の機器との対応を示すテーブルである。
（ｃ）はパッチング・ケーブルによって接続すべき、入
力側のモジュラー・ジャックのアドレスと、出力側のモ
ジュラー・ジャックのアドレスとの対応を示すテーブル
である。
したものであって、（ａ）は入力回線と入力側のモジュ
ラー・ジャックのアドレスとの対応を示すテーブルであ
る。また（ｂ）は出力側のモジュラー・ジャックのアド
レスと出力側の機器との対応を示すテーブルである。
（ｃ）はパッチング・ケーブルによって接続すべき、入
力側のモジュラー・ジャックのアドレスと、出力側のモ
ジュラー・ジャックのアドレスとの対応を示すテーブル
である。
【００２６】いま、入力側のパッチパネルに接続される
各入力回線に対応して、入力側のモジュラー・ジャック
のアドレスが、図３（ａ）に示すように定められてお
り、出力側のパッチパネルに接続される各機器に対応し
て、出力側のモジュラー・ジャックのアドレスが、図３
（ｂ）に示すように定められているものとする。
各入力回線に対応して、入力側のモジュラー・ジャック
のアドレスが、図３（ａ）に示すように定められてお
り、出力側のパッチパネルに接続される各機器に対応し
て、出力側のモジュラー・ジャックのアドレスが、図３
（ｂ）に示すように定められているものとする。
【００２７】従って入力回線と出力側の機器の対応は、
図３（ｃ）に示すように、入力回線のＨＵＢ２００１が
１Ｆ（階）机２に接続されるとき、入力側のアドレスＡ
００１と出力側のアドレスＣ００２の対応によって示さ
れ、入力回線のＰＢＸ４５６７が１Ｆ机１に接続される
とき、入力側のアドレスＢ００５と出力側のアドレスＣ
００１の対応によって示され、入力回線のＰＢＸ４５６
８が２Ｆ机３に接続されるとき、入力側のアドレスＢ０
０６と出力側のアドレスＤ００５との対応によって示さ
れることになる。
図３（ｃ）に示すように、入力回線のＨＵＢ２００１が
１Ｆ（階）机２に接続されるとき、入力側のアドレスＡ
００１と出力側のアドレスＣ００２の対応によって示さ
れ、入力回線のＰＢＸ４５６７が１Ｆ机１に接続される
とき、入力側のアドレスＢ００５と出力側のアドレスＣ
００１の対応によって示され、入力回線のＰＢＸ４５６
８が２Ｆ机３に接続されるとき、入力側のアドレスＢ０
０６と出力側のアドレスＤ００５との対応によって示さ
れることになる。
【００２８】このような配線情報は、配線管理システム
１８において、パソコン１９を使用して予め作成して、
フロッピー・ディスクからなる記憶媒体２０に収容され
ている。
１８において、パソコン１９を使用して予め作成して、
フロッピー・ディスクからなる記憶媒体２０に収容され
ている。
【００２９】バックボーンＬＡＮのＨＵＢ１２および公
衆回線のＰＢＸ１３をそれぞれパッチパネル２１の入力
側に接続し、パソコン１５および電話機またはＦＡＸ１
６を情報コンセント１４および集合コンセント１７を介
してパッチパネル２２の出力側に接続する。
衆回線のＰＢＸ１３をそれぞれパッチパネル２１の入力
側に接続し、パソコン１５および電話機またはＦＡＸ１
６を情報コンセント１４および集合コンセント１７を介
してパッチパネル２２の出力側に接続する。
【００３０】そして入力側のモジュラー・ジャック２３
と、出力側のモジュラー・ジャック２４とを、パッチン
グ・ケーブル２７を用いて接続することによって、所要
の外部回線と内部機器との接続を行うが、この際におけ
る本発明方式のパッチパネル装置１１の動作は次のよう
になる。
と、出力側のモジュラー・ジャック２４とを、パッチン
グ・ケーブル２７を用いて接続することによって、所要
の外部回線と内部機器との接続を行うが、この際におけ
る本発明方式のパッチパネル装置１１の動作は次のよう
になる。
【００３１】新規に配線を行うときは、予め作成された
配線情報を収容した記憶媒体２０を、パッチパネル装置
１１における監視制御部２８のＦＤＤ部に挿入する。監
視制御部２８は、記憶媒体２０の配線情報から、パッチ
ング・ケーブルを接続すべき、入力側のモジュラー・ジ
ャックのアドレスと、出力側のモジュラー・ジャックの
アドレスとを読み出してデコードすることによって、入
力側のモジュラー・ジャックに対応する表示用の発光素
子と、出力側のモジュラー・ジャックに対応する表示用
の発光素子とを点滅させる。
配線情報を収容した記憶媒体２０を、パッチパネル装置
１１における監視制御部２８のＦＤＤ部に挿入する。監
視制御部２８は、記憶媒体２０の配線情報から、パッチ
ング・ケーブルを接続すべき、入力側のモジュラー・ジ
ャックのアドレスと、出力側のモジュラー・ジャックの
アドレスとを読み出してデコードすることによって、入
力側のモジュラー・ジャックに対応する表示用の発光素
子と、出力側のモジュラー・ジャックに対応する表示用
の発光素子とを点滅させる。
【００３２】この表示に従って、パッチング・ケーブル
をそれぞれの表示用の発光素子に対応するモジュラー・
ジャック間に接続することによって、所要の接続が完了
する。監視制御部２８は、一方のモジュラー・ジャック
のアドレスをデコードした信号を、パッチング・ケーブ
ルを経て取り出し、他方のモジュラー・ジャックのアド
レスをデコードした信号との一致を検出することによっ
て、接続の確認を行う。正規に接続されたとき、監視制
御部２８はブザー２９を鳴動するとともに、表示用の発
光素子をある時間、連続点灯してその旨を表示し、その
後、次に接続すべき箇所の表示用の発光素子を点滅させ
る。また正規に接続されなかったときは、監視制御部２
８は別の表示灯を点灯して通知する。さらにこの場合、
音声によって通知することもできる。
をそれぞれの表示用の発光素子に対応するモジュラー・
ジャック間に接続することによって、所要の接続が完了
する。監視制御部２８は、一方のモジュラー・ジャック
のアドレスをデコードした信号を、パッチング・ケーブ
ルを経て取り出し、他方のモジュラー・ジャックのアド
レスをデコードした信号との一致を検出することによっ
て、接続の確認を行う。正規に接続されたとき、監視制
御部２８はブザー２９を鳴動するとともに、表示用の発
光素子をある時間、連続点灯してその旨を表示し、その
後、次に接続すべき箇所の表示用の発光素子を点滅させ
る。また正規に接続されなかったときは、監視制御部２
８は別の表示灯を点灯して通知する。さらにこの場合、
音声によって通知することもできる。
【００３３】配線変更を行うときは、予め作成されてい
る変更後の配線情報を収容した記憶媒体２０を、監視制
御部２８のＦＤＤ部に挿入する。記憶媒体２０には、配
線変更前の配線情報と、配線変更後の配線情報とが収容
されているので、監視制御部２８は、入力側と出力側の
アドレスの対応関係が変化している箇所を検出して、そ
れぞれのアドレスに対応する表示用の発光素子を点滅さ
せる。そこでこの表示に従って、パッチング・ケーブル
の両端のモジュラー・ジャックを取り外す。配線が取り
外されたとき、監視制御部２８はブザー２９を鳴動する
とともに、この表示用の発光素子を消灯し、次の配線変
更箇所に対応する表示用の発光素子を点滅して表示す
る。
る変更後の配線情報を収容した記憶媒体２０を、監視制
御部２８のＦＤＤ部に挿入する。記憶媒体２０には、配
線変更前の配線情報と、配線変更後の配線情報とが収容
されているので、監視制御部２８は、入力側と出力側の
アドレスの対応関係が変化している箇所を検出して、そ
れぞれのアドレスに対応する表示用の発光素子を点滅さ
せる。そこでこの表示に従って、パッチング・ケーブル
の両端のモジュラー・ジャックを取り外す。配線が取り
外されたとき、監視制御部２８はブザー２９を鳴動する
とともに、この表示用の発光素子を消灯し、次の配線変
更箇所に対応する表示用の発光素子を点滅して表示す
る。
【００３４】すべての配線取外しが終了したとき、監視
制御部２８はその旨の表示を行うとともに、フロッピー
・ディスク２０における変更後の配線情報に基づいて、
接続箇所の入力側の表示用発光素子と、出力側の表示用
の発光素子とを点滅させるので、この箇所をパッチング
・ケーブルで接続して配線を追加することによって、配
線変更が行われる。なお、新規に配線の追加を行う場合
も、配線取外し後の配線追加と同様の手順で行うことが
できる。
制御部２８はその旨の表示を行うとともに、フロッピー
・ディスク２０における変更後の配線情報に基づいて、
接続箇所の入力側の表示用発光素子と、出力側の表示用
の発光素子とを点滅させるので、この箇所をパッチング
・ケーブルで接続して配線を追加することによって、配
線変更が行われる。なお、新規に配線の追加を行う場合
も、配線取外し後の配線追加と同様の手順で行うことが
できる。
【００３５】新規配線または配線変更等の作業が終了し
たとき、監視制御部２８はパッチング・ケーブルを経
て、接続状態にある両モジュラー・ジャックのアドレス
を検出することによって、配線状態を示すアドレスの対
応関係の情報を読みだして、記憶媒体２０にダンプす
る。この情報は、実配線の状況を示すものであり、予め
作成された配線情報に記載されていない接続を含めて、
実際の配線状態を管理する目的に利用される。
たとき、監視制御部２８はパッチング・ケーブルを経
て、接続状態にある両モジュラー・ジャックのアドレス
を検出することによって、配線状態を示すアドレスの対
応関係の情報を読みだして、記憶媒体２０にダンプす
る。この情報は、実配線の状況を示すものであり、予め
作成された配線情報に記載されていない接続を含めて、
実際の配線状態を管理する目的に利用される。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ッチパネルの配線において、記憶媒体に格納された配線
情報を利用して配線作業を行うので、台帳等を使用せず
に配線作業を行うことができ、配線作業を簡易かつ迅速
に行えるようになるとともに、配線の接続と、配線の変
更とが容易になる。
ッチパネルの配線において、記憶媒体に格納された配線
情報を利用して配線作業を行うので、台帳等を使用せず
に配線作業を行うことができ、配線作業を簡易かつ迅速
に行えるようになるとともに、配線の接続と、配線の変
更とが容易になる。
【００３７】またパッチング・ケーブルに確認線を設け
て配線状態の確認を行うことができるようにしたので、
配線作業時の配線チェックを容易に行うことができ、人
為的な配線ミスを防止でき、かつ配線チェックに時間が
かからないとともに、配線ミス発生時には、警報を行う
こともできる。さらに実配線の状態を記憶媒体に記録す
ることができるので、常時、実体に即した配線管理を行
うことができる。
て配線状態の確認を行うことができるようにしたので、
配線作業時の配線チェックを容易に行うことができ、人
為的な配線ミスを防止でき、かつ配線チェックに時間が
かからないとともに、配線ミス発生時には、警報を行う
こともできる。さらに実配線の状態を記憶媒体に記録す
ることができるので、常時、実体に即した配線管理を行
うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す図である。
【図２】パッチング・ケーブルの構成例を示す図であ
る。
る。
【図３】記憶媒体における配線情報を例示する図であ
る。
る。
【図４】パッチパネルを示す図である。
２０ 記憶媒体 ２１ 入力側のパッチパネル ２２ 出力側のパッチパネル ２３ 入力側のモジュラー・ジャック ２４ 出力側のモジュラー・ジャック ２５ 表示用の発光素子 ２６ 表示用の発光素子 ２７ パッチング・ケーブル ３４ 確認線
フロントページの続き (72)発明者 柴崎 修一 神奈川県川崎市高津区坂戸１丁目17番３ 号 富士通電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−260235（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−252935（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−245344（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−76878（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−70349（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−62515（ＪＰ，Ａ) ＮＴＴ技術ジャーナル，Ｖｏｌ．２ Ｎｏ．６，Ｊｕｎ．1990，積田康晴「ビ ル内配線を効率的に運用する構内配線管 理システム」，第74〜76頁 ＦＵＪＩＴＳＵ，Ｖｏｌ．42 Ｎｏ. ６，Ｎｏｖ．1991，柳田真理雄 他「富 士通情報コンセントシステム」，第603 〜608頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H01R 11/01 ＪＩＣＳＴファイル（ＪＯＩＳ)
Claims (4)
- 【請求項１】 外部回線を接続した入力側のパッチパネ
ル（２１）と、内部機器を接続した出力側のパッチパネ
ル（２２）とを備えたパッチパネル装置において、 該入力側のパッチパネル（２１）に、外部回線に対応し
て入力側のモジュラー・ジャック（２３）と表示用の発
光素子（２５）とを設けるとともに、出力側のパッチパ
ネル（２２）に、内部機器に対応して出力側のモジュラ
ー・ジャック（２４）と表示用の発光素子（２６）とを
設け、両端にモジュラー・プラグを取り付けたパッチン
グ・ケーブルによって該入力側のモジュラー・ジャック
（２３）と出力側のモジュラー・ジャック（２４）とを
接続する際に、 予め記憶媒体（２０）上に作成された配線情報を用い
て、接続すべき入力側のモジュラー・ジャックと出力側
のモジュラー・ジャックとをそれぞれ対応する発光素子
の点灯によって表示することによって、該表示された入
力側のモジュラー・ジャックと出力側のモジュラー・ジ
ャックとの間を、確認線（３４）を備えたパッチング・
ケーブル（２７）によって接続するとともに、該確認線
（３４）を介して前記両モジュラー・ジャックの対応関
係を確認することによって配線を行い、 配線終了時、
接続された各モジュラー・ジャックの対応関係を読み取
って、前記記憶媒体（２０）に保存することを特徴とす
る配線管理方式。 - 【請求項２】 前記記憶媒体（２０）上の配線情報が、
外部配線と入力側のモジュラー・ジャックを示すアドレ
スとの対応を定めた第１のテーブルと、出力側のモジュ
ラー・ジャックを示すアドレスと内部機器との対応を定
めた第２のテーブルと、入力側のモジュラー・ジャック
を示すアドレスと出力側のモジュラー・ジャックを示す
アドレスとの対応を定めた第３のテーブルとを備えるこ
とを特徴とする請求項１に記載の配線管理方式。 - 【請求項３】 前記接続すべき両モジュラー・ジャック
に対応する発光素子の点灯が、前記配線情報に基づくそ
れぞれのモジュラー・ジャックを指示するアドレスをデ
コードした出力によって行われることを特徴とする請求
項２に記載の配線管理方式。 - 【請求項４】 前記両モジュラー・ジャックの対応関係
の確認が、前記配線情報に基づく一方のモジュラー・ジ
ャックのアドレスをデコードした信号を、前記パッチン
グ・ケーブルを経て取り出して、前記配線情報に基づく
他方のモジュラー・ジャックのアドレスをデコードした
信号との一致を検出することによって行われることを特
徴とする請求項２に記載の配線管理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5040769A JP3054899B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 配線管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5040769A JP3054899B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 配線管理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06252923A JPH06252923A (ja) | 1994-09-09 |
| JP3054899B2 true JP3054899B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=12589844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5040769A Expired - Fee Related JP3054899B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 配線管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3054899B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6330307B1 (en) * | 1999-02-10 | 2001-12-11 | Avaya Technology Corp. | Display panel overlay structure and method for tracing interface modules in a telecommunications patch system |
| US6522737B1 (en) * | 1999-02-10 | 2003-02-18 | Avaya Technology Corp. | System and method of operation for a telecommunications patch system |
| US6234830B1 (en) * | 1999-02-10 | 2001-05-22 | Avaya Technology Corp. | Tracing interface module for patch cords in a telecommunications system |
| KR100365565B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2002-12-26 | 김건섭 | 패치 패널 스위칭 시스템 및 그 방법 |
| JP4790722B2 (ja) * | 2004-11-03 | 2011-10-12 | パンドウィット・コーポレーション | パッチパネルのパッチコード・ドキュメンテーションおよびその改訂のための方法および装置について |
| US7488206B2 (en) * | 2006-02-14 | 2009-02-10 | Panduit Corp. | Method and apparatus for patch panel patch cord documentation and revision |
| JP5365961B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2013-12-11 | 株式会社協和エクシオ | ジャンパ切替工事支援システム |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP5040769A patent/JP3054899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| ＦＵＪＩＴＳＵ，Ｖｏｌ．４２ Ｎｏ．６，Ｎｏｖ．１９９１，柳田真理雄 他「富士通情報コンセントシステム」，第６０３〜６０８頁 |
| ＮＴＴ技術ジャーナル，Ｖｏｌ．２ Ｎｏ．６，Ｊｕｎ．１９９０，積田康晴「ビル内配線を効率的に運用する構内配線管理システム」，第７４〜７６頁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06252923A (ja) | 1994-09-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2005319188B2 (en) | Methods, systems and computer program products for notifying telecommunications system technicians of pending work orders | |
| US20060160395A1 (en) | Methods, systems and computer program products for connecting and monitoring network equipment in a telecommunications system | |
| US9742633B2 (en) | System and method for electronically identifying connections of a system used to make connections | |
| US6522737B1 (en) | System and method of operation for a telecommunications patch system | |
| US20090175195A1 (en) | Methods, systems and computer program products for using time domain reflectometry signatures to monitor network communication lines | |
| JP3054899B2 (ja) | 配線管理方式 | |
| JP2949546B2 (ja) | 配線接続装置及び配線接続方法 | |
| CN103731540B (zh) | 一种分布式语音分离录音系统 | |
| US20070071231A1 (en) | Terminal block for readily connecting customers to any of a plurality of telecommunications service providers | |
| WO2011043767A1 (en) | Icons with subparts presenting information about a system | |
| CN112907110A (zh) | 机房数据管理系统、方法及计算机存储介质 | |
| Cisco | Utilities | |
| Cisco | Utilities | |
| US8588374B2 (en) | Multi-use telephone test sets and related systems | |
| EP1137205A1 (en) | An apparatus and method for identifying active fibers in a fiber distribution frame | |
| GB2361590A (en) | Adapter for connecting multiple telephones using a single eight-wire cable | |
| JP2002319940A (ja) | 情報共有化システムと情報共有化の方法、及びこの方法を実行させるプログラム | |
| JPH0793254A (ja) | ネットワークシステムの悪用防止方法及び装置 | |
| KR20010048178A (ko) | 통신망관리시스템의 서버프로세스 원격감시 방법 | |
| CN110933528A (zh) | 一种智能电子配线架系统 | |
| JPH05260161A (ja) | 回線接続順位表示方式 | |
| JP3005520B2 (ja) | Ｉｓｄｎ配線システム | |
| JPH0964942A (ja) | 回線モニタ方式 | |
| JPH0654051A (ja) | データ管理システムと連動したケーブル芯線接続制御方式 | |
| JP2003134256A (ja) | 受付処理システムおよび方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |