JP3054601U - 中芯糸入り結束紙ひも - Google Patents

中芯糸入り結束紙ひも

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JP3054601U
JP3054601U JP1998004962U JP496298U JP3054601U JP 3054601 U JP3054601 U JP 3054601U JP 1998004962 U JP1998004962 U JP 1998004962U JP 496298 U JP496298 U JP 496298U JP 3054601 U JP3054601 U JP 3054601U
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Japan
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hemp
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natural
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Application number
JP1998004962U
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English (en)
Inventor
八郎 斎藤
Original Assignee
株式会社藤田セロファン産業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木材から生まれた紙と自然の草から作られた
麻糸の自然の素材を活用して,作った撚紐を利用して,
結束の役割をしたあとに自然風化によって結束効果を終
わらせ,もしくは自然にほどけたり,結束効力を自ら失
っていくことの自然の風化を利用した誘引用等の結束用
ひもである。 【構成】 細幅の細長い紙1の中央部に麻糸2を置い
て,紙1に麻糸2をくるみ細長い糸入り紙帯3と4をつ
くり,紙帯を互いに撚り合わせて長尺の紐に設けること
を特長とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は,中芯になる麻糸を紙に包むことにより,自然の素材を活用して太 陽光線ならびに自然の風雨や風雪で自然風化を利用して一定の年月と共に自然消 滅し地表に還元され,木材から生まれた紙と自然な草から作られた麻糸は自然界 にもどる,これらの性質を利用し果実棚などの誘引等に使用して,自然に風化し て結束としての役割も人の手を再度煩わすことなく自然にほどけるか,もしくは 風化していくために,作業手間も簡略できるこのような中芯糸入り結束紙ひもに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,果実棚などの誘引の紙ひもは,紙ならびに紐を単体もしくは,撚り合わ せて撚ったものを使用していた,また単に両素材をからませて寄合わせて利用し ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これには,次のような欠点があった。 (イ)紙を寄って作られた紙ひもはあるが,紙の欠点である水(雨)とうに弱い ,その為使用期間結束効果まで持たない欠点があった。 (ロ)麻糸単体での撚りひもはあるが,細い為,このまま誘引とうに使用すると 柔らかな成長期の木などにそのまま食い込んでしまい,木などの成長を変型させ るなどの問題点をがあった。 (ハ)紙と麻糸を合わせたものもあるが,単に紙と麻糸を寄っている,その為堅 すぎてしまい誘引とうとして使用するときには水に濡らして柔らくした,それで ないと結束が使用しにくく使いにくかった,その為に一度は水につけてから用い た,その結果強度が弱なってしまう欠点があった。 (ニ)紙と麻糸が単体でよられているのもあるが,紙は雨に弱くなり,麻糸は木 の成長のまま木に食い込んでしまう欠点があった。 本考案は,これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
紙1の細幅の細長い紙1を設け麻糸2を紙1の紙面の中央部に置いて紙1にく るんで中芯の入った細長い糸入紙帯3をつくる,おなじく紙1と麻糸2で中芯の 入った細長い糸入紙帯4を設け,複数の糸入紙帯3と糸入紙帯4を互いに寄り合 わせて,長尺の紐とうに設ける本考案は,以上のような構成からなる中芯糸入り 結束紙ひもである。
【0005】
【作用】
麻糸2が紙1の中芯に包まれる為,麻糸2と紙1の撚り合わせのあいだに適度 の隙間が出来る,そのために紙1はよられても堅く引き締まらず柔らかく仕上が る,また紙1は麻糸2を中芯に設けてある為適度の弾力のあるふくらみを持ち, 複数の寄り合わせ紐で仕上がり結束効果も丈夫で使いやすくなり,自然風化して 木とうにも食い込まず結引として使用するのに適する。
【0006】
【実施例】
以下,本案の実施例について説明する。 (イ)細幅の細長い紙1の紙面の紙幅中央部に麻糸2を設ける。 (ロ)紙1に麻糸2を包み込み筒状の細長い中芯(麻糸2)入りの紙帯び(3) をつくる。 (ハ)(イ)(ロ)同様でつくりあげた,複数の紙帯び(4)を設ける。 (ニ)複数の紙帯び(3)・(4)を交合に撚り合わせていき,適度な長さのひ もに仕上げる。 本案は以上のような構造でこれを使用するときは,柔らかくほごすことなく使用 できる。
【0007】
【考案の効果】
紙1の中に麻糸2が中芯として巻き込まれているので,紙1と寄合わせたとき 隙間がうまれて堅くならない,また麻糸2が紙の中に包み込まれているため紙1 も強度を保つ,麻糸2は紙1に包み込まれるので紐としても幅と厚味を持つ為, 木などの成長じきに食い込んでしまう欠点が克服できる,さらにしなやかに寄り あわすことに改良が見い出されたため従来のような水につけてほごすような使い 方も不要になる,また素材がパルプである紙1と草のくきの皮の繊維から生まれ た自然の素材の麻糸2,との組み合わせにより最大限の両素材の短所と長所を考 慮した,そして自然に風化していく素材をもちいていることから不要にいつまで も結ばれていないで,誘引としての役割期間が終わったあとはそのままひもとし ての役割をおえて人の手を煩わせずにほどけるか,もしくは風化して消滅するこ とが望ましいので,誘引とうの紐としての使い効果が大であり,このような利点 を考慮した中芯糸いり紙ひもである,以上のような効果をも持ち合わせいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の構成図である。
【図3】本考案の使用状態を表す説明図である。
【符合の説明】 1 紙 2 麻糸 3 紙帯 4 紙帯 5 撚紐 6 断面 7 木 8 支柱 9 針金 10 結束紙ひも 11 枝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細幅の細長い紙1を設け,麻糸2を紙面
    1の紙幅の中央部に置いて紙1に麻糸2くるむ,中芯
    (麻糸2)の入った細長い紙帯3をつくる,同じく紙1
    と麻糸2で中芯の入った細長い紙帯4を設ける,複数の
    糸入紙帯3と糸入紙帯4を互いに撚り合わせて紐に設け
    た,中芯(麻糸2)入り結束紙ひも。
JP1998004962U 1998-06-01 1998-06-01 中芯糸入り結束紙ひも Expired - Lifetime JP3054601U (ja)

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