JP3054358U - 汁もの保冷装置 - Google Patents
汁もの保冷装置Info
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- JP3054358U JP3054358U JP1998004106U JP410698U JP3054358U JP 3054358 U JP3054358 U JP 3054358U JP 1998004106 U JP1998004106 U JP 1998004106U JP 410698 U JP410698 U JP 410698U JP 3054358 U JP3054358 U JP 3054358U
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 もりそば等の汁やタレを最適な低温に保持す
ることが容易で取り扱い易い保冷装置の提供。 【解決手段】 断熱材を介して二重箱に形成された容器
本体3と、容器本体3に設けられたオーバーフロー孔4
及び上蓋6とを有し、上蓋6には中容器挿入口5と冷却
材投入口7が設けられ、冷却材投入口7が子蓋8により
開閉自在に閉塞される。
ることが容易で取り扱い易い保冷装置の提供。 【解決手段】 断熱材を介して二重箱に形成された容器
本体3と、容器本体3に設けられたオーバーフロー孔4
及び上蓋6とを有し、上蓋6には中容器挿入口5と冷却
材投入口7が設けられ、冷却材投入口7が子蓋8により
開閉自在に閉塞される。
Description
【0001】
本考案は、もりそばや冷し中華等の汁やタレを5℃〜7℃程度の適度な低温に 保つ汁もの保冷装置に関する。
【0002】
従来そば屋において、もりそば等をおいしく食するためにその汁やタレを5℃ 〜7℃に保持する手段として、その汁もの容器を冷蔵庫に保管し、注文の度ごと に冷蔵庫からその汁もの容器を取り出して、その中の汁等をつゆ碗に入れていた 。
【0003】
飲食店において、もりそば等の汁を低温に保つため、それを頻繁に冷蔵庫に出 し入れする作業は極めて面倒であった。 そこで本考案は、取り扱い易くその保冷温度を容易に管理保持できる汁もの保 冷装置を提供することを課題とする。
【0004】
本考案の汁もの保冷装置は、内箱部1の外周に外箱部2が断熱材を介して被蔽 され、その内箱部1の上端が開口された容器本体3と、 その容器本体3の上端部外側面と内側面との間を連通するオーバーフロー孔4 と、 その容器本体3の上端開口に着脱自在に被着され、中容器挿入口5が開口され た上蓋6と、 前記上蓋6に前記中容器挿入口5とは別の位置に開口された冷却材投入口7と 、 その冷却材投入口7を開閉自在に閉塞する子蓋8と、 外周が前記中容器挿入口5に整合し、その挿入口5に挿脱自在に且つ浮き上が り防止手段9を介して挿入される中容器10と、 を具備し、前記容器本体3に水および冷却材が挿入され、前記中容器10に被保 冷用汁ものが挿入されるものである。
【0005】 この汁もの保冷装置は、上蓋6の中容器挿入口5とは別個の位置に冷却材投入 口7が開口され、その冷却材投入口7に子蓋8が開閉自在に設けられているから 、容器本体3内に冷却材を投入することが容易となる。即ち、上蓋6を取り外し たり或いは中容器10を中容器挿入口5から取り除いたりして冷却材を投入する必 要がなく、容易に容器本体3内に冷却材を投入でき、温度管理の容易な保冷装置 を提供できる。
【0006】 次に請求項2記載の本考案は、請求項1において、前記上蓋6が平面方形に形 成され、その隅部に矩形の冷却材投入口7が開口された汁もの保冷装置である。 次に請求項3記載の本考案は、請求項1において、前記上蓋6が平面方形に形 成され、その隅部にほぼ沿った逆台形状に冷却材投入口7が開口された汁もの保 冷装置である。 次に請求項4記載の本考案は、請求項1において、前記中容器10の開口に着脱 自在に中容器蓋22が被着される汁もの保冷装置である。
【0007】
次に、図面に基づいて本考案の汁もの保冷装置の実施の形態につき説明する。 図1は本汁もの保冷装置の分解斜視図である。 本装置は、容器本体3と上蓋6と中容器10及び中容器蓋22を有し、夫々ステン レス鋼板等の非腐蝕性金属材料からなり、容器本体3は内箱部1の外周に外箱部 2が図示しない断熱材を介して被蔽された二重構造を有する。そしてその容器本 体3の上端が開口されている。 容器本体3には、その上部隅部にオーバーフロー孔4が貫通する。このオーバ ーフロー孔4には、図示しない適宜なパイプ或いはホースが取付けられる。また 、容器本体3の両側には一対の取手11(右側を省略)及びロック本体14が設けら れている。さらにその底部近傍にはドレーンパイプ12が設けられ、それにコック 17が取付けられている。また、容器本体3の外面には温度計24が配置されている 。そしてこの容器本体3は、架台13に着脱自在に載置される。
【0008】 容器本体3内には、水および冷却材が投入される。容器本体3の開口を閉塞す る上蓋6は、容器本体3の外周に整合する外周を有し、その両側に係止用フック 15が配置されている。この係止用フック15は、容器本体3のロック本体14に係脱 自在に係合する。上蓋6の中央部には中容器挿入口5が開口し、その縁部に立ち 上げ部が設けられている。その立ち上げ部には、開口の直径線上に浮き上がり防 止手段9として、L字状の係止用欠切部18が形成されている。さらに上蓋6の隅 部には、方形の冷却材投入口7が開口し、その冷却材投入口7が子蓋8により開 閉自在に閉塞される。即ち、その縁部に設けたヒンジ16の回りに子蓋8が回動す ることにより冷却材投入口7を開閉する。そして子蓋8の上面には、取手11が取 付けられている。 なお、図1に示す冷却材投入口7及び子蓋8の変わりに図2の如く、上蓋6の 隅部にほぼ沿って逆台形状に冷却材投入口7を開口し、その冷却材投入口7に整 合する子蓋8を開閉自在に取付けてもよい。さらには、その冷却材投入口7を楕 円形に形成してもよい。
【0009】 次に、上蓋6の中容器挿入口5に挿脱自在に挿入される中容器10は、外周が円 筒形の容器であり、その上部外周の直径線上に係合ピン19が突設されている。こ の係合ピン19は、中容器挿入口5の係止用欠切部18に係脱自在に嵌着され、それ により浮き上がり防止手段9を構成するものである。即ち、L字状に形成された 係止用欠切部18に沿って係合ピン19が移動するように中容器10を中容器挿入口5 に挿入すれば、その中容器10が容器本体3内の水の浮力で浮き上がることを防止 できる。 さらに中容器10には、中容器蓋22が着脱自在に被嵌される。この中容器蓋22は 中容器10の開口に整合する円板状に形成され、その一部がヒンジ21を介して開閉 自在に回動する。なお中容器蓋22の非開閉側は、中容器10の開口縁に図示しない 係止手段(板バネ等)により係止される。また、中容器蓋22の表面には開閉用の 取手11及び欠切部23が形成されている。この欠切部23は、中容器10に挿入される 杓20の柄がそこから外部に突出できるようにしている。
【0010】
このようにしてなる汁もの保冷装置の使用方法につき述べる。 容器本体3内に水及び冷却材を入れる。冷却材としては、氷或いはプラスチッ ク容器に被覆された冷媒等であって、冷凍庫により予め冷却されたものが使用さ れる(一例として商品名アイスノン)。そして容器本体3に上蓋6を被嵌し、そ の係止用フック15に容器本体3のロック本体14を係止する。次いで、そば汁等の 汁ものが収納された中容器10を上蓋6の中容器挿入口5に挿入し、その係合ピン 19が係止用欠切部18に整合するようにしてそこに嵌着させ、図において右方向に 僅かに回転する。それにより、中容器10が容器本体3内の水により浮き上がるの を防止できる。次いで、中容器10に中容器蓋22を被嵌し、汁ものの保冷状態が保 たれる。このとき、子蓋8は閉塞される。
【0011】 容器本体3の外面に取付けられた温度計24は、容器本体3の内部温度を表示し 、その温度が一定以上になると子蓋8を開放し、その冷却材投入口7から氷或い は適宜な冷媒を投入し子蓋8を閉塞する。このような冷却材の投入を適宜行い、 容器本体3の内部温度を一定に保つ。冷媒が氷の場合には、それが溶けて内部の 水の量が増加する。その増加分は、オーバーフロー孔4から外部に流出する。 また、内部の水を取り替えるにはコック17を開放し、ドレーンパイプ12から容 器本体3内の水を排出すればよい。
【0012】
本考案の汁もの保冷装置は、上蓋6の中容器挿入口5とは別個の位置に冷却材 投入口7が開口され、その冷却材投入口7に子蓋8が開閉自在に設けられている から、容器本体3内に冷却材を投入することが容易となる。即ち、上蓋6を取り 外したり或いは中容器10を中容器挿入口5から取り除いたりして冷却材を投入す る必要がなく、子蓋8を開けて容器本体3内に冷却材を投入することができ、飲 食店において温度管理の容易な保冷装置を提供できる。
【図1】本考案の汁もの保冷装置の分解斜視図。
【図2】本考案の汁もの保冷装置の上蓋6の冷却材投入
口7及び子蓋8の他の例を示す斜視図。
口7及び子蓋8の他の例を示す斜視図。
1 内箱部 2 外箱部 3 容器本体 4 オーバーフロー孔 5 中容器挿入口 6 上蓋 7 冷却材投入口 8 子蓋 9 浮き上がり防止手段 10 中容器 11 取手 12 ドレーンパイプ 13 架台 14 ロック本体 15 係止用フック 16 ヒンジ 17 コック 18 係止用欠切部 19 係合ピン 20 杓 21 ヒンジ 22 中容器蓋 23 欠切部 24 温度計
Claims (4)
- 【請求項1】 内箱部1の外周に外箱部2が断熱材を介
して被蔽され、その内箱部1の上端が開口された容器本
体3と、 その容器本体3の上端部外側面と内側面との間を連通す
るオーバーフロー孔4と、 その容器本体3の上端開口に着脱自在に被着され、中容
器挿入口5が開口された上蓋6と、 前記上蓋6に前記中容器挿入口5とは別の位置に開口さ
れた冷却材投入口7と、 その冷却材投入口7を開閉自在に閉塞する子蓋8と、 外周が前記中容器挿入口5に整合し、その挿入口5に挿
脱自在に且つ浮き上がり防止手段9を介して挿入される
中容器10と、 を具備し、前記容器本体3に水および冷却材が挿入さ
れ、前記中容器10に被保冷用汁ものが挿入される汁もの
保冷装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記上蓋6が平面方
形に形成され、その隅部に矩形の冷却材投入口7が開口
された汁もの保冷装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記上蓋6が平面方
形に形成され、その隅部にほぼ沿った逆台形状に冷却材
投入口7が開口された汁もの保冷装置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記中容器10の開口
に着脱自在に中容器蓋22が被着される汁もの保冷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998004106U JP3054358U (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 汁もの保冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998004106U JP3054358U (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 汁もの保冷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3054358U true JP3054358U (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=43188407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998004106U Expired - Lifetime JP3054358U (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 汁もの保冷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054358U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011127882A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Chanty:Kk | 容器入り飲料冷却装置 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP1998004106U patent/JP3054358U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011127882A (ja) * | 2009-12-21 | 2011-06-30 | Chanty:Kk | 容器入り飲料冷却装置 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |