JP3054200U - 水圧試験装置 - Google Patents

水圧試験装置

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JP3054200U
JP3054200U JP1998003431U JP343198U JP3054200U JP 3054200 U JP3054200 U JP 3054200U JP 1998003431 U JP1998003431 U JP 1998003431U JP 343198 U JP343198 U JP 343198U JP 3054200 U JP3054200 U JP 3054200U
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JP
Japan
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pressure
water
recorder
water pressure
pump
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JP1998003431U
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幸夫 鳥塚
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Fuji Tecom Inc
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Fuji Tecom Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水道配管の水圧試験装置において、設置や運搬
の便宜向上を図るとともに、簡易に取り付けて水圧の変
動を自動且つ高精度で測定し記録することができるよう
にする。 【解決手段】筐体2内に、水道配管内を加圧する加圧ポ
ンプ3と、加圧ポンプと連動して水圧値の変動を所定時
間チャート紙8上に自動で記録する圧力記録計6とを一
体に設けて装置を構成する。加圧ポンプ3と圧力記録計
6とが一体なので持ち運びが容易であり、現場での設
置、運搬に手間がかからず、圧力記録計6で圧力の変動
を自動記録できるので、作業者が測定現場に立会って水
圧値を目視で確認したり記録したりする必要がなくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は水道配管の水密性の検査のために用いられる水圧試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水道配管の施設工事完了後、その配管に漏水が発生していないことを確認し、 立証するために配管の漏水検査が行われる。 この検査は、給水管に加圧ポンプを接続し、配管内を所定圧に加圧した状態で 管内の水圧の変化を測定して漏水の有無を判断するものであり、水圧の測定は、 図3に示されているように、加圧ポンプ31に設けられた圧力ゲージ32を読み とり、時間経過に伴って圧力ゲージ32が示す値を逐次記録したり(同図(A) )、接続パイプ33を介して加圧ポンプに記録計34を接続し、記録計34に連 続的に記録させたり(同図(B))して行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
圧力ゲージを目視で読みとり手作業で記録したのでは、測定作業に多大な労力 を要し、測定の正確性にも欠けるという問題があった。一方、記録計を用いれば 人手よる記録の手間が省け、高精度で測定することができるが、加圧ポンプと記 録計とが別体なため取扱い難く設置や運搬に不便であり、とりわけ検査すべき配 管数が多いときには作業性が悪化し、簡易に測定するきないできないという問題 があった。
【0004】 本考案はこのような問題点に鑑み、水道配管の水密性の検査のために用いられ る水圧試験装置において、設置や運搬の便宜が良く、検査対象である配管に簡易 に取り付けて配管内の水圧を自動的に高精度で測定し記録できるようにすること を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため本考案の水圧試験装置は、水道配管内を加圧する加圧 ポンプと、当該加圧ポンプと連動して配管内の水圧の変動を記録する圧力記録計 とを一体に設けてなるものである。 この構成によれば、加圧ポンプと圧力記録計とが一体に設けられているので、 持ち運びが容易であり、現場での設置、運搬に手間がかからず、簡便に取り扱え 、また、水圧が加圧された後、圧力記録計が作動して圧力の変動を自動で記録す るので、作業者が測定現場に立会って水圧値を目視で確認したり記録したりする 必要がなくなり、水圧の変動を正確且つ確実に記録することができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態について図面を参照して説明する。 図1は本形態の装置の外観図、図2は装置全体の概略構成を示す図であり、両 図に示されているように、本形態の装置1は、その筐体2内に加圧ポンプ3と圧 力記録計6とを一体に設けたものである。
【0007】 加圧ポンプ3は、端部に取水弁部4aと送水弁部4bが設けられたシリンダー 4内にピストンロッド(図示せず)が昇降自在に挿入され、ピストンロッドの上 部に取り付けられたハンドル5を操作することで、取水弁部4aからシリンダー 4内に水を取り入れ、且つ取り入れた水を適宜に加圧して送水弁部4bより送水 できるように形成されている。
【0008】 圧力記録計6は、配管内の水圧の変化を揺動運動に変換する変換素子を具備し 、上記揺動運動をリンク機構を介して拡大し、当該機構のアーム7に取り付けら れたペン7aにより、ゼンマイなどの適宜な駆動力によって一定の角速度で回転 駆動する円形のチャート紙8上に水圧の変位を所定時間記録できるように形成さ れている。アーム7はチャート紙8の紙押さえを兼用している。
【0009】 加圧ポンプ3は、その取水弁部4aに、筐体2の一側に設けられた吸入口2a と連通する導管9が接続され、送水弁部4bには、筐体2の一側に設けられた吐 出口2bと圧力記録計6とに分岐して連通する導管10の端部が接続されており 、また、圧力記録計6の上記導管10と通ずる他端部には、上記吸入口2aと連 通する導管11が接続されている。 また、導管9の上記送水弁部4bの近傍と圧力記録計6の近傍には遮断バルブ 12と記録バルブ13が、さらに導管11にはエア抜きバルブ14がそれぞれ取 り付けられ、各バルブが取り付けられた管内を任意に開閉できるようになってい る。 符号15は導管9内の水圧を表示する圧力ゲージである。
【0010】 本形態の水圧試験装置1は上記構成よりなり、その使用にあたっては、先ず、 予めバケツに水を貯めておくなどして、適宜な量の送水用の水を装置1の近くに 確保し、この中に上記吸入口2aに接続した接続ホース16の開放端部を浸し、 また、検査対象である水道配管口18と上記吐出口2bとを接続ホース17を介 して接続しておく。また、圧力記録計6のアーム7を上げてシャート紙8を記録 計上に挿置くしておく。
【0011】 そして、上記バルブ12,13を開き、且つバルブ14を閉じ、この状態で加 圧ポンプ3を作動させて送水用の水を装置1内に引き込み、加圧ポンプ3内及び 各導管9,10,11内に液送させる。 この際、装置内に水を引き込んだならば、加圧ポンプ3で加圧しながらエアー 抜きバルブ14を開閉して管内の空気を抜いておく。
【0012】 次に、記録バルブ13及びエアー抜きバルブ14を閉じ、さらに加圧ポンプ3 を作動させ、圧力ゲージ15が示す水圧値が所定の圧力(例えば2.0MPa以 下)に達するまで水圧を上昇せしめる。
【0013】 水圧が所定圧まで加圧されたならば、遮断バルブ12を閉じ、記録バルブ13 を開けるとともに、上記アーム7を下げて圧力記録計6を作動させ、所定の時間 (例えば15分間)チャート紙8を回転させて水圧の変動を自動的に記録する。 チャート紙8の停止とともに測定は終了する。
【0014】 然して、チャート紙8に水圧下降の記録がなければ、水道配管に漏洩箇所がな く、施工が完全であることが立証され、一方、水圧下降の記録があれば、漏水が 発生していると一見して判別される。
【0015】 このように本形態の水圧試験装置1によれば、筐体2内に加圧ポンプ3と圧力 記録計6とが一体に設けられているから、持ち運びが容易であり、また、外部機 器に二本の接続ホース16,17をワンタッチで接続して設置することができる から、現場での設置、運搬に手間がかからず、簡便に取り扱うことができる。 また、水圧が加圧された後、圧力記録計6が作動して圧力の変動を自動で記録 することができるので、作業者が記録現場に立会って水圧値を目視で確認したり 記録したりする必要がなくなるとともに、水圧の変動を正確且つ確実に記録して 、漏洩の有無を高精度で判断することが可能となる。
【0016】 なお、本考案の水圧試験装置は、家屋の水道配管の試験に用いられる他、各種 配管や圧力容器など配管以外の他の物品の水密性の試験などにも利用できるもの であり、用途や使用態様は上記形態に限定されない。
【0017】
【考案の効果】
本考案の圧力試験装置によれば、設置や運搬に手間がかからず、簡便に取り扱 うことができるとともに、検査対象である配管に簡易に取り付けて配管内の水圧 を自動的に高精度で測定し記録して、漏水の有無を正確に判断することができる ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水圧試験装置の一実施形態の外観図で
ある。
【図2】図1の装置全体の概略構成を示す図である。
【図3】(A),(B)は従来の水圧試験に用いる加圧
ポンプ及び記録形を示す図である。
【符号の説明】 1 水圧試験装置 2 筐体 3 加圧ポンプ 6 圧力記録計 8 チャート紙 9,10,11 導管 12 遮断バルブ 13 記録バルブ 14 エアー抜きバルブ 15 圧力ゲージ 18 水道配管口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道配管の水圧を加圧する加圧ポンプ
    と、当該加圧ポンプと連動して水圧の変動を記録する圧
    力記録計とが一体に設けられてなる水圧試験装置。
JP1998003431U 1998-05-20 1998-05-20 水圧試験装置 Expired - Lifetime JP3054200U (ja)

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ID=43188251

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109596324A (zh) * 2017-09-29 2019-04-09 宁波方太厨具有限公司 一种燃气热水器水路耐压测试设备及其测试方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109596324A (zh) * 2017-09-29 2019-04-09 宁波方太厨具有限公司 一种燃气热水器水路耐压测试设备及其测试方法
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