JP3054170U - 仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚 - Google Patents

仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚

Info

Publication number
JP3054170U
JP3054170U JP1998000839U JP83998U JP3054170U JP 3054170 U JP3054170 U JP 3054170U JP 1998000839 U JP1998000839 U JP 1998000839U JP 83998 U JP83998 U JP 83998U JP 3054170 U JP3054170 U JP 3054170U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
partition plate
plate
mounting hole
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998000839U
Other languages
English (en)
Inventor
一孝 江口
Original Assignee
中日産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 中日産業株式会社 filed Critical 中日産業株式会社
Priority to JP1998000839U priority Critical patent/JP3054170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3054170U publication Critical patent/JP3054170U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 陳列物の傾斜角度がほとんど変わらず、しっ
かりと載置用溝部内に納めることができる。 【解決手段】 仕切り板は、略長方形状又は略逆L字形
状であり、第1掛止用爪11A及び第2掛止用爪12A
を備える。網板は、第1取付孔21A及び第2又は第2
取付孔22Aを備え、前方側に平板状陳列物を載置でき
る載置用溝部23を備える。仕切り板の第1、第2掛止
用爪11A、12Aが、各々、第1取付孔21A及び第
2取付孔22Aに挿入できる他、取付方向を変え、仕切
り板の第1、第2掛止用爪11A、12Aが、各々、第
2取付孔22A及び第1取付孔21Aにも挿入できる形
状とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコンパクトディスク(以下、CDという。)、ミニディスク(以下、 MDという。)等を入れたジャケット等の平板状陳列物の表側(又は裏面側)を 見えるように且つこの陳列物の個数が異なっても見栄えよく陳列するための、仕 切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚 に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDやMD等のディスク類を収納したジャケット等の平板状陳列物は、通常、 表側や背側の部分を見えるよう、陳列棚に陳列される。例えば、数多く陳列する 場合は、ジャケットの背側が見えるように陳列する。また、表側が見えるように して即ちその陳列物を良く目立つように陳列する場合は、図11に示すように、 ジャケット5Aの裏面を、一方向にのみ挿入配置された仕切り板1Bにもたれさ せ、ジャケット5Aの表側が見えるように陳列する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ジャケット5Aの表側が見えるように陳列棚へ陳列する場合は、この 陳列物の個数が異なることによっては、陳列物の傾きが変わってしまい、見栄え が悪くなってしまう。例えば、図11に示すように、3個の陳列物の場合にはこ の陳列物を載置する載置用溝部23A内にしっかりと納まり、所定の傾斜角度で その表側を視認できる(同図の点線で示す。)。しかし、これが一個の場合には この3個の場合と異なった傾斜角度で、載置用溝部23Aに陳列される(同図の 実線部分で示す。)。そして、例えば、3個の陳列物の場合には、この陳列物を 載置する載置用溝部23A内にしっかりと納まるが、一個の場合には、載置用溝 部23A内で動きやすくなり、その陳列が不安定となる。
【0004】 本考案は、上記観点に鑑みてなされたものであり、陳列物の個数又は陳列物の 全体としての厚さが変わっても、陳列物の傾斜角度が変わらず又はほとんど変わ らず、且つしっかりと載置用溝部内に納めることができる、仕切り板と棚板との ユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本第1考案の仕切り板1と棚板2とのユニット体は、後辺11及び底辺12の 各々に設けられる第1掛止用爪11A及び第2掛止用爪12Aを備える仕切り板 1と、横断面が略L字形状であり、該仕切り板1の該第1掛止用爪11Aを挿入 して掛止させることができる第1取付孔21A及び該第2掛止用爪12Aを挿入 して掛止させることができる第2取付孔22Aを備え、前方側には平板状陳列物 を載置できる載置用溝部23を備える棚板2とからなる、仕切り板1と棚板2と のユニット体において、上記仕切り板1は、縦横の各長さが異なる略長方形状又 は略逆L字形状であり、上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aは 、上記仕切り板1の後辺と底辺とを延長して得られる交点K1から等距離となる 位置に形成され、上記第1取付孔21A及び上記第2取付孔22Aは、上記棚板 の背面21と底面22との交点K2から等距離となる位置に形成され、上記第1 掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aが、各々上記第1取付孔21A及び 上記第2取付孔22Aに挿入されるのみならず、上記第1掛止用爪11A及び上 記第2掛止用爪12Aの各々が、上記第2取付孔22A及び上記第1取付孔21 Aにも挿入されることもできることを特徴とする。
【0006】 本第3考案の仕切り板の棚板への複合的取付構造は、第1考案に示す仕切り板 1が、第1考案に示す棚板2に取り付られ、その際、上記仕切り板1の上記第1 掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aが、各々、上記第1取付孔21A及 び上記第2取付孔22Aに挿入されて得られる取付構造のみならず、上記仕切り 板1の上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aが、各々、上記第2 取付孔22A及び上記第1取付孔21Aにも挿入して得られる他の取付構造をも 備えることを特徴とする。
【0007】 本第5考案の陳列用棚は、第1考案に示す棚板2が陳列棚用枠体3に取り付け られ、第1考案に示す仕切り板1が、上記棚板2に取付られ、その際、上記仕切 り板1の上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aが、各々、上記第 1取付孔21A及び上記第2取付孔22Aに挿入されて得られる取付構造のみな らず、上記仕切り板1の上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aが 、各々、上記第2取付孔22A及び上記第1取付孔21Aにも挿入されて得られ る他の取付構造をも備えることを特徴とする。
【0008】 第2考案、第4項又は第6考案において、上記棚板2の上記載置用溝部23の 底面231は、上記棚板2の底面22とは所定角度αだけ手前上方に傾斜し、上 記仕切り板1の前方側上方辺132は、該仕切り板1の前方側下方辺131に対 して上記所定角度と同角度αだけ後方側に傾斜し、上記仕切り板1の上辺14は 、上記棚板2の底面22に対して上記所定角度と同角度αだけ前方下方側に傾斜 しているものとすることができる。 更に、上記棚板2は、第7考案に示すように、上記陳列棚用枠体3に脱着可能 のように取り付けられることができる。
【0009】 上記各考案において、上記仕切り板1の「略長方形状」とは長方形又はその変 形形状を含む意味てあり、「略逆L字形状」とはL字形状又はその変形形状を含 む意味てある。そして、これらの「縦横の各長さが異なる」とは、上記略長方形 状の一辺と他辺の長さが異なるという意味であり、また、上記略逆L字形状をL 字のように正配置した場合の立辺と底辺の長さが異なるという意味である。 上記「所定角度」(α)は、ジャケット等の平板状陳列物が転倒しにくく、見 易い角度である4〜17°(特に好ましくは5〜15°、更に好ましくは8〜1 2°)とするのが好ましい。
【0010】 上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aは、上記仕切り板1の後 辺と底辺とを延長して得られる交点K1から等距離とし、上記第1取付孔21A 及び上記第2取付孔22Aは、上記棚板の背面21と底面22との交点K2から 等距離とするのは、次に示す理由のためである。 即ち、図7に示すように、仕切り板1を縦長として棚板2に配設する場合、第 1掛止用爪11A及び第2掛止用爪12Aを第1取付孔21A及び第2取付孔2 2Aに掛止するため、L1及びL2がL3及びL4と等しい必要がある。また、図4 に示すように、仕切り板1を横長として棚板2に配設する場合、第2掛止用爪1 2A及び第1掛止用爪11Aを第1取付孔21A及び第2取付孔22Aに各々掛 止するため、L2及びL1がL3及びL4と等しい必要がある。本陳列棚においては 、仕切り板1を縦長及び横長のいずれについても使用するため、L1、L2、L3 及びL4のいずれについても共に等しい必要がある。また、取付け後の仕切り板 が脱落しないように、掛止・固定できるように、いずれの掛止手段11A、12 Aも爪形状をしている。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を、具体的な実施例に基づいて図1〜8をもって説明する。 図1は本実施例における仕切り板の側面図、図2は棚板の横断面図、図3は棚 板の斜視図、図4は仕切り板を縦長にして棚板に取付けた状態を示す説明図、図 5は仕切り板を横長に取り付けた状態を示す説明図、図6は仕切り板を取り付け た状態を示す一部斜視図、図7は仕切り板及び棚板を陳列棚用枠体に取り付けた 状態の一部説明図、図8は陳列棚用枠体の斜視図である。
【0012】 (1)仕切り板と棚板とのユニット体 本ユニット体は、図1に示す仕切り板1と、図2及び3に示す棚板2とからな り、組付け前の組物(セット物)をいう。 仕切り板1は、図1に示すように、ABS樹脂製で略逆L字形状の平板(厚さ ;約2〜4mm)である。前方側上方辺(約30〜35mm)132は、底辺1 2に対して略垂直である前方側下方辺(約50〜60mm)131より手前上方 へ所定角度αの傾斜(図1のα1)が設けられている。上辺(約50〜60mm )14は底辺12より前方下方側へ所定角度αの傾斜(図1のα2)が設けられ ている。この所定角度α1α2はいずれも同じ(α°)であり、本実施例において は約8〜12(特に約10°)であり、陳列対象物を見易くする傾斜角度である 。
【0013】 また、後辺(傾斜辺;約20mm、直線辺;約40〜50mm)11には第1 掛止用爪11Aが、底辺12には第2掛止用爪12Aが設けられている。この掛 止用爪11A及び12Aの根元両端に切欠きが設けられてT字形状をしており、 仕切り板1が棚板2から脱落を起こすことが防止されている。この第1掛止用爪 11A及び第2掛止用爪12Aが設けられる位置は、後辺11の直線辺及び底辺 12が互いに交わる交点K1から、それぞれL1及びL2となる位置である。この L1及びL2は同長さ(約58〜62mm)であり、仕切り板1を縦長あるいは横 長のいずれの方向で用いても、同じ位置に掛止用爪が位置するようになっている 。更に、第1掛止用爪11A及び第2掛止用爪12Aは、棚板2に設けられる取 付孔21A、22Aに掛止される。
【0014】 棚板2は、図2及び図3に示すように、背面部21(尚、背面という面を示す 場合も同符号の21を示す。)、底面部22(尚、底面という面を示す場合も同 符号の22を示す。)及びこの底面部22の手前側に延設された載置用溝部23 とからなり、横断面が略逆L字形状のスチール製長尺物である。また、背面部2 1及び底面部22には仕切り板1に備えられる掛止用爪11A、12Aを掛止す る、第1取付孔21A及び第2取付孔22Aが設けられている。これらの取付孔 21A、22Aは、背面部21及び底面22が交差する角K2よりそれぞれL3及 びL4となる位置(L3及びL4;約58〜62mm、L1及びL2と同長さである 。)である。更に、これらの取付孔21A、22Aは、それぞれ、背面部21及 び底面部22の長尺方向に且つ横列配列されるように、等間隔に多数設けられて いる。
【0015】 この載置用溝部23はジャケット等の表側が見えるに陳列する際に、該ジャケ ットを載置・収容する部位であり、底面22に対して手前上方に所定角度αだけ 傾くように設けられている。この、所定角度αは、前方側上方辺132及び上辺 14の傾斜角と同様に約10°である。
【0016】 (2)仕切り板の棚板への複合的取付構造及びその作用・効果 本構造は、上記仕切り板1が上記棚板2に取り付けられたものであり、この仕 切り板1を縦長にして取り付ける場合(図5参照)と横長にして取り付ける場合 (図6及び7参照)の2種類あることから、複合的取付構造を備えるものである 。
【0017】 まず、図4に示すように、仕切り板1を縦長にして、仕切り板1の第1掛止用 爪11Aを棚板2の第1取付孔21Aに、第2掛止用爪12Aを第2取付孔22 Aに、各々同時に挿入し、掛止用爪11A、12A爪の根元に備える切り欠きを 取付孔21A、22Aに引っ掛けて固定する。一方、図5及び図6に示すように 、同じ仕切り板1を横長にして、仕切り板1の第1掛止用爪11Aを棚板2の第 2取付孔22Aに、第2掛止用爪12Aを第1取付孔21Aに、各々同時に挿入 し、掛止用爪11A、12A爪の根元に備える切り欠きを取付孔22A、21A に引っ掛けて固定する。 以上のように、仕切り板1の縦横の長さが異なる形状のものであっても、第1 掛止用爪11A、第2掛止用爪12A、第1取付孔21A及び第2取付孔22A がいずれも同じで対応する位置に設けられているので、縦長でも横長でもいずれ にしても、うまく挿入・掛止・固定ができる。
【0018】 また、図4の縦長配置の場合、CDジャケットの表側が見えるように陳列する 際に、3個のCDジャケット5A、5B、5Cを載置用溝部23内に旨く納まる ように載置・収容できる。しかも、この場合、傾斜面132にジャケット5A等 の背面がフィットするので、約10°という視認し易い傾斜角度で陳列できる。 更に、図5の横長配置の場合、同様にCDジャケット5Aの1個を載置用溝部2 3内に旨く納まるように載置でき、この場合も、同角度の傾斜面14にジャケッ ト5A等の背面をフィットさせて見栄え良く陳列できる。このように、縦長と横 長で配置させる場合、異なったジャケットの個数又は厚みの異なるジャケットを 、載置用溝部23内に移動することもなく、同傾斜角度でもってしっかりと載置 ・収容させることができる。
【0019】 更に、仕切り板1を略逆L字形状とし、後方下方側に切欠き部(空間部分)1 5を設けたことによって、図9に示すように、切欠き部分を通すように棚板2の 背面底部へ棒状体等6を配設することができる。これによって、棚板2の底部2 2より短い奥行きをもつ陳列物5D、5Eを陳列することができる。即ち、陳列 物5Dを棒状体6にもたれかけるように陳列してもよいし、棒状体6に尻部を揃 えるようにして、陳列物5Eをその背側が見えるように陳列してもよい。
【0020】 (2)陳列棚 本陳列棚は、図9に示すように、仕切り板1と棚板2とを陳列棚用枠体(図8 参照)3に組み付けて構成される。即ち、陳列棚用枠体3に、上記仕切り板1の 棚板2への複合的取付構造を具現したものである。 陳列棚用枠体3は、図8に示すように、スチール製の縦棒31及び横棒32等 の角棒を枠構造に組み立てて得られたものであり、棚板固定具4を掛止するため の固定孔33を両端側に備える。棚板固定具4はABS樹脂製で、棚板2を陳列 棚用枠体3に掛止するための固定具である。 本陳列棚は次に示すように組み立てて使用される。図7に示すように棚板2の 両端に棚板固定具4を引っ掛けて固定し、更に、棚板固定具4の備えられる固定 爪を陳列棚用枠体3の固定孔33に引っ掛け、棚板2を陳列棚用枠体3に固定す る。本陳列棚は、上記複合的取付構造を備えるので、上記(1)で述べた作用及 び効果を備えた有用な陳列棚である。
【0021】 尚、本各考案においては、前記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用 途に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。 即ち、仕切り板及び棚板の大きさ、全体形状、材質等は種々変更できる。例え ば、仕切り板の形状は、図1に示したような略逆L字形状だけではなく、略長方 形状1A(図10参照)や略扇形状等としてもよいし、切り欠き部の形状及びそ の数等も変えることもできる。上記仕切り板及び棚板の樹脂の種類も、ABS樹 脂に限らず、他の樹脂、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ 塩化ビニル樹脂、ナイロン樹脂等とすることができる。
【0022】 また、傾斜角度(α)は、上記実施例に示す約10°に限らず、目的・用途に より、種々選択した値とすることができる。更に,陳列物を載置させるための、 棚板の載置用溝部の幅(大きさ)は、上記実施例のものに限らず、図5の状態に て2又は3個以上載置できる幅とし、この場合には同じ幅のジャケットであれば 、図4の配置において4又は5個以上載置できることとなる。また、図4の場合 と図5の場合にて、同幅のジャケットではなく、異なる幅のジャケットを、載置 用溝部の幅一杯(又はほぼ一杯)に載置収容することもできる。更に、図4及び 図5の点線に示すように、仕切り板1の上辺をより下方(14A)に形成した場 合(即ち、上辺の一部を切除した形状の場合)、図5に示すように、同じ幅の載 置用溝部23であれば、例えば2個のジャケット5A、5Bを載置用溝部23内 に載置・収容できる。以上のように、載置用溝部の幅、仕切り板の上辺14 の位置(高さ)緒よ使用するジャケットの幅の大きさ等により、ジャケットの 載置個数を種々変更できる。
【0023】
【考案の効果】
本考案の仕切り板と棚板とのユニット体、これから構成される仕切り板の棚板 への複合的取付構造、並びにこの構想を備える陳列用棚によれば、棚板への仕切 り板の配設方法を縦長としても横長としても旨く挿入・掛止することができ、そ のため、異なる位置に背もたれを設けることができ、平板状陳列物の厚みがそれ ぞれ異なっていても、一定角度を保つように陳列することができるとともに、陳 列される陳列物の移動(動き)がなく、安定して陳列することができる。
【0024】 また、第2、第4又は第6考案においては、仕切り板の前方側上方辺の傾斜角 度、上辺の傾斜角度はいずれも、棚板の底面の傾斜角度と同じであるので、陳列 物を溝部内に載置・陳列させた場合、陳列物の表側が同じ角度で傾斜するので、 大変見栄えがよい。 更に、第7考案の陳列用棚においては、棚板が陳列用枠体に脱着可能となって いるので、その組付け及び取外しが自在にでき、大変便利であり、しかも不使用 時においての収納、整理整頓に好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における仕切り板の側面図である。
【図2】実施例における棚板の横断面図である。
【図3】実施例における棚板の斜視図である。
【図4】実施例において仕切り板を縦長に取り付け、平
板状陳列物を3つ配置した状態を示す説明図である。
【図5】実施例において仕切り板を横長に取り付け、平
板状陳列物を1つ配置した状態を示す説明図である。
【図6】実施例において仕切り板を取り付けた状態を示
す一部斜視図である。
【図7】実施例において仕切り板及び棚板を陳列棚用枠
体に取り付けた状態の一部説明図である。
【図8】実施例において使用する陳列棚用枠体の斜視図
である。
【図9】実施例における仕切り板の切り欠き部分に棒状
体を挿入し、小型の陳列物を陳列した状態を示す部分拡
大した説明斜視図である。
【図10】略長方形状の仕切り板を示す側面図である。
【図11】従来例の仕切り板と棚板との組付構造を示す
説明図である。
【符号の説明】
1;仕切り板、11;後辺、11A;第1掛止用爪、1
2;底辺、12A;第2掛止用爪、13;前辺、13
1;前方側上方面、132;前方側下方面、14;上
辺、15;切欠き部、2;棚板、21;背面部、21
A;第1取付孔、22;底面、22A;第2取付孔、2
3;載置用溝部、231;載置用溝部底面、3;陳列棚
用枠体、4;棚板固定具、5;ジャケット。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後辺11及び底辺12の各々に設けられ
    る第1掛止用爪11A及び第2掛止用爪12Aを備える
    仕切り板1と、横断面が略L字形状であり、該仕切り板
    1の該第1掛止用爪11Aを挿入して掛止させることが
    できる第1取付孔21A及び該第2掛止用爪12Aを挿
    入して掛止させることができる第2取付孔22Aを備
    え、前方側には平板状陳列物を載置できる載置用溝部2
    3を備える棚板2とからなる、仕切り板1と棚板2との
    ユニット体において、 上記仕切り板1は、縦横の各長さが異なる略長方形状又
    は略逆L字形状であり、上記第1掛止用爪11A及び上
    記第2掛止用爪12Aは、上記仕切り板1の後辺と底辺
    とを延長して得られる交点K1から等距離となる位置に
    形成され、上記第1取付孔21A及び上記第2取付孔2
    2Aは、上記棚板の背面21と底面22との交点K2
    ら等距離となる位置に形成され、上記第1掛止用爪11
    A及び上記第2掛止用爪12Aが、各々上記第1取付孔
    21A及び上記第2取付孔22Aに挿入されるのみなら
    ず、上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12
    Aの各々が、上記第2取付孔22A及び上記第1取付孔
    21Aにも挿入されることもできることを特徴とする仕
    切り板と棚板とのユニット体。
  2. 【請求項2】 上記棚板2の上記載置用溝部23の底面
    231は、上記棚板2の底面22とは所定角度αだけ手
    前上方に傾斜し、上記仕切り板1の前方側上方辺132
    は、該仕切り板1の前方側下方辺131に対して上記所
    定角度と同角度αだけ後方側に傾斜し、上記仕切り板1
    の上辺14は、上記棚板2の底面22に対して上記所定
    角度と同角度αだけ前方下方側に傾斜している請求項1
    記載の仕切り板と棚板とのユニット体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の仕切り板1が、請求項1
    記載の棚板2に取り付られ、その際、上記仕切り板1の
    上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12A
    が、各々、上記第1取付孔21A及び上記第2取付孔2
    2Aに挿入されて得られる取付構造のみならず、上記仕
    切り板1の上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用
    爪12Aが、各々、上記第2取付孔22A及び上記第1
    取付孔21Aにも挿入して得られる他の取付構造をも備
    えることを特徴とする仕切り板の棚板への複合的取付構
    造。
  4. 【請求項4】 上記棚板2の上記載置用溝部23の底面
    231は、上記棚板2の底面22とは所定角度αだけ手
    前上方に傾斜し、上記仕切り板1の前方側上方辺132
    は、該仕切り板1の前方側下方辺131に対して上記所
    定角度と同角度αだけ後方側に傾斜し、上記仕切り板1
    の上辺14は、上記棚板2の底面22に対して上記所定
    角度と同角度αだけ前方下方側に傾斜している請求項3
    記載の仕切り板の棚板への複合的取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の棚板2が陳列棚用枠体3
    に取り付けられ、請求項1記載の仕切り板1が、上記棚
    板2に取り付けられ、その際、上記仕切り板1の上記第
    1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12Aが、各
    々、上記第1取付孔21A及び上記第2取付孔22Aに
    挿入されて得られる取付構造のみならず、上記仕切り板
    1の上記第1掛止用爪11A及び上記第2掛止用爪12
    Aが、各々、上記第2取付孔22A及び上記第1取付孔
    21Aにも挿入されて得られる他の取付構造をも備える
    ことを特徴とする陳列用棚。
  6. 【請求項6】 上記棚板2の上記載置用溝部23の底面
    231は、上記棚板2の底面23とは所定角度αだけ手
    前上方に傾斜し、上記仕切り板1の前方側上方辺132
    は、該仕切り板1の前方側下方辺131に対して上記所
    定角度と同角度αだけ後方側に傾斜し、上記仕切り板1
    の上辺14は、上記棚板2の底面22に対して上記所定
    角度と同角度αだけ前方下方側に傾斜している請求項5
    記載の陳列用棚。
  7. 【請求項7】 上記棚板2は上記陳列棚用枠体3に脱着
    可能のように取り付けられる請求項5又は6記載の陳列
    用棚。
JP1998000839U 1998-02-06 1998-02-06 仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚 Expired - Lifetime JP3054170U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000839U JP3054170U (ja) 1998-02-06 1998-02-06 仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000839U JP3054170U (ja) 1998-02-06 1998-02-06 仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3054170U true JP3054170U (ja) 1998-11-24

Family

ID=43188222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998000839U Expired - Lifetime JP3054170U (ja) 1998-02-06 1998-02-06 仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3054170U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4316547A (en) Hang rail support and hang rail
US6971513B2 (en) Packaging system for door hardware
JP4656704B2 (ja) 商品陳列補助台
US6811044B2 (en) Shelf liner
US20030071181A1 (en) Multi-purpose display hanger back
US20170105553A1 (en) Decorative article with receiving member
JP3054170U (ja) 仕切り板と棚板とのユニット体、仕切り板の棚板への複合的取付構造及び陳列用棚
US20110284485A1 (en) Adjustable shelving display
US4971206A (en) Video cassette display module for slot-wall merchandising
KR20100007788U (ko) 상품 진열용 보드
JP3425651B2 (ja) 陳列用棚装置
JP4594490B2 (ja) 商品陳列棚
JP2541355Y2 (ja) 陳列商品表示用カードケースの取付構造
JPS6345971Y2 (ja)
CN212307775U (zh) 餐具托盘和洗碗机
TWI724440B (zh) 置物單元及包括該置物單元之置物架
JP3510234B2 (ja) 値札保持具
JP4265933B2 (ja) 表示板ホルダ
JP3324025B2 (ja) 陳列用棚装置
US20120325994A1 (en) Product display bracket
JP2003010014A (ja) フェイスアウト陳列装置
JPH048835Y2 (ja)
JP2021145809A (ja) 陳列用什器
JP2004255125A (ja) 商品陳列棚
JP2002233438A (ja) 商品陳列棚装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term