JP3053268U - 果実用電動皮むき機 - Google Patents

果実用電動皮むき機

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JP3053268U JP1998002514U JP251498U JP3053268U JP 3053268 U JP3053268 U JP 3053268U JP 1998002514 U JP1998002514 U JP 1998002514U JP 251498 U JP251498 U JP 251498U JP 3053268 U JP3053268 U JP 3053268U
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廖 菊 柴
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華福企業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安全性が高く果実の定位保持効果が優れ、殆
どの形状に応じて高機能に運用できる果実用電動皮むき
機の提供。 【解決手段】 機体10の基座11両端にそれぞれ立設
した回転台13及びバックアップ台14の下端間にガイ
ドねじロッド15を枢設し、上端部に相対するメイン固
定フォーク17及びサブフォーク19を設けて、両フォ
ーク間に果実を挿挟み定位させるようにし、伝動装置の
モータが歯車セットを介して同時にガイドねじロッド1
5及びメイン固定フォーク17を伝動できて、切削ユニ
ット30の切削腕36が往復ハブ31を介してガイドね
じロッドと連結すると共に、切削腕下端がばね37の突
っ張りにより余裕揺動量を具えて、切削腕上端の円弧形
ブレード39が旋盤の切込み方式で果実表皮を削り剥け
るようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は果実表皮を削り剥く電動皮むき機に関し、特に皮むき効果が優れて安 全性に富む果実用電動皮むき機に関する。
【0002】
【従来の技術】
果実皮むき機はジャガいも或いはりんご等の皮をむく機具であって、果実の皮 むきを簡単・便利に行なえるため、広く消費者に愛用されている。そして、その 作動方式や操作機能の違いから、現在、果実皮むき機の構造形態にかなり多種多 様なものがあり、例えば、台湾専利公告第265591号「新型果物皮むき機」 、第208797号「スクリュー・ロッド式電動果実皮むき機」、第14623 2号「果物皮むき機」、・・・等と一々詳しく説明するにいとまがない。
【0003】 然しながら、従来の果実用皮むき機の設計構造は完ぺきなものではなく、実用 上なおも数多くの欠陥があって、更に研究改良する必要がある。例えば、図5に 示す台湾専利公告第265591号「新型果物皮むき機」を例に言うと、該皮む き機は機体1、回転盤2、果物フォーク3、切削工具4、手操作回転ハンドル5 及び伝動歯車セット6によって形成され、その切削工具4は果物と適当に接触し て、果物フォーク3とぶつかって傷けられたり或いは互いに係止して動けなくな ったりするようなことは発生しないのであるが、必ず人手で手繰作回転ハンドル 5を操らなければならない上、構造設計の面でも少なくとも下記のような欠点が ある。 (1)安全性が低い; 上記従来の皮むき機の果物フォーク3は機体1の向う側より露出して、何らか の適当な遮蔽手段をも設けていないので、屡々不注意から刺されることがあって 、使用上の危険性が高い。 (2)果実の保持機能が不良である; 使用する時は、果実を直接皮むき機のフォーク3に挿し留めるのであるが、こ の種補助定位装置のない単純な挿着方式は、果実がかなり容易に皮向き過程で弛 み落ちて、使用操作の面で髄分と不便をもたらし、特に大きい果実を皮むいて場 合にこの傾向が強い。 (3)削り剥き効果が顕著でない; 該従来の皮むき機の切削工具4は半円を描いて切込む方式のものであって、こ の種設計は形状が円い果実の皮を削るに極めて便利であるかも知れないが、形状 が長い或いは不規則な果実の皮を削り剥くに適さず、削り効果が薄く運用上の融 通性に乏しい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の果実用電動皮むき機における問題点に鑑み、本考案は、安全性が高 く果実の定位保持効果が優れて、ほとんどの形状に応じて高機能に運用できる果 実用電動皮むき機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の果実用電動皮むき機は、その基座両端部に それぞれ回転台及びバックアップ台を立設して、該回転台及び該バックアップ台 の下端間にガイドねじロッドを横向きに枢架し、且つ該回転台上端部の対向面側 にメイン固定フォークを枢設して、該メイン固定フォークに相対して該バックア ップ台上端部に調整ねじロッドを螺定し、更に該調整ねじロッドの前端部にサブ フォークを枢設してなる機体と、 上記基座に内装したモータ及び上記回転台に内装した歯車セットにより形成さ れて、該モータが回転軸に固設されたメインギアを介してサブギアを伝動し、該 サブギアが上記ガイドねじロッド端部に固設した第1の駆動ギアを伝動して、該 第1の駆動ギアが中間ギアを介してメイン固定フォークの回転軸に固設された第 2の駆動ギアを伝動し、これにより、該モータが該ガイドねじロッドと該メイン 固定フォークを同時に駆動できるようにしてなる伝動装置と、往復ハブ、クラッ チノブ、切削腕、ホルダー及び円弧形ブレードによって形成され、該往復ハブが 挿通孔を介して滑り移動可能に上記ガイドねじロッドに貫挿されて、該クラッチ ノブを両端部が上下回動可能に該往復ハブに枢支し、且つ該クラッチノブ一端を ばねにより突っ張り付勢して、該クラッチノプの他端に具えた係合片を該ガイド ねじロッドのねじ谷に挿入摺接し、該切削腕下端が該ガイドねじロッド他端のブ ラケット内に連結して、ばねによって該切削腕と該ブラケットとの間を突っ張り 、更に該円弧形ブレードを該切削腕上端のホルダーに連結してなる切削ユニット と、 を具えて構成される。
【0006】 そして、上記ガイドねじロッド上方に、開口が下向きのコ字形シェル状の枠蓋 を被せて遮蔽し、該枠蓋の両側面にそれぞれ横向きのスリット溝を開設したり、 上記調整ねじロッドの後端部に手車ハンドルを設けて、該調整ねじロッド前端部 に縮径されたリング溝を周設し、且つ上記サブフォークに該リング溝内に係止で きる係止ねじを配設したり、上記切削ユニットのホルダーの果実と相対する向き に円弧状に凸出するガイドブロック及び同じく円弧状に湾曲する円弧形ブレード を固設して、該円弧形ブレードと該ガイドブロックとの間に適当な間隔を具えさ せたり、して一層好ましくなる。
【0007】 上記のように構成された本考案は、手車ハンドルにより調整ねじロッドを回転 して、メイン、サブフォークを果実の両側から挿着すると、該果実を牢固に固持 でき、次にクラッチノブの端部を押し下げて、該クラッチノブの係合片をガイド ねじロッドのねじ谷から離脱させると、往復ハブを全体切削ユニットと一緒にバ ックアップ台へ移動させて、クラッチノブに対する押圧力を放して皮むき作業の 準備を終える。続いて、起動スイッチを押して伝動装置のモータを起動回転する と、歯車セットを介してガイドねじロッド及びメイン固定フォークを伝動回転で き、該メイン固定フォークが回転すると、サブフォークが枢設状態に取付けられ ていることから、該果実をひっきりなしに回転させるように保持できる。一方、 該ガイドねじロッドが回転すると、該ガイドねじロッドのねじ谷に遊動状態に挿 入していた該クラッチノブの係合片が該ねじ谷沿いに水平移動できて、該クラッ チノブが往復ハブ及び全体切削ユニットと一緒に水平移動し、ホルダーの円弧形 ブレードが旋盤のような切込み方式で果実の表皮を削り剥き、切削腕がばねによ りかなりの余裕ある揺動許容量を与えられていることと相挨って、円弧形ブレー ドをいつでも適当な圧着力で色々な異なる形状の果実の表皮に当接させて削り剥 くことができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態例に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例 のみに限定されない。 本考案の果実用電動皮むき機における比較的好ましい実施例は、図1,図2に 示す如く、主として機体(10)、伝動装置(20)、及び切削ユニット(30 )等の部材を組合せて形成され、そのうち、
【0009】 該機体(10)は、その基座(11)が長めの矩形方体の蓋状シェルを呈して 、該基座(11)内部に形成された容置空間(110)にモータ(21)や変圧 器(202)などの伝動装置(20)の部材を組立て、且つ該基座(11)の底 面に底蓋(12)を取付けて、該基座(11)の両端部にそれぞれ回転台(13 )及びバックアップ台(14)を立設し、並びに該回転台及び該バックアップ台 (13,14)の底部間にガイドねじロッド(15)を横向きに枢設して、コ字 形シェル状の枠蓋(16)を該ガイドねじロッド(15)に被せて遮蔽し、更に 該枠蓋(し6)の両側面にそれぞれ横向きのスリット溝(162)を開設して、 切削ユニット(30)の組立や作動の便利を図る。
【0010】 上記を受けて、該回転台(13)の内部は伝動装置(20)のギアセットを取 付けるために用いられ、その外側壁の蓋板(132)は伝動装置(20)が組立 ・解体や補修がし易いよう取り外し可能に設けられる。該回転台(13)上端部 の、上記バックアップ台(14)との対向面側にはメイン固定フォーク(17) が装設されて、該メイン固定フォーク(17)はその回転軸(174)を介して 該回転台(13)上端部の対向面側中央部位に連結きれると共に、背面向きに適 当な間隔で水平伸出する複数の挿し針(172)を形成して果実(50)を挿着 定位させ、且つ該メイン固定フォーク(17)と対応して該バックアップ台(1 4)の上端部にねじスリーブ(142)を形成し、該ねじスリーブ(142)に 水平向きに調整ねじロッド(18)を螺締して該バックアップ台(14)に貫挿 させ、更に該調整ねじロッド(18)の後端部に手車ハンドル(182)を設け て、前端部に縮径されたリング溝(184〉を周設する。そして、図3が示す如 く、該調整ねじロッド(18)の前端部を円盤状を呈したサブフォーク(19) の背面側に形成された枢着孔(194)に嵌挿して、該サブフォーク(19)の 前向き面に適当な間隔で水平伸出する複数の挿し針(192)を設け、最後に該 サブフォーク(19)背面側端部の外周面より係止ねじ(196)を径向きに該 調整ねじロッド(18)のリング溝(184〉内にねじ込んで、該サブフォーク (19)を該調整ねじロッド(18)前端に枢設する。
【0011】 該伝動装置(20)のモータ(21)は基座(11)の格納空間(110)内 に固定して、変圧器(202)及び電線(204)を介して電源と導通し、該モ ータ(21)の回転軸(212)にメインギア(22)を固設して、該メインギ ア(22)がその上方に噛合したサブギア(23)を伝動し、該サブギア(23 )がその噛合した第1の駆動ギア(24)を伝動して、該第1の駆動ギア(24 )が回転台(13)内部のガイドねじロッド(15)端部に固定していることか ら、該第1の駆動ギア(24)を連動して一緒に回転することができる。また、 該第1の駆動ギア(24)はその上方に噛合した中間ギア(25)を介して第2 の駆動ギア(26)を伝動すことができ、該第2の駆動ギア(26)がメイン固 定フォーク(17)の回転軸(174)端部に固設されていることから、該メイ ン固定フォーク(17)を連動して回転させることができる。したがって、モー タ(21)が起動回転すると、それらギアセットとの組合せを通じて、同時にガ イドねじロッド(15)及びメイン固定フォーク(17)を連動して回転させる ことができる。
【0012】 そして、伝動装置(20)の開閉やモータの回転数を制御するため、機体(1 0)の適当な位置にそれぞれ起動スイッチ(27)、回転速度調整ボタン(28 )及びマイクロスイッチ(29)等の制御部材を取付ける。即ち、図1で示す実 施例のように、押圧式の起動スイッチ(27)及び回転速度調整ボタン(28) を機体(10)の基座(11)の後端側に配設して、該枠蓋(16)のスリット 溝(162)における回転台(13)近い部位にマイクロスイッチ(29)を設 け、該切削ユニット(30)が極限点に移動した時に、自動的に伝動装置(20 )を停止させるようにする。
【0013】 該切削ユニット(30)は、往復ハブ(31)、クラッチノブ(33)、切削 腕(36)、ホルダー(38)及び円弧形ブレード(39)等によって組立られ 、図1、図2、図4に示す如く、該往復ハブ(31)の軸沿い中央部にガイドね じロッド(15)が貫挿できる挿通孔(312)を設けて、該ガイドねじロッド (15)の両側辺にそれぞれ該ガイドねじロッド(15)と平行するガイド桿( 32)を装設し、且つ両ガイド桿(32)を該往復ハブ(31)の左右対応する 部位に位置付けられた穿孔(316)に通して、該往復ハブ(31)を安定に滑 動可能に該ガイドねじロッド(15)に取付け、更に該往復ハブ(31)と一体 に該枠蓋(16)の図1で示す向う側のスリット溝(162)から伸出する柄板 (314)を延設して、上記クラッチノブ(33)を該柄板(314〉の上方沿 いに一端を該往復ハブ(31)上面に枢接させ、該クラッチノブ(33)の両側 縁に下向きに延伸して該ガイド桿(32)が貫挿する耳片(332)を設けると 共に、ばね(34)をクラッチノブ(33)の柄端部(334)と往復ハブ(3 1)の柄板(314)との間に突っ張って、該クラッチノブ(33)の上端底面 (336)を該往復ハブ(31)に圧着させ、及び該上端底面(336)側辺よ り一体伸出に係合片(338)を形成して、該ガイドねじロッド(15)のねじ 谷(152)に摺接挿入させるように保持する。
【0014】 該往復ハブ(31)の他端には一体成型にほぼコ字形状のブラケット(35) を設けて該枠蓋(16)から凸出させており、上記切削腕(36)の下端を枢接 ピン(352)により該ブラケット(35)に連結して、該切削腕(38)と該 ブラケット(35)との間をばね(37)により突っ張り、該切削腕(36)に 適当な弾力で該ブラケット(35)と当接関係を保たせると共に、該切削腕(3 6)にかなりの揺動許容量を与える。また、該切削腕(36)の上端はメイン固 定フォーク(17)やサブフォーク(19)とほぼ同じ高さに位置付けられて、 該切削腕(36)上端にホルダー(38)を固設しており、該ホルダー(38) の果実(50)と相対する位置に円弧状に凸出するガイドブロック(382)を 設けて、該ガイドブロック(382)に円弧状に湾曲させる方式で該ホルダー( 38)の円弧形ブレード(39)を固設し、且つ該円弧形ブレード(39)と該 ガイドブロック(382)との間に適当な間隔を具えさせて、円弧形ブレード( 39)が果実(50)の表皮に切り込む深さを適当に制御できるようにし、果実 の肉が浪費され或いは過度な削込み抵抗が生ずるのを避け得るようにする。 即ち、このような機体(10)、伝動装置(20)及び切削ユニット(30) の組合せ配置より、新型の果実用電動皮むき機を組立ることができる。
【0015】 また、図1が示すように、基座(11)上端面の4つ角隅に設けられた係止ブ ロック(111)を利用して、使用しない時に透明カバー(40〉を被せて塵埃 或いは昆虫が侵入するのを防止することができる。
【0016】 次に、各図を参照して、本考案の使用操作について説明をする。先ず手車ハン ドル(182)により調整ねじロッド(18)を回転して、図3に示す如く、異 なる大小サイズの果実(50)に応じてメイン、サブフォーク(17,19)を 両側から挿着すると、該果実(50)を牢固にメイン、サブフォーク(17,1 9)の間に固持して、弛み脱落や揺れ動くのを避けることができる。この際、図 4に示すように、クラッチノブ(33)の柄端部(334)を押し下げて、該ク ラッチノブ(33)の係合片(338)を該ガイドねじロッド(15)のねじ谷 (152)から離脱させると、該ガイド桿(32)のガイドを介して、往復ハブ (31)を全体切削ユニット(30)と一緒にバックアップ台(14)へ移動さ せて皮むき作業の準備を終わる。
【0017】 続いて、起動スイッチ(27)を押して伝動装置(20)のモータ(21)を 起動し、並びに必要に応じて回転速度調整ボタン(28)によりモータ(21) の回転速度を制御して、該モータ(21)が回転すると、順に噛合したメインギ ア(22)、サブギア(23)、第1の駆動ギア(24)、中間ギア(25)及 び第2の駆動ギア(26)の歯車セットを介して、ガイドねじロッド(15)及 びメイン固定フォーク(17)を伝動回転することができる。
【0018】 そして、該メイン固定フォーク(17)が回転すると、サブフォーク(19) が枢設状態を取付けられていることから、該果実(50)をひっきりなしに回転 させるように保持できる。一方、該ガイドねじロッド(15)の回転から、該ガ イドねじロッド(15)のねじ谷(152)に遊動状態に係入していた該クラッ チノブ(33)の係合片(338)が該ねじ谷(152)沿いに水平移動できて 、該クラッチノブ(33)が往復ハブ(31)及び全体切削ユニット(30)と 一緒に水平移動し、該ホルダー(38)の円弧形ブレード(39)を旋盤のよう な方式で切り込ませて、該ばね(37)が切削腕(36)にかなりの余裕ある揺 動許容量を与えていることとあいまり、円弧形ブレード(39)を適当な圧着力 で果実(50)の表皮に当接させて削り剥くことができると共に、色々な異なる 形状の果実(50)表皮を切削ユニット(30)の遊動的な切込み課程でスムー ズに削り剥く融通性を具え、且つ該切削腕(36)がマイクロスイッチ(29) に触れると、該伝動装置(20)が自動的に停止して、簡便迅速に果実の表皮む き作業を完成することができる。即ち、本考案は、一種の果実(50)を安定に 保持できて、皮むき効果が優れた安全性の高い新型の果実用電動皮むき機である 。
【0019】
【考案の効果】
上記のように形成された本考案は、下記のような優点・効果がある。 (1)使用上の安全性が高い; メイン、サブフォークを互いに相対させた形態で基座範囲内に設けているので 、該メイン、サブフォークの挿し針が機体外へ伸出することなく、操作者がわざ と触れる以外は、刺される危険性がないので使用上の安全性が高い。 (2)果実を安定に保持できる; メイン、サブフォークを相対向きにして果実を挿着挟持することから、果実を 確実に牢固に固持定位させる効果があって、皮むき過程で弛み動いたり或いは離 脱したりする現象が生じず、大幅に実用効果を発揮することができる。 (3)皮むき効果が優れている; 切削ユニットが旋盤のような方式で皮むき切削できるので、皮むき効果が極め て優れていると共に、切削腕がかなりの余裕ある揺動許容量を具えて、ばねを介 してブラケットと当接していることから、円球状、長条状或いは不規則状の果実 の何れを問わず、スムーズに表皮を削り剥くことができて、運用上至って融通性 に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい実施例の立体
図。
【図2】上記実施例の組立完了の側視縦断面図。
【図3】上記実施例の局部側視縦断面図。
【図4】上記実施例の組立完了の側視横断面図。
【図5】従来例の一種の果実皮むき機の側視断面図。
【符号の説明】
10 機体 11 基座 13 回転台 14 バックアップ台 15 ガイドねじロッド 17 メイン固定フォーク 18 調整ねじロッド 19 サブフォーク 20 伝動装置 21 モータ 22 メインギア 23 サブギア 24 第1の駆動ギア 25 中間ギア 26 第2の駆動ギア 30 切削ユニット 31 往復ハブ 33 クラッチノブ 34 ばね 35 ブラケット 36 切削腕 38 ホルダー 39 円弧形ブレード

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その基座両端部にそれぞれ回転台及びバッ
    クアップ台を立設して、該回転台及び該バックアップ台
    の下端間にガイドねじロッドを横向きに枢架し、且つ該
    回転台上端部の対向面側にメイン固定フォークを枢設し
    て、該メイン固定フォークに相対して該バックアップ台
    上端部に調整ねじロッドを螺定し、更に該調整ねじロッ
    ドの前端部にサブフォークを枢設してなる機体と、 上記基座に内装したモータ及び上記回転台に内装した歯
    車セットにより形成されて、該モータが回転軸に固設さ
    れたメインギアを介してサブギアを伝動し、該サブギア
    が上記ガイドねじロッド端部に固設した第1の駆動ギア
    を伝動して、該第1の駆動ギアが中間ギアを介してメイ
    ン固定フォークの回転軸に固設された第2の駆動ギアを
    伝動し、これにより、該モータが該ガイドねじロッドと
    該メイン固定フォークを同時に駆動できるようにしてな
    る伝動装置と、 往復ハブ、クラッチノブ、切削腕、ホルダー及び円弧形
    ブレードによって形成され、該往復ハブが挿通孔を介し
    て滑り移動可能に上記ガイドねじロッドに貫挿されて、
    該クラッチノブを両端部が上下回動可能に該往復ハブに
    枢支し、且つ該クラッチノブ一端をばねにより突っ張り
    付勢して、該クラッチノブの他端に具えた係合片を該ガ
    イドねじロッドのねじ谷に挿入摺接し、該切削腕下端が
    該ガイドねじロッド他端のブラケット内に連結して、ば
    ねによって該切削腕と該ブラケットとの間を突っ張り、
    更に該円弧形ブレードを該切削腕上端のホルダーに連結
    してなる切削ユニットと、 を具えてなる果実用電動皮むき機。
  2. 【請求項2】上記ガイドねじロッド上方に、開口が下向
    きのコ字形シェル状の枠蓋を被せて遮蔽し、該枠蓋の両
    側面にそれぞれ横向きのスリット溝を開設してなる請求
    項1に記載の果実用電動皮むき機。
  3. 【請求項3】上記調整ねじロッドの後端部に手車ハンド
    ルを設けて、該調整ねじロッド前端部に縮径されたリン
    グ溝を周設し、且つ上記サブフォークに該リング溝内に
    係止できる係止ねじを配設してなる請求項1に記載の果
    実用電動皮むき機。
  4. 【請求項4】上記切削ユニットのホルダーの果実と相対
    する向きに円弧状に凸出するガイドブロック及び同じく
    円弧状に湾曲する円弧形ブレードを固設して、該円弧形
    ブレードと該ガイドブロックとの間に適当な間隔を具え
    させるようにしてなる請求項1に記載の果実用電動皮む
    き機。
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