JP3053207B2 - 給水用防錆剤添加システム - Google Patents

給水用防錆剤添加システム

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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、マンション・アパート等の集合住宅、ビ
ル・ホテル・劇場・会館等の都市建物、工場・事務所・
農場等の各種施設、病院・学校等の公共建物等の給水装
置に防錆剤を添加する給水保持全システムに関し、特
に、水槽内に水位差を作って建造物内に供給される市水
等に簡易に防錆剤を添加するシステムに関する。
<従来の技術> ビル・マンション・病院・学校等の各種建造物におい
ては、建物内に配管された給水パイプの内壁に錆やスケ
ール等が付着することにより、飲料水等が汚染していわ
ゆる赤水が発生したり、またパイプ内の良好な水の流れ
が阻害されていた。そこでこれを防止し、良質の水を確
保するための給水保全の一環として、従来から、市水等
を建物内に導入する過程で給水用防錆剤を添加すること
が行われている。
例えば、市水等を地上の受水槽に貯留した後、該貯留
水を送水用サクションポンプにより建物の屋上等に設置
された高置水槽に移送して貯留し、該高置水槽から適宜
建物内の必要個所に水を循環させる給水システムにおい
ては、第2図に示すように、受水槽51と高置水槽52とを
連結するパイプ53の途中の送水用サクションポンプ54以
後にバイパス55を設け、該バイパス55中に防錆剤を封入
した防錆剤分配器56を設置し、防錆剤を供給水の中に自
然溶解させて供給水中に注入していた。
<発明が解決しようとする課題> しかし、上記のような構成の防錆剤添加システムで
は、以下のような種々の問題があった。
防錆剤分配器が送水用サクションポンプ以後に設置
されているため、ポンプ起動時の水圧と建物の高さによ
って起こるウォーターハンマー(水撃)現象によって防
錆剤分配器が破損する危険がある。例えば、8階〜9階
建ての建物では、屋上に設置される高置水槽の高さは地
上30m程度であり、サクションポンプ起動時に防錆剤分
配器に掛かる圧力は、約3kg/cm2にもなる。
防錆剤分配器の破損を防止するためには、防錆剤分
配器を耐圧構造とする為に堅固に構成する等、種々耐圧
対策を講ずる必要があり、必然的に防錆剤分配器の製造
コストを押し上げている。
耐圧対策の施された防錆剤分配器は受水槽の横等に
配置されるため、広いスペースを必要とする。地価高騰
に悩まされている現状の下ではきわめて重要な問題であ
る。
防錆剤分配器を建物の外部に設置した場合には、分
配器を低温・露等から保護するための保温・保全設備が
必要となる。また防錆剤は直射日光を嫌うため、日除け
対策も必要である。
防錆剤分配器に防錆剤を補充する作業中または分配
器の点検や清掃作業中に、分配器中にエアーが入るた
め、防錆剤補充後等にエアーを抜く必要があり、煩瑣な
作業を強いられる。
そこで、この発明は、上記従来の欠点を除去し、防錆
剤分配器に耐圧対策を施すことが不要で製造コストが安
く、スペース的にも問題がなく、防錆剤の充填・補充作
業が容易で、簡易な構成の給水用防錆剤添加システムを
提供することを目的としている。
<課題を解決しようとする手段> 上記の目的を達成するために、この発明の防錆剤添加
システムは、少なくとも2以上の槽からなる受水槽の第
1水槽に市水等を供給する給水パイプを導入するとも
に、該第1水槽と第2水槽とを、第1水槽内下部から第
2水槽内上部に延びる防錆剤給水パイプで連通し、該防
錆剤給水パイプの第2水槽内先端部に、防錆剤を収容す
る籠状の防錆剤容器を取付け、前記給水パイプには、第
2水槽内に貯留した水の水位を感知して給水を制御する
給水制御装置を取付けたことを特徴としている。
<作用> 給水パイプ3により第1水槽1内に導入された市水
は、防錆剤給水パイプ4を通って防錆剤容器5内に流
れ、容器5内に充填された防錆剤6と接触する、防錆剤
6と接触した水は仕切筒8内に溜まり、市水の連続給水
により水位が上昇しパイプ9から第2水槽2内に流れ出
す。このとき、防錆剤6は供給される水に漬かっている
ため徐々に溶解し、第2水槽内に流出する水には防錆剤
が溶解している。第2水槽2への給水は所定水位h1まで
きたときに給水制御装置7の作用によって停止する。防
錆剤の溶解した市水は、第2水槽2の側面下部から延出
する送水管13から高置水槽に送水される。送水により第
2水槽の水位がh1より低くなると給水制御装置7の作動
により弁73が開かれて給水パイプ3からの市水の給水が
再開され、第1水槽から防錆剤給水パイプ4を通って防
錆剤6が溶解した水が第2水槽内に貯留される。
<実施例> 以下、図面に基づいてこの発明に係る給水用防錆剤添
加システムを詳細に説明する。
第1図は、この発明に係る給水用防錆剤添加システム
の一実施例を示している。
給水用防錆剤添加システムは、仕切り板23にって区画
形成された第1水槽1と第2水槽2と、該第1水槽内下
部から第2水槽内上部に延び両水槽内部を連通させる防
錆剤給水パイプ4と、該防錆剤給水パイプの第2水槽内
先端部4aに取付けられた防錆剤収容器5と、市水等を水
槽内に導入する給水パイプ3に設けられた給水制御装置
7から構成される。
箱型の第1水槽1及び第2水槽2は、市水等を貯留す
るための水槽であり、各々上部に、水槽内の点検・清掃
作業時等に開閉する点検蓋17、19を有するとともに、下
部に支持脚15、16が取付けられて地上から一定高さ位置
に支持されている。両水槽内下面には、水槽内清掃時等
に水槽1、2内に貯留した水を完全に排水するための排
水口20、21が設けられ、該排水口20、21は開閉弁20a、2
1aを介して排水管22に通じている。図面に示す実施例で
は、1つの受水槽を仕切り板23によって区画し、第1水
槽1と第2水槽2とを形成しているが、第1水槽と第2
水槽とは別々に準備された水槽であってもよい。
第1水槽1内には、市水等が供給される給水パイプ3
が導入されている。該給水パイプ3の所定位置には、第
2水槽内へ給水するバイパス給水管11が、開閉弁24を介
して連設されている。開閉弁24は、開閉作業により市水
等を第1水槽と第2水槽とに適宜区分送水するための流
路変更弁である。防錆剤添加システムを使用しないとき
には、開閉弁24を調節して第2水槽のみに給水されるよ
うにすれば、一般の受水槽と同様に使用できる。
給水パイプ3において、前記バイパス給水管11の連設
位置より市水給水源に近い位置には、第2水槽内に貯留
された水の量を感知して給水を制御する給水制御装置7
が取付けられている。この実施例では、該給水制御装置
としてボールタップが用いられいる。ボールタップ7
は、浮子71と浮子支持部72と給水パイプ内の弁73とから
なり、第2水槽2内に貯留された水の水位が所定高さh1
に上昇したときに「閉」作動して給水を停止させ、水位
が所定高さh1が下降したときに「開」作動して給水を再
開するための調節弁として作用する。
防錆剤給水パイプ4は、第1水槽1の内部と第2水槽
2の内部とを連通させるパイプであり、第1水槽1内下
部から第2水槽2内上部に延びている。該防錆剤給水パ
イプ4の第2水槽内先端部4aには、多数の防錆剤6を収
容する籠剤の防錆剤容器5が着脱可能に取付けられてい
る。防錆剤6は、ポリリン酸ナトリウムと少量のポリケ
イン酸ナトリウムを主成分とするガラス状化合物であ
り、球形・角形・その他の固形状に形成されている。防
錆剤6は水に浸されると成分が水中に溶解する。上記の
通り、防錆剤6を収容した防錆剤容器5は、水槽内に位
置しているため、防錆剤が直射日光を受けることがな
く、品質の劣化の必要がない。また、従来は必要であっ
た防寒・防露等の保温設備等も不要である。
防錆剤容器5の上部にはフィルター10が着脱可能に取
付けられ、防錆剤容器5内にゴミ等が入るのを防止して
いる。該フィルター10の上部の第2水槽上面は開口し、
ここに防錆剤6の充填・補充等を行うときに開閉する充
填蓋18が取り外し可能に設けられている。防錆剤6を補
充する場合には、充填蓋18とフィルター10とを取り外し
て防錆剤容器5内に防錆剤6を投入するだけでよい。ま
た防錆剤容器5を清掃する場合には、容器5を引き上げ
て清掃することができる。従って、防錆剤の充填作業
や、防錆剤容器の点検・清掃作業がきわめて容易に行え
る。
上記防錆剤容器5の周囲には、容器5の周面と一定間
隔を開けて、防錆剤給水パイプ4の先端部を密着して囲
む仕切筒8が付設され、該仕切筒8の側面上部からはL
字型のパイプ9が下向きに開口して突出している。給水
パイプ3により第1水槽内に導入された水が防錆剤給水
パイプ4を通って防錆剤容器5内に収容された防錆剤6
に接触すると、防錆剤6は水中に溶解する。防錆剤6を
含んだ水は仕切筒8内に溜まり、パイプ9から第2水槽
内へ流出して貯留される。上記のように、給水パイプ3
には第2水槽の貯水量を感知して給水を制御する給水制
御装置7が設けられているため、第2水槽の貯水量が所
定量に達すると給水が停止される。
第2水槽2の側面の前記所定水位h1より若干高い位置
からは、過剰排水管14が延設され、水位h1を越えた過剰
水がここから外部へ排出される。第2水槽2の内部上面
からは複数の棒状の水位センサ12が鉛直方向に設けられ
ており、第2水槽内の水位を常に外部から把握できる機
構となっている。また、第2水槽2の側面の所定水位h1
より低い位置からは、ビル等の建物の屋上等に設置され
た高置水槽(図示せず)に送水するための送水管13が延
出し、第2水槽2に貯留された水は、該送水管13の途中
に設けられた送水用サクションポンプ(図示せず)の作
動により、高置水槽へと送られる。
第2水槽から高置水槽への移水により第2水槽中の水
位が所定位置より低下すると、給水制御装置の作動によ
り市水等の第1水槽内への導入が再開される。
なお、上記の給水用防錆剤添加システムは、防止錆剤
を水中に自然溶解させる方法であるため、その濃度(防
錆剤の含有率)の調節は防錆剤の使用量で調節する方法
と、バイパス給水管のバルブ調節での方法によって行わ
れる。
<発明の効果> この発明の給水用防錆剤添加システムは、上記のよう
に構成されるため、以下のような効果を奏する。
(イ)防錆剤容器に大きな圧力が掛からないため、従来
のような耐圧対策が不要となる。
(ロ)耐圧対策が不要なため、製造コスト・システム施
設コストも安価である。
(ハ)防錆剤容器が水槽内に設置されるため、従来は必
要であった特別な保温・保全対策が不要であるほか、ス
ペースが節約できる。
(ニ)防錆剤容器の構成が簡易なため、防錆剤充填作業
・点検作業・清掃作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の給水用防錆剤添加システムの1実施
例を示す説明図であり、第2図は従来例を示す説明図で
ある。 1:第1水槽、2:第2水槽 3:給水パイプ、4:防錆剤給水パイプ 5:防錆剤容器、6:防錆剤 7:給水制御装置、8:仕切り筒

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2以上の槽からなる受水槽の第
    1水槽に市水等を供給する給水パイプを導入するととも
    に、該第1水槽と第2水槽とを、第1水槽内下部から第
    2水槽内上部に延びる防錆剤給水パイプで連通し、該防
    錆剤給水パイプの第2水槽内先端部に、防錆剤を収容す
    る籠状の防錆剤容器を取付け、前記給水パイプには、第
    2水槽内に貯留した水の水位を感知して給水を制御する
    給水制御装置を取付けたことを特徴とする給水用防錆剤
    添加システム。
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