JP3053171B2 - 水加熱器用の電気加熱装置 - Google Patents

水加熱器用の電気加熱装置

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JP3053171B2
JP3053171B2 JP9271588A JP27158897A JP3053171B2 JP 3053171 B2 JP3053171 B2 JP 3053171B2 JP 9271588 A JP9271588 A JP 9271588A JP 27158897 A JP27158897 A JP 27158897A JP 3053171 B2 JP3053171 B2 JP 3053171B2
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは電気式水加
熱器に関し、特に、加熱面を水あかで覆いがちな硬度値
を有する水を加熱するために使用される電気式水加熱器
用の加熱素子に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
電気式水加熱器は、内部の電気抵抗線を包囲する管状外
装を有した細長い加熱素子を備える。抵抗線は加熱素子
の各端部で、電気的励起のためにフランジや他のマウン
トに設けた電気端子に接続される。典型的な加熱素子の
構造は、受口への加熱素子の挿通を可能にするような小
径の少なくとも1つの戻り撓曲部を備えたものである。
追加の撓曲部をさらに設けることにより、加熱素子を延
長して加熱表面積を拡大することができる。
【0003】典型的な加熱素子において、内部の金属製
抵抗線は、酸化マグネシウム等の、電気絶縁物である一
方でかなり高い熱伝達率を達成可能な物質によって包囲
される。外装は、銅やインコロイ(INCOLLOY: 商標)材
料等の金属から形成できる。熱エネルギは、高温の抵抗
線から絶縁物及び外装壁を介して外装表面に移行し、そ
れにより水を加熱する。
【0004】理論上は加熱素子を、外装外面の単位伝熱
面積当たりの電力の単位である「ワット密度」で評価し
た高熱放出用に構成することが望ましい。水加熱器を使
用する際には大抵、水は「硬度」で評価される沈殿可能
な化合物を含有する。そのような化合物は、硫酸カルシ
ウムを含むものであり、一般に高温の外装表面に沈殿し
て、硫酸塩、炭酸塩、酸化物等の塩類からなる断熱性の
水あかを形成する。
【0005】水あかがさほど外装上に無い場合は、伝熱
作用が電気抵抗線を比較的低温に保持する。水あかの層
が外装表面に堆積するに従い、伝熱抵抗は急速に増加
し、抵抗線、酸化マグネシウム及び外装の温度が上昇す
る。そのような水あかに起因して上昇した素子温度の有
害な影響は、以下に列挙するように良く知られたもので
ある。すなわち、 a.熱伝達率の低下、 b.さらに高温での水あか堆積速度の上昇、 c.高温での酸化及び融解による抵抗線の「焼切れ」、 d.高温応力による外装の割れ又は破壊、及び e.加熱素子の頻繁な交換の必要、である。
【0006】水あかの堆積は、加熱素子の鋭角な撓曲部
で著しく多量になる。外装の伝熱面積は、撓曲部の内側
部分で減少し、結果としてこの領域が高温になる。撓曲
部における水あかの形成速度は、直線部分におけるより
も相当に早く、最終的に撓曲部の内側部分に水あかが充
満することになる。その結果、撓曲部における加熱素子
の温度が極めて高温になる。この問題は、このような領
域での曲げ作用によって生じる応力増加や潜在的表面亀
裂によって深刻化する。
【0007】加熱素子の水あか付着により生じる課題を
解消するために、様々な解決策が提案され、採用されて
いる。1つの方法では、ワット密度を低減して水あかが
低速で生じるようにすることにより、素子の寿命を延長
している。これは低ワット数定格の抵抗線を使用する
か、又は外装の直径及び長さの少なくともいずれかを増
加することにより達成できる。この方法の欠点は、より
大きな表面積を有する素子を必要とし、小形の水加熱器
容器に素子を取付けることを困難にしたり、(a)素子
寸法の拡大や、(b)受口及び素子マウントの寸法の拡
大並びにその要求強度の増加により、コストが上昇した
りすることである。
【0008】水あか付着の問題を解消するもう1つの方
法は、通常より大きなワット密度を有する素子を使用す
ることである。この素子は、オン切換え時に非常に急速
に温まって迅速に膨張する傾向があり、それにより水あ
かを外装表面から剥離させる。この方法はしばしば、水
あかの化学構造に左右される。このような方法を用いて
も、結局は高度な水あか付着が生じることが判ってい
る。ワット密度の増加により、素子は水あかへの耐性が
劣化し、つまり素子の温度は水あかの単位厚み当たりで
さらに急速に上昇して、高温素子状態へと至る。素子の
破損は一般に極めて早期に生じる。
【0009】本発明の目的は、従来の電気式水加熱器で
生じていた水あか付着の課題を解決すべく、水あかを低
減できる加熱素子を備えた水加熱器用電気加熱装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、封止した熱伝導性の外
装に包囲される電気抵抗線を具備した細長い加熱素子で
あって、水加熱器の壁に設けた受口を封止状態で貫通し
て電源に至る素子マウントに接続可能な少なくとも1つ
の端部を備え、外装が少なくとも1つの戻り撓曲部と少
なくとも2つの伸長部分とを備えて構成される加熱素子
と、外装の一部分を包囲かつ収容し、加熱素子からそれ
を取囲む水への熱伝達を増加させることにより、外装上
での水あかの形成を低減する部材と、を具備したことを
特徴とする水加熱器用の電気加熱装置を提供する。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の水加熱器用の電気加熱装置において、部材は、加熱
素子に略平行で加熱素子を実質的に包囲する細長い管状
部材からなり、管状部材が、水の入口を有した末端部と
温水の出口を有した基端部とを備え、出口が入口に対
し、水が入口から管状部材を通って加熱素子上を流れる
とともに加熱素子により加熱された後に出口から流出す
るように配置され、それにより加熱素子上を流れる水が
水あかを洗い落とすように構成された電気加熱装置を提
供する。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の水加熱器用の電気加熱装置において、管状部材への
入口が出口よりも低い高さ位置にある電気加熱装置を提
供する。請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載の
水加熱器用の電気加熱装置において、基端部が略水平で
あり、加熱素子と管状部材とが中間位置で下向きに撓曲
され、それにより末端部がさらに低い高さ位置に配置さ
れる電気加熱装置を提供する。
【0013】請求項5に記載の本発明は、請求項2に記
載の水加熱器用の電気加熱装置において、入口が管状部
材の開放された末端部からなる電気加熱装置を提供す
る。請求項6に記載の本発明は、請求項2に記載の水加
熱器用の電気加熱装置において、入口が末端部の下向き
延長部からなり、延長部がさらに低い高さ位置まで下方
へ延びる電気加熱装置を提供する。
【0014】請求項7に記載の本発明は、請求項2に記
載の水加熱器用の電気加熱装置において、入口が、略水
平な管状部材に交差する下向き延長管からなる電気加熱
装置を提供する。請求項8に記載の本発明は、請求項2
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、出口が加
熱素子の基端の上部に設けた穴からなる電気加熱装置を
提供する。
【0015】請求項9に記載の本発明は、請求項2に記
載の水加熱器用の電気加熱装置において、加熱素子の延
長部分同士が最小限の外装間距離を有し、管状部材は、
管内面から外装表面までの平均距離が外装間距離の略
0.8〜2.0倍であるような内径を有する電気加熱装
置を提供する。請求項10に記載の本発明は、請求項2
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、管状部材
の内壁に取着され、水の流れを加熱素子の湾曲部の内側
部分に導く複数のバッフルをさらに具備した電気加熱装
置を提供する。
【0016】請求項11に記載の本発明は、請求項2に
記載の水加熱器用の電気加熱装置において、加熱素子が
管状部材の内面に隣接かつ接触する形状を有する電気加
熱装置を提供する。請求項12に記載の本発明は、請求
項11に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、加
熱素子が管状部材内で二重螺旋形状に巻かれてなる電気
加熱装置を提供する。
【0017】請求項13に記載の本発明は、請求項12
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、加熱素子
が管状部材に密に接触して連結される電気加熱装置を提
供する。請求項14に記載の本発明は、請求項12に記
載の水加熱器用の電気加熱装置において、加熱素子が、
高い熱伝達係数を有したセメントによって管状部材に連
結される電気加熱装置を提供する。
【0018】請求項15に記載の本発明は、請求項11
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、加熱素子
が、管状部材の末端及び基端に戻り撓曲部を備えた複数
の直線部分を具備する電気加熱装置を提供する。請求項
16に記載の本発明は、請求項2に記載の水加熱器用の
電気加熱装置において、管状部材に平行に内蔵される内
管をさらに具備し、加熱素子が、内管と管状部材との間
に位置決めされるとともに、内管と管状部材との少なく
とも一方に接触する電気加熱装置を提供する。
【0019】請求項17に記載の本発明は、請求項16
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、管状部材
が内管に連結される電気加熱装置を提供する。請求項1
8に記載の本発明は、請求項16に記載の水加熱器用の
電気加熱装置において、加熱素子が二重螺旋形状に巻か
れてなる電気加熱装置を提供する。請求項19に記載の
本発明は、請求項16に記載の水加熱器用の電気加熱装
置において、加熱素子が、管状部材及び内管に平行で、
かつ末端及び基端に戻り撓曲部を有した複数の直線部分
として形成される電気加熱装置を提供する。
【0020】請求項20に記載の本発明は、請求項1に
記載の水加熱器用の電気加熱装置において、部材が、加
熱素子の少なくとも1つの戻り撓曲部を密に接触して包
囲する金属製の塊状固形材からなり、以て戻り撓曲部か
らエネルギを吸収するとともに熱エネルギを水に伝達す
るように構成された電気加熱装置を提供する。請求項2
1に記載の本発明は、請求項20に記載の水加熱器用の
電気加熱装置において、塊状固形材が、塊状固形材に包
囲される加熱素子の外面よりも広い外面を備える電気加
熱装置を提供する。
【0021】請求項22に記載の本発明は、請求項20
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、塊状固形
材が、それぞれに係合平面を有した2個の組合せ部分か
らなり、それら係合平面に、加熱素子の撓曲部を保持す
る協働溝が設けられ、撓曲部が組合せ部分に密に接触す
るようになっている電気加熱装置を提供する。請求項2
3に記載の本発明は、請求項21に記載の水加熱器用の
電気加熱装置において、加熱素子の撓曲部が協働溝にセ
メント接合される電気加熱装置を提供する。
【0022】請求項24に記載の本発明は、請求項22
に記載の水加熱器用の電気加熱装置において、2個の組
合せ部分が機械的手段により連結される電気加熱装置を
提供する。請求項25に記載の本発明は、請求項20に
記載の水加熱器用の電気加熱装置において、塊状固形材
が、加熱素子の第1及び第2の撓曲部を保持する溝をそ
れぞれに設けた反対向きの両平面を有する中心部分と、
中心部分の両平面に係合する溝付きの平面をそれぞれに
有する左部分及び右部分とを備える電気加熱装置を提供
する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明をその実施の形態に基づいて詳細に説明する。図面、
特に図18及び図19を参照すると、従来技術における
一般的な家庭用水加熱器の容器10が概略図示されてい
る。図示の直立形の容器10は、複合プラスチック材料
から作製される壁12を備える。なお壁12には、鋼や
他の適当な材料も使用できる。容器10は、冷水16A
を導入する給水部14と温水16Bを放出する放水部1
8とを備える。容器10の底部には標準の排水管組体1
7が連結される。細長い外装形の水加熱素子20は、壁
12を貫通する受口24に封止装着されるマウント22
を備える。マウント22の外側面26には、図示しない
電源を加熱素子に電気的に接続する端子28が設けら
れ、この接続により加熱素子20が加熱され、したがっ
て容器10内の水16が加熱される。
【0024】図19に示すように、加熱素子20は第1
戻り撓曲部30と第2戻り撓曲部32とを備える。この
形状の加熱素子20では、直線部分34が両撓曲部3
0、32を互いに連結するとともに、マウント22を貫
通する端末部分36A、36Bに至る。図20に示す加
熱素子20内の細長い抵抗線38は、上記したようにマ
ウント22の外側面26にて電源に接続される。マウン
ト22は、水加熱器の容器の壁12に設けた受口24に
封止式に嵌着されるような、フランジやねじや他の挿入
式の取付具であることができる。
【0025】水あか46は典型的に加熱素子20の外面
全体を覆うが、図19に示すように、水あかの堆積は一
般に戻り撓曲部30、32にてさらに多く、典型的に加
熱素子20の撓曲部近傍の直線部分34を互いに橋絡す
る。図20に示すように、一般に抵抗線38は、粒状酸
化マグネシウムやセラミック材料等の電気絶縁性の熱伝
達材料42により、外装40から分離される。外装40
の外面44に水あか46が無い場合は、外面44は加熱
すべき水16に接触し、有効な熱伝達面を構成する。水
あか46で覆われると、熱伝達速度は低下し、加熱素子
の温度が上昇する。一組の戻り撓曲部32に形成される
典型的な水あかは、図示のように加熱素子の撓曲部分3
2A、32B、32C、32Dの間の空間を橋絡する。
そのような水あかは加熱素子20の破損を引き起こす。
【0026】図1〜図17は、本発明の幾つかの実施形
態を示す。いずれの実施形態も、「撓曲」外装形の加熱
素子、すなわち少なくとも1つの戻り撓曲部を有した加
熱素子を備えるものである。図1〜図17に示すよう
に、本発明の構成要素群は、そうではないと明記したも
の以外は、鉛直で長手方向へ延びる中心面に関して鏡像
対称を成すものとして示される。したがって、各構成要
素の一側の説明は、各構成要素の他側を認識するために
も等しく役立つものである。しかし、その代わりに各構
成要素を、本発明から逸脱することなく非対称形状に形
成することもできるが、これは一般に好適な実施形態と
は言えない。
【0027】図1〜図3は、本発明の一実施形態による
水加熱装置50を示す。水加熱装置50は、加熱素子5
4を包囲する流れ加速管52を備える。流れ加速管52
は、撓曲した加熱素子54を収容するとともに、加熱素
子に略平行に水16の急速流れを生成するように構成さ
れる。急速に流れる水16は、水あかが形成されるに従
って、外装表面44から水あかを洗い落とす。
【0028】流れ加速管52を通る水16の急速移動
は、管入口56を通って管52に導入される導入水16
Cの、導入に伴う温度上昇によって生じる。導入水16
Cは、加熱素子54によって加熱され、管52からの加
熱された放出水16Dとして、管52の上部の管出口5
8を通過する。水は加熱されるに従い、その比重及び比
粘度が低下し、上方へ流れる傾向を示す。管入口56
は、水加熱器容器10の他の部分に比べて低温の容器部
分に位置決めされる。
【0029】一般に容器10の下方部分60の温度は容
器10の上方部分62の温度よりも低く(図18参
照)、管入口56は管出口58よりも下方位置に配置さ
れる。したがって図1〜図3に示すように、加熱素子5
4及びそれを包囲する流れ加速管52は、いずれもそれ
らの中間位置72で下方へ撓曲されて、管入口56を水
加熱器容器10の下方すなわち低温部分に位置決めする
ようになっている。管入口56と管出口58との間の好
適かつ効果的な高さの差は、約10.16cm〜約20.
32cm(約4インチ〜約8インチ)であると思われる
が、水加熱器容器の寸法及び形状に依存して約5.08
cm〜約45.72cm(約2インチ〜約18インチ)の範
囲で増減できる。所与の水加熱器に対し、管への導入水
16Cと管からの放出水16Dとの間の温度差は、管5
2を通る水16の流量、低温の導入水16Cの温度、水
加熱器からの温水の引出し速度、及び加熱素子(単数又
は複数)上の水あかの量に依存して決まる。
【0030】流れ加速管52を通って流れる水16は、
加熱素子54の熱交換表面、特に撓曲部30、32の領
域の表面から、水あか形成材料を洗い落とす。図3に示
すように管52の主要部分は、図示の加熱素子に関し、
4個の素子部分54A、54B、54C及び54Dを収
容する。各図において、管入口56は流れ加速管52の
末端66に示され、管出口58は管の基端68に示され
る。しかし所望により、管出口58を管入口56の上方
所望高さ70に維持することを前提として、管52の入
口及び出口の位置を入れ替えることができる。
【0031】管52の長さ及び直径を調節することによ
り、素子外装40の周りに様々な流量を達成することが
できる。管52を通る水の流量は、加熱素子の構造、使
用される材料、ワット密度、及び水質状態の種類に対応
して、最適な洗浄作用を提供するために調節される。上
記実施形態では、流れ加速管52の内径は、管内面80
から外装表面44までの平均距離82が外装間距離84
の実質的に約0.8倍以上でかつ約2倍以下であるよう
に設定されることが肝要である。いずれの場合も管52
は、水加熱器の壁の受口に挿通される外径を有しなけれ
ばならない。
【0032】図4は、略水平な流れ加速管52に取着さ
れた降水管74の下端に形成される異なる形式の管入口
56を示す。流れ加速管52は直線状の加熱素子54を
収容する。降水管74は、加熱素子54への水あかの付
着を最小限にすべく、流れ加速管を通る導入水16Cを
高度に加速するための所望高さ70を付与するに十分な
長さを有する。流れ加速管52に降水管74を追加した
ことにより、流れ加速管を水加熱器の受口から離脱する
ことが困難になるかもしれない。したがって、管52の
基端68を着脱可能にマウント22に固定して、加熱素
子54を交換や修理のために容易に取外せるようにする
ことができる。管52はねじや他の接続具によりマウン
ト22に取着できる。
【0033】図5に示すように、降水管74は、流れ加
速管52の末端66にエルボ76を備えることができ
る。エルボ76は、流れ加速管52の末端66を撓曲す
ることにより形成できる。図1〜図4では、管出口58
は、管52の基端68の上面に開口する矩形穴からな
る。しかし管出口58は他の形状でもよく、或いはより
高い位置で温水16Dを放出する「立上がり」管78
(図5参照)を備えることができる。管入口56及び管
出口58の寸法を調節することにより、管52を通る水
の速度を増減して最適な洗浄作用を促進することができ
る。
【0034】本発明は、導入水16Cが撓曲部30、3
2の内側部分に導かれるときに、最も有益である。図6
及び図7においては、流れ加速管52の末端66近傍の
管内面80にバッフル86が取着される。バッフル86
は、高速移動する導入水16Cを撓曲部30、32の内
側部分に導いて、(a)高い温度差を形成して熱伝達を
増加させるとともに、(b)最も水あかの付き易い撓曲
部表面から水あか粒子を洗い落とすように作用する。バ
ッフル86は、導入水16Cを撓曲部内側領域へ導くた
めのあらゆる構造を有することができる。変形例とし
て、バッフル86を加熱素子に取着することもできる。
【0035】図8を参照すると、異なる実施形態による
水加熱装置50は、管内面94のすぐ近くに加熱素子9
2を配置した流れ加速管90を備える。図8に示すよう
に加熱素子92は、二重螺旋を形成する連続コイル10
6として、管内面94に取着でき、或いは内面94から
分離して配置できる。加熱素子92の外装108は、あ
らゆる断面形状を有することができるが、好適な実施形
態では、コイル状に巻かれたときに外装の外面が管90
の内径110に一致して管内面94に実質的に接触する
ような断面形状を有する。この形状は、加熱素子92を
管内面94に取着する場合に好適である。この取着は、
クリップの使用、セメント接合、スポット溶接、又は他
の適当な方法により行うことができる。高い熱伝導性を
有したセメントによるセメント接合は有利である。加熱
素子92の末端部分112は、マウント22に封着され
るかマウント22を貫通し、素子内の抵抗線が電源への
端子28に接続されるようになっている。
【0036】形状の変形例として、加熱素子92は図9
及び図10に示すように、複数の直線部分114を有し
て形成できる。図8〜図10に示す実施形態では、管9
0は有効な熱伝達表面積を実質的に増加して、加熱素子
92の温度を下げるヒートシンクとして作用する。流れ
加速管90の内面94及び外面96は、いずれも熱伝達
面として作用する。流れ加速管90内で高い水の流速が
発生し、その結果、損傷に至る加熱素子の過度に高い温
度を生じることなく、延長した高い熱伝達が行われる。
【0037】図11に示す実施形態では、二重壁形の流
れ加速管120は、電気加熱素子122を外壁124と
内壁126との間に備える。加熱素子122は、高速の
熱伝達を確保するために、好ましくは外壁124及び内
壁126の少なくとも一方、さらに好ましくは少なくと
も内壁126に密に接触する。最も好ましくは、加熱素
子122は溶接、セメント接合等により内壁に取着され
る。図示の加熱素子122は戻り撓曲部128を備え
る。
【0038】明示しない変形例では、加熱素子122は
各壁124、126に平行な細長い直線状の部分を備
え、かつ末端140及び基端142にそれぞれ戻り撓曲
部を備えることができる。二重壁形の流れ加速管120
の管入口130は、一重壁形の流れ加速管52、90で
説明したものと概略同様であることができる。したがっ
て流れ加速管120は、中間位置に下向きベンド134
を備えるものか、又は末端に降水管136を有した略直
線状のものであることができる。図11に示す降水管1
36は、ベンド134を介した内壁126の延長部分で
ある。図示の出口132は、内壁126及び外壁124
の上方部分を切欠いて形成される。本発明のこの実施形
態では、水に対する高速の熱交換が内壁126及び外壁
124の双方の外面にて生じる。
【0039】図13〜図17は、本発明のさらに他の実
施形態を示す。外装形の加熱素子154はマウント15
8を備える。水あか低減装置150は、外装形加熱素子
154の撓曲部(単数又は複数)152を包囲する塊状
の固形材から構成される。水あか低減装置150は、典
型的にアルミニウムやマグネシウム等の金属から形成さ
れ、したがって高い熱伝導性を有する。水あか低減装置
150は、それが覆う素子撓曲部(単数又は複数)15
2よりも、水との接触においてさらに大きな熱伝達面1
56を有する。熱放散速度はより早く、したがって加熱
素子154の抵抗線及び外装を損傷するような高温は回
避される。さらなる低温により、水あかの堆積速度が著
しく低下し、それに伴い素子寿命が延長される。
【0040】水あか低減装置150は、図13、図14
及び図16に示す1個の素子撓曲部152を収容するも
のや、図13、図15及び図17に示す2個の素子撓曲
部152を収容するもののように、幾つかの変形例を有
する。水あか低減装置150は、素子束が2個以上の平
行に隣接する素子撓曲部を有する場合にも、それら素子
撓曲部に対し適応できる。
【0041】図16は、典型的な1撓曲部用の水あか低
減装置150Aを分解図で示す。この水あか低減装置1
50Aは、典型的に鋳造金属からなる2個の略同一の部
分160A及び160Bを備え、それら部分160A及
び160Bが、加熱素子154の素子撓曲部152を密
に保持する溝162A及び162Bをそれぞれ備える。
両部分160A及び160Bはそれぞれ係合面164A
及び164Bを備え、それら係合面164A及び164
Bに沿って両部分160A及び160Bが互いに連結さ
れる。係合面164A、164Bの各々を規定する平面
172A、172Bは、加熱素子154を略二等分し、
両部分160A、160Bを一体に連結したときには1
つの平面に合体する。両部分160A、160Bは、ね
じ穴168を貫通して螺条穴170に係合するねじ16
6により一体に保持される。或いは2個の部分160
A、160Bを、所望により接着剤や他の機械的手段に
より一体に連結することもできる。両部分160A、1
60Bは、素子撓曲部152の周囲で一体連結されるこ
とによりヒートシンクとなり、水を加熱するための正味
熱伝達面積をやはり増加させる。
【0042】図17は、加熱素子154の2個の撓曲部
152A、152B用の水あか低減装置150Bを示
す。水あか低減装置150Bは、中心部分180Aと左
部分180Bと右部分180Cとを備える。中心部分1
80Aは左平面182Aと右平面182Bとを備える。
左部分180Bは右平面184Aを備え、水あか低減装
置150Bを組立てたときに右平面184Aが中心部分
180Aの左平面182Aに係合する。同様に右部分1
80Cは左平面184Bを備え、水あか低減装置150
Bを組立てたときに左平面184Bが中心部分180A
の右平面182Bに係合する。
【0043】各面182A、182B、184A、18
4Bは、中心部分180Aと左部分180B又は右部分
180Cとに形成される溝を二等分するものであり、そ
の溝により加熱素子154の素子撓曲部152A又は1
52Bを密に保持する。溝186A及び186Bは協働
して、加熱素子154の一般の撓曲部152Aを挿入す
るキャビティを画成する。同様に、溝188A及び18
8Bは協働して、加熱素子154の撓曲部152Bを挿
入するキャビティを画成する。
【0044】図16の実施形態と同様に、係合する面1
82Aと面184Aとが互いに当接されて、協働する溝
186A及び186Bに素子撓曲部152Aを保持す
る。同様に、係合する面182Bと面184Bとが互い
に当接されて、協働する溝188A及び188Bに素子
撓曲部152Bを保持する。ねじ190は、左部分18
0B及び右部分180Cのねじ穴192を貫通して、中
心部分180Aのねじ座すなわち螺条穴194に係合す
る。
【0045】図13〜図17に示す各実施形態におい
て、水あか低減装置150A、150Bと加熱素子15
4との間の密な接触は、高い熱伝達係数を有するセメン
トや他の材料を、素子表面196と水あか低減装置15
0の溝表面198との間に挿入することによって増強で
きる。図13〜図15に示すように、水あか低減装置1
50A、150Bは、撓曲部からの直線距離、つまり素
子の直線部分に沿った直線距離によって決まるテーパ状
断面を有する。したがって被覆された素子部分から被覆
されない素子部分への移行は漸進的であり、加熱素子1
54の、水あか低減装置150によって被覆された部分
と被覆されない直線部分との間の温度差を最小限にして
いる。
【0046】好ましくは水あか低減装置150A、15
0Bは、加熱素子154の撓曲部152の弧状部分20
0と両直線部分の短い一部分202とを包囲する。水あ
か低減装置150A、150Bによって包囲される直線
部分の一部分202の長さ204は、撓曲部の直径の約
1.5倍までであることができ、より典型的には撓曲部
直径の約0.5〜1.0倍である。
【0047】従来技術の水加熱器では、外装形の加熱素
子34は末端の撓曲部で開くように曲がる傾向がある。
すなわち加熱素子の下方部分は、上方部分からの本来の
間隔を有した位置よりもしばしば沈降する。そして、新
たな加熱素子を装着するために、しばしば既存の加熱素
子を切断して水加熱器容器内に落とす必要が生じる。図
13から判るように、本発明に係る水あか低減装置15
0Bは、加熱素子の直線部分を実質的に一定位置に保持
するので、切断を要さず加熱素子154の取外しを可能
にするものである。特許請求の範囲に記載した発明の精
神及び範囲から逸脱することなく、ここに開示した改良
形の水加熱器の構造、配置、作動及び製造方法に、様々
な変更及び修正を成し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱素子を収容する流れ加速管を備えた本発明
の一実施形態の頂面図である。
【図2】撓曲形の加熱素子及び流れ加速管を示す図1の
流れ管の切欠き側面図である。
【図3】図2の線3−3に沿った本発明の流れ加速管及
び加熱素子の断面図である。
【図4】外装形の加熱素子を収容した本発明の他の実施
形態による流れ加速管の側面図である。
【図5】外装形の加熱素子を収容した本発明のさらに他
の実施形態による流れ加速管の側面図である。
【図6】外装形の加熱素子を収容した本発明のさらに他
の実施形態による流れ加速管の断面側面図である。
【図7】外装形の加熱素子を収容した本発明のさらに他
の実施形態による流れ加速管の断面上面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態による流れ加速管
の部分切欠き斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の実施形態による流れ加速管
の末端の部分切欠き斜視図である。
【図10】図9の線10−10に沿った本発明の流れ加
速管の断面正面図である。
【図11】本発明の二重流れ加速管の一部分の部分切欠
き斜視図である。
【図12】図11の線12−12に沿った本発明の二重
流れ加速管の断面正面図である。
【図13】加熱素子上に形成される水あかを低減するた
めの本発明の装置の側面図である。
【図14】電気加熱素子の1つの撓曲部上に形成される
水あかを低減するための本発明の装置の、図13の線1
4−14に沿った平面図である。
【図15】電気加熱素子の2つの撓曲部上に形成される
水あかを低減するための本発明の装置の、図13の線1
5−15に沿った平面図である。
【図16】電気加熱素子の1つの撓曲部上に形成される
水あかを低減するための本発明の装置の、図14の線1
6−16に沿った分解端面図である。
【図17】電気加熱素子の2つの撓曲部上に形成される
水あかを低減するための本発明の装置の、図15の線1
7−17に沿った分解端面図である。
【図18】従来技術における一般的な水加熱器容器の概
略側面断面図である。
【図19】従来技術における一般的な外装形の加熱素子
の斜視図である。
【図20】従来技術で作動する加熱素子の、図19の線
20−20に沿った拡大断面図である。
【符号の説明】
30、32…戻り撓曲部 34…直線部分 40…外装 50…水加熱装置 52…流れ加速管 54…加熱素子 56…管入口 58…管出口 72…中間位置 74…降水管 86…バッフル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 3/40 - 3/58 H05B 3/78 - 38/82

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封止した熱伝導性の外装に包囲される電
    気抵抗線を具備した細長い加熱素子であって、水加熱器
    の壁に設けた受口を封止状態で貫通して電源に至る素子
    マウントに接続可能な少なくとも1つの端部を備え、該
    外装が少なくとも1つの戻り撓曲部と少なくとも2つの
    伸長部分とを備えて構成される加熱素子と、 前記外装の一部分を包囲かつ収容し、前記加熱素子から
    それを取囲む水への熱伝達を増加させることにより、該
    外装上での水あかの形成を低減する部材と、を具備した
    ことを特徴とする水加熱器用の電気加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記部材は、前記加熱素子に略平行で該
    加熱素子を実質的に包囲する細長い管状部材からなり、
    該管状部材が、水の入口を有した末端部と温水の出口を
    有した基端部とを備え、該出口が該入口に対し、水が該
    入口から該管状部材を通って該加熱素子上を流れるとと
    もに該加熱素子により加熱された後に該出口から流出す
    るように配置され、それにより該加熱素子上を流れる水
    が水あかを洗い落とすように構成された請求項1に記載
    の水加熱器用の電気加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記管状部材への前記入口が前記出口よ
    りも低い高さ位置にある請求項2に記載の水加熱器用の
    電気加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記基端部が略水平であり、前記加熱素
    子と前記管状部材とが中間位置で下向きに撓曲され、そ
    れにより前記末端部がさらに低い高さ位置に配置される
    請求項3に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記入口が前記管状部材の開放された末
    端部からなる請求項2に記載の水加熱器用の電気加熱装
    置。
  6. 【請求項6】 前記入口が前記末端部の下向き延長部か
    らなり、該延長部がさらに低い高さ位置まで下方へ延び
    る請求項2に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記入口が、略水平な前記管状部材に交
    差する下向き延長管からなる請求項2に記載の水加熱器
    用の電気加熱装置。
  8. 【請求項8】 前記出口が前記加熱素子の前記基端の上
    部に設けた穴からなる請求項2に記載の水加熱器用の電
    気加熱装置。
  9. 【請求項9】 前記加熱素子の延長部分同士が最小限の
    外装間距離を有し、前記管状部材は、管内面から外装表
    面までの平均距離が該外装間距離の略0.8〜2.0倍
    であるような内径を有する請求項2に記載の水加熱器用
    の電気加熱装置。
  10. 【請求項10】 前記管状部材の内壁に取着され、水の
    流れを前記加熱素子の前記撓曲部の内側部分に導く複数
    のバッフルをさらに具備した請求項2に記載の水加熱器
    用の電気加熱装置。
  11. 【請求項11】 前記加熱素子が前記管状部材の内面に
    隣接かつ接触する形状を有する請求項2に記載の水加熱
    器用の電気加熱装置。
  12. 【請求項12】 前記加熱素子が前記管状部材内で二重
    螺旋形状に巻かれてなる請求項11に記載の水加熱器用
    の電気加熱装置。
  13. 【請求項13】 前記加熱素子が前記管状部材に密に接
    触して連結される請求項12に記載の水加熱器用の電気
    加熱装置。
  14. 【請求項14】 前記加熱素子が、高い熱伝達係数を有
    したセメントによって前記管状部材に連結される請求項
    12に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  15. 【請求項15】 前記加熱素子が、前記管状部材の前記
    末端及び前記基端に前記戻り撓曲部を備えた複数の直線
    部分を具備する請求項11に記載の水加熱器用の電気加
    熱装置。
  16. 【請求項16】 前記管状部材に平行に内蔵される内管
    をさらに具備し、前記加熱素子が、該内管と該管状部材
    との間に位置決めされるとともに、該内管と該管状部材
    との少なくとも一方に接触する請求項2に記載の水加熱
    器用の電気加熱装置。
  17. 【請求項17】 前記管状部材が前記内管に連結される
    請求項16に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  18. 【請求項18】 前記加熱素子が二重螺旋形状に巻かれ
    てなる請求項16に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  19. 【請求項19】 前記加熱素子が、前記管状部材及び前
    記内管に平行で、かつ前記末端及び前記基端に戻り撓曲
    部を有した複数の直線部分として形成される請求項16
    に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  20. 【請求項20】 前記部材が、前記加熱素子の少なくと
    も1つの前記戻り撓曲部を密に接触して包囲する金属製
    の塊状固形材からなり、以て該戻り撓曲部から熱エネル
    ギを吸収するとともに該熱エネルギを前記水に伝達する
    ように構成された請求項1に記載の水加熱器用の電気加
    熱装置。
  21. 【請求項21】 前記塊状固形材が、該塊状固形材に包
    囲される前記加熱素子の外面よりも広い外面を備える請
    求項20に記載の水加熱器用の電気加熱装置。
  22. 【請求項22】 前記塊状固形材が、それぞれに係合平
    面を有した2個の組合せ部分からなり、それら係合平面
    に、前記加熱素子の前記撓曲部を保持する協働溝が設け
    られ、該撓曲部が該組合せ部分に密に接触するようにな
    っている請求項20に記載の水加熱器用の電気加熱装
    置。
  23. 【請求項23】 前記加熱素子の前記撓曲部が前記協働
    溝にセメント接合される請求項21に記載の水加熱器用
    の電気加熱装置。
  24. 【請求項24】 前記2個の組合せ部分が機械的手段に
    より連結される請求項22に記載の水加熱器用の電気加
    熱装置。
  25. 【請求項25】 前記塊状固形材が、前記加熱素子の第
    1及び第2の前記撓曲部を保持する溝をそれぞれに設け
    た反対向きの両平面を有する中心部分と、該中心部分の
    該両平面に係合する溝付きの平面をそれぞれに有する左
    部分及び右部分とを備える請求項20に記載の水加熱器
    用の電気加熱装置。
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