JP3053140U - オイルエレメント解体処理装置 - Google Patents
オイルエレメント解体処理装置Info
- Publication number
- JP3053140U JP3053140U JP1997012049U JP1204997U JP3053140U JP 3053140 U JP3053140 U JP 3053140U JP 1997012049 U JP1997012049 U JP 1997012049U JP 1204997 U JP1204997 U JP 1204997U JP 3053140 U JP3053140 U JP 3053140U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- mounting plate
- plate frame
- container
- oil element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済み後廃棄処分の厄介なオイルエレメン
トを円滑且つ容易に解体し、リサイクルに供せるように
処理できる装置を提洪する。 【解決手段】 機台1の内部の下位にオイル回収容器2
をその上位に解体パーツ回収ネット容器3を備え、その
ネット容器3の一側垂直上方向に取付板枠4を設け、そ
の取付板枠4の外側より内側に駆動手段6と連結した回
転軸5を貫通挿架し且つその内側突出軸部5aにオイル
エレメントのキャップ孔群に対応するダボ8を配設した
エレメント嵌着盤7を固定し、前記取付板枠4の内側上
方には該取付板枠4に沿ってレバー10a付押圧アッシ
ー10を備えたエレメント周壁カッター9を回転ハンド
ル11を介して上下可調節に設け、前記ネット容器3の
他側にはオイルエレメントの押圧支持装置12を設けた
オイルエレメント解体処理装置。
トを円滑且つ容易に解体し、リサイクルに供せるように
処理できる装置を提洪する。 【解決手段】 機台1の内部の下位にオイル回収容器2
をその上位に解体パーツ回収ネット容器3を備え、その
ネット容器3の一側垂直上方向に取付板枠4を設け、そ
の取付板枠4の外側より内側に駆動手段6と連結した回
転軸5を貫通挿架し且つその内側突出軸部5aにオイル
エレメントのキャップ孔群に対応するダボ8を配設した
エレメント嵌着盤7を固定し、前記取付板枠4の内側上
方には該取付板枠4に沿ってレバー10a付押圧アッシ
ー10を備えたエレメント周壁カッター9を回転ハンド
ル11を介して上下可調節に設け、前記ネット容器3の
他側にはオイルエレメントの押圧支持装置12を設けた
オイルエレメント解体処理装置。
Description
【0001】
この考案は、自動車の使用済みオイルエレメントを廃棄するため、これを円滑 且つ容易に解体処理できる装置に関する。
【0002】
内部に油分を多量に含み、且つ異物アセンブリーが組込まれているオイルエレ メントは、そのまま廃棄処分できないことから、解体処理が必要とされるが、キ ャップ自体を手で開けるような代物ではなく、これまでは圧潰処理によって解体 が行なわれているのが一般である。 ところが圧潰の場合、内部の油分が飛散し、又異物質のアセンブリーが相互に 絡みついて分離に手間取るなど、厄介この上ない作業であった。
【0003】
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、オイルエレメントをセットし、後 は刃周りを手動乃至自動で回転させるのみで、オイルエレメントの外周壁を輪切 り、内容物を円滑且つ容易に解体し、リサイクルに供せるように処理できる装置 を提供するものである。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案は、機台1の内部の下位にオイル回収容器2 を、その上位に解体パーツ回収ネット容器3を備える。 そしてそのネット容器3の一側垂直上方向に取付板枠4を設け、その取付板枠 4の外側より内側に駆動手段6と連結した回転軸5を貫通挿架し且つその内側突 出軸部5aにオイルエレメントのキャップ孔群に対応するダボ8を配設したエレ メント嵌着盤7を固定する。 そしてまた前記取付板枠4の内側上方には該取付板枠4に沿ってレバー10a 付押圧アッシー10を備えたエレメント周壁カッター9を回転ハンドル11を介 して上下可調節に設ける。 そしてさらに前記ネット容器3の他側にはオイルエレメントの押圧支持装置1 2を設けてオイルエレメント解体処理装置を構成する。
【0005】
図2に示すように使用済みのオイルエレメントEを、エレメント嵌着盤7に嵌 着する。より具体的には回転軸5の先端及エレメント嵌着盤7ダボ8を、対応す るオイルエレメントEのキャップ孔群に嵌入させ、押圧支持装置12を操作して エレメントEを嵌着盤7に弾圧する。 そして上方の回転ハンドル11を操作してカッター9をエレメントEのキャッ プ附近部の周壁に接する位置まで下降させ、さらに押圧アッシー10のレバー1 0aを操作してカッター9を押し付け気味にする。
【0006】 そして駆動手段6(同図で手回しハンドル)を操作して回転軸5を回転させる 。 すると、エレメント嵌着盤7を介してオイルエレメントEが回わされ、これと 接するカッター9により外周壁が切断されていく。
【0007】 かくしてエレメントはキャップ附近部と容器部で二分され、容器部は下方の解 体パーツ回収ネット容器3へ自然落下し、内部のフィルター、その他のエレメン トパーツがバラケ、油分はさらに下方のオイル回収容器2へ流下される。他方、 キャップ附近部は嵌着盤7から外して同じく解体パーツ回収ネット容器3へ落と す。
【0008】 最後に油分の殆どが分離された段階で解体パーツ回収ネット容器3内の各パー ッを材質ごとに(メタルはメタル、ゴムはゴムのように)同類回収し、廃棄乃至 リサイクルに供するものとし、溜まった油分も同様に廃棄乃至リサイクルに供す る。
【0009】
本考案は以上のようで、使用済みのオイルエレメントEをセットし、押圧アッ シー10のレバー10aを操作してカッター9を押し付け気味にしてオイルエレ メントEを回転させるという単純な作業で、エレメント周壁を輪切りにし、解体 パーツ回収ネット容器3へ落下させるものであるから、無理な外力による圧潰と 異なり油分の飛散やパーツ同士の絡み等がなく、エレメントパーツが自然にバラ ケ、又油分のみがオイル回収容器2へ分離流下されて、それぞれが廃棄処分ない しリサイクルに便利な態様で解体処理できるものである。
【0010】
機台1の内部の下位にオイル回収容器2を、その上位に解体パーツ回収ネット 容器3を備える。 そしてそのネット容器3の一側垂直上方向に取付板枠4を設け、その取付板枠 4の外側より内側に駆動手段として回しハンドル6と連結した回転軸5を貫通挿 架し且つその内側突出軸部5aにオイルエレメントのキャップ孔群に対応するダ ボ8を配設したエレメント嵌着盤7を固定する。 そしてまた前記取付板枠4の内側上方には該取付板枠4に沿ってレバー10a 付押圧アッシー10を備えたエレメント周壁カッター9を回転ハンドル11を介 して上下可調節に設ける。 そしてさらに前記ネット容器3の他側には、手回しハンドル12aと連結した 回転軸12bの先端にバネカプラー12cを介して押圧部材12dが取付けられ て成るオイルエレメントの押圧支持装置12を設けて構成される。
【図1】斜視図
【図2】要部縦断側面図
1 機台 2 オイル回収容器 3 解体パーツ回収ネット容器 4 取付板枠 5 回転軸 5a 内側突出軸部 6 駆動手段 7 エレメント嵌着盤 8 ダボ 9 エレメント周壁カッター 10 押圧アッシー 10a レバー 11 回転ハンドル 12 オイルエレメントの押圧支持装置
Claims (1)
- 【請求項1】 機台(1)の内部の下位にオイル回収容
器(2)をその上位に解体パーツ回収ネット容器(3)
を備え、そのネット容器(3)の一側垂直上方向に取付
板枠(4)を設け、その取付板枠(4)の外側より内側
に駆動手段(6)と連結した回転軸(5)を貫通挿架し
且つその内側突出軸部(5a)にオイルエレメントのキ
ャップ孔群に対応するダボ(8)を配設したエレメント
嵌着盤(7)を固定し、前記取付板枠(4)の内側上方
には該取付板枠4に沿ってレバー(10a)付押圧アッ
シー(10)を備えたエレメント周壁カッター(9)を
回転ハンドル(11)を介して上下可調節に設け、前記
ネット容器(3)の他側にはオイルエレメントの押圧支
持装置(12)を設けたオイルエレメント解体処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997012049U JP3053140U (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | オイルエレメント解体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997012049U JP3053140U (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | オイルエレメント解体処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053140U true JP3053140U (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=43187234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997012049U Expired - Lifetime JP3053140U (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | オイルエレメント解体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053140U (ja) |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP1997012049U patent/JP3053140U/ja not_active Expired - Lifetime
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