JP3053047U - 模造観葉植物 - Google Patents

模造観葉植物

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JP3053047U
JP3053047U JP1998002667U JP266798U JP3053047U JP 3053047 U JP3053047 U JP 3053047U JP 1998002667 U JP1998002667 U JP 1998002667U JP 266798 U JP266798 U JP 266798U JP 3053047 U JP3053047 U JP 3053047U
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拓一郎 石原
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石原機械工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手入れを不要とするとともに、好みの種類の
観葉植物を、好みの場所に配置可能とする。 【構成】 鉢体12と、所定種類を模して適当な成形材料
から成形された成形植物体14とからなる非生態系の模造
品として、観葉植物が形成されている。そして、鉢体1
2、および成形植物体14の茎部20の少なくともいずれか
が、上下方向で伸縮可能に形成されて、成形植物体の茎
部下端の基部体22が、鉢体の対象箇所に一体的に固定さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、所定種類の観葉植物を模してプラスチック等の成形材料から成形 した模造観葉植物に関する。
【0002】
【従来の技術】
住居、あるいはオフィス等のインテリアとして、鉢植え等の観葉植物が広く用 いられている。そして、観葉植物は、その種類、大きさ等によって、床面、窓際 、テーブル、あるいは棚等の多様な箇所に分けて飾られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、観葉植物は生態系であるがゆえに、それ相応の手入れが必要となる 。そして、手入れを怠ることによって落葉や枯れ等を生じることがあり、この枯 れ等が室内空間の美観を損なう虞れがある。
【0004】 また、観葉植物を育てるにあたっては、水、土等が必要不可欠となるが、この 水、土等が観葉植物の配置場所周辺の汚れを招く虞れがある。そして、水等を嫌 う電気製品等の周辺には、観葉植物を配置することが容易でなく、また、太陽の 光を要する種類、光を嫌う種類等が存在するとともに、その大きさ(主として高 さ)も様々であるため、好みの種類の観葉植物を手に入れても、それを思う場所 に配置できない場合もある。
【0005】 この考案は、手入れを不要とするとともに、好みの種類を好みの場所に配置可 能とする模造観葉植物の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、この考案においては、鉢体と、所定種類を模して 適当な成形材料から成形された成形植物体とからなる非生態系の模造品として、 観葉植物が形成されている。
【0007】 そして、この考案の模造観葉植物によれば、鉢体、および成形植物体の茎部の 少なくともいずれかが、上下方向で伸縮可能に形成されて、成形植物体の茎部下 端の基部体が、鉢体の対象箇所に一体的に固定されている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの考案の実施の形態について詳細に説明する。
【0009】 図1(A) に示すように、この考案に係る模造観葉植物10は、鉢体12と、所定種 類を模して適当な成形材料から成形された成形植物体14とからなる模造品として 形成されている。
【0010】 そして、図1(A) 、図2(A) に示すように、この考案の実施の一形態において は、鉢体12、および成形植物体14が、伸縮可能に形成されている。
【0011】 なお、成形植物体14は、観葉植物であるゴムノキ、ベンジャミンゴムノキ、ポ トス、あるいはカラジウム等の種々の植物を模して、プラスチック等の成形材料 から成形され、着色される。
【0012】 この考案の実施の一形態において、観葉植物の、いわゆる植木鉢にあたる鉢体 12は、たとえば、径の異なる大小複数のテーパ状筒材16(16-1 〜16-3) を、ほぼ 同芯軸線の回りで大径端を上にしてそれぞれ配置することにより形成されている 。そして、図2(A) に示すように、互いに隣接する内方の筒材16の大径端と外方 の筒材16の小径端との嵌着、つまり筒材16-1の大径端と筒材16-2の小径端との嵌 合、係止、および筒材16-2の大径端と筒材16-3の小径端との嵌合、係止のもとで 伸長可能、かつ、図1(A) に示すように、これらの嵌着解除のもとで収縮可能に 、鉢体12は構成されている。
【0013】 なお、この鉢体12をなす筒材16として、たとえばプラスチック製のものが例示 できる。また、筒材16の形状として、たとえば、平面円形の円筒材が例示できる 。しかし、円筒材に限定されず、たとえば、平面略楕円、あるいは平面略四角等 に、筒材16を形成してもよい。
【0014】 この鉢体12をなす筒材16のうち、最内に位置する最小径の筒材16-1は、有底筒 材として成形され、その底部に、たとえば、転倒防止用の重り18が内設される。 この重り18の重さは、成形植物体14の大きさ、重さに応じて適宜選択される。な お、重り18の材質としては、一般に鉄、鉛等が例示できるが、筒材16-1に内設可 能な大きさで、成形植物体14に対応する重さに形成できればよいため、その材質 は特に問わない。
【0015】 そして、この鉢体12をなす筒材16のうちの最外の筒材、つまり最大径の筒材16 -3に、成形植物体14の茎部20の下端に一体的に設けられた基部体22が固定され、 これによって、鉢体、成形植物体間が一体的に連結されている。
【0016】 基部体22は、観葉植物でいう土にあたるものであり、筒材16-3に対応した形状 で、表面を土等に模して、プラスチック等から成形され、着色される。そして、 この基部体22は、たとえば接着等のもとで筒材16-3の所定位置に固定される。
【0017】 ここで、この考案においては、鉢体12に加えて、成形植物体14の茎部20も伸縮 可能に形成されている。
【0018】 図1(B) 、図2(B) に示すように、茎部20は、径の異なる大小複数のプラスチ ック製テーパ状管材24(24-1 〜24-3) を、ほぼ同芯軸線の回りで大径端を下にし てそれぞれ配置することにより形成されている。そして、互いに隣接する外方の 管材24の小径端と内方の管材の大径端との嵌着、つまり管材24-1の小径端と管材 24-2の大径端との嵌合、係止、および管材24-2の小径端と管材24-3の大径端との 嵌合、係止のもとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能に、成形植物 体の茎部20は構成されている。
【0019】 なお、図2(A)、(B) に示すように、この茎部20をなす最大径の管材24-1が、茎 部を伸長させた状態での下端に位置するため、この管材24-1に、成形植物体の基 部体22が一体的に固定される。
【0020】 また、図1(B) 、図2(B) の参照符号26は、最大径の管材24-1から下方への管 材24-2、24-3 の脱落を防止するための栓を示す。
【0021】 このような構成の模造観葉植物10においては、鉢体12、および成形植物体14が 伸縮可能であるため、図1(A)、図2(A) を比較して見るとよくわかるように、 鉢体、成形植物体の伸長、あるいは収縮のもとで、その全体的な高さが任意に変 えられる。つまり、配置場所に応じた高さを任意に選択することにより、好みの 種類の模造観葉植物10を好みの場所に配置できるため、配置場所の選択範囲が著 しく拡張される。
【0022】 また、この模造観葉植物の成形植物体14は、プラスチック等からなる非生態系 であるため、面倒な手入れ等は全く不要となる。従って、室内装飾の簡単化が容 易にはかられる。
【0023】 そして、落葉や枯れ、および水、土等の飛散がなくなるため、配置箇所周辺の 汚れを招くことがない。従って、この模造観葉植物10による室内装飾のもとで、 快適な室内空間が容易に得られる。
【0024】 更に、模造観葉植物10によれば、太陽の光の有無の影響は皆無であるため、こ の点においても、好みの場所への好みの種類の配置が可能となり、配置場所の選 択範囲が著しく拡張される。
【0025】 また、この模造観葉植物10においては、鉢体12、および成形植物体14を収縮状 態に設定することにより、その全体の高さが十分に抑えられる。つまり、この模 造観葉植物10の全体的な重心が低くなり、その重量バランスが容易に取りやすく なるため、持ち運びが容易になる。そして、全体的な高さを抑えることによって 、ドア等のような高さの制限のある場所を介した搬入、搬出も容易となる。従っ て、搬送等の際の作業性が向上する。
【0026】 なお、ここでは、鉢体12、成形植物体14の収縮状態の組み合わせを図1(A) に 、またこれらの伸長状態の組み合わせを図2(A) に、それぞれ具体化しているが 、これに限定されず、鉢体の収縮状態に成形植物体の伸長状態を組み合わせたり 、鉢体の伸長状態に成形植物体の収縮状態を組み合わせたりしてもよいことはい うまでもない、そして、このように鉢体12、成形植物体14の高さの組み合わせを 種々変えることで、模造観葉植物10の全体的な高さのバリエーションの様々な展 開が可能となる。
【0027】 また、この考案の実施の一形態においては、鉢体12をなす筒材16をプラスチッ ク製として具体化している。しかし、プラスチックに限定されず、たとえば、ア ルミニウム、ステンレス等の金属やセラミック等の他の材料から筒材16を成形し 、この筒材の組み合わせによって、鉢体12を形成してもよい。
【0028】 なお、このような、それ自体に重量のある金属やセラミック等から筒材16を成 形する場合においては、筒材に内設する重り18は省略できる。
【0029】 更に、この考案の実施の一形態においては、成形植物体14の成形材料をプラス チックとして具体化しているが、成形植物体の全体をプラスチック製とすること に限定されず、たとえば、茎部以外の部分、つまり茎部より上方の部分を、他の 成形材料、たとえばゴム材料等から成形してもよい。
【0030】 そして、成形植物体14の茎部20より上方の部分を、折曲、あるいは湾曲の可能 な、いわゆるフレキシブル状に形成するとよい。このような構成によれば、配置 場所、好み、周囲の雰囲気等に応じて、その形状を適宜変化させることができる ため、この点からも、模造観葉植物10のバリエーションが容易に拡張できる。
【0031】 更に、この実施の一形態においては、テーパ状筒材16(16-1 〜16-3) の組み合 わせとしてなる鉢体12、およびテーパ状管材24(24-1 〜24-3) の組み合わせとし てなる成形植物体の茎部20のいずれもが、径の異なる3種の筒材、あるいは管材 からなる3段構造として具体化されているが、伸縮のもとでその高さを変えれば 足りるため、伸縮の段数はこれに限定されず、たとえば2段、4段等の他の段数 としてもよい。
【0032】 また、ここでは、成形植物体の基部体22が、土を模した単なる成形部材として 具体化されている。しかし、この基部体22を消臭剤や芳香剤等の収容スペースと して利用可能な形状、たとえば、上面に凹部を有する形状等に形成すれば、この 模造観葉植物10自体が、消臭剤、芳香剤等の容器として兼用できる。
【0033】 ところで、上述したこの考案の実施の一形態においては、鉢体12がテーパ状筒 材16(16-1 〜16-3) の組み合わせとして具体化されているが、鉢体は伸縮可能で あれば足りるため、これに限定されず、他の構造として、鉢体を形成してもよい 。
【0034】 たとえば、図3(A) 、図4(A) に示す、この考案に係る模造観葉植物110 の実 施の別形態においては、内外相互で摺動自在に重ねて挿着された径の異なる大小 複数の略有底筒材28(28-1 〜28-3) の組み合わせとして、鉢体112 が形成されて いる。なお、この構成においても、鉢体112 をなす筒材28(28-1 〜28-3) として 、弾性変形可能なプラスチック製が例示できる。
【0035】 図3(A) に加えて図5を見るとわかるように、この筒材28(28-1 〜28-3) のう ち、最外の筒材、つまり最大径の筒材28-1を除く内方の筒材28-2、28-3 の下部は 、底壁28a から周壁28b にかけて形成されたスリット30によって、内方に弾性変 形可能な分断片の組み合わせとして規定されている。そして、図3(A)、(B) 、図 4(A)、(B) 、および図5に示すように、筒材28-2、28-3 の下部の外周面、たとえ ば下端周縁に、部分的な突起32が突設されるとともに、この突起を係止可能な下 段保持凹部34、上段保持凹部36が、最内の筒材、つまり最小径の筒材28-3を除く 外方の筒材28-1、28-2 の内周面の各位置に、それぞれ形成されている。
【0036】 ここで、筒材28-1、28-2 は、突起32の幅に応じた内方突起38を、上段保持凹部 36の上部で、たとえば上面にテーパ面38a を有して形成されるとともに、この内 方突起を摺動自在に収納可能とするガイド凹部40が、筒材28-2、28-3 の外周面で 、突起の上方に連続して設けられている。
【0037】 この構成の鉢体112 においては、筒材28-2、28-3 の下部が分断片として規定さ れ、この下部の下端周縁に突起32が設けられるととともに、内方突起38の上面が テーパ面38a として形成されているため、外方の筒材28-1、28-2 の内部にこの筒 材を押し込めば、テーパ面に沿った下部の内方変形のもとで、これらの挿着、つ まり隣接する外方の筒材に対する内方の筒材の挿着が行われる。このとき、内方 の筒材28-2、28-3 のガイド凹部40と、外方の筒材28-1、28-2 の突起32とを整列さ せることはいうまでもない。
【0038】 そして、内方の筒材28-2、28-3 の突起32が、外方の筒材28-1、28-2 の下段保持 凹部34、上段保持凹部36にそれぞれ整列すると、下部の弾性的な復帰のもとでそ の内方位置から突出するため、下段保持凹部、上段保持凹部に対する突起の係止 によって、内方の筒材の保持が、図3(A)、(B) に示す収縮位置、および図4(A)、 (B) に示す伸長位置のそれぞれで可能となる。
【0039】 この模造観葉植物110 においては、鉢体112 の最外の筒材、つまり最大径の筒 材28-1の底部に、転倒防止用の重り18が内設、固定されるとともに、成形植物体 の茎部20をなす最外の管材24-1に一体的に設けられた基部体22が、鉢体の最内の 筒材、つまり最小径の筒材28-3に固定されている。
【0040】 なお、成形植物体14、およびその茎部20の構成は、前述の実施の一形態におい て詳細に説明した構成と同一であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0041】 上記のように、この模造観葉植物110 においても、鉢体112 が成形植物体の茎 部20と共に伸縮可能であるため、その高さのバリエーションが様々に得られる。 また、この模造観葉植物110 も、手入れ等の不要な非生態系であるため、簡単な 室内装飾が可能となる。
【0042】 そして、この模造観葉植物110 において、鉢体112 は、上段保持凹部36、下段 保持凹部34への突起32の係止により、その伸長状態、収縮状態でそれぞれ保持さ れるため、各状態での保持力が、十分に大きく確保できる。そのため、伸長状態 、収縮状態のいずれにおいても、その取り扱いが容易になるとともに、配置後の 安定感も向上する。
【0043】 更に、鉢体112 の収縮状態で持ち上げても、この収縮状態は確実に維持される ため、持ち運びが一層容易となる。
【0044】 また、上段保持凹部36、下段保持凹部34に突起32が係止されるため、伸長状態 、収縮状態への設定の際の節度感が得られる。
【0045】 更に、相互に隣接する内方、外方の筒材28(28-1、28-3) 間が、上段保持凹部36 、下段保持凹部34と突起32との係止のもとで直接的に保持されるため、全体的な 伸長、収縮に加えて、部分的な伸長、収縮、つまり筒材28-1、28-2 間のみの伸長 状態や、筒材28-2、28-3 間のみの伸長状態等が適宜得られるため、この模造観葉 植物110 によれば、高さのバリエーションがより一層拡張される。
【0046】 なお、この実施の形態においては、突起32の係合可能な内方突起38が、上段保 持凹部36の上部に設けられているため、伸長時等における、内方、外方の筒材28 (28-1 〜28-3) 間の離脱が確実に阻止される。
【0047】 また、この実施の形態においては、内方の筒材28-2、28-3 の外周面にガイド凹 部40を設けているが、このガイド凹部は省略してもよい。しかし、このガイド凹 部40を設けることによって、伸長、収縮の際における、内方の筒材28-2、28-3 の 外周面に対する外方の筒材の内方突起38の当たり、擦れ等が防止できるため、円 滑、容易な伸長、収縮が得られる。そして、このガイド凹部40に内方突起38を収 納させることによって、このガイド凹部が内方、外方の筒材28(28-1 〜28-3) 間 の回り止めとして機能するため、突起32と上段保持凹部36、下段保持凹部34との 位置ずれの阻止により、伸長状態、収縮状態での内方、外方の筒材間の確実な保 持が確保できる。
【0048】 更に、この実施の形態においては、内方の筒材28-2、28-3 の外周面に突起32を 、外方の筒材28-1、28-2 の内周面に上段保持凹部36、下段保持凹部34を、それぞ れ設けた構成として具体化しているが、内方、外方の筒材間が伸長位置、収縮位 置でそれぞれ保持可能であれば足りるため、これとは逆に、外方の筒材の内周面 に突起を、内方の筒材の外周面に上段保持凹部、下段保持凹部をそれぞれ設ける 構成としてもよい。
【0049】 上述した考案の実施の形態は、この考案を説明するためのものであり、この考 案を何等限定するものでなく、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施された ものも全てこの考案に包含されることはいうまでもない。
【0050】
【考案の効果】
上記のように、この考案に係る模造観葉植物によれば、面倒な手入れ等は全く 不要となるため、室内装飾の簡単化が容易にはかられる。そして、落葉や枯れ、 および水、土等の飛散がなくなるため、配置箇所周辺の汚れを招くことがない。 従って、この模造観葉植物による室内装飾のもとで、快適な室内空間が容易に得 られる。
【0051】 更に、模造観葉植物によれば、太陽の光の有無の影響は皆無であるため、好み の場所への好みの種類の配置が可能となり、配置場所の選択範囲が著しく拡張さ れる。
【0052】 そして、この模造観葉植物によれば、鉢体、および成形植物体が伸縮可能であ るため、鉢体、成形植物体の伸長、あるいは収縮のもとで、その全体的な高さが 任意に変えられる。つまり、配置場所に応じた高さを任意に選択することが可能 となり、好みの種類の模造観葉植物を好みの場所に配置できるため、この点から も、配置場所の選択範囲が著しく拡張される。
【0053】 更に、模造観葉植物の全体的な高さを低く抑えることによって、その重量バラ ンスが取りやすくなるとともに、高さに制限のある場所を介した搬入、搬出も容 易となるため、持ち運び、および搬送作業が容易となり、作業性が向上する。
【0054】 また、突起と上段保持凹部、下段保持凹部とを、内方の筒材の外周面、外方の 筒材の内周面のいずれかにそれぞれ設けることによって、その伸長状態、収縮状 態での保持が得られるため、各状態での保持力が、十分に大きく確保できる。そ のため、伸長状態、収縮状態のいずれにおいても、その取り扱いは容易になると ともに、配置後の安定感も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】収縮状態における、この考案の実施の一形態に
係る模造観葉植物の一部破断の概略正面図、およびその
茎部の部分拡大断面図である。
【図2】伸長状態における、図1の模造観葉植物の一部
破断の概略正面図、およびその茎部の部分拡大断面図で
ある。
【図3】収縮状態における、この考案の実施の別形態に
係る模造観葉植物の一部破断の概略正面図、およびその
鉢体の部分拡大断面図である。
【図4】伸長状態における、図3の模造観葉植物の一部
破断の概略正面図、およびその鉢体の部分拡大断面図で
ある。
【図5】図3の模造観葉植物の鉢体をなす筒材の、下方
から見た概略斜視図である。
【符号の説明】
10 模造観葉植物 12 鉢体 14 成形植物体 16(16-1 〜16-3) (テーパ状)筒材 20 茎部 24(24-1 〜24-3) (テーパ状)管材 28(28-1 〜28-3) (有底)筒材 30 スリット 32 突起 34 下段保持凹部 36 上段保持凹部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数のテーパ状筒材を、ほぼ同芯軸線の
    回りで大径端を上にしてそれぞれ配置し、互いに隣接す
    る内方の筒材の大径端と外方の筒材の小径端との嵌着の
    もとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能
    に、前記鉢体が形成されるとともに、 径の異なる大小複数のテーパ状管材を、ほぼ同芯軸線の
    回りで大径端を下にしてそれぞれ配置し、互いに隣接す
    る外方の管材の小径端と内方の管材の大径端との嵌着の
    もとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能
    に、前記成形植物体の茎部が部分的に形成され、 成形植物体の茎部をなす最外の管材に一体的に設けられ
    た基部体が、鉢体をなす筒材のうちの最外の筒材に固定
    された模造観葉植物。
  2. 【請求項2】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数のテーパ状筒材を、ほぼ同芯軸線の
    回りで大径端を上にしてそれぞれ配置し、互いに隣接す
    る内方の筒材の大径端と外方の筒材の小径端との嵌着の
    もとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能
    に、前記鉢体が形成され、 前記成形植物体の茎部下端に一体的に設けられた基部体
    が、鉢体をなす筒材のうちの最外の筒材に固定された模
    造観葉植物。
  3. 【請求項3】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数のテーパ状管材を、ほぼ同芯軸線の
    回りで大径端を下にしてそれぞれ配置し、互いに隣接す
    る外方の管材の小径端と内方の管材の大径端との嵌着の
    もとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能
    に、前記成形植物体の茎部が部分的に形成され、 成形植物体の茎部をなす最外の管材に一体的に設けられ
    た基部体が、前記鉢体に固定された模造観葉植物。
  4. 【請求項4】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数の略有底筒材を、内外相互で摺動自
    在に重ねて挿着することで、前記鉢体が伸縮可能に形成
    され、 この鉢体をなす筒材のうち、最外の筒材を除く筒材の下
    部が、底壁から周壁にかかるスリットにより、内方に弾
    性変形可能な分断片の組み合わせとして規定され、この
    下部の外周面に突設された部分的な突起を、その外方で
    隣接する筒材の内周面の上段保持凹部、下段保持凹部に
    それぞれ係止させることによって、このスリット付きの
    筒材がそれぞれの伸長位置、収縮位置で保持されるとと
    もに、 径の異なる大小複数のテーパ状管材を、ほぼ同芯軸線の
    回りで大径端を下にしてそれぞれ配置し、互いに隣接す
    る外方の管材の小径端と内方の管材の大径端との嵌着の
    もとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能
    に、前記成形植物体の茎部が部分的に形成され、 成形植物体の茎部をなす最外の管材に一体的に設けられ
    た基部体が、鉢体をなす筒材のうちの最外の筒材に固定
    された模造観葉植物。
  5. 【請求項5】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数の略有底筒材を、内外相互で摺動自
    在に重ねて挿着することで、前記鉢体が伸縮可能に形成
    され、 この鉢体をなす筒材のうち、最外の筒材を除く筒材の下
    部が、底壁から周壁にかかるスリットにより、内方に弾
    性変形可能な分断片の組み合わせとして規定され、この
    下部の外周面に突設された部分的な突起を、その外方で
    隣接する筒材の内周面の上段保持凹部、下段保持凹部に
    それぞれ係止させることによって、このスリット付きの
    筒材がそれぞれの伸長位置、収縮位置で保持され、 前記成形植物体の茎部下端に一体的に設けられた基部体
    が、鉢体をなす筒材のうちの最外の筒材に固定された模
    造観葉植物。
  6. 【請求項6】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数の略有底筒材を、内外相互で摺動自
    在に重ねて挿着することで、前記鉢体が伸縮可能に形成
    され、 この鉢体をなす筒材のうち、最外の筒材を除く筒材の下
    部が、底壁から周壁にかかるスリットにより、内方に弾
    性変形可能な分断片の組み合わせとして規定され、この
    下部外周面に設けた上段保持凹部、下段保持凹部に、そ
    の外方で隣接する筒材の内周面に突設された部分的な突
    起をそれぞれ係止させることによって、このスリット付
    きの筒材がそれぞれの伸長位置、収縮位置で保持される
    とともに、 径の異なる大小複数のテーパ状管材を、ほぼ同芯軸線の
    回りで大径端を下にしてそれぞれ配置し、互いに隣接す
    る外方の管材の小径端と内方の管材の大径端との嵌着の
    もとで伸長可能、かつこの嵌着解除のもとで収縮可能
    に、前記成形植物体の茎部が部分的に形成され、 成形植物体の茎部をなす最外の管材に一体的に設けられ
    た基部体が、鉢体をなす筒材のうちの最外の筒材に固定
    された模造観葉植物。
  7. 【請求項7】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 径の異なる大小複数の略有底筒材を、内外相互で摺動自
    在に重ねて挿着することで、前記鉢体が伸縮可能に形成
    され、 この鉢体をなす筒材のうち、最外の筒材を除く筒材の下
    部が、底壁から周壁にかかるスリットにより、内方に弾
    性変形可能な分断片の組み合わせとして規定され、この
    下部外周面に設けた上段保持凹部、下段保持凹部に、そ
    の外方で隣接する筒材の内周面に突設された部分的な突
    起をそれぞれ係止させることによって、このスリット付
    きの筒材がそれぞれの伸長位置、収縮位置で保持され、 前記成形植物体の茎部下端に一体的に設けられた基部体
    が、鉢体をなす筒材のうちの最外の筒材に固定された模
    造観葉植物。
  8. 【請求項8】 鉢体と、所定種類を模して適当な成形材
    料から成形された成形植物体とからなる模造観葉植物で
    あり、 前記鉢体、および前記成形植物体の茎部の少なくともい
    ずれかが、上下方向で伸縮可能に形成されて、成形植物
    体の茎部下端の基部体が、鉢体の対象箇所に一体的に固
    定された模造観葉植物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5888318A (en) 1994-07-06 1999-03-30 The Kansai Electric Power Co., Inc. Method of producing ferritic iron-base alloys and ferritic heat resistant steels
US5997806A (en) 1997-07-16 1999-12-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Heat-resisting cast steel
CN108658239A (zh) * 2018-08-09 2018-10-16 中国科学院南京地理与湖泊研究所 仿生沉水植物群落及其水生态改善方法

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