JP3052936U - 温熱を感じさせる縫いぐるみ - Google Patents

温熱を感じさせる縫いぐるみ

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JP3052936U
JP3052936U JP1997010418U JP1041897U JP3052936U JP 3052936 U JP3052936 U JP 3052936U JP 1997010418 U JP1997010418 U JP 1997010418U JP 1041897 U JP1041897 U JP 1041897U JP 3052936 U JP3052936 U JP 3052936U
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stuffed
animal
stuffed animal
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JP1997010418U
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Inventor
浩正 佐藤
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有限会社ホアユ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抱いたり、さわった場合に、より一層温かさ
を感じさせる縫いぐるみ。 【解決手段】 人形や動物等の形態を模した縫いぐるみ
の内部に備長炭を収蔵してある。 【効果】 縫いぐるみにその都度何ら手を加えることな
く、抱いたり、さわるだけで温熱を感じさせるので、そ
の者に安堵感を与え、ときに安眠を誘う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は抱いた場合により一層温かさを感じさせる縫いぐるみならびに抱き枕 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人形や動物等の形態を模した縫いぐるみが愛玩用に親しまれている。そ の中で、鑑賞のほか、抱いて感触を楽しむ場合も少なくない。縫いぐるみは肌ざ わりが柔らかいので、とくに、幼児に夜の就寝時や昼寝時に抱かせると精神状態 が安定し、寝付きがよいことが知られている。しかしながら、縫いぐるみは芯材 を植毛布等でくるんだ構造であるから、抱いた直後は温かみがなく、縫いぐるみ に体温が伝わって温まるまでには時間がかかる。したがって、幼児に対し短時間 で熟睡に導くことができない。縫いぐるみのほかに、その特殊形状にあたる、い わゆる抱き枕も就寝用に使用される。
【0003】 これまでの縫いぐるみは、その形態の特異性やこれを構成する素材に開発の力 点が注がれ、室内装飾品として視覚を楽しませるものが多かったが、玩具として の縫いぐるみに温かみを与え、保温用としての使用も可能にしたものに実開平4 −104894があり、縫いぐるみ本体を蓄熱体の出し入れ可能に形成し、この 蓄熱体を電磁調理器により毎回加熱してから体内に収納し、この蓄熱を体感する というものであるからなかなか煩雑である。ここで蓄熱体はゼオライト等の含水 鉱物に限定されているが、金属酸化物等の発熱体の使用も可能であるという。い ずれの場合も蓄熱体が当初可なり高温状態であるから、幼児の場合は取り出す危 険性が懸念される。
【0004】 抱き枕の場合は、形態に特異性をもたせたものがみられるほか、抱いた場合温 かいように電熱装置を内蔵したものがあるが、電熱コ−ドが絡むおそれがあり、 安全性に問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は縫いぐるみや抱き枕について、抱いたときにより一層温かさを感じさ せるものを提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ここにおいて本考案者は、人形や動物等の形態を模した縫いぐるみの体内に備 長炭を収蔵した温熱を感じさせる縫いぐるみ、ならびに抱き枕の内部に備長炭を 収蔵した温熱を感じさせる抱き枕をそれぞれ見出すにいたった。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案で使用する備長炭は高温炭化木炭に属し、姥目樫(うばめかし)を10 00°C前後で炭化した白炭の一種で、叩くとカンカンと乾いた音がし、堅炭( かたすみ)といわれ、その硬度はノコギリの歯が立たないほどである。 日本の 三大備長炭生産地は和歌山、高知、宮城県であり、とりわけ和歌山(紀州)の備 長炭の歴史が古く、品質も世界最高といわれるが,最近は中国産のものも品質的 に同等のものがみられるようになり、価格的に入手しやすくなっている。
【0008】 この備長炭は微細孔が多く、吸着性にすぐれ、除湿性や脱臭性があるほか、と くに、遠赤外線を発生することが知られている。すなわち、体温により遠赤外線 が発生し、人体の奥深く、皮下50mm程度まで浸透し、細胞を共振させて熱を 発生させるという特性を持っている。つまり、人体の細胞を熱源として,身体を 温かくしてしまうというわけである。このように遠赤外線が人体に温熱効果を示 すことはいくつかの実験により確認されている。また、家畜類が木炭入りシ−ツ や庭の土中に木炭を埋設した個所を好んで寝場所にしているという報告もこれに 符合する。その他、血行をよくし、安眠をもたらすなど、医学的な種々の治療効 果も報告されているほどである。
【0009】 抱き枕は使用者に安堵感を与え、安眠を誘うだけでなく、ヨコ向きに寝るとき に何かにすがり、片足を抱き枕にのせることで体圧を分散し、背骨への負担を緩 和する作用もある。その形状には人魚状のものなど種々あり、相応の長さ、たと えば140cm程度を有している。
【0010】 縫いぐるみの外皮は起毛状のものが適当で、抱き枕の場合は厚手の布地などを 用いる。内部に詰めるクッション材は天然や合成の綿などが好適である。
【0011】 備長炭は縫いぐるみや抱き枕の形状に応じて、粉砕したものを適当量、布袋な どに充填したものや、はだかの状態で、これらの内部に挿入して使用する。抱き 枕の場合は、とくに表面部に充填して全体を軽量にしたほうが扱いやすい。また 、縫いぐるみや抱き枕に開閉自由にファスナ−を付けて、備長炭の出し入れを自 由にしてもよい。
【0012】
【実施例】
以下、実施例により本考案をさらに具体的に説明する。 〔縫いぐるみの場合〕 縫いぐるみ1の熊として、図1に示すごとく、起毛状の外皮5で胴体、頭体、 左右の手体を有する腕体、左右の脚体、左右の耳体を連接してその形態を構成し てある。この背部に開閉自在にファスナ−を設け、そこから粉砕した備長炭3を 不織布を用いた布袋6に収蔵したものを数個体内に入れ、空隙にポリエステル綿 のクッション材4を充填してある。
【0013】 〔抱き枕の場合〕 抱き枕2として図3に示す人魚状のものについて、外皮5を布製にし、ポリエ ステル綿のクッション材4を中心部と外皮付近に入れ、中間部分に粉砕した備長 炭3を入れて軽量化をはかっている。
【0014】 以上、いずれの場合も、抱くことにより間もなく温熱が感じられ、備長炭を入 れてないものとの差が認められる。
【0015】
【考案の効果】
縫いぐるみや抱き枕が、何ら手を加えることなく、抱くだけでより一層温かさ を感じさせるので、安堵感を与え、安眠を誘う。
【提出日】平成10年2月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は抱いたり、さわった場合に、より一層温かさを感じさせる縫いぐるみ に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人形や動物等の形態を模した縫いぐるみが愛玩用に親しまれている。そ の中で、鑑賞のほか、抱いたり、さわって感触を楽しむ場合も少なくない。縫い ぐるみは肌ざわりが柔らかいので、とくに、幼児に夜の就寝時や昼寝時に抱かせ ると精神状態が安定し、寝付きがよいことが知られている。しかしながら、縫い ぐるみは芯材を植毛布等でくるんだ構造であるから、抱いた直後は温かみがなく 、縫いぐるみに体温が伝わって温まるまでには時間がかかる。したがって、幼児 に対し短時間で熟睡に導くことができない。
【0003】 これまでの縫いぐるみは、その形態の特異性やこれを構成する素材に開発の力 点が注がれ、室内装飾品として視覚を楽しませるものが多かったが、玩具として の縫いぐるみに温かみを与え、保温用としての使用も可能にしたものに実開平4 −104894があり、縫いぐるみ本体を蓄熱体の出し入れ可能に形成し、この 蓄熱体を電磁調理器により毎回加熱してから体内に収納し、この蓄熱を体感する というものであるからなかなか煩雑である。ここで蓄熱体はゼオライト等の含水 鉱物に限定されているが、金属酸化物等の発熱体の使用も可能であるという。い ずれの場合も蓄熱体が当初可なり高温状態であるから、幼児の場合は取り出す危 険性が懸念される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は縫いぐるみについて、抱いたり、さわったときに、より一層温かさを 感じさせるものを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
ここにおいて本考案者は、人形や動物等の形態を模した縫いぐるみの体内に備 長炭を収蔵することにより温熱を感じさせる縫いぐるみが得られることを見出す にいたった。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案で使用する備長炭は高温炭化木炭に属し、姥目樫(うばめかし)を10 00゜C前後で炭化した白炭の一種で、叩くとカンカンと乾いた音がし、堅炭( かたすみ)といわれ、その硬度はノコギリの歯が立たないほどである。日本の三 大備長炭生産地は和歌山、高知、宮城県であり、とりわけ和歌山(紀州)の備長 炭の歴史が古く、品質も世界最高といわれるが、最近は中国産のものも品質的に 同等のものがみられるようになり、価格的に入手しやすくなっている。
【0007】 この備長炭は微細孔が多く、吸着性にすぐれ、除湿性や脱臭性があるほか、と くに、遠赤外線を発生することが知られている。すなわち、体温により遠赤外線 が発生し、人体の奥深く、皮下50mm程度まで浸透し、細胞を共振させて熱を 発生させるという特性を持っている。つまり、人体の細胞を熱の発生源として、 身体を温かくしてしまうというわけである。このように遠赤外線が人体に温熱効 果を示すことはいくつかの実験により確認されている。また、家畜類が木炭入り シーツや庭の土中に木炭を埋設した個所を好んで寝場所にしているという報告も これに符合する。その他、血行をよくし、安眠をもたらすなど、医学的な種々の 治療効果も報告されているほどである。
【0008】 縫いぐるみの外皮は起毛状のものが適当で、内部に詰めるクッション材は天然 や合成の綿などが好適である。
【0009】 備長炭は縫いぐるみの形状に応じて、適当な大きさに砕いたものを適当量、布 袋などに充填したものや、はだかの状態で、その内部に挿入して使用する。また 、縫いぐるみに開閉自由にファスナーを付けて、備長炭の出し入れを自由にして もよい。
【0010】
【実施例】
以下、実施例により本考案をさらに具体的に説明する。 縫いぐるみ1の熊として、図1に示すごとく、起毛状の外皮5で胴体、頭体、 左右の手体を有する腕体、左右の脚体、左右の耳体を連接してその形態を構成し てある。この背部に開閉自在にファスナーを設け、そこから砕いた備長炭3を不 織布を用いた布袋6に収蔵したものを数個体内に入れ、空隙にポリエステル綿の クッション材4を充填してある。
【0011】 この場合、さわることにより間もなく温熱が感じられ、備長炭を入れてないも のとの差が認められる。
【0012】
【考案の効果】
縫いぐるみにその都度何ら手を加えることなく、抱いたり、さわるだけでより 一層温かさを感じさせるので、その者に安堵感を与え、ときに安眠を誘う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縫いぐるみの外観を示す。
【図2】 縫いぐるみの内部の状態を示す説明図であ
る。
【図3】 抱き枕の外観を示す。
【図4】 抱き枕の輪切り断面の状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 縫いぐるみ 2 抱き枕 3 備長炭 4 クッション材 5 外皮 6 布袋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 温熱を感じさせる縫いぐるみ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 縫いぐるみの外観を示す。
【図2】 縫いぐるみの内部の状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 1 縫いぐるみ 3 備長炭 4 クッション材 5 外皮 6 布袋
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形や動物等の形態を模した縫いぐるみ
    の体内に備長炭を収蔵したことを特徴とする温熱を感じ
    させる縫いぐるみ。
  2. 【請求項2】 抱き枕の内部に備長炭を収蔵したことを
    特徴とする温熱を感じさせる抱き枕。
JP1997010418U 1997-11-07 1997-11-07 温熱を感じさせる縫いぐるみ Expired - Lifetime JP3052936U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003204976A (ja) * 2002-01-04 2003-07-22 Han Wansooku 柱形状の人体脊椎保護用固定器具

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