JP3052624U - スリップシュー付きゴルフパター - Google Patents
スリップシュー付きゴルフパターInfo
- Publication number
- JP3052624U JP3052624U JP1998002248U JP224898U JP3052624U JP 3052624 U JP3052624 U JP 3052624U JP 1998002248 U JP1998002248 U JP 1998002248U JP 224898 U JP224898 U JP 224898U JP 3052624 U JP3052624 U JP 3052624U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- stroke
- projection
- slip shoe
- grass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフのパッティングの確実性を向上するた
めに、ヘッド底面にスリップシューを設けて、これにス
トロークに際してのガイドの役割をさせる。 【解決手段】 パターヘッドの底面にナイフエッジ状の
スリップシューを設けて、シューの先端を軽くグリーン
の芝目にガイドさせる事によってアドレス、バックスト
ローク、フォワードストロークの安定性を向上させる。
めに、ヘッド底面にスリップシューを設けて、これにス
トロークに際してのガイドの役割をさせる。 【解決手段】 パターヘッドの底面にナイフエッジ状の
スリップシューを設けて、シューの先端を軽くグリーン
の芝目にガイドさせる事によってアドレス、バックスト
ローク、フォワードストロークの安定性を向上させる。
Description
【考案の属する技術分野】 ゴルフ用パターの構造。
【0001】
【従来の技術】 従来のパターのヘッド底面はグリーンの芝面にほぼ平行し た緩やかな曲面で構成されており、パットのストローク動作の間、芝面に接触す る事がない。従って、ヘッドの打撃面の方向やストロークの方向は初期の段階か らヘッドを空中に支えた状況で決定、維持されなければならない。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】 第1の課題はショートパットで希に発生 するダフリミスの軽減であり、第2の課題はバックストロークやフォワードスト ロークにおける軌道の正確さを増して、いわゆるヒッカケミスを軽減する事であ り、第3の課題は打撃の瞬間におけるヘッドの異常な水平回転を抑制してボール の転がり方向の正確さを増す事である。 これらの弱点を軽減するためにヘッド底面にストロークの方向と平行で芝面と 滑り易い先端の丸められたナイフエッジのような1本あるいは複数本の低い突起 を設ける。この突起がある事に依ってやフォワードストロークにおいて期せずし て芝面に接触したときの接触抵抗を軽減してダフリミスを防止したり、ストロー クの最初からヘッドの底面を芝面に軽く接触させておく事に依ってバックストロ ークや打球直前のフォワードストロークにおけるヘッドの方向性の維持を確実に する事ができる。
【0003】
【課題を解決するための手段】 ヘッドの底面に先端を適当に丸めたナイフ エッジの様なスリップシューを打撃ストロークの方向と平行になるように取り付 ける。この様な構造のヘッドでは底面が芝面に接触しても最初にスリップシュー (以下突起と呼称する。)が接触するため、急激な接触抵抗の増加が抑制されて ショートパットで希に起こるダフリによるミスを軽減できる。また、最初からこ の突起を芝目に軽く接触させておく方法によってはアドレスの時の安定性を増強 させるばかりでなく、バックストロークやフォワードストロークに際してヘッド のストロークの方向性や打球面の正確さを確保する事ができる。 単一の突起の場合には、ヘッドの底面にヘッドの打球点を通り打球のストロー クに平行するように数ミリメートルの高さで打球方向に対して前後に伸びた突起 を設ける。この突起をアドレスに際して芝目に軽く接触させることでアドレスの 位置関係を安定させる。バックストロークに入ると、この突起がガイドの作用を 果たすので正確な動作が保証される。この接触はバックストロークの大きさによ っては一端芝目から離れる事もあるが、打撃直前には再び芝面に接触する。この 接触によってヘッドがストロークの方向から左右に振れることを防止して、いわ ゆるヒッカケミスを防止出来るばかりでなく、打球点のずれによってヘッドの打 球面が異常な回転を起こす事も防止できる。 複数の突起を平行して設ける事も可能である。この場合には突起の数にもよる が、芝面との接触を更に軽微にしても同様の効果を期待する事が出来る。 何れの場合においてもこの突起の先端を薄くしたり、テフロンなどの摩擦係数 の小さい材質を用いたり、あるいは同種のコーティングを施す事によってヘッド と芝面の抵抗を最小に抑える事が重要である。
【0004】
【考案の実施の形態】 図1は単一の突起を設けたヘッドの側面図である。 本図に於いて突起3を有する入れ子はヘッド1に留めネジ4及び5によって締め 付けられている。この様に構成する事でグリーンの状況や競技者の好みに応じて 入れ子部分だけを種々変更する事が可能になる。突起3の先端部分はアドレス及 び打撃の直前の状態に於いて芝目の部分に僅かに食い込んでおり、この事がスト ロークの軌道と打球面の正確性を維持する効果を発揮する。
【0005】 図2はヘッド1の底面図であり、断面A−Aを図3に示した。図3はヘッド本 体1と突起3を有する入れ子との組立構造の一例であり、突起3の先端形状は薄 いほど芝目との接触抵抗が減少し、また表面状態が滑らかで、かつ、テフロンな どの低摩擦係数のコーティング等の処理を施す事によって更に低減できる。この 様な処置によってストロークの方向に対しては馴れによって無視し得る程に接触 抵抗が減少し、それに対してストロークと直角の方向、即ち不正確な方向に対し ては芝目の抵抗は極めて大きくなる。
【0006】 突起の高さはいかようにも加減できるが、この高さを2ミリメートル前後に設 定すると、この突起をアドレスで芝面に接触させる事無く従来と同様のやり方で パッティングする事も出来る。この場合には、たまに起きるパッティングでのダ フリ事故を防止出来る事になるだろう。
【0007】
【実施例】上述の例では突起が中央1本の場合について説明しているが、複 数の形状の異なる突起、或いは複数の形状の同じ突起を平行して設けても類似の 効果を発揮する。 図4は16本の突起を有するヘッドの底面の概略図である。ヘッド10の底面 には複数の突起9及び11を備えている。 この構造を表現を変えて説明すれば、通常のヘッド底面に複数の幅の広い畝溝 を平行して設け、隣合う畝溝の間に、結果として複数の突起部分9及び11を残 した構造として説明できる。その結果として、クラブヘッドの構造規制に、抵触 する事を回避出来る可能性がある。 このヘッド10の機能はヘッド1と同様であり、突起の数が多い事から突起先 端部が芝目に極端に陥没する事を防止し、しかも、僅かに接触するだけでヘッド 1と同様の効果を発揮する事が出来る。
【考案の効果】 ゴルフスコアに大きく影響するパッティングに際して、 スリップシューが有効なガイドレールの役割を果たす事によってパッティングの 確実性を向上する事が出来る。
【0008】
【図1】 ヘッド側面図
【図2】 ヘッド底面図
【図3】 突起部断面図
【図4】 ヘッド底面図
【符号の説明】 1 ヘッド 2 シャフト 3 突起 4 留めネジ 5 留めネジ 6 グリーン表面 7 芝目 8 地面 9 複数の突起 10 複数の突起を有するヘッド 11 複数の突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドの底面に打撃ストロークの方向と
平行で、かつ同方向の前後に向かって長く伸びた最高高
さが0.5ミリメートル以上7.0ミリメートル以下の
突起を設けた事を特徴とするゴルフ用パター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002248U JP3052624U (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | スリップシュー付きゴルフパター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002248U JP3052624U (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | スリップシュー付きゴルフパター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052624U true JP3052624U (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=43186734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002248U Expired - Lifetime JP3052624U (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | スリップシュー付きゴルフパター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052624U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017501012A (ja) * | 2014-01-21 | 2017-01-12 | カン−ヨン・パク | 見続けながらパッティングする測面スイングパター |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP1998002248U patent/JP3052624U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017501012A (ja) * | 2014-01-21 | 2017-01-12 | カン−ヨン・パク | 見続けながらパッティングする測面スイングパター |
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