JP3052233U - 陳列物表示シートおよび陳列表示構造 - Google Patents

陳列物表示シートおよび陳列表示構造

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JP3052233U JP1998001917U JP191798U JP3052233U JP 3052233 U JP3052233 U JP 3052233U JP 1998001917 U JP1998001917 U JP 1998001917U JP 191798 U JP191798 U JP 191798U JP 3052233 U JP3052233 U JP 3052233U
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皖偉 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カーテン生地サンプルなどのような陳列物の陳
列において、全体的な意匠や仕上がり状態等が感覚的に
よく分かるようにして、購入者側にも販売者側にも利益
になるようにすること。 【解決手段】陳列物1の上端部1aを陳列具2で留め付
けて陳列する時に、次の陳列物表示シート3を付設す
る。この陳列物表示シート3は、上記陳列具2に対して
陳列物1とともに留める取付け部3aを上端に有し、該
取付け部3aの下側には、屈曲自在な屈曲部3cを介し
て表示部3bを形成し、該表示部3bの表側に、陳列物
1の全体的な意匠や仕上り状態等の概略を示す概略表示
部11aを形成し、裏側には、陳列物1の詳細を表示す
る詳細表示部11bを形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えばカーテン生地やカーペット、ラグ、壁紙、襖紙等の陳列物 を、その物がよく分かるように表示、陳列するような陳列物表示シートおよび陳 列表示構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のカーテン生地のサンプルを陳列する場合、吊下げるなど、生地を見て手 で触れるようにしているだけであった。このため、縫成したらどのようになるか 、どの様に使えるか、素材は何か、値段はどれほどか等は別の表示を見るなどし なければ分からなかった。
【0003】 中には、大きさや素材、値段等の細かい情報を表示したタグを取付けているも のもあったが、陳列物の全体的な意匠や使用状態等、まず第一に必要な情報を陳 列された状態のみから得ることは難しかった。けだし、陳列物は数多くあるとと もに、陳列は一般に狭いスペースを利用して、あたかも洋服箪笥内に吊り下げた 洋服のように行なわれているからである。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、カーテン生地等の陳列物について、全体的な意匠や使用状 態等まず第一に知りたい情報がよく分かるとともに、必要時にはさらなる細かい 情報が容易に分かるようにして、販売者側にも購入者側にも便利になるようにす ることを主たる課題とする。
【0005】 そのための手段は、陳列物についての表示を行なう陳列物表示シートであって 、上記陳列物に付設する取付け部を一側部に形成し、該取付け部の他方側に、屈 曲自在な屈曲部を介して表示部を形成し、該表示部の表側に、陳列物の全体的な 意匠や使用状態等の概略を表示する概略表示部を形成し、裏側には、陳列物の詳 細を表示する詳細表示部を形成した陳列物表示シートであることを特徴とする。
【0006】 なお、前記陳列物表示シートを合成樹脂シートで形成し、前記表示部対応部位 には、内部を透視可能な透視部を有した収納ポケットを形成して、該収納ポケッ トに、前記概略表示部と詳細表示部とを有した表示片を収納するもよい。
【0007】 また、前記表示片は、表面の一方側に前記概略表示部を、他方側に詳細表示部 を形成したシート状体を2つ折りにして形成するとよい。
【0008】 別の手段は、陳列物の上端部を陳列具で留め付けて陳列する陳列表示構造であ って、上記陳列具に対して上記陳列物とともに留める取付け部を上端部に有した 表示シートを設け、該表示シートの上記取付け部の下側には、屈曲自在な屈曲部 を介して表示部を形成し、該表示部の表側に、陳列物の全体的な意匠や使用状態 等の概略を表示する概略表示部を形成し、裏側には、陳列物の詳細を表示する詳 細表示部を形成した陳列表示構造であることを特徴とする。
【0009】 なお、前記陳列物表示シートを合成樹脂シートで形成し、前記表示部対応部位 には、内部を透視可能な透視部を有した収納ポケットを形成して、該収納ポケッ トに、前記概略表示部と詳細表示部とを有した表示片を収納するとよい。
【0010】 また、前記陳列具の上部には、被係止部に係止する係止部を形成して陳列物お よび表示シートを吊下げ可能にし、上記表示シートの表示部を前記屈曲部で上へ 折り返したときにのみ裏側の前記詳細表示部が現われるようにするとよい。
【0011】
【作用及び効果】
すなわち、上述の陳列物表示シートや陳列表示構造によれば、陳列物表示シー トは、その取付け部を介して陳列物に付設して使用する。すると、表示部の表側 の概略表示部で、第一に知りたい陳列物の全体的な意匠や使用状態等の情報を得 ることができる。そして、屈曲部で表示部を裏返せば、その大きさや値段、素材 などの詳細な情報を得ることができる。概略表示部には、写真やイラストを掲載 しておき、感覚的に把握できるようにするとよい。漠然とした陳列物のイメージ が掴みやすい。
【0012】 このように、陳列物を見る購入者側では、まず最初に全体的な意匠などの第一 に必要な情報を得てから必要な陳列物に対してのみ、さらなる情報を求めること ができるので、選択等の判断がしやすい。この効果は、陳列物がたとい狭いスペ ースに洋服箪笥内の衣服のように並べられていても得ることができる。すなわち 、購入者は陳列物を見て必要なもののみを取りだし、表示部の表側を見て、必要 ならば裏側も見ればよいのである。一方、販売者側では、スペースが狭くても陳 列ができるので便利である。しかも、従来のようにタグを取り付けている場合と は異なり、タグがひらひらしたりして見劣りがするという難点もない。
【0013】 また、陳列物表示シートを合成樹脂シートで形成すると、むやみやたらとひら ひらして、表示部の裏側がおもてになったりおれたりするとはなく体裁がよい上 に、折り返した後元に戻すことはそれ自体の剛性で行なえ、さらに汚れもなく耐 久性がよい。
【0014】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面を参照して詳述する。 図1はカーテン生地サンプル1と、これを陳列するための陳列具2を示した斜 視図であって、陳列具2にはカーテン生地サンプル1のほか、陳列物たるカーテ ン生地サンプル1について表示する陳列物表示シート3(以下、表示シートとい う)を留め付けている。
【0015】 図2は陳列具2からカーテン生地サンプル1と表示シート3を分離した状態の 斜視図である。 すなわちこの図に示すように、上記カーテン生地サンプル1は、縦に折って適 宜幅で適宜長さの帯状にし、その上端部1aを厚紙4で束ねて補強している。厚 紙4の両側部にはカーテン生地サンプル1ごと挿通孔5,5を形成し、陳列具2 の留め具を構成するピン6を挿通できるようにしている。
【0016】 陳列具2は、厚紙等をコ字状に折曲して形成し、カーテン生地サンプル1や表 示シート3の上端部1a,3a(表示シート3の上端部3aは実用新案登録請求 の範囲における取付け部に対応する)を上から掴むように取り付けるもので、裏 側に位置する裏板2aには、上記留め具のピン6,6を表側に向けて突設してい る。そしてこの裏板2aに対向する開閉自在な表板2bには、上記ピン6の先端 6aに係脱する係合凹部7を形成している。また、これら表板2bと裏板2aと の間の中間板2cには、被係止部(図示せず)に吊下げるための係止部としての ハンガ部材8を下から差し込んで保持している。
【0017】 前記表示シート3は、透明で柔軟な合成樹脂シートで形成したもので、方形状 をなし、幅は折り畳んだ上記カーテン生地サンプル1のそれ以下に設定している 。そして上端部3aには、前記挿通孔5,5と同じ挿通孔9,9を形成し、上端 部3aよりも下側には、上側が開口する収納ポケット10を形成している。この 収納ポケット10の開口部10aは裏側であるほうがよい。そしてこの収納ポケ ット10には表示片11を収納して、表示部3bとしている。なお、この表示部 3bと上端部3aとの間が実用新案登録請求の範囲における屈曲部3cであるが 、表示シート3を柔軟な合成樹脂シートで形成しているので、折り目等を形成す る必要はない。
【0018】 上記表示片11は、図3に示したように紙製で長方形のシート状体で、表側に 上下に別けて2種類の表示をしている。上側には、カーテン生地サンプル1の仕 上り状態等の概略を表示する概略表示部11aを印刷し、下側には、カーテン生 地サンプル1の品番や価格、品質、洗濯絵表示等の詳細を表示する詳細表示部1 1bを印刷している。
【0019】 上記概略表示部11aや詳細表示部11bの内容は、陳列物に応じて適宜決定 すればよいが、概略表示部11aには、少なくとも写真やイラストなどを掲載し 、イメージを作り全体像を認識させやすいものとする。図中12は、このカーテ ン生地サンプル1から得たカーテンの使用状態を示す写真で、13はカーテン生 地サンプル1の名称、14は概略を示す意味で示したいその他の表示、15は対 応スタイルを示す表示、16は品番、17は価格、品質、洗濯絵表示等生地の情 報、18は大きさと値段を示す票である。
【0020】 この表示片11は、図3では二点鎖線で示した中間の山折り線11cで山折り してから、上記表示シート3の収納ポケット10に収納するが、概略表示部11 aの上と詳細表示部11bの上とを同じ向きに設定しておく。つまり、収納した ときには図1、図2に示したように表側には概略表示部11aが見えているが、 図4に示したように表示部3bを上へ折り返したときには、裏側の詳細表示部1 1bが正しく見えるようにするためである。
【0021】 上述のように構成したので、表示部3bの表側の概略表示部11aで、第一に 知りたいカーテン生地サンプル1の全体的な意匠や使用状態等の情報を得ること ができる。そして、屈曲部3cで表示部3bを裏返せば、その大きさや値段、品 質などの詳細な情報を得ることができる。概略表示部11aには、写真12を掲 載しておき、感覚的に把握できるようにしているので、効果は確実である。カー テンにした時のイメージが掴みやすい。
【0022】 このように、カーテン生地サンプル1を見る購入者側では、まず最初に全体的 な意匠などの第一に必要な情報を得てから必要なカーテン生地サンプル1に対し てのみ、さらなる情報を求めることができるので、選択等の判断がしやすい。こ の効果は、陳列物がたとい狭いスペースに洋服箪笥内の衣服のように並べられて いても得ることができる。すなわち、購入者はカーテン生地サンプル1を見て必 要なもののみを取りだし、表示部3bの表側を見て、必要ならば裏側も見ればよ いのである。一方、販売者側では、スペースが狭くても陳列ができるので便利で ある。しかも、タグを取り付けている場合とは異なり、タグがひらひらしたりし て見劣りがするという難点もない。また、カーテン生地の美しさを強調して購買 意欲を増加させることも可能である。
【0023】 また、表示シート3を合成樹脂シートで形成したので、むやみやたらとひらひ らして、表示部3bの裏側がおもてになったり折れたりするとはなく体裁がよい 上に、折り返した後元に戻すことは表示シート3自体の剛性で行なえ、さらに汚 れもなく耐久性がよい
【図面の簡単な説明】
【図1】陳列物表示構造を示す斜視図。
【図2】分解斜視図。
【図3】表示片の平面図。
【図4】作用状態の斜視図。
【符号の説明】
1…カーテン生地サンプル 1a…上端部 2…陳列具 3…陳列物表示シート 3a…上端部 3b…表示部 3c…屈曲部 8…ハンガ部材 10…収納ポケット 11…表示片 11a…概略表示部 11b…詳細表示部 11c…山折り線

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陳列物についての表示を行なう陳列物表示
    シートであって、上記陳列物に付設する取付け部を一側
    部に形成し、該取付け部の他方側に、屈曲自在な屈曲部
    を介して表示部を形成し、該表示部の表側に、陳列物の
    全体的な意匠や使用状態等の概略を表示する概略表示部
    を形成し、裏側には、陳列物の詳細を表示する詳細表示
    部を形成した陳列物表示シート。
  2. 【請求項2】前記陳列物表示シートを合成樹脂シートで
    形成し、前記表示部対応部位には、内部を透視可能な透
    視部を有した収納ポケットを形成して、該収納ポケット
    に、前記概略表示部と詳細表示部とを有した表示片を収
    納する請求項1記載の陳列物表示シート。
  3. 【請求項3】前記表示片を、表面の一方側に前記概略表
    示部を、他方側に詳細表示部を形成したシート状体を2
    つ折りにして形成する請求項2記載の陳列物表示シー
    ト。
  4. 【請求項4】陳列物の上端部を陳列具で留め付けて陳列
    する陳列表示構造であって、上記陳列具に対して上記陳
    列物とともに留める取付け部を上端部に有した表示シー
    トを設け、該表示シートの上記取付け部の下側には、屈
    曲自在な屈曲部を介して表示部を形成し、該表示部の表
    側に、陳列物の全体的な意匠や使用状態等の概略を表示
    する概略表示部を形成し、裏側には、陳列物の詳細を表
    示する詳細表示部を形成した陳列表示構造。
  5. 【請求項5】前記陳列物表示シートを合成樹脂シートで
    形成し、前記表示部対応部位には、内部を透視可能な透
    視部を有した収納ポケットを形成して、該収納ポケット
    に、前記概略表示部と詳細表示部とを有した表示片を収
    納した請求項4記載の陳列表示構造。
  6. 【請求項6】前記陳列具の上部には、被係止部に係止す
    る係止部を形成して陳列物および表示シートを吊下げ可
    能にし、上記表示シートの表示部を前記屈曲部で上へ折
    り返したときにのみ裏側の前記詳細表示部が現われるよ
    うにした請求項4または請求項5記載の陳列表示構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5837660B1 (ja) * 2014-08-27 2015-12-24 株式会社豊光社 吊り具、ホルダ部材、取付部材、照明器具及び広告の吊り下げ方法

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JP5837660B1 (ja) * 2014-08-27 2015-12-24 株式会社豊光社 吊り具、ホルダ部材、取付部材、照明器具及び広告の吊り下げ方法

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