JP3051499U - 除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置 - Google Patents

除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置

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威毅 呉
▲えき▼民 呂
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インダストリアル・テクノロジー・リサーチ・インステイテユート
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置の提
供。 【解決手段】 一つの太陽熱温水ユニット1を有し、該
太陽熱温水ユニット1の集熱部材12の下端に隣接する
ように吸着床2が設けられ、該集熱部材12が太陽照射
熱を受けてその上に設けられた複数の水通路16中の水
に熱伝導して水を加熱して温水となし、該温水が一つの
水管14を経て一つの蓄熱槽15に送られ、該吸着床2
に蓄積された日中の照射熱が夜間に放出されることで、
前述の集熱部材12及び水通路16が水温を維持して、
蓄熱槽15中の温水の急速な温度下降を防止できるよう
にしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の複合式太陽熱温水装置に関し、特に、蓄熱槽内の温水の熱量が 急速に散逸しないようにしてあるほか、除湿作用も有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽熱温水器は一般に三種類に分けられ、自然循環式、強制式、及び貯蔵式が あり、その中、サーモサイホン(熱自然循環)現象により作業流体、即ち水を、 蓄熱槽と集熱板の水通路の間で循環させ、ポンプによる抽送を利用しないものが 自然循環式である。この種のシステム中、集熱板上の水通路内の冷水が板面への 太陽照射の熱伝導を受けた後に、水の温度が上昇して密度が下がり、温水が浮上 して水管を経て蓄熱槽に至ることが、即ち前述のサーモサイホン現象である。 これと同時に、もともと蓄熱槽内にあった比較的低温且つ密度の低い水は下に 沈み、集熱板上の水通路内に至り、継続して太陽エネルギーの照射による熱伝導 が進行され、サーモサイホン方式で蓄熱槽内の水が重複して自然循環することに より、水温を上昇させ熱エネルギーを保存する目的が達成される。
【0003】 前述の自然循環にあって、日中には、不断に集熱板が太陽の放射する熱エネル ギーを受けてそれを伝播することで水温が上昇してサーモサイホン現象が発生し 、それにより温水が上昇して蓄熱槽内に至る。しかし、蓄熱槽内の水温がこうし て不断に上昇すると、熱サイホン現象効果は現象し、且つ集熱板周囲の外気温と の差により熱損が増加する。このため日照量がピークに近づくにつれ、集熱効率 及び蓄熱槽の温度上昇が緩やかとなる傾向にあり、午後に日差しが弱まると、集 熱効率は上昇せず反対に下降し、蓄熱槽の水温がそれ以上上昇せず、却って集熱 板の放熱効果により水温が下降する場合があった。このような放熱による温度低 下は日照が不安定な時や、曇りや雨の日、及び夜間によく起こる。
【0004】 伝統的な平板型太陽熱温水器は、正常な晴れた日には、蓄熱槽の蓄熱能力に制 限され、即ち蓄熱槽中の水の温度が日照上昇に伴い最高に至った後、午後に日照 量が減ると蓄熱槽の温水と外界空気温度の差の発生する放熱効果により太陽熱温 水器が日中の正常な日照下で3分の1以上の時間も有効に太陽熱エネルギーを使 用しておらず、集熱効果が下がり且つ蓄熱槽の水温が最終的に上昇せず却って低 下することが分かった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、蓄熱槽内の温水の熱量の急速な散逸を緩減させられる、一種 の太陽熱温水器を提供することを課題としている。
【0006】 本考案はまた、太陽熱温水器に組み合わせる一種の乾燥貯蔵室を提供し、日中 に、その吸着床の吸着剤を太陽熱エネルギーを利用して再生させ、夜間に吸着床 に除湿作用を形成させるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一つの太陽熱温水ユニット1を有し、該太陽熱温水ユニッ ト1の集熱部材12の下端に隣接するように吸着床2が設けられ、該集熱部材1 2が太陽照射熱を受けてその上に設けられた複数の水通路16中の水に熱伝導し て水を加熱して温水となし、該温水が一つの水管14を経て一つの蓄熱槽15に 送られ、該吸着床2に蓄積された日中の照射熱が夜間に放出されることで、前述 の集熱部材12及び水通路16が水温を維持して、蓄熱槽15中の温水の急速な 温度下降を防止できるようにしてあり、以上の構成からなる除湿機能を有する複 合式太陽熱温水装置としている。
【0008】 請求項2の考案は、前記吸着床2が一つの断熱部材3と間隙を保持して一つの 空気通路4を形成しており、該空気通路4が空気を通過させて前述の吸着床2に 接触させるのに用いられることを特徴とする、請求項1に記載の除湿機能を有す る複合式太陽熱温水装置としている。
【0009】 請求項3の考案は、前記空気通路4が一つの空気入口41と一つの空気出口4 2を有して該空気入口41に一つの気流推進器5が取り付けられていることを特 徴とする、請求項2に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置としている 。
【0010】 請求項4の考案は、前記気流推進器5が太陽電池で駆動される直流ファンとさ れたことを特徴とする、請求項3に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装 置としている。
【0011】 請求項5の考案は、前記空気入口41と前記空気出口42がそれぞれ大気に連 接していることを特徴とする、請求項3に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱 温水装置としている。
【0012】 請求項6の考案は、前記空気入口41と前記空気出口42がそれぞれ一つの乾 燥貯蔵室6に連接していることを特徴とする、請求項3に記載の除湿機能を有す る複合式太陽熱温水装置としている。
【0013】 請求項7の考案は、前記空気入口41と前記空気出口42の乾燥貯蔵室6との 連接部分にそれぞれ一つのゲート7が設けられていることを特徴とする、請求項 6に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置としている。
【0014】 請求項8の考案は、太陽熱温水ユニット1が一つの外枠11で集熱部材12、 吸着床2、空気通路4及び断熱部材3を被覆して構成されていることを特徴とす る、請求項2に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置としている。
【0015】 請求項9の考案は、吸着床2と断熱部材3の間が複数の支持部材17で支持さ れていることを特徴とする、請求項8に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温 水装置。
【0016】 請求項10の考案は、集熱部材12の下端に複数の顆粒状の吸着剤21が粘着 されて吸着床2が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の除湿機能 を有する複合式太陽熱温水装置としている。
【0017】 請求項11の考案は、吸着床2の吸着剤21が化学吸着剤とされていることを 特徴とする、請求項10に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置として いる。
【0018】 請求項12の考案は、吸着剤21がシリコーンゴムとされたことを特徴とする 、請求項10に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置としている。
【0019】 請求項13の考案は、吸着床2がハニカム状通路23で構成され、且つ該ハニ カム状通路23の表面に複数の吸着剤21があることを特徴とする、請求項1に 記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置としている。
【0020】 請求項14の考案は、太陽熱温水ユニット1が傾斜状を呈し、吸着床2と一つ の断熱部材3の間に形成された空気通路4の空気入口41が比較的低い位置に設 けられていることを特徴とする、請求項1に記載の除湿機能を有する複合式太陽 熱温水装置としている。
【0021】 請求項15の考案は、集熱部材12の水通路16が、相互に並列し且つ相互に 連通することを特徴とする、請求項14に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱 温水装置としている。
【0022】 請求項16の考案は、水通路16が集熱部材12上に分布してそれと接触して いることを特徴とする、請求項15に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水 装置としている。
【0023】 請求項17の考案は、蓄熱槽15が太陽熱温水ユニット1の上方に位置するこ とを特徴とする請求項1に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置として いる。
【0024】 請求項18の考案は、請求項1の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置にお いて、さらに、 一つの密閉可能な乾燥貯蔵室6とされて、内部に乾燥空間を有して一つの出気口 61と入気口62が設けられているものと、 吸着床2の下方に設けられた一つの断熱部材3とされて、吸着床2との間に空気 通路4を形成して該空気通路4に空気を通過させて吸着床2と接触させるものと を包括し、 上述の空気通路4が一つの空気入口41と空気出口42とを有し、その中、該空 気入口41と上述の乾燥貯蔵室6の出気口61が連通し、且つ空気出口42と乾 燥貯蔵室6の入気口62が連通していることを特徴とする、除湿機能を有する複 合式太陽熱温水装置としている。
【0025】 請求項19の考案は、空気通路4の空気入口41或いは空気出口42にゲート 7が設けられて、該ゲート7が空気通路4を大気と連通させるか或いは乾燥貯蔵 室6と連通させるかの選択制御に用いられることを特徴とする、請求項18に記 載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置としている。
【0026】 請求項20の考案は、乾燥貯蔵室6内に電力駆動される補助除湿機8が設けら れていることを特徴とする、請求項18に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱 温水装置としている。
【0027】
【考案の実施の形態】
本考案では、水通路と接触する太陽集熱部材の下端に固体吸着剤を貼り付けて 吸着床を形成し、吸着床に日中の日照熱量を蓄積させ夜間にその熱量を放出させ て水通路に伝播させ、水通路内の水温低下を軽減して蓄熱槽内の温水の熱量の急 速な散逸を軽減するようにしてある。さらに、吸着床下端と断熱部材間に一つの 空気通路を形成し、且つ空気通路内に一つの気流推進器を設けて、気流推進器で 空気を流動させて、空気通路中に比較的大きな風量と比較的小さい圧力を発生さ せ、それにより吸着床中の水分を簡単に除去できるようにしてある。該気流推進 器は日中は太陽電池で駆動し、夜間には交流・直流変換器一般の公共の電気を変 換してそれで駆動して、吸着床を再生し除湿を行わせる。
【0028】 本考案中、空気通路は直接或いは間接的に一つの乾燥貯蔵室或いは除湿室に連 通し、吸着床を利用して該乾燥貯蔵室に対して除湿乾燥を進行できるようにして ある。その中、該乾燥貯蔵室は貯蔵している物品に対して除湿を行え、除湿室は 衣類の乾燥、除湿に兼用される。
【0029】 本考案は日中の運転時に、発生した温水を保存し、温水の熱量の急速な散逸を 防止し、さらに吸着剤を再生させる機能を有しており、全体の太陽熱エネルギー 収集効率が高められている。また夜間運転時には、温水を供給するほか、さらに 再生した吸着床の吸着剤により乾燥貯蔵室の空気に対して除湿、乾燥を進行でき 、このように温水供給と空気除湿のダブル機能を有している。本考案は運転中、 入風口と出風口ゲートの切換えにより吸着床を日中に再生させる時に、外気を循 環させ、夜間に乾燥貯蔵室と連結させる時に、内気を密閉循環させるようにして ある。また、一つの補助除湿機を組み合わせて、吸着床による日中の除湿が不十 分な場合に対応できるようにしてある。吸着床は顆粒状とした吸着剤を集熱板に 粘着させて形成するほか、ハニカム板構造を吸着剤に浸漬するか、或いはハニカ ム板構造に吸着剤を塗布することで形成する。
【0030】
【実施例】
図1から6を参照されたい。本考案では、水通路16と接触し太陽熱エネルギ ーを収集する集熱部材12の下端に、固体吸着剤で構成された吸着床2が接着さ れ、該吸着床2が日中の日照熱量を蓄積して夜間に熱量を放出して集熱部材12 に与えて水通路16に伝播させて、水通路16内の水温の低下を緩めて蓄熱槽1 5内の温水の熱量の急速な散逸を緩めるようにしてある。吸着床2の下端と断熱 部材3間には一つの空気通路4が設けられ、且つ空気通路4内に一つの気流推進 器5が設けられ、該気流推進器5で空気を流動させることで、空気通路4中に比 較的大きな風量と比較的小さな圧力を発生させて、吸着床2中の水分を飛ばすこ とができるようにしてある。該気流推進器5は日中は太陽電池で駆動し、夜間は 公共の電気を交流・直流変換器で変換して駆動し、それにより吸着床2を再生さ せて除湿を進行させる。
【0031】 本考案中、空気通路4は直接或いは間接的に一つの乾燥貯蔵室6或いは除湿室 に連通し、吸着床2を利用して該乾燥貯蔵室6に対して除湿乾燥を進行できるよ うにしてある。
【0032】 本考案は日中の運転時に、発生した温水を保存し、温水の熱量の急速な散逸を 防止し、さらに吸着剤を再生させる機能を有しており、全体の太陽熱エネルギー 収集効率が高められている。また夜間運転時には、温水を供給するほか、さらに 再生した吸着床2の吸着剤により乾燥貯蔵室の空気に対して除湿、乾燥を進行で き、このように温水供給と空気除湿のダブル機能を有している。
【0033】 本考案の第1実施例は、図1に示されるとおりであり、該実施例では、太陽熱 温水ユニット1と乾燥貯蔵室6が重ね合わされて一体とされ、図2に示される本 考案の第2実施例では、両者が分けられてそれぞれ適当な場所に設けられている 。当然その中の太陽熱温水ユニット1は良好な日照が得られる所、例えば屋上な どに設置される。図3及び図4に示されるように、太陽熱温水ユニット1中の吸 着床2はハニカム状通路23を有し、それは一般には基材塗布方式で吸着剤が塗 布されている。図5、6はその他のハニカム状構造の通路を示している。
【0034】 本考案の各種実施例がいかに変化させられ或いは応用されても、以下の特徴を 有している。即ち、吸着床2が集熱部材12の下端に隣接して設けられ、該集熱 部材12の上端が該集熱部材12上に均一に複数分布する水通路16と接触し、 吸着床2が夜間に放出する熱量により水通路16の水温の維持の補助がなされ、 吸着床2が吸着した熱と、吸着床2が日中に再生された後に、有効に空気中の水 分を吸収することで発生する水分の凝結熱とが、共同で集熱部材12に伝播或い は放射されることで、集熱部材12に接触する水通路16内の水温が急速に低下 することが防止される。該水通路16は一つの水管14で蓄熱槽15に連接し、 温水がサーモサイホン方式の利用により、水通路16より水管14を経て蓄熱槽 15中に流入させられる。該水通路16は夜間に吸着床2の吸着熱と水分凝結熱 を受け取り、水通路16中の水の熱量の急速な散逸を緩め、水通路16中の温水 温度により前述の水管14及び蓄熱槽15内の温水に急速な熱量の散逸が発生し ない。こうして本考案は蓄熱槽15内の温水の熱量が水管14を経て水通路16 及び集熱部材12により急速に散逸するのを防止しており、伝統の装置における 蓄熱槽中の温水の急速な熱量散逸の問題を解決している。本考案は実際に蓄熱槽 15の温水温度の急速な低下に対してそれを防止する極めて優れた効果を達成し ている。その中、蓄熱槽15は断熱材料で被覆され、これによっても熱量の急速 な散逸が防止されている。
【0035】 このほか、本考案のもう一つの相乗的な効果は、吸着床2の吸着剤が日中に太 陽熱エネルギーにより再生されて、夜間の環境温度が比較的低い時に、該吸着床 2が乾燥貯蔵室に対して良好な除湿作用を形成でき、並びに除湿により前述の水 分凝結熱を発生してそれを持続して水通路16の熱量散逸の軽減に用いることが できることである。
【0036】 図1から図6に示されるように、本考案の特徴により完成される太陽熱温水器 の実施例は、以下を包括する。即ち、一つの太陽熱温水ユニット1とされて、一 つの板状の集熱部材12を有するものと、該集熱部材12上に均一に分布し且つ それと熱交換を進行する水通路16と、太陽熱温水ユニット1の上方に位置する 一つの蓄熱槽15で水管14により水通路16と連接して一つの循環する水路を 形成するものと、集熱部材12の下端に連接する一つの吸着床2と、集熱部材1 2と吸着床2の面積に相当する断熱部材3とされて吸着床2の下方にあり且つ吸 着床2と適当な間隙を保持して一つの空気通路4を形成して、該空気通路4を空 気に通過させて吸着床2と接触させて、除湿或いは吸着剤21の再生と進行する ものと、一つの外枠11とされて以上の部材を固定するのに用いられるもの、以 上である。その中、構造強度を高めるために、太陽熱温水ユニット1と吸着床2 が重量過大により、長期の使用後に空気通路4に影響するのを防止するために、 吸着床2と断熱部材3の間の空気通路4内に複数の支持部材17が設けられ、外 枠11及び支持部材17が太陽熱温水ユニット1と吸着床2の重量を支持できる ようにしてある。その中、該空気通路4に一つの空気入口41と空気出口42が 設けられ並びに大気と連通している。吸着床2が日中に再生される時、吸着床2 の吸着する水分は空気より多く、さらに空気通路4中の気流推進器5が空気を流 動させることにより、空気通路4内に比較的大きな風量と比較的小さい圧力が発 生し、吸着床2中の水分が抜けて空気に飛ばされ、吸着床2が再生して熱エネル ギーを蓄積できるようになる。夜になると、夜間の空気は比較的湿っており、吸 着床2が水分を吸着し、吸着床2が吸着熱と水凝固熱を放出し、持続的にこれら の熱が集熱部材12を介して水通路16に伝播されて、水通路16の水の熱が空 気中に散逸する速度が緩められる。
【0037】 本考案は上述の特徴を有する以外に、さらに除湿機能を有しており、望ましい 実施例では、該空気通路4が乾燥を必要とする乾燥貯蔵室6或いは除湿室に連通 し、該乾燥貯蔵室6内に乾燥を必要とする空間が設けられている。該乾燥貯蔵室 6には一つの出気口61と一つの入気口62がもうけられ、それぞれ空気通路4 の空気入口41と空気出口42との連通に用いられる。その中、該空気入口41 は図1に示されるように直接に、或いは図2に示されるように一つの風路部材7 1を介して乾燥貯蔵室6の出気口61と連通し、且つ空気出口42と乾燥貯蔵室 6の入気口62が連通している。空気通路4の両端にはそれぞれゲート7が設け られ、点線で表示されているように、その位置を変えることで、空気通路4を大 気と連通させるか或いは乾燥貯蔵室6と連通させるかを選択、制御できる。その 中、乾燥貯蔵室6は直接太陽熱温水ユニット1と連接して一体化し、単純な乾燥 空間となすことができる。図1に示されるように、乾燥貯蔵室6の上部と太陽熱 温水器の断熱部材3は結合されて一つとされている。
【0038】 本考案は運転中、ゲート7の位置切り換えにより、吸着床2を日中に再生する 時には外気を循環させ、夜間には乾燥室と連結することで内気密閉循環を進行す る。
【0039】 空気通路4中に設けられた気流推進器5は、例えば直流ファン5とされ、図に 示される実施例では空気入口に取り付けられ、該ファン5は日中には太陽電池で 駆動され、夜間には公共電力を交流・直流変換器で直流電源としたもので駆動さ れる。図3、4、及び図5の実施例において、空気通路4は実質上吸着床2と一 つに結合され、図中の各ハニカム状通路23はいずれも空気を通過させるのに使 用され、ハニカム状構造の板の表面に吸着剤、例えば塩化リチウムが設けられ、 該吸着剤は、基材塗布式或いはパッキングの方式で付着されている。図1及び図 2の実施例では、複数の顆粒状の吸着剤21が集熱部材12の下端に粘着されて 吸着床2が形成されている。応用される化学性吸着剤21は一般的には、シリコ ーンゴム、活性炭、酸化アルミニウム、分子スクリーン、漂白土、或いはその他 の適当な除湿材料とされる。その中、シリコーンゴムが望ましいものとされ、一 般に周知の技術ではそれはけい酸ナトリウムに塩酸を加えて化学反応を経て製造 され、その内部の孔隙度は比較的平均しており、約70%を維持し、良好な吸湿 効果を有してその価格も安く、再生に必要な温度が低く、不燃性で、無臭無味の 物理特性を有する。吸着剤は顆粒状のものが集熱部材上に粘着されるとは限らず 、液状の吸着剤にハニカム状板構造が浸漬されるか、或いは吸着剤が塗布される ことによっても上述の本考案の課題を達成することができる。
【0040】 前述のハニカム状通路23は六角状構造に限られるわけではなく、図5に示さ れるように波浪状とされたり、或いは図6のように四方形状、或いはその他の形 状とされることが可能であるが、それらはほぼ共通した特性を有するものとされ る。即ち、1.各通路がほぼ平行である,2.各層の通路の距離がほぼ等しい, 3.いずれも単一方向に流通する,4.いずれも高熱伝導材を基材として構成さ れている,5.基材表面に吸着剤が塗布されている、以上である。これにより本 考案中、ハニカム状通路23と称されるものはいずれも上述の特性を有する群集 式構造であればその形状が限定されることはない。
【0041】 本考案は、日中は太陽電池を利用して吸着床前端或いは後端のファン5を駆動 して、日照が一定の日射量に達した時に該ファン5を駆動し、且つ日照の大きさ により風量を調整して集熱部材12の吸収した太陽熱エネルギーを最も有効に利 用できるようにしてある。日照が強い時には、集熱部材12が吸収する太陽熱エ ネルギーもまた大きく、即ち熱伝導により吸着床2中の吸着剤21が吸収する熱 量も多く、吸着剤21が夜間に吸着する水分子がそれにより比較的大きな放出動 作エネルギーを有し、このとき、空気通路4の入口と出口が直接大気と連通して 、且つ太陽電池でファン5の回転速度が増大され、比較的大きな風量を提供し、 及び通路内の比較的小さい圧力により吸着剤の水分の離脱及び吸着剤の再生が加 速される。反対に、日照が小さいか或いは日照がない時には、ファン5は運転せ ず、それにより集熱部材12の放熱と、吸着床が冷却されて吸湿する効果を防止 する。このほか、吸着床2自身の蓄熱能力によっても、集熱部材12の吸収する 太陽熱エネルギーのエネルギー蓄積効果を増進できる。
【0042】 本考案は、運転が平衡に達して、乾燥貯蔵室6内の空気が比較的乾燥している 時、吸着床2が日中に除湿を行うほかに、蓄熱ユニットに変わり、夜間に熱を放 出して水温維持を助けるという優れた点を有している。
【0043】 本考案は夜間に使用する時、蓄熱槽15が温水を提供するほか、日中にすでに 再生された吸着床の吸着剤が除湿を進行する。日中に太陽電池で駆動されていた ファン5は、夜間には公共電力による駆動(交流・直流変換器を介して)に切り 換えられ、且つ吸着床2下の空気通路4がゲート7の切り換えを経て乾燥貯蔵室 6と密閉循環を進行し、乾燥貯蔵室6内の空間に対して除湿を進行してそれを低 湿度状況に維持して乾燥を進行する。また、該乾燥貯蔵室6内に公共電力で駆動 される補助除湿機8を設けて、除湿補助を行わせるようにし、日中、乾燥貯蔵室 6を低湿度の環境に維持するのに利用することができる。夜間に吸着床2による 吸着除湿を進行する時、発生する吸着熱及び水分凝結熱は集熱部材12を経て熱 伝導及び熱放射されるため、熱は集熱部材12に隣接する水道管内に蓄積される か或いは外界に放出され、こうして吸着床2が低温状態とされて良好な吸着効率 を維持できるほか、蓄熱槽15内にもともとあった温水の急速な熱の散逸が防止 される。
【0044】 前述の太陽熱温水ユニット1と吸着床2で組成された装置は、単独で製品とし て製造されて乾燥貯蔵室と連接されることが可能であるほか、乾燥貯蔵室と組み 合わされた一体式の装置とされることが可能である。以上の説明及び図面は本考 案の望ましい実施例を挙げてその実行の可能性を説明するものであり、本考案の 請求範囲を限定するものではなく、本考案の特徴に基づく若干の細かい部分の変 化はいずれも本考案の請求範囲に含まれるものとする。
【0045】
【考案の効果】
本考案は、蓄熱槽内の温水の熱量の急速な散逸を緩減させられる、一種の太陽 熱温水器を提供している。
【0046】 本考案はまた、太陽熱温水器に組み合わせる一種の乾燥貯蔵室を提供し、日中 に、その吸着床の吸着剤を太陽熱エネルギーを利用して再生させ、夜間に吸着床 に除湿作用を形成させるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の太陽熱温水器の構造断面図である。
【図2】本考案の別の実施例の構造断面図である。
【図3】本考案のさらに別の実施例の構造断面図であ
る。
【図4】図3のA−A断面図であり、ハニカム状構造の
吸着床が示される。
【図5】図4の吸着床の第1実施例表示図である。
【図6】図4の吸着床の第2実施例表示図である。
【符号の説明】
1 太陽熱温水ユニット 11 外枠 12 集熱部材 13 透明パネル 14 水管 15 蓄熱槽 16 水通路 17 支持部材 2 吸着床 21 吸着剤 23 ハニカム状通路 3 断熱部材 4 空気通路 41 空気入口 42 空気出口 5 ファン 6 乾燥貯蔵室 61 出気口 62 入気口 7 ゲート 71 風路部材 8 補助除湿機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (20)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの太陽熱温水ユニット1を有し、該
    太陽熱温水ユニット1の集熱部材12の下端に隣接する
    ように吸着床2が設けられ、該集熱部材12が太陽照射
    熱を受けてその上に設けられた複数の水通路16中の水
    に熱伝導して水を加熱して温水となし、該温水が一つの
    水管14を経て一つの蓄熱槽15に送られ、該吸着床2
    に蓄積された日中の照射熱が夜間に放出されることで、
    前述の集熱部材12及び水通路16が水温を維持して、
    蓄熱槽15中の温水の急速な温度下降を防止できるよう
    にしてあり、以上の構成からなる除湿機能を有する複合
    式太陽熱温水装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着床2が一つの断熱部材3と間隙
    を保持して一つの空気通路4を形成しており、該空気通
    路4が空気を通過させて前述の吸着床2に接触させるの
    に用いられることを特徴とする、請求項1に記載の除湿
    機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  3. 【請求項3】 前記空気通路4が一つの空気入口41と
    一つの空気出口42を有して該空気入口41に一つの気
    流推進器5が取り付けられていることを特徴とする、請
    求項2に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装
    置。
  4. 【請求項4】 前記気流推進器5が太陽電池で駆動され
    る直流ファンとされたことを特徴とする、請求項3に記
    載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  5. 【請求項5】 前記空気入口41と前記空気出口42が
    それぞれ大気に連接していることを特徴とする、請求項
    3に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  6. 【請求項6】 前記空気入口41と前記空気出口42が
    それぞれ一つの乾燥貯蔵室6に連接していることを特徴
    とする、請求項3に記載の除湿機能を有する複合式太陽
    熱温水装置。
  7. 【請求項7】 前記空気入口41と前記空気出口42の
    乾燥貯蔵室6との連接部分にそれぞれ一つのゲート7が
    設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の除
    湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  8. 【請求項8】 太陽熱温水ユニット1が一つの外枠11
    で集熱部材12、吸着床2、空気通路4及び断熱部材3
    を被覆して構成されていることを特徴とする、請求項2
    に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  9. 【請求項9】 吸着床2と断熱部材3の間が複数の支持
    部材17で支持されていることを特徴とする、請求項8
    に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  10. 【請求項10】 集熱部材12の下端に複数の顆粒状の
    吸着剤21が粘着されて吸着床2が形成されていること
    を特徴とする、請求項1に記載の除湿機能を有する複合
    式太陽熱温水装置。
  11. 【請求項11】 吸着床2の吸着剤21が化学吸着剤と
    されていることを特徴とする、請求項10に記載の除湿
    機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  12. 【請求項12】 吸着剤21がシリコーンゴムとされた
    ことを特徴とする、請求項10に記載の除湿機能を有す
    る複合式太陽熱温水装置。
  13. 【請求項13】 吸着床2がハニカム状通路23で構成
    され、且つ該ハニカム状通路23の表面に複数の吸着剤
    21があることを特徴とする、請求項1に記載の除湿機
    能を有する複合式太陽熱温水装置。
  14. 【請求項14】 太陽熱温水ユニット1が傾斜状を呈
    し、吸着床2と一つの断熱部材3の間に形成された空気
    通路4の空気入口41が比較的低い位置に設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載の除湿機能を有す
    る複合式太陽熱温水装置。
  15. 【請求項15】 集熱部材12の水通路16が、相互に
    並列し且つ相互に連通することを特徴とする、請求項1
    4に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  16. 【請求項16】 水通路16が集熱部材12上に分布し
    てそれと接触していることを特徴とする、請求項15に
    記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  17. 【請求項17】 蓄熱槽15が太陽熱温水ユニット1の
    上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の除湿
    機能を有する複合式太陽熱温水装置。
  18. 【請求項18】 請求項1の除湿機能を有する複合式太
    陽熱温水装置において、さらに、一つの密閉可能な乾燥
    貯蔵室6とされて、内部に乾燥空間を有して一つの出気
    口61と入気口62が設けられているものと、吸着床2
    の下方に設けられた一つの断熱部材3とされて、吸着床
    2との間に空気通路4を形成して該空気通路4に空気を
    通過させて吸着床2と接触させるものとを包括し、上述
    の空気通路4が一つの空気入口41と空気出口42とを
    有し、その中、該空気入口41と上述の乾燥貯蔵室6の
    出気口61が連通し、且つ空気出口42と乾燥貯蔵室6
    の入気口62が連通していることを特徴とする、除湿機
    能を有する複合式太陽熱温水装置。
  19. 【請求項19】 空気通路4の空気入口41或いは空気
    出口42にゲート7が設けられて、該ゲート7が空気通
    路4を大気と連通させるか或いは乾燥貯蔵室6と連通さ
    せるかの選択制御に用いられることを特徴とする、請求
    項18に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装
    置。
  20. 【請求項20】 乾燥貯蔵室6内に電力駆動される補助
    除湿機8が設けられていることを特徴とする、請求項1
    8に記載の除湿機能を有する複合式太陽熱温水装置。
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