JP3051395U - 軸貫通部の密封装置 - Google Patents

軸貫通部の密封装置

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JP3051395U
JP3051395U JP1998001602U JP160298U JP3051395U JP 3051395 U JP3051395 U JP 3051395U JP 1998001602 U JP1998001602 U JP 1998001602U JP 160298 U JP160298 U JP 160298U JP 3051395 U JP3051395 U JP 3051395U
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sealing
lip
shaft
sealing device
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JP1998001602U
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English (en)
Inventor
アドリアン・コステイン
アロイス・ピルヒ
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Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG and Co KG
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Magna Steyr Fahrzeugtechnik AG and Co KG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3244Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with hydrodynamic pumping action
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16J15/324Arrangements for lubrication or cooling of the sealing itself

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジング壁を貫通する軸を充分冷却しなが
ら両方の潤滑剤の隔離を保証し、外部への漏れを許さな
いか又は必要とせず、しかも製造が安価な密封装置を提
供する。 【構成】 第1の空間3を第2の空間4から隔離するハ
ウジング壁2の軸貫通部の密封装置は、背中合わせに設
けられる第1及び第2のリツプ密封環10,11から成
り、両方のリツプ密封環10,11の背部の間に内部空
間35を持つ放射状通路16,28が設けられている。
軸5を充分冷却しながら両方の潤滑剤の隔離を保証する
ため、両方の密封リツプのうち第1の密封リツプ20が
ねじれ突条21を持ち、両方のリツプ密封環10,11
の間に少なくとも1つ放射状通路16,28が設けられ
て、接続孔36を介して内部空間35を第1の空間3に
接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、背中合わせに設けられる第1及び第2のリツプ密封環から成り、第 1の空間を第2の空間から隔離するハウジング壁の軸貫通部の密封装置であつて 、両方のリツプ密封環の背部の間に内部空間を持つ放射状通路が設けられている ものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような軸貫通部は、例えば2つの歯車装置を共通な軸に結合する際に生じ る。歯車装置の各々は空間の一方を形成している。これらの空間に、互いに混合 してはならない異なる潤滑剤が使用されると、密封装置を設けねばならない。こ の密封装置が両方向へ作用するようにするため、例えばドイツ連邦共和国特許出 願公開第19622850号公報に記載されているように、密封装置は、背中合 わせに設けられて間に内部空間を持つ2つのリツプ密封環から成つている。
【0003】 両方のリツプ密封環の両方の密封リツプにねじれ突条を設け、回転する軸との 共同作用で内部空間からそれぞれ第1及び第2の空間への送りを行うことは、実 際から公知である。この送りのため、及び密封リツプに生じる摩擦熱を放熱して 軸の冷却を行うため、内部空間から外方へ通じる充分な直径の通気孔が必要であ る。狭すぎる孔では冷却が充分でなく、それにより交換のため近づき難いリツプ 密封環の寿命が短くなる。
【0004】 しかしこのような通気孔は、歯車装置ハウジングの1つに通路を必要とし(こ れが製造を高価にしかつ大きい壁厚を必要とする)、両方の空間における背部の 漏れ損失及び汚れの原因となるので、非常に望ましくない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従つて本考案の目的は、これらの欠点を回避し、軸を充分冷却しながら両方の 潤滑剤の隔離を保証し、外部への漏れを許さないか又は必要とせず、しかも製造 が安価な密封装置を提案することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によればこの目的を達するため、両方の密封リツプのうち第1の密封リ ツプが複数のねじれ突条を持ち、両方のリツプ密封環の間に少なくとも1つ放射 状通路が設けられ、この放射状通路が接続孔を介して内部空間を第1の空間に接 続している。両方のリツプ密封環は有利に互いにクリツプばめされている。
【0007】 実施例の図面に基いて本考案を以下に説明する。
【0008】
【実施例】
図1による軸貫通部は例えば歯車装置ハウジング1において生じ、この歯車装 置ハウジングのハウジング壁2は第1の空間3を第2の空間4から隔離し、軸5 により貫通されている。両方の空間3,4内には異なる種類の歯車装置部分があ つて、異なる潤滑剤を含み、その圧力は場合によつては少し異なつている。従つ て両方の空間3,4の間に密封装置が必要であり、そのため本考案による密封装 置6が設けられている。
【0009】 図2に一部だけ見えるハウジング壁2は円筒孔9を形成し、この円筒孔9へ第 1のリツプ密封環10及び第2のリツプ密封環11が挿入されている。第1のリ ツプ密封環10は、円筒孔9へ適合しかつフランジ14へ移行可能な円筒状カラ ー13を形成する金属心12から成つている。金属心12により保持されるプラ スチツク成形部材15は、貫通孔又は間隔突起のような適当な成形部により背部 に第1の放射状通路16を形成し、この放射状通路16は円筒孔9の面の近くに 環状空間を形成することができる。更にプラスチツク成形部材15は第2のリツ プ密封環11に結合するための隆起17を備えている。軸5の近くでプラスチツ ク成形部材15は密封スリーブ18を形成し、第1の内部空間3へ入り込むこの 密封スリーブ18の部分は、筒状ばね19により軸5へ押付けられている。この 密封スリーブは第1の密封リツプ20を持ち、この密封リツプは第1の空間3と は反対の側にねじれ突条21を持つている。これらのねじれ突条21は図3から よくわかる。
【0010】 第2のリツプ密封環11も同様にプラスチツク成形部材23により包囲される 金属心22を含んでいる。このプラスチツク成形部材23は外側にカラー24を 形成し、このカラー24は円筒孔9へはまり、その背部に放射状内方へ向く放射 状面25を形成し、第1のリツプ密封環10のプラスチツク成形部材15が、放 射状通路16により中断されない限り、放射状面25に接している。円筒孔9と 軸5とのほぼ中間の所に、放射状隆起27を持つ軸線方向ずれ部が認められる。 この隆起27は、隆起17と共同作用して、互いにクリツプばめにより両方のリ ツプ密封環10,11の背中合わせの同心的結合を可能にする。隆起は軸線方向 隆起26により1つの孔をあけられるが、これらの軸線方向通路の複数を周囲に 分布して設けることもできる。更にプラスチツク成形部材23は軸線方向通路2 6から内方へ至る少なくとも1つの第2の放射状通路28を持つている。この放 射状通路28はプラスチツク成形部材23の背部に形成され、プラスチツク成形 部材23は軸5の近くで第2の空間4へ入り込む密封スリーブ29に続いている 。この密封スリーブ29は再び筒状ばね30により包囲され、ねじれ突条を持た ない通常の第2の密封リツプ31を形成している。
【0011】 両方の密封スリーブ18,29と軸5との間に内部空間35が形成されて、通 路28,26,16及び場合によつては外側環状空間32を介して、接続孔36 に流れ接続されている。放射状通路と同じ数の接続孔36が設けられていると、 外側環状空間32は必要でない。最後に40で位置ぎめ用止め輪が示されている 。
【0012】 図2及び3に基いて動作を説明する。密封リツプ20に対する潤滑剤の回転に より、ねじれ突条21により油又は油霧が内部空間35から第1の空間3へ送ら れる。ねじれ突条21に対する軸5の回転方向は図3に矢印41で示されている 。第2の密封リツプ31はねじれ突条を持つていないので、内部空間35から第 2の空間4への送りは行われない。油霧又は油は、第1の空間3から接続孔36 、場合によつては外側環状空間32及び少なくとも1つ第1の放射状通路16を 経て半径方向内方へ流れ、それから少なくとも1つ軸線方向通路26及び少なく とも1つ第2の放射状通路28を通つて内部空間35へ流れる。ねじれ突条21 及び接続孔36は同じ空間即ち第1の空間3へ通じているので、空間4内にある 潤滑剤との混合は起こらない。両方の 通路16,18を通つて内部空間35へ 入る油又は油霧が、矢印42で示す渦流により第2の密封リツプ31も内部から 冷却するので、第2の密封リツプ31の充分な冷却も行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用可能な種類の軸貫通都の断面図で
ある。
【図2】図1の部分2における密封装置の拡大断面図で
ある。
【図3】図2の密封装置を矢印IIIの方向に見た図で
ある。
【符号の説明】
2 ハウジング壁 3 第1の空間 4 第2の空間 10,11 リツプ密封環 16,28 放射状通路 20 密封リツプ 21 ねじれ突条 35 内部空間 36 接続孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 アドリアン・コステイン オーストリア国グラーツ・エツケルトシユ トラーセ120 (72)考案者 アロイス・ピルヒ オーストリア国ハルト・ベー・ザンクト・ ペーテル・アンゲルハイルシユトラーセ44

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背中合わせに設けられる第1及び第2の
    リツプ密封環(10,11)から成り、第1の空間
    (3)を第2の空間(4)から隔離するハウジング壁
    (2)の軸貫通部の密封装置であつて、両方のリツプ密
    封環(10,11)の背部の間に内部空間(35)を持
    つ放射状通路が設けられているものにおいて、両方の密
    封リツプのうち第1の密封リツプ(20)が複数のねじ
    れ突条(21)を持ち、両方のリツプ密封環(10,1
    1)の間に少なくとも1つ放射状通路(16,28)が
    設けられ、この放射状通路(16,28)が接続孔(3
    6)を介して内部空間(35)を第1の空間(3)に接
    続していることを特徴とする、軸貫通部の密封装置。
  2. 【請求項2】 両方のリツプ密封環(10,11)が、
    その背部に設けられる放射状隆起(17,27)で互い
    にクリツプばめされていることを特徴とする、請求項1
    に記載の密封装置。
JP1998001602U 1997-02-25 1998-02-13 軸貫通部の密封装置 Expired - Lifetime JP3051395U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT122/97 1997-02-25
AT0012297U AT1927U1 (de) 1997-02-25 1997-02-25 Abdichtung eines wellendurchtrittes

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3051395U true JP3051395U (ja) 1998-08-21

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ID=3482101

Family Applications (1)

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JP1998001602U Expired - Lifetime JP3051395U (ja) 1997-02-25 1998-02-13 軸貫通部の密封装置

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AT (1) AT1927U1 (ja)
DE (1) DE29802637U1 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0306963D0 (en) * 2003-03-26 2003-04-30 Walker & Co James Ltd A lip seal
DE102012008387A1 (de) * 2012-04-04 2013-10-10 Carl Freudenberg Kg Dichtungsanordnung

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Publication number Publication date
DE29802637U1 (de) 1998-04-16
AT1927U1 (de) 1998-01-26

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