JP3051104U - サッカー用シンガード - Google Patents

サッカー用シンガード

Info

Publication number
JP3051104U
JP3051104U JP1998000603U JP60398U JP3051104U JP 3051104 U JP3051104 U JP 3051104U JP 1998000603 U JP1998000603 U JP 1998000603U JP 60398 U JP60398 U JP 60398U JP 3051104 U JP3051104 U JP 3051104U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shin guard
soccer
guard
shin
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998000603U
Other languages
English (en)
Inventor
裕 中束
Original Assignee
高砂編物株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 高砂編物株式会社 filed Critical 高砂編物株式会社
Priority to JP1998000603U priority Critical patent/JP3051104U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051104U publication Critical patent/JP3051104U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 激しいゲ−ム中にもずれることなく、着用時
に圧迫感がなく、専用具を必要とせず、怪我の恐れがな
い、サッカー用シンガードの提供を課題とする。 【解決手段】 シンガード1を係止させる小突起状のポ
リウレタン弾性体からなる滑り止め材2を付設し、該シ
ンガ−ド1がバンド等の専用具を使用せずに固定しうる
ようにしたサッカ−用シンガ−ド1を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、サッカー用シンガードに関するものであり、さらに詳しくは、サッ カー用シンガードをバンド等の専用具を使用せずに固定しうるシンガードに係る ものである。
【0002】
【従来の技術】
サッカーブ−ムの昨今、最近はサッカーを楽しむ若者が急増している。しかし サッカーは、足蹴りが激しいので、練習に際しても足の脛(スネ:足首から膝ま でのレッグ部の表側)等を保護する必要があり、脛当て(シンガードまたはレガ ースという)を使用するよう指導されており、試合の際には脛当てシンガードの 使用が義務づけられている。さらにシンガードは、脛当て部だけに限らず膨ら脛 部への併用も出始めている。
【0003】 しかしながら、シンガードは、激しいゲ−ム中にずれる傾向がある。そのため に、シンガードの両端に穴を穿設したり、ストッキング用のガ−タ等で代用して 、ベルトで下肢に直接取り付けるという方法が一般的である。然し、下肢の膨ら 脛や足首を強く締め付けることになるので、圧迫感による不快感が拭いきれなか った。
【0004】 また、シンガーストッパーを使用する方法もあるが、サポータ状の専用具を使 用するという不便さがあった。さらに、ストッキング自体の伸縮性に任せるとい う方法もあるが、ずれを防止することは出来なかった。さらにまた、シンガード の表面に凹凸を刻設して、ストッキングが引っ掛かるようにするという方法もあ るが、接触時の怪我やストッキングの破れから、好ましい方法ではなかった。以 上の如く従来の方法は、欠点を有し決定的な効果あるものがないため、サッカー マン達はこの点の不便を感じていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記課題を達成するために、激しいゲーム中にもずれることなく、着 用時に圧迫感がなく、バンド等の専用具を必要とせず、怪我の恐れがない、サッ カー用シンガードの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を達成するために、シンガードの外側または内側またはその 両方に、シンガードを係止させる小突起状のポリウレタン弾性体からなる滑り止 め材を付設してなリ、シンガードがバンド等の専用具を使用せずに固定しうるよ うにしたサッカー用シンガードを構成するものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を、以下図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の 脛部にシンガードを当て、ストッキングを履いた状態を示すサッカー用シンガー ドの一実施例を示す斜視図である。同図2は、図1に使用した本考案のサッカー 用シンガードの一実施例を示す斜視図である。なお、本考案に使用されるストッ キングは、脛部を被覆するハイソックスやオーバーニーからなつている。勿論、 同等機能を有するサポータや脚絆(キヤハン)であってもかまわない。
【0008】 図1と図2の実施例は、本考案のシンガードの外側に、突起状の弾性体からな る滑り止め材の係止具を付設し、シンガードがストッキングと一体になって固定 しうるようにした場合の例を示した、サッカー用シンガードの一実施例である。
【0009】 図2のシンガード1は、外側1oにストッキングと係止させるための係止具2 を付設している。係止具2は、大小の突起状弾性体からなっている。本実施例の 突起状の突起2a…2aは、シンガードの外側1oの周辺を主体に一部内部にも 配置している。この突起状の弾性体2a…2aは、ゴムまたはポリウレタン樹脂 をプリントしたもので、磁気入りの突起物を製造する方法と同様の手法である。 従って、本実施例の係止具2は、ゴム状突起弾性体2a…2aからなるために、 強力な滑り止め材になっている。このゴム状弾性体2a…2a配置の位置、数量 、面積等は、素材の種類やジュニア、成人向きや使用目的等によって異なる。
【0010】 シンガード1は、ポリオレフィン系やABSや塩化ビニル系樹脂で、一般的に 乳白色の2mm厚程度に射出成形されたものである。先ずこのシンガード1を足の 脛部Lに当て、その上にストッキング3を履くと、シンガード外側1oの弾性体 からなる強力な滑り止め材の係止具2がストッキング3に当設し、シンガード1 がストッキング3と一体になって固定され、激しい動きに対してもバンド締めな しに、シンガード1はずれることがない。また、ストッキング3は変わりないの で、シンガード1を当てないでも普通に履くことができる。なお1b…1bは、 通気穴である。また1cは、シンガード1の内側1iに貼着したポリエチレンフ ォ−ムからなるパット材である。
【0011】 ゴム状弾性体2a…2aの加工に際しては、シンガード1の表面は、梨地状に するか或はポリスチレン系の樹脂にして、接着しやすい状態に製造しておくこと が望ましいが、そのままでプリント樹脂の接着が悪い場合は、予めプライマ−処 理を行なって表面を腐食させておけばよい。このシンガード1の場合は、ゴム状 弾性体2a…2aの形状は特に限定されないが、周辺に配置するのが、効果も良 く又個人差の是正にもなるので好ましい。
【0012】 本考案に使用される係止具は、突起状の弾性体からなる滑り止め材だけではな い。そのため、敢えて係止具なる表現を用いた。次の図3は、通称マジックファ スナ−(商標)と称されている布製ファスナーを使用した例である。図3は、シ ンガード11の内側を示す背面図であるが、これはシンガード11の内側11i に、係止具12を付設したサッカー用シンガード11の実施例を示したものであ る。
【0013】 本考案でいう布製ファスナ−12とは、一方の表面には軟らかい多数のループ 12dを備えて、他方の表面には多数の鉤またはキノコ型小片12eを備え、こ れを互いに係合離脱させるもので、新幹線のヘッドカバ−にも採用された実績の あるものである。
【0014】 図3に記載した一点破線は、ストッキング13である。そしてシンガード内側 11iの上端左右と下端には、布製ル−プからなる係止具12のループ側ファス ナー12d,12d,12dを貼着しており、一方これに係合離脱する鉤または キノコ型小片側ファスナー12e,12e,12eは、ストッキング内面13i の脛部Lの上端左右と下端に各内方を舌片状に取り付けた蓋布13f,13f, 13fの内面に貼着している。勿論、シンガード11を使用しないでストッキン グ13を履く時のためとセットのため、蓋布13f,13f,13fの当たるス トッキング内面13iにも、ループ側12d,12d,12dを貼着している。 また対応する同位置のシンガードの外面(図示せず)にも、鉤またはキノコ型小 片側ファスナー12e,12e,12eを併用するようにしてもよい。
【0015】 本考案に使用される係止具は、シンガードの内側のみでもよく、また滑り止め 材は粘着性のものであってもよい。次の図4は、シンガードの内側に突起状と共 に粘着性弾性体の滑り止め材からなる係止具を併用した例である。図4は、シン ガード21の内側21iに係止具22を付設した背面図であるが、このシンガー ド21の内側21iには、パット材を張着していない。これは、従来のパット材 が、連通気泡からなるポリウレタンフォ−ムでは圧縮強度が弱いので、独立気泡 のポリエチレンフォ−ムを使用している。そのため耐熱性が低く、冬期暖房に当 たるとパット材の溶けることが欠点となっていた。
【0016】 この点、本考案の弾性体からなるゴムまたはポリウレタン樹脂をプリントした 突起状の弾性体22a…22aと、感圧性接着材を表面に塗布した粘着性弾性体 22g…22gとは、耐熱性に支障なく、またクッション性を有するのでパット 材も兼用できる利点がある。なお本実施例であげた粘着性弾性体等からなる滑り 止め材を、先ず布製等のベ−ス地に接着させ、シンガードの内側や外側に貼って もよし、また布製等のベ−ス地を先にシンガードの内側や外側に貼つてから、そ の表面に滑り止め材を接着するようにしてもよい。またシンガード内側の場合は 、直接貼るのではなくパット材の上から貼るようにしてもよい。さらにこれ等の 滑り止め材は、部分的なものだけでなくシンガードの内側や外側の全面に付設す るようにしてもよい。本考案のサッカー用シンガードは、以上の実施例にあげた 脛用にものに限らず、膨ら脛用のガードにも適用されるものである。
【0017】
【考案の効果】
本考案のサッカー用シンガードは、ベルトを使用しなくても、激しい動きに対 してもずれることがない。
【0018】 本考案のサッカー用シンガードによる固定は、ベルトやサポ−タで膨ら脛や足 首部の下肢を締め付ける必要がないので、圧迫感や不快感なく着用することがで きる。
【0019】 本考案のサッカー用シンガードは、ストッパーやガータベルトのような専用具 を必要としないので、手間を省くことができる。
【0020】 本考案に使用のストッキングは、シンガードを使用しない場合でも、ストッキ ング単独で普通に使用することができる。
【0021】 本考案のシンガードは、怪我を誘発する恐れのない安全なものである。
【0022】 本考案に使用する弾性体からなる滑り止め材として、耐熱性のゴムやポリウレ タン樹脂を使用すれば、熱に強くパット材を兼用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の脛部にシンガードを当てストッキング
を履いた状態を示すサッカー用シンガードの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1に使用の本考案のサッカー用シンガードの
一実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案のサッカー用シンガードの別な実施例を
示す背面図である。
【図4】本考案のサッカー用シンガードのさらに別な実
施例を示す背面図である。
【符号の説明】
1 : 本考案のシンガード 1b : 同シンガードの通気穴 1c : 同シンガードのパット材 1i : 同シンガードの内側 1o : 同シンガードの外側 2 : 本考案の係止具 2a : 同係止具の突起状弾性体 3 : 本考案のストッキング 11 : 本考案のシンガード 11i: 同シンガードの内側 12 : 本考案の係止具 12d: 同係止具の布製ループ側ファスナー 12e: 同係止具の布製鉤またはキノコ型小片側ファ
スナー 13 : 本考案のストッキング 13i: 同ストッキングの内面 13f: 同ストッキングの舌片状蓋布 21 : 本考案のシンガード 21i: 同シンガードの内側 22 : 本考案の係止具 22a: 同係止具の突起状弾性体 22g: 同係止具の粘着性弾性体 L : 人体の脛部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンガードの外側または内側またはその
    両方に、シンガードを係止させる小突起状のポリウレタ
    ン弾性体からなる滑り止め材を付設してなることを特徴
    とするサッカー用シンガード。
  2. 【請求項2】 滑り止め材は、布製ファスナ−からなる
    請求項1記載のサッカー用シンガード。
  3. 【請求項3】 滑り止め材は、ゴム状弾性体からなる請
    求項1記載のサッカー用シンガード。
  4. 【請求項4】 滑り止め材は、粘着性弾性体からなる請
    求項1記載のサッカー用シンガード。
JP1998000603U 1998-02-02 1998-02-02 サッカー用シンガード Expired - Lifetime JP3051104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000603U JP3051104U (ja) 1998-02-02 1998-02-02 サッカー用シンガード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998000603U JP3051104U (ja) 1998-02-02 1998-02-02 サッカー用シンガード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3051104U true JP3051104U (ja) 1998-08-11

Family

ID=43185278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1998000603U Expired - Lifetime JP3051104U (ja) 1998-02-02 1998-02-02 サッカー用シンガード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3051104U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157098A (ja) * 2015-04-27 2015-09-03 怜 星野 脛当て
JP2016202939A (ja) * 2016-07-13 2016-12-08 怜 星野 脛当て

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157098A (ja) * 2015-04-27 2015-09-03 怜 星野 脛当て
JP2016202939A (ja) * 2016-07-13 2016-12-08 怜 星野 脛当て

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6105173A (en) Sock system
US4920577A (en) Work pants
US6582382B2 (en) Orthopedic supports
US20060260024A1 (en) Sock having part for preventing slipping-down phenomenon of sock
US5220691A (en) Knee protecting device
JP6697454B2 (ja) ウォータースポーツおよび寒い気候用のモールド成型される被服
US6779280B2 (en) Ankle strengthening therapeutic device and method
JP2002317304A (ja) スポーツ用ストッキングとその編成方法
US5891073A (en) Ankle brace
JP3051104U (ja) サッカー用シンガード
JP3430241B2 (ja) サッカー用シンガード付きストッキング類
JP3051103U (ja) サッカー用ストッキング
JPH019547Y2 (ja)
US7752678B1 (en) Calf protector for rowers
JP2004337483A (ja) 足首保護具
JPH0574513U (ja) 足関節ブレース
US8341764B1 (en) Calf protector for rowers
JPH0457902A (ja) テーピング機能を有する下腿部用サポーターまたはストッキング
JP2000073203A (ja) 足用滑り止め具
JP4512701B2 (ja) 膝関節サポーター
JP3864196B2 (ja) 足関節装具
JP2018145563A (ja) 着衣の滑り止め構造
CN217038974U (zh) 一种防水护趾袜
JP3054793U (ja) 膝サポータ
JP3067327U (ja) パット付きストッキング止め