JP3051000U - まな板殺菌用袋 - Google Patents

まな板殺菌用袋

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JP3051000U
JP3051000U JP1998000252U JP25298U JP3051000U JP 3051000 U JP3051000 U JP 3051000U JP 1998000252 U JP1998000252 U JP 1998000252U JP 25298 U JP25298 U JP 25298U JP 3051000 U JP3051000 U JP 3051000U
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JP
Japan
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cutting board
air
wall
rear wall
front wall
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Application number
JP1998000252U
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English (en)
Inventor
剛弘 森本
Original Assignee
株式会社コジット
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 まな板に付着したかび等の雑菌を、簡単に、
しかも、むらなくきれいに除去できるようにすること。 【解決手段】 対向する前面壁1aおよび後面壁1bを
有する、少なくとも一端にまな板の出し入れを行う密封
可能な開口部2を形成したまな板収容袋1からなり、前
記前面壁1aおよび後面壁1bを、それぞれ空気の充填
によって膨らむ空気充填壁によって形成し、この空気充
填壁の少なくともまな板bとの接触面側の壁面を、空気
を充填して膨らませた状態で凹凸が形成される凹凸面に
したまな板殺菌用袋を提供する。開口部2からまな板b
を収容して洗浄液を入れ、前面壁1aおよび後面壁1b
を空気の充填によって膨らませると、まな板bが前面壁
1aと後面壁1bとの間にはさまれる。まな板bの表面
に前記凹凸面の凸部14が接触し、凹部15内に洗浄液
が入り込むので、洗浄液をまな板bの表面全体に均等に
付着させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、まな板に付着したかび等の雑菌を、簡単に、しかも、むらなくき れいに除去できるまな板殺菌用袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
まな板は、かびなどの雑菌が繁殖しやすいため、使用後にはきれいに洗って乾 燥させる必要があるが、すでに表面が黒ずんでしまったような場合には、ブラシ 等でこすり落とすような面倒なことはせず、たらいやポリ袋等に塩素系等の洗浄 液を入れ、その中にまな板を入れ所要時間放置して、漬け置き洗いをする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、木製など、まな板の比重が軽い場合には、その片面が液面上に 浮かび上がってしまい、裏返す等しなければまな板全体に洗浄液を付着させるこ とができないため、殺菌するのに手間と時間がかかって煩わしいだけでなく、洗 浄液で手荒れ等を引き起こすいう問題がある。
【0004】 一方、ポリ袋等を使用すると、袋の内面がまな板の表面に密着してしまうので 、洗浄液をまんべんなく付着させることが困難で、まな板の表面に洗浄むらが生 じるという問題がある。
【0005】 そこで、この考案の課題は、洗浄液をまな板の表面全体に均等に付着させるよ うにして、まな板に付着したかび等の雑菌を、簡単に、しかも、むらなくきれい に除去できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
こうした課題を解決するため、この考案では、対向する前面壁および後面壁を 有する、少なくとも一端にまな板の出し入れを行う密封可能な開口部を形成した まな板収容袋からなり、前記前面壁および後面壁を、それぞれ空気の充填によっ て膨らむ空気充填壁によって形成し、この空気充填壁の少なくともまな板との接 触面側の壁面を、空気を充填して膨らませた状態で凹凸が形成される凹凸面にし たまな板殺菌用袋を提供したのである。
【0007】 このまな板殺菌用袋は、前面壁および後面壁を膨らませて開口部からまな板を 収容し、洗浄液を入れて開口部を密封すると、まな板が前面壁と後面壁との間に はさまれ、まな板の表面に前記凹凸面の凸部が接触して、凹部内に洗浄液が入り 込む。この結果、洗浄液がまな板の表面全体に均等に付着して、簡単に、しかも 、むらなくきれいにまな板を殺菌することができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1および図2に示すまな板殺菌用袋は、対向する前面壁1aおよび後面壁1 bを有し、一端に、まな板bの出し入れを行う密封可能な開口部2を形成したま な板収容袋1からなる。前記開口部2には、幅方向に伸びるファスナー3、3が 一対設けられており、内部を密封できるようになっている。
【0009】 前記前面壁1aおよび後面壁1bは、それぞれ空気の充填によって膨らむ空気 充填壁によって形成されている。この空気充填壁は、透明で可撓性を有する各一 対の樹脂製矩形シートを同形に重ね合わせ、その周縁部同士を融着して形成され ている。各前面壁1aおよび後面壁1bは、内部で連通しており、縦方向および 横方向の融着部4を格子状に設けてあるが、それぞれの周縁部は、空気を充填し たときぴんと張って全体形状が保形できるように、前記開口部2を除き、まな板 収容袋1の周縁に沿って伸びた形状で区画されている。
【0010】 この前面壁1aおよび後面壁1bは、前記開口部2と逆側の端部に設けられた 給排気口5から空気を送り込んで膨らませると、それぞれの両面が凹凸面となり 、まな板収容袋1の外面と内面とのそれぞれに凹凸面が形成される。
【0011】 前記給排気口5には、止栓6を取り付けたフィルム弁7が設けられており、止 栓6の操作により開閉できるようになっている。止栓6は、図3に示すように、 先端にフラップ部8を設けた内筒9を、スプリング10とともに外筒11に嵌め 入れて長さ方向に付勢し、前記外筒11の途中部分に外径を違えた段部12を形 成して、この段部12に係合するパッキン13を内筒9の途中部分に設けた構成 とされている。
【0012】 この給排気口5は、止栓6の内筒9が外方へ向けて付勢された状態にあっては 、外筒11の段部12に前記パッキン13が密着し、フラップ部8にフィルム弁 7が貼り着いて空気の流れを遮断するが、前記内筒9の先端から空気を送り込む と、空気が流れる間だけフィルム弁7が開いて給気が可能となる。一方、スプリ ング10のばね力に抗し、内筒9を外筒11の内部に押し込むと、前記パッキン 13が段部12から離れて内筒9と外筒11との間に隙間が生じ、フィルム弁7 が開いて空気充填壁内の空気を排気できる。
【0013】 このまな板殺菌用袋は、前面壁1aおよび後面壁1bを膨らませて開口部2か らまな板bを収容し、洗浄液を入れて開口部2を密封すると、図4に示すように 、まな板bが前面壁1aと後面壁1bとの間にはさまれ、まな板bの表面に前記 凹凸面の凸部14が接触して、凹部15内に洗浄液が入り込む。この結果、洗浄 液がまな板bの表面全体に均等に付着して、簡単に、しかも、むらなくきれいに まな板bを殺菌することができる。
【0014】 なお、前記凹凸面を形成する融着部4は、前述のように平面視からみて格子状 である以外に、例えば、図5に示すようなうずまき状であってもよい。フィルム 弁7を設けた給排気口5には、図6に示すように、ストロー16を使用時にのみ 挿通するようにしてもよい。また、開口部2を密封するには、図7に示すように 、まな板収容袋1の開口部2側の端部に棒材17を幅方向に巻き付けて、その外 側から長さ方向に切り欠いた筒部材18を嵌め合わせるようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案に係るまな板殺菌用袋は、まな板を洗浄液とと もに収容すると、まな板の表面に前記凹凸面の凸部が接触して凹部内に洗浄液が 入り込むので、洗浄液をまな板の表面全体に均等に付着させることができ、簡単 に、しかも、むらなくきれいにまな板を殺菌することができる。また、洗浄液を 袋内に密封できるので、洗浄液が肌に直接かかりにくく、手荒れ等を生じる心配 が少なく、非常に使いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るまな板殺菌用袋の一実施例を示
す斜視図
【図2】同上の平面図
【図3】同上の給排気口を示す斜視図
【図4】図2に示すIV−IV線に沿った断面図
【図5】この考案に係るまな板殺菌用袋の他の実施例を
示す斜視図
【図6】給排気口の他の実施例を示す斜視図
【図7】まな板の開口部の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 まな板収容袋 1a 前面壁 1b 後面壁 2 開口部 3 ファスナー 4 融着部 5 給排気口 6 止栓 7 フィルム弁 8 フラップ部 9 内筒 10 スプリング 11 外筒 12 段部 13 パッキン 14 凸部 15 凹部 16 ストロー 17 棒材 18 筒部材 b まな板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する前面壁および後面壁を有する、
    少なくとも一端にまな板の出し入れを行う密封可能な開
    口部を形成したまな板収容袋からなり、前記前面壁およ
    び後面壁を、それぞれ空気の充填によって膨らむ空気充
    填壁によって形成し、この空気充填壁の少なくともまな
    板との接触面側の壁面を、空気を充填して膨らませた状
    態で凹凸が形成される凹凸面にしたことを特徴とするま
    な板殺菌用袋。
JP1998000252U 1998-01-29 1998-01-29 まな板殺菌用袋 Expired - Lifetime JP3051000U (ja)

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ID=43185177

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201173A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 W & H Dentalwerk Buermoos Gmbh 医療用機器、特に歯科医療用機器のクリーニング又はメンテナンス用のクリーニング装置又はメンテナンス装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010201173A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 W & H Dentalwerk Buermoos Gmbh 医療用機器、特に歯科医療用機器のクリーニング又はメンテナンス用のクリーニング装置又はメンテナンス装置

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