JP3050877U - 袋縫い衿返し合わせマイヤー毛布 - Google Patents

袋縫い衿返し合わせマイヤー毛布

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JP3050877U
JP3050877U JP1997011148U JP1114897U JP3050877U JP 3050877 U JP3050877 U JP 3050877U JP 1997011148 U JP1997011148 U JP 1997011148U JP 1114897 U JP1114897 U JP 1114897U JP 3050877 U JP3050877 U JP 3050877U
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Inventor
聡 藤内
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藤内毛織株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の張り合わせマイヤー毛布の三方ないし
四方縁周りは本体とは別素材のヘム地を使った縁飾り縫
製毛布であった。本案は張り合わせマイヤー毛布の縁周
り形態を一層かさ高、ボリュームアップし、外観のイメ
ージを一新し、加えて本毛布の機能性、安定感を高め、
特に毛布のズレ防止に役立つ形態を目指す考案である。 【解決手段】 裏用毛布の先端に飾りテープを縫い付
け、適宜折り返して衿部をつくり、その衿部周辺で裏用
毛布と表用毛布双方の表パイル面を内側に天地両サイド
を合わせ、重ねた両毛布の裏面三方の縁周りを縫い付
け、その衿返し開口部から中の表面毛布を引き出し、表
向きに反転し、次に袋縫い状の両毛布の表面三方の縁周
りを合わせ縫い、衿返し部のテープ縫い目に沿い開口部
を閉じ縫い、次に本毛布の衿部又は本体部全面を種々の
線模様に合わせ縫いする所の、本体と同じ毛布素材の縁
周りを有する袋縫い型の衿返し合わせマイヤー毛布

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
特に海外品との差別化を目指し、従来にない独自の張り合わせ毛布の縫製加工 品を考案する。従来の張り合わせマイヤー毛布はその三方又は四方先端を本体と 別素材のヘム地を用い、ヘム飾り縫製加工した毛布であるが、本案は合わせ毛布 の縫製加工に従来のヘム地を用いないで、表、裏双方の毛布の一部、つまり同毛 布の三方ないし四方先端の本体毛布素材をヘム代わりに使って完成する毛布であ る。すなわち裏用毛布の先端に飾りテープを縫い付け、更に裏用毛布の裏面の一 部又は全面に生綿もしくは加工綿を張り付け、次に裏用マイヤー毛布を適宜の幅 、表面を内側に折り返して衿部をつくり、その衿部中側で表用、裏用毛布の表パ イル面を内側に天地両サイドを合わせ、重ねた両毛布の裏面三方の先端縁周りを 袋状に縫い合わせ、次に開口衿部から内側の表面毛布を引き出し、表向きに反転 し、その両毛布の表面三方の縁周りを種々の線模様で合わせ縫い、そして開口部 のテープ付衿部の縫目に沿い閉じ縫い、更に衿部もしくは毛布全体を種々の線模 様で合わせ縫いした、本体毛布と同じ毛布素材の縁周りで、ボリューム感のある 袋縫い型の縁周り形態を特徴とする衿返し合わせマイヤー毛布である。
【従来の技術】
歴史的に過去の毛布の始まりは四方ヘム飾り縫製の毛布であり、その善し悪し は別に、その縫製習慣は長く続き、現在の張り合わせマイヤー毛布の三方(衿返 しの場合)又は四方縁飾りは本体毛布と別素材のヘム地を用い、ヘム飾り縫製加 工の毛布を特徴とする。また本案毛布に似ているが、全く異なる既存毛布に、表 、裏二枚合わせ毛布で、広いめの裏用マイヤー毛布の四方を適宜、表側に折り返 し、その四隅を額縁型に裁断、縫合し、その額縁四方先端には飾りテープを縫い つけ、更にその開いた鏡部分に別の表用マイヤー毛布を重ね、それらを一体の毛 布に縫製加工した所の四方ヘム飾りしない縁飾り毛布は、存在するが、本案毛布 の特徴である両毛布の裏面の三方ないし四方先端を袋状に縫い合わせ、その裏、 表面の反転と、両合わせ毛布の表面から三方又は四方を種々の線模様の合わせ縫 いによる縁周り、縁飾り加工と、その裏表の反転を容易にした衿返し開口部の設 置は全く従来、存在しなかった着眼の縫製毛布である。
【考案が解決しようとする課題】
従来の表用、裏用マイヤー毛布の張り合わせ、その周囲ヘム地による縁飾り縫 製は一般的な旧態で、進歩性がない。本案は従来、張り合わせマイヤー毛布の縁 飾り縫製において、全く導入されなかった袋縫い型の、本体と同じ毛布素材をヘ ム代わりに用いた縁周り縫製形態を特徴とする毛布を考案するが、単なる合わせ マイヤー毛布の四方袋縫い縫製形態はその付加価値性も低く、新規性に乏しいが 、特に本案の衿返し衿部付き合わせ毛布は袋縫い縫製の作業性を高め、しかも外 観上、極めてボリューム感、高級感に富んだ、装飾性豊かな、全く新しい縫製パ ターンの新タイプの毛布である。つまり従来型の毛布、即ち仕上がり幅140m 、丈200cmの四方先端ヘム飾り毛布、衿返し三方先端ヘム飾り毛布は、本体 毛布部と本体縁飾りヘム部の二つの構成部分からなる毛布であるが、本案毛布は 主として、本体毛布の単一素材、単一構成部分から成る縫製加工毛布で、本体部 と縁飾り部が同一毛布素材の考案である。
【課題を解決するための手段】
本案袋縫い型の衿返し合わせマイヤー毛布は、裏用毛布の先端に飾りテープを 縫い付け、適宜折り返して衿部をつくり、その衿返しの所で表、裏マイヤー毛布 の双方の表パイル面を内側に天地両サイドを合わせ、両毛布の裏面三方、又は四 方縁周りの一部を除いて、袋状に縫い付け、その開口衿部から内側の表面毛布を 引き出し、表向きに反転する。次にその開口部を閉じ縫いした後、再び両毛布の 表面から三方又は四方縁周りを合わせ縫い、そして衿部や毛布全体を表から種々 の線模様に合わせ縫いした全く新型の縫製加工毛布である。特に本案袋縫い型合 わせマイヤー毛布の新規性は、従来の単純な四方袋縫い形態を大きく変更し、そ の開口部である衿返し部を機能化し、効果的に意匠化したことである。つまり表 、裏マイヤー毛布の表パイル面双方を内側に天地両サイドを合わせ、裏面を表向 きに三方縁周りを袋状に縫い付けた後、大きく口の開いた衿返し部から容易に内 側の表面毛布を引き出し、表向きに反転してから、その開口部を飾りテープに沿 い閉じ縫いするという簡便性、作業性重視の考案であり、同時にテープ付き衿返 し部という装飾美観を兼ね備える考案である。
【実施例】 表、裏に使用する張り合わせマイヤー毛布地は片面パイル毛羽立ち製のものや 、裏起毛パイル毛羽立ち製の、いわゆる両面パイル毛羽立ち製のものである。ま た、本マイヤー毛布地のパイル素材はアクリル、コットン、シルク、ウール、リ ネン、レーヨン、ポリエステル、その他種々の混紡糸がある。また本案は経編ダ ブルラッセルマイヤー毛布地の他に、種々の織り、編み製の起毛、パイル生地を 使用し、組み合わせを替え、種々の風合い機能を有する毛布、毛布製の布団や布 団カバーを製造する。また従来の布団と同様、表、裏合わせマイヤー毛布の間に 種々の厚み重さの生綿、加工綿(樹脂綿、機能綿)を設置、遠赤放射、保温防寒 、抗菌防臭、調湿など種々の機能性を付加する。また、原綿素材はポリエステル 、ウール、アクリル、コットン、シルク、リネン、レーヨン製の綿や、その他各 々の混紡綿がある。もっとも通常は、中綿を全く使用しない毛布地そのものの張 り合わせからなる。また表用、裏用マイヤー毛布の表パイル面を内側に、天地両 サイドを合わせ、裏面から三方縁周りを袋縫いする際、その中間部に飾りテープ を挿入、その一部をミシンの縫目から若干外して縫い付け、両パイル毛布の袋縫 い境界に細い飾りテープを現し、継目ラインの鮮やかな装飾効果を発揮する。ま た衿返し部分に縫い付けるテープは種々の織り、編み製の加工布、例えばトリコ ット製のパイル、チンチラ調、ベロア調、コール天調、レース調その他である。 ところで、表用と裏用の合わせマイヤー毛布、例えば規格幅約140cm、丈約 200cm、衿返し約20cmの仕上がり毛布は、表マイヤー毛布地をプリント 加工した片面アクリルパイル毛羽立ち製のもの、幅約145cm、丈約190〜 200cm、裏マイヤー毛布地をプリント加工した片面アクリルパイル毛羽立ち 製のもの、幅は約145cm、丈は約220cmで、裏用マイヤー毛布の衿部約 20cmの折り返し先端部は細目の飾りテープを縫い付け、その衿部周辺で、裏 用と表用マイヤー毛布の表パイル面双方を内側に、天地両サイドをぴったり合わ せ、その重なる両毛布の裏面三方の縁周り先端約1〜2cmの所を本縫いミシン で袋状に縫い合わす。その際、表用、裏用毛布の中間に細い飾りテープを挟み込 んで縫いつける。次に開口衿返し部から内側の表面毛布を表向きに引き出し、ひ っくり返して、再び両毛布の表パイル面三方の縁周り先端約5〜10cmの所を 種々の線模様に合わせ縫いする。つまり毛布本体と同じ素材の毛布が縁周りを形 成する袋縫い型の衿返し合わせマイヤー毛布である。
【作用と効果】
表、裏合わせマイヤー毛布双方の表パイルを内側に、天地両サイドを合わせ、 双方の裏地を外側に向け、衿返し部以外の三方先端縁周りを袋状に閉じ縫い、残 りの開口部、衿返し部分から双方の表パイル面を引き出し、表向きに反転した後 、両毛布の表パイル面の三方先端縁周りを種々の線模様で合わせ縫いする本毛布 は、特に本毛布の先端縁周りが本体と同じ毛布構造であるため、その縁周り縫製 形態は従来ヘム飾りに見られない、圧倒的なボリューム感と膨らみ感を有し、従 来毛布よりはるかに大きい質量安定感があり、本毛布は必然的に、毛布のスベリ 防止効果に役立ち、その外観形状のイメージは一層、高品位、高級感を増すと共 に、従来毛布より温かい風合いの縫製形態に仕上がる。本案毛布の袋縫い形態と 、飾りテープ付き衿返し構造は、防寒イメージと、豪華で落ち着いた装飾効果を 生み出し、従来見られなかった縫製品位を創出する。さらに、両毛布の三方袋縫 い形態、表毛布と裏毛布の継目から細い飾りテープがサンドイッチ状に見え隠れ するデザイン形態は従来にない装飾美観を付加する。また本案袋縫い衿返し合わ せマイヤー毛布の飾りテープ付き衿返し部分に、開閉式ファスナーを縫い付け、 新型の毛布布団カバーとして、その用途を広げることができる。また表、裏マイ ヤー毛布地を使用する他、軽くて、かさの高い、種々の機能わたを毛布本体や衿 元部分に設置して、より豪華で本格的な毛布素材の新型布団を作ることができる 考案である。
【図面の簡単な説明】
図1・・・袋縫い用、衿返し裏用、表用マイヤー毛布の
裏向き重ね図(断面図) 図2・・・反転後の、衿返し裏用、表用マイヤー毛布の
表向き重ね図(断面図) 図3・・・本案の正面図 図4・・・本案の外観斜視図
【符号の説明】
イ・・・裏用マイヤー毛布 ロ・・・表用マイヤー毛布 ハ・・・生綿又は加工綿 ニ・・・衿返し部テープ ホ・・・合わせ縫い部 ヘ・・・表パイル面 ト・・・裏グランド面 チ・・・表、裏毛布の袋縫い境界線 リ・・・衿返し開口部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏用マイヤー毛布の表面を内側に折り返し衿部をつく
    り、その先端に飾りテープを縫い付け、その裏面の一部
    又は全面に生綿もしくは加工綿を張り付け、その衿部分
    で表用マイヤー毛布の表面を内側に天地両サイドを重ね
    合わせ、両毛布の裏面三方縁周りを袋状に縫い合わせ、
    次にその開口衿部から内側の表面毛布を表向きに反転
    し、その両毛布の表面三方縁周りを種々の線模様で合わ
    せ縫い、そして衿部の縫目に沿い閉じ縫い、更に衿部も
    しくは毛布全体を種々の線模様で合わせ縫いした袋縫い
    型、同じ毛布素材の縁周りを特徴とする衿返し合わせマ
    イヤー毛布
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