JP3050829U - 温水パネル - Google Patents

温水パネル

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JP3050829U
JP3050829U JP1998000445U JP44598U JP3050829U JP 3050829 U JP3050829 U JP 3050829U JP 1998000445 U JP1998000445 U JP 1998000445U JP 44598 U JP44598 U JP 44598U JP 3050829 U JP3050829 U JP 3050829U
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JP
Japan
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turbolator
flow path
pipe
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JP1998000445U
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隆 若狭
良一 田所
義男 梅沢
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ASAHI INOVEX CORP.
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ASAHI INOVEX CORP.
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターボレータをヘッダに容易に、短時間で組
み付けることができるので作業効率に優れており、ヘッ
ダの設置後にもターボレータを後付けできるので作業の
自由度が高い温水パネルを提供する。 【解決手段】 温水ボイラ側の開閉バルブが接続される
ヘッダ2内には、一対の環状円板からなる一側仕切板
5、5に挿通した状態で長尺の流路画成管11が挿着し
てあり、ヘッダ2内は温水の往路Aと復路Bに画成して
ある。接続ナット4を介してヘッダ2に螺着したターボ
レータ12は筒状口金13と、該筒状口金13から軸方
向に突出する連結管14とから構成してあり、ターボレ
ータ12をヘッダ2側に接続することにより、連結管1
4は流路画成管11と連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ボイラー等の温水供給源から温水を輻射管に循環供給することによ り放熱するようにした温水パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11ないし図13は従来技術の温水パネルを示す。図において1、1、・・ ・は該温水パネルを構成する複数本の輻射管で、該各輻射管1は軸方向両端側に 開口部からなる温水流入口1Aまたは温水流出口1Bを夫々有する管体からなっ ている。2、3は水平に配列した複数本の輻射管1、1、・・・の両端側に接続 した一対のヘッダで、一側ヘッダ2の下端には内周面に雌ねじが刻設された接続 ナット4が固着してある。5、5は該一側ヘッダ2内に軸方向に離間して設けら れた環状円板からなる上下一対の一側仕切板、6は他側ヘッダ3内の軸方向中間 に設けられた円板からなる他側仕切板を示す。
【0003】 7は前記一側ヘッダ2に挿装されたターボレータを示し、該ターボレータ7は 外周面に雄ねじが刻設され、接続ナット4に螺着される筒状口部8と、該筒状口 部8に挿着されて軸方向に伸長する往路画成管9とから構成してある。該往路画 成管9は断面略半円状に形成されて筒状口部8側に挿着される基端部9Aと、基 端部9Aから軸方向に伸長する長尺円管部9Bとからなっており、該長尺円管部 9Bの先端側を上側の一側仕切板5より上方に突出した状態で一側仕切板5、5 に挿通され、ヘッダ2の軸中心に配設されている。かくして、ヘッダ2内は往路 画成管9内が温水の往路Aとなり、外側が復路Bになっている。そして、一側ヘ ッダ2側から流入した温水は、往路画成管9および一側および他側仕切板5、5 、6に案内されることによって、図示するように一対のヘッダ2、3と輻射管1 、1、・・・にかけて蛇行するようになっている。なお、図中10はターボレー タ7を温水パネル側に連通する開閉バルブを接続するための連結ナットである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術の温水パネルは上述の構成からなるが、次のような欠点がある。第1 に、ターボレータ7をヘッダ2に組み付ける場合、離間している2個の一側仕切 板5、5に長尺の往路画成管9を挿通する作業は手探りで行なうことから、ヘッ ダ2および往路画成管9の各中心軸線が一致するように同軸度を精度良く仕上げ なければ、往路画成管9を円滑にねじ込むことが極めて面倒であり、温水パネル の組み立て作業の効率化を阻む大きな要因になっている。第2に、温水パネルは 通常床面に近接して壁等に設置するので、設置後では長尺の往路画成管9を有す るターボレータ7をヘッダ2に組み付けることができないことである。第3に、 大型の温水パネルにあってはヘッダ2も長くなるが、このヘッダ2に組み付ける ターボレータ7も往路画成管9が長い種類のものを用いることから、長さの異な る複数種のターボレータを在庫しておかなければならないことである。
【0005】 更に、従来の温水パネルには他の問題がある。即ち、ターボレータ7はヘッダ 2に螺着するためにヘッダ2と往路画成管9の各中心軸線は一致させなければな らず、またヘッダ2内は往路画成管9の外側を温水の復路Bとすることから、ヘ ッダ2を大径にしてその内径を広くしないと輻射管1の温水流入口1Aおよび温 水流出口1Bが往路画成管9の長尺円管部9Bに接近し過ぎた状態になり、温水 の円滑な流動が妨げられる虞がある。このため、小型の温水パネルにおいてはヘ ッダ2を大径に設定して復路を確保しなければならず、温水パネルの小型化が制 約されるという問題があるし、温水パネル全体のデザイン上のバランスも崩れる という問題がある。
【0006】 本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、ターボレータをヘッ ダに容易に、かつ短時間で組み付けることができるので組み立て作業の能率を大 幅に向上することができるし、ヘッダの設置後にもターボレータを後付けするこ とが可能な温水パネルを提供すること、また、温水流路を確保するためにヘッダ の外径を必要以上に大きくする必要がないので実質的に小型化できる温水パネル を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために構成された本考案の手段は、両端側に開口部を 有する複数本の輻射管と、平行に列設した該複数本の輻射管の両端側に接続した 一対のヘッダと、該各ヘッダ内に設けられ、該各ヘッダと前記複数本の輻射管に かけて温水を順次蛇行させる仕切板と、前記一対のヘッダのうち温水ボイラ側の 開閉バルブが接続される一側ヘッダ内に該仕切板に挿通した状態で配設され、該 一側ヘッダ内に温水の往路と復路を画成する流路画成管と、前記一側ヘッダに着 設され、流路を形成する連結体が該流路画成管に接続したターボレータとからな る。
【0008】 そして、前記流路画成管の下端側は前記一側ヘッダの軸中心に位置させ、前記 ターボレータの連結体もその先端側は該一側ヘッダの軸中心に位置させることに より、ヘッダにターボレータを螺着する作業だけで流路画成管とターボレータを 接続することができる。
【0009】 また、前記流路画成管は前記輻射管の開口部から離間する側に偏心させて前記 一側ヘッダ内に配設することにより、ヘッダの外形を太くすることなく十分な温 水流路を確保することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳述する。図1ないし図3は本考案 の第1の実施の形態を示す。なお、本実施の形態および後述する第2の実施の形 態において前述した従来技術の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し て援用し、その説明を省略する。図において、11は一側ヘッダ2内に配設した 流路画成管を示す。該流路画成管11は一対の一側仕切板5、5の間隔よりも長 い長尺の中空円管からなっており、上端側11Aおよび下端側11Bを各の一側 仕切板5より上、下方向外側に突出した状態で一側仕切板5、5に挿着してある 。そして、流路画成管11は予め一対の一側仕切板5、5を嵌着した状態にして おくことにより、ヘッダ2内に配設する場合に各一側仕切板5がガイド部材とし て機能する結果、ヘッダ2内に容易に、かつヘッダ2と同軸に挿着することがで きる。
【0011】 12は前記流路画成管11の下端側11Bに接続したターボレータを示す。該 ターボレータ12は外周面に雄ねじ13Aが刻設され、接続ナット4に螺着され る筒状口金13と、半円状の扁平管部14Aおよびヘッダ2と同一軸心に位置す る先端側の円形管部14Bとからなり、扁平管部14Aの基端側が該筒状口金1 3に挿着されて軸方向に突出する連結管14とから構成してある。そして、連結 管14の円形管部14Bを流路画成管11の下端側11Bに挿嵌することにより 、ターボレータ12と流路画成管11が連通するようになっている。
【0012】 本実施の形態は上述の構成からなっており、ヘッダ2内に挿着する流路画成管 11には軸方向両端側に一対の一側仕切板5、5を予め嵌着してあるから、ヘッ ダ2内に容易にかつ正確に挿着することができる。そして、ターボレータ12を ヘッダ2に取着する場合、流路画成管11と連結管14の円形管部14Bはその 中心がヘッダ2の軸中心に位置しているから、連結管14は流路画成管11に容 易に挿入接続することができる。
【0013】 次に、図4ないし図10は本考案の第2の実施の形態を示す。図において、2 1、21は環状円板からなる一対の一側仕切板で、該各一側仕切板21には偏心 させて管挿通穴21Aが形成してあり、該管挿通穴21Aに流路画成管11が挿 通してある。そして、一対の一側仕切板21、21が嵌着された流路画成管11 は輻射管1の温水流入口1Aおよび温水流出口1Bから離間する側に偏心させて ヘッダ2内に挿着することにより、従来技術と比較して温水の復路Bは大幅に拡 幅してある。
【0014】 22は一側ヘッダ2に取着したターボレータを示す。23は該ターボレータ2 2を構成する連結環体で、該連結環体23は軸方向上側にヘッダ嵌合段部23A 、軸方向下側に凹状の口金嵌入部23Bが形成された金属製円板からなり、内側 に段付き流入穴23Cおよび流出穴23Dを穿設したものからなっている。そし て、ヘッダ2に嵌着した連結環体23の段付き流入穴23Cに流路画成管11の 下端側11Bが嵌合するようにしてある。
【0015】 24は前記連結環体23の口金嵌入部23Bに挿着した筒状口金で、該筒状口 金24は隔壁24Aによってその内側が一対の温水流路25、26に画成されて おり、一側の温水流路25は段付き流入穴23Cを介して流路画成管11内の往 路Aと連通し、他側の温水流路26は流出穴23Dを介して復路Bと連通してい る。
【0016】 本実施の形態は上述の構成からなっており、ヘッダ2内に挿設する流路画成管 11は輻射管1の温水流入口1Aおよび温水流出口1Bから離間する方向に偏心 させることにより復路Bを広く確保してあるから、従来技術と比較してヘッダ2 内で温水を円滑に流動させることができる。従ってまた、ヘッダ2の外径を太く 設定する必要がないので温水パネルを小型化できるし、デザインの面からも洗練 された温水パネルにすることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。 (1)軸方向に離間して仕切板を挿嵌した長尺の流路画成管をヘッダ内に挿着し 、該流路画成管にターボレータを接続するようにしたから、ターボレータの組み 付け作業は容易に、また速やかに行うことが可能になり、作業能率を大幅に向上 できる。 (2)ターボレータは全長を短くしたから、ヘッダの設置後にもターボレータを 後付けすることが可能であり、組み付け作業の自由度が得られる。 (3)ヘッダの長さが夫々異なる大型および小型の温水パネルであっても、ヘッ ダに接続するターボレータは1種類で足りるから、製造費および在庫費を低減で きる。 (4)流路画成管の下端側は一側ヘッダの軸中心と同軸に位置させ、ターボレー タの連結体もその先端側は該一側ヘッダの軸中心に位置させることにより、ヘッ ダにターボレータを螺着する作業だけで流路画成管と連結体を接続することがで きるから、組み立て作業の能率向上を大幅に高めることができる。 (5)流路画成管は輻射管の開口部から離間する側に偏心させて一側ヘッダ内に 配設することにより、ヘッダの外形を太くしなくても十分な温水流路を確保する ことができるから、温水パネルを実質的に小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本考案の第1の実施の形態に
係り、図1は温水パネルの全体構成図である。
【図2】温水パネルを構成するヘッダを一部を破断にし
て示す拡大図である。
【図3】図2の部分拡大断面図である。
【図4】図4ないし図10は第2の実施の形態に係り、
図4は温水パネルを構成するヘッダの部分破断図であ
る。
【図5】ヘッダの部分縦断面図である。
【図6】図5中のVIーVI矢示方向拡大断面図であ
る。
【図7】図5中のVIIーVII矢示方向拡大断面図で
ある。
【図8】図5中のVIIIーVIII矢示方向拡大断面
図である。
【図9】図5中のIXーIX矢示方向拡大断面図であ
る。
【図10】図5中のXーX矢示方向拡大断面図である。
【図11】図11ないし図13は従来技術に係り、図1
1は温水パネルの全体構成図である。
【図12】温水パネルを構成するヘッダを一部を破断に
して示す拡大図である。
【図13】ヘッダの部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 輻射管 2、3 ヘッダ 5、6、21 仕切板 11 流路画成管 12、22 ターボレータ 14 連結管(連結体) 23 連結環体(連結体)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端側に開口部を有する複数本の輻射管
    と、平行に列設した該複数本の輻射管の両端側に接続し
    た一対のヘッダと、該各ヘッダ内に設けられ、該各ヘッ
    ダと前記複数本の輻射管にかけて温水を順次蛇行させる
    仕切板と、前記一対のヘッダのうち温水ボイラ側の開閉
    バルブが接続される一側ヘッダ内に該仕切板に挿通した
    状態で配設され、該一側ヘッダ内に温水の往路と復路を
    画成する流路画成管と、前記一側ヘッダに着設され、流
    路を形成する連結体が該流路画成管に接続したターボレ
    ータとから構成したことを特徴とする温水パネル。
  2. 【請求項2】 前記流路画成管の下端側は前記一側ヘッ
    ダの軸中心に位置させ、前記ターボレータの連結体もそ
    の先端側は該一側ヘッダの軸中心に位置させてあること
    を特徴とする請求項1記載の温水パネル。
  3. 【請求項3】 前記流路画成管は前記輻射管の開口部か
    ら離間する側に偏心させて前記一側ヘッダ内に配設して
    あることを特徴とする請求項1記載の温水パネル。
JP1998000445U 1998-01-23 1998-01-23 温水パネル Expired - Lifetime JP3050829U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094500A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 株式会社 テスク資材販売 放熱器及びこれを用いた空調システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094500A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 株式会社 テスク資材販売 放熱器及びこれを用いた空調システム

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