JP3050387U - 切り込み付き段差解消スロープ - Google Patents

切り込み付き段差解消スロープ

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Publication number
JP3050387U
JP3050387U JP1997002846U JP284697U JP3050387U JP 3050387 U JP3050387 U JP 3050387U JP 1997002846 U JP1997002846 U JP 1997002846U JP 284697 U JP284697 U JP 284697U JP 3050387 U JP3050387 U JP 3050387U
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JP
Japan
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slope
notch
main body
cut
groove
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997002846U
Other languages
English (en)
Inventor
和田  裕
Original Assignee
株式会社青芳製作所
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Publication date
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Publication of JP3050387U publication Critical patent/JP3050387U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、車いすや足腰の弱い人の為に、屋内の
各所に存在する段差に合わせて、高低を調整させること
のできる段差解消スロープはなかった。また、正面から
だけでなく左右の斜面から昇降できる段差解消スロープ
はなかった。 【解決手段】 屋内に存在する段差を解消させる為に、
段差の高低差に合わせて切断しやすいように切り込み溝
を設け、かつその切り込み溝が本体の滑り止め溝として
の機能も持たせるようにしかつ、本体の正面からだけで
なく左右の斜面から車いすや足腰の弱い人が昇降でき
る、切り込み付き段差解消スロープの提供を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、屋内に存在する段差を解消させる為に、段差の高低差に合わせて切 断しやすいように切り込み溝を設け、かつその切り込み溝が本体の滑り止め溝と しての機能も持たせるようにしかつ、正面からだけでなく左右の斜面から車いす や足腰の弱い人が昇降できる、段差解消スロープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車いすや足腰の弱い人の為に、屋内の各所に存在する段差を解消させる 段差解消スロープに於て、段差の高低差に合わせて、高低を調整させることので きる段差解消スロープはなかった。また、正面からだけでなく左右の斜面から車 いすや足腰の弱い人が昇降できる段差解消スロープはなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため屋内の段差の種類及び寸法に合わせて、既製の段差解消スロープを探 し、無ければ材料を購入して自作するかさもなくば外注するしかなかった。 また、既製の段差解消スロープは正面からしか車いすや足腰の弱い人の昇降が できなかった。
【0004】 本考案は上記問題を解決し、屋内に存在する段差を解消させる為に、段差の高 低差に合わせて切断しやすいように切り込み溝を設け、かつその切り込み溝が本 体の滑り止め溝としての機能も持たせるようにしかつ、正面からだけでなく左右 の斜面から車いすや足腰の弱い人が昇降できる、段差解消スロープの提供を図る ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成させるために第1の考案は、段差解消スロープの本体に、段差 面に接している本体の一定の部分に、段差の高低差に合わせて切断しやすいよう に切り込み溝を複数以上設け、そこを切り込み部とし、切り込み付き段差解消ス ロープの本体に床面から緩やかな角度が生じるように、正面ステップ部を構成さ せる。
【0006】 上記目的を達成させるために第2の考案は、切り込み付き段差解消スロープの 本体に於ける切り込み溝は、本体の滑り止め溝としての機能も持たせる為単なる 切り込みではなく十分な溝幅寸法を有するように、切削加工及び金型による成型 された切り込み溝を構成させる。
【0007】 上記目的を達成させるために第3の考案は、切り込み付き段差解消スロープの 本体に、正面ステップ部からの昇降だけでなく、本体の長手方向左右両側面から の昇降を可能にするために、本体の長手方向の両側面を切削加工して斜面部を構 成させる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の、切り込み付き段差解消スロープを目的の段差に合わせ、段差に合っ た切り込み溝を鋸等の工具を用い切断して、段差面と床面に密着させて使用する ことにより、目的の段差解消スロープを得る。 この時切断されずに残った切り込み部は、滑り止めとして機能する。 さらに本考案を使用することにより、段差解消スロープ本体両側から車いすや 足腰の弱い人の安全な昇降に貢献する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。 上記第1の考案は、図1から図3に示すように、木質系及び合成樹脂系で構成 された段差解消スロープの本体10に、段差面密着部16から本体10の中央部 当たりまで本体10の長手方向の端から端まで切削用の工具を用いて複数以上の 切り込み溝11を希望する深さまで設け、切り込み溝11を組合せ切り込み部1 2とする。もしくは本体10全体を金型を用い合成樹脂の押し出し成型により製 作する。さらに、滑り止め部14を工具により切削加工して、本体10に緩やか な角度が生じるように切削及び金型により成型された正面ステップ部13を構成 させる。本考案を実施する時は、例えば工具17を用いて段差の高低に合わせて 目的とする切り込み溝11を切断して使用する。
【0010】 上記第2の考案は、図1及び図2に示すように、切り込み付き段差解消スロー プの本体10に於ける切り込み溝11は、本体10の滑り止め溝としての機能も 持たせる為に、単なる切り込みではなく十分な溝幅寸法を有するように、木質系 材料であれば切削加工を施し、合成樹脂系材料であれば金型による押し出し成型 された切り込み溝11の溝幅を数ミリメートル程度になるように構成させる。
【0011】 上記第3の考案は、図1に示すように、切り込み付き段差解消スロープの本体 10に、正面ステップ部13からの昇降だけでなく、左右両側面からの昇降を可 能にするために、本体10の長手方向の両側面を床面に対して緩やかな角度が発 生するように切削用工具で切削加工して斜面部15aと斜面部15bを設ける。
【0012】
【考案の効果】
本考案により提供される、切り込み付き段差解消スロープを使用することによ り以下の効果が期待できる。 イ.屋内の色々な段差に合わせることのできる便宜性の高い段差解消スロープ の提供ができる。 ロ.正面からだけでなく、左右からの昇降を実現させたことにより、安全な段 差解消スロープを提供できる。 ハ.残った切り込み部が滑り止めとしての機能を持つため、一つの段差解消ス ロープの中に種類の異なる複数の滑り止め機能を有する安全性の向上した段 差解消スロープを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の斜視図
【図2】 本考案の使用状態を示す断面図
【図3】 本考案の使用状態を示す斜視図
【符合の説明】
10 本体 11 切り込み溝 12 切り込み部 13 正面ステップ部 14 滑り止め部 15a 斜面部 15b 斜面部 16 段差面密着部 17 工具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲の欄
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項3】「請求項1及び請求項2記載の」という記
載を、「請求項1または2記載の」に変更する。
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車いすや足腰の弱い人の為に、主に屋内
    の各所に存在する段差を解消させる段差解消スロープに
    於て、段差解消スロープの本体に、段差面に接している
    本体の一定の部分に段差の高低差に合わせて切断しやす
    いように切り込み溝を複数以上設けた切り込み部と、床
    面から段差解消スロープの本体に車いすの車輪や足腰の
    弱い人の足を乗せる正面ステップ部から構成される事を
    特徴とする、切り込み付き段差解消スロープ。
  2. 【請求項2】 上記切り込み付き段差解消スロープの本
    体に於ける切り込み溝は、車いすの車輪や人の足の滑り
    止め溝としての機能も持たせるように、単なる切り込み
    ではなく十分な溝幅寸法を有する切り込み溝であること
    を特徴とする、請求項1記載の切り込み付き段差解消ス
    ロープ。
  3. 【請求項3】 上記切り込み付き段差解消スロープに於
    て、床面から切り込み付き段差解消スロープの本体に、
    車いすの車輪や足腰の弱い人の足を乗せる正面ステップ
    部からの昇降だけでなく、本体の左右両側面からの昇降
    も可能にするために、本体の長手方向の両側面を切削加
    工して斜面部を設けることを特徴とする請求項1及び請
    求項2記載の切り込み付き段差解消スロープ。
JP1997002846U 1997-03-10 1997-03-10 切り込み付き段差解消スロープ Expired - Lifetime JP3050387U (ja)

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ID=43184596

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180543A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Aron Kasei Co Ltd スロープ材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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