JP3050141U - チャンバー一体型空気吹出口 - Google Patents

チャンバー一体型空気吹出口

Info

Publication number
JP3050141U
JP3050141U JP1997011708U JP1170897U JP3050141U JP 3050141 U JP3050141 U JP 3050141U JP 1997011708 U JP1997011708 U JP 1997011708U JP 1170897 U JP1170897 U JP 1170897U JP 3050141 U JP3050141 U JP 3050141U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
nozzle
outlet
type
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997011708U
Other languages
English (en)
Inventor
昇 落合
隆治 奥村
友彦 吉田
民二 笠原
正彦 井口
和夫 工藤
武志士 岸本
喜公 鹿倉
芳三 荒川
Original Assignee
丸光産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸光産業株式会社 filed Critical 丸光産業株式会社
Priority to JP1997011708U priority Critical patent/JP3050141U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050141U publication Critical patent/JP3050141U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示や案内用の視認を確実に確保すると共
に、建物内の空間特性や使用特性に適合させ、更に、従
来のノズル型吹出口と同等の室内空間の居住性も確保で
き、且つ低コスト化も図る。 【解決手段】 空港ロビーA、体育館、大ホール等の天
井B又はその付近に、適宜長さを有する空調エアC供給
用の 1本又は複数本のエアチャンバー1を適宜間隔に垂
設し、この各エアチャンバー1の下端に、外周部に数個
の吹出部2が適宜間隔に配設された空調エアC吹出用の
1個又は複数個のノズル型吹出口3を、平面円形状に連
結されるように設置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として天井が高く、且つ床面積が広く設定されている空港ロビー 、体育館、大ホール等の天井に設置するのに好適なチャンバー一体型空気吹出口 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、空港ロビー、体育館、大ホール等は、普通の居室に比較して、天井が高 く、且つ床面積が広く設定されているため、空間容積が極めて大きく、また、こ れらの建物の空間特性は、一般的に表示や案内用の視認を確保するために、障害 物がない空間が求められているが、従来、空港ロビー、体育館、大ホール等では 、空気の到達距離の関係から設置場所に限界があり、必要に応じてノズル型吹出 口を設置するため、空気吹出塔等を建物内の大空間の床面の要所から立設させて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のノズル型吹出口では、空気吹出塔等を建物内の大空間の床面 の要所から立設させていたため、この空気吹出塔等が障害物となり、表示や案内 用の視認を確保することができない問題があった。また、このノズル型吹出口を 任意に選択して開閉したり、或いはこのノズル型吹出口から吹出される風量を可 変送風することができず、省エネルギー運転が不可能で、建物内の空間特性や使 用特性に適合させることができなかった。
【0004】 そこで、本考案の課題は、上述のような問題点を解消するために案出されたも ので、従来のような空気吹出塔等の障害物を除去して、表示や案内用の視認を確 実に確保できるようにすると共に、省エネルギー運転を可能にして、建物内の空 間特性や使用特性に適合させるようにし、更に、従来のノズル型吹出口と同等の 室内空間の居住性も確保でき、且つ特殊な大口径ノズル型吹出口に比べて、低コ スト化も図ることができるようなチャンバー一体型空気吹出口を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のチャンバー一体型空気吹出口は、上述のような課題を解決するために 、空港ロビー、体育館、大ホール等の天井又はその付近に、適宜長さを有する空 調エア供給用の 1本又は複数本のエアチャンバーを適宜間隔に垂設し、この各エ アチャンバーの下端に、外周部に数個の吹出部が適宜間隔に配設された空調エア 吹出用の 1個又は複数個のノズル型吹出口を設置したものである。
【0006】 また、各ノズル型吹出口を平面扇形状に夫々成形し、この各ノズル型吹出口を 各エアチャンバーの下端に、平面円形状に連結されるように設置し、この各ノズ ル型吹出口の外周部の吹出部内には、自動的に暖房時に下降し冷房時に上昇する 風向筒を夫々取付けて、自力式風向可動型角形に形成したものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態として、天井が高く、且つ床面積が広く設定されて いる空港ロビー、体育館、大ホール等の天井に設置する状態を図面に基づいて説 明する。
【0008】 本考案のチャンバー一体型空気吹出口は、図1乃至図3に示すように、空港ロ ビーA、体育館、大ホール等の天井B又はその付近に、適宜長さを有する空調エ アC供給用の 1本又は複数本のエアチャンバー1を適宜間隔に垂設し、この各エ アチャンバー1の下端に、外周部に数個の吹出部2が適宜間隔に配設された空調 エアC吹出用の 1個又は複数個のノズル型吹出口3を設置するように形成する。
【0009】 即ち、前記エアチャンバー1は、適宜長さを有し、且つ空調エアCを供給する ために筒状に成形されていて、空港ロビーA、体育館、大ホール等の天井B又は その付近に、上端がダクト(図示せず)に連結されるように 4本適宜間隔に垂設 されている。
【0010】 また、前記ノズル型吹出口3は、平面扇形状(1/4 円形状)に 4個成形し、こ の各ノズル型吹出口3を各エアチャンバー1の下端に、連結部材5を介して平面 円形状に連結されるように設置し、この各ノズル型吹出口3の外周部には、前記 エアチャンバー1から供給されてくる空調エアCを外方へ放射状に吹出させるた めの数個の吹出部2を、仕切板6を介して円周方向へ適宜間隔に配設し、この各 吹出部2の内部には、自動的に暖房時に下降し冷房時に上昇する風向筒4を、支 持部材7及び可動ロッド8を介して揺動自在に夫々支持して、自力式風向可動型 角形に形成されている。
【0011】 それに、本考案のチャンバー一体型空気吹出口の一実施例として、空港ロビー A、体育館、大ホール等の天井B又はその付近にエアチャンバー1を 4本適宜間 隔に垂設し、この各エアチャンバー1の下端に、平面扇形状(1/4 円形状)に 4 個成形されたノズル型吹出口3を、連結部材5を介して平面円形状に連結される ように設置するように説明及び図示されているが、ノズル型吹出口3を設置した 際に、平面円形状に連結されれば、エアチャンバー1の本数やノズル型吹出口3 の個数には何等限定されることなく、例えば、ノズル型吹出口3が 1個であれば 、平面円形状に 1個成形し、エアチャンバー1は 1本で良い。また、ノズル型吹 出口3が 2個であれば、平面半円形状に 2個成形し、エアチャンバー1は 2本必 要である。それに、ノズル型吹出口3が 3個であれば、平面扇形状(1/3 円形状 )に 3個成形し、エアチャンバー1は 3本必要である。
【0012】 尚、図中の符号Dは空港ロビーAの天井Bに設置されているトップライトであ る。
【0013】
【考案の効果】
本考案のチャンバー一体型空気吹出口は、上述のように、空港ロビーA、体育 館、大ホール等の天井B又はその付近に、適宜長さを有する空調エアC供給用の 1本又は複数本のエアチャンバー1を適宜間隔に垂設し、この各エアチャンバー 1の下端に、外周部に数個の吹出部2が適宜間隔に配設された空調エアC吹出用 の 1個又は複数個のノズル型吹出口3を、平面円形状に連結されるように設置し たから、使用時には、従来のように空気吹出塔等を建物内の大空間の床面の要所 から立設させることがなく、この空気吹出塔等の障害物を除去することができる ため、表示や案内用の視認を確実に確保することができる。
【0014】 また、大空間を必要とする空港の出発ロビー等の建物には、本考案のチャンバ ー一体型空気吹出口を適宜間隔に複数個設置することによって、対応させること ができるため、旅客の利用時間の変動に対して、本考案のチャンバー一体型空気 吹出口を任意に選択して開閉したり、或いは各ノズル型吹出口3の吹出部2から 吹出される風量を可変送風することによって、省エネルギー運転が可能である。
【0015】 従って、本考案のチャンバー一体型空気吹出口は、建物内の空間特性や使用特 性に適合させることができるばかりでなく、従来のノズル型吹出口と同等の室内 空間の居住性も確保でき、且つ特殊な大口径ノズル型吹出口に比べて、低コスト 化も図ることができる。
【0016】 更に、各ノズル型吹出口3を平面扇形状に夫々成形し、この各ノズル型吹出口 3を各エアチャンバー1の下端に、平面円形状に連結されるように設置し、この 各ノズル型吹出口3の外周部の吹出部2内には、自動的に暖房時に下降し冷房時 に上昇する風向筒4を夫々取付けて、自力式風向可動型角形に形成したから、冷 暖房時に、空調エアCを各ノズル型吹出口3から放射状に吹出させることができ ることと、暖房時には風向筒4が自動的に下降して空調エアCが下向きになり、 冷房時には風向筒4が自動的に上昇して空調エアCが上向きになることとが相俟 って、空港ロビーA、体育館、大ホール等の建物内の空間を効率良く且つ均一に 冷暖房することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のチャンバー一体型空気吹出口を空港ロ
ビーの天井に設置した状態を示す正面図である。
【図2】図1のチャンバー一体型空気吹出口の拡大平面
図である。
【図3】図2の一部拡大横断平面図である。
【符号の説明】
1 エアチャンバー 2 吹出部 3 ノズル型吹出口 4 風向筒 5 連結部材 6 仕切板 7 支持部材 8 可動ロッド A 空港ロビー B 天井 C 空調エア D トップライト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉田 友彦 東京都品川区西五反田2丁目27番3号 株 式会社梓設計内 (72)考案者 笠原 民二 東京都品川区西五反田2丁目27番3号 株 式会社梓設計内 (72)考案者 井口 正彦 東京都文京区後楽2丁目1番2号 株式会 社日建設計内 (72)考案者 工藤 和夫 東京都文京区後楽2丁目1番2号 株式会 社日建設計内 (72)考案者 岸本 武志士 東京都文京区後楽2丁目1番2号 株式会 社日建設計内 (72)考案者 鹿倉 喜公 東京都江東区亀戸4丁目16番11号 丸光産 業株式会社内 (72)考案者 荒川 芳三 東京都江東区亀戸4丁目16番11号 丸光産 業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空港ロビー、体育館、大ホール等の天井
    又はその付近に、適宜長さを有する空調エア供給用の 1
    本又は複数本のエアチャンバーを適宜間隔に垂設し、こ
    の各エアチャンバーの下端に、外周部に数個の吹出部が
    適宜間隔に配設された空調エア吹出用の 1個又は複数個
    のノズル型吹出口を設置したことを特徴とするチャンバ
    ー一体型空気吹出口。
  2. 【請求項2】 各ノズル型吹出口を平面扇形状に夫々成
    形し、この各ノズル型吹出口を各エアチャンバーの下端
    に、平面円形状に連結されるように設置し、この各ノズ
    ル型吹出口の外周部の吹出部内には、自動的に暖房時に
    下降し冷房時に上昇する風向筒を夫々取付けて、自力式
    風向可動型角形に形成したことを特徴とする請求項1記
    載のチャンバー一体型空気吹出口。
JP1997011708U 1997-12-24 1997-12-24 チャンバー一体型空気吹出口 Expired - Lifetime JP3050141U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011708U JP3050141U (ja) 1997-12-24 1997-12-24 チャンバー一体型空気吹出口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011708U JP3050141U (ja) 1997-12-24 1997-12-24 チャンバー一体型空気吹出口

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3050141U true JP3050141U (ja) 1998-06-30

Family

ID=43184362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011708U Expired - Lifetime JP3050141U (ja) 1997-12-24 1997-12-24 チャンバー一体型空気吹出口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050141U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017166935A1 (zh) 空调室内机
WO2017101784A1 (zh) 空调室内机
CN105318465A (zh) 空调室内机
JPH0235211B2 (ja)
KR100943859B1 (ko) 풍량조절구가 구비된 바닥 공조용 취출구
JP3050141U (ja) チャンバー一体型空気吹出口
KR100854760B1 (ko) 바닥용 선회 취출구
CN203348171U (zh) 室内空气循环扇
JP2023025275A (ja) 空調システム
JP6892366B2 (ja) 大規模空間の空調システム
CN215336887U (zh) 一种双导流板的贴壁送风装置
KR102285819B1 (ko) 천장형 공기조화기
CN104214839A (zh) 分体壁挂吸顶两用型室内机
KR102305642B1 (ko) 공기조화기용 디퓨저
KR0142635B1 (ko) 바닥취출 공기조화 시스템
JPH07145957A (ja) 室内空調装置
KR0142636B1 (ko) 바닥취출 공기조화 시스템
JP2571301Y2 (ja) 天井構造
JP2539498Y2 (ja) 高拡散型吹出口
CN113446691A (zh) 一种双导流板的贴壁送风装置及其送风方法
KR100611881B1 (ko) 실내공조용 취출구의 송풍베인
US2891461A (en) Directional control air diffuser
CN100585290C (zh) 用于大空间大跨度建筑的室内二次气流设备
JP3553234B2 (ja) ゾーン空調用吹き出しユニット
CN205227622U (zh) 空调室内机

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term