JP3049930U - 携帯電話の呼出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話の呼出し装置の提供。 【解決手段】 一つのケーシング内にそれぞれ一つの主
制御回路モジュール、受信制御モジュール、インタフェ
ース制御モジュール、受話モジュール、送話モジュー
ル、及び一つのアンテナを有し、任意の呼出し音声を予
め録音でき、外部から電話があった時に、独自の呼出し
音声で携帯電話使用者を呼び出して携帯電話使用者が自
分への電話を他者への電話と識別できるようした装置で
ある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の携帯電話の呼出し装置に関し、さらに詳しくは、外部から電話 が来た時に、予め録音しておいた呼出し音声により受信者を呼び出すことができ る装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

携帯電話はすでに非常に普及しているが、使用時に問題が発生することもある 。例えば、何本もの携帯電話が一つの室内の同じところに置かれている場合や人 の多い公共の場所で、一本の携帯電話の呼出しベルが鳴った場合、現在ある携帯 電話のほとんどが同じような呼出しベル音を有するために、どの携帯電話が鳴っ ているのか分からなかったり、携帯電話を所有する人全てが自分の携帯電話を確 認するという状況を招いた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、呼出し音声を任意に録音できるようにした、一種の携帯電話の呼出 し装置を提供することを課題としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、一つのケーシング１内にそれぞれ一つの主制御回路モジュ ール１１、受信制御モジュール１２、インタフェース制御モジュール１３、音声 入力モジュール１４、音声出力モジュール１５、及びアンテナ１６が設けられ、 上記アンテナ１６は、携帯電話の応答電波を受信し、上記主制御回路モジュール １１は、その内に一つの録音チップと、それに関連する主制御回路が設けられて 、音声を記録するのに用いられ、且つその他の関連回路の動作を制御し、上記受 信制御モジュール１２は、一つの受信検波回路と信号処理増幅回路とを含み、外 部より受け取った信号の処理と検知を行い、主制御回路モジュール１１をトリガ し、上記インタフェース制御モジュール１３は、使用者による録音と放送の操作 インタフェースとされ、使用者が自由に設定し使用するのに便利であり、上記音 声入力モジュール１４は、内にマイクロホン回路を有して使用者が音声情報を入 力するのに使用され、且つ主制御回路モジュール１１の制御を受け、上記音声出 力モジュール１５は、内にスピーカを有し、外部からの電話を受けた時に使用者 が予め記録した音声情報を放送し、且つ主制御回路モジュール１１の制御を受け るものとされ、以上が組み合わされて、携帯電話使用者が任意の呼出し音声を録 音でき外部からの電話があった時に該呼出し音声を以て使用者を呼び出せるよう にしてあり、以上の構成からなる携帯電話の呼出し装置としている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の携帯電話の呼出し装置は、一つのケーシング内に一つの主制御回路モ ジュール、一つの受信制御モジュール、一つのインタフェース制御モジュール、 受話モジュール、送話モジュール、及び一つのアンテナを有し、任意の呼出し音 声を予め録音でき、外部から電話があった時に、独自の呼出し音声で携帯電話使 用者を呼び出して携帯電話使用者が自分への電話を他者への電話と識別できるよ うした装置である。

【０００６】

【実施例】

図１に示されるのは、本考案の電気回路ブロック図である。該図に示されるよ うに、本考案の携帯電話の呼出し装置は、一つのケーシング１内にそれぞれ一つ の主制御回路モジュール１１、受信制御モジュール１２、インタフェース制御モ ジュール１３、音声入力モジュール１４、音声出力モジュール１５、及びアンテ ナ１６が設けられてなる。

【０００７】 その中、上記主制御回路モジュール１１は、その内に一つの録音チップと、そ れに関連する主制御回路が設けられて、音声を記録するのに用いられ、且つその 他の関連回路の動作を制御する。

【０００８】 上記受信制御モジュール１２は、一つの受信検波回路と信号処理増幅回路とを 含み、外部より受け取った信号の処理と検知を行い、主制御回路モジュール１１ をトリガする。

【０００９】 上記インタフェース制御モジュール１３は、使用者による録音と放送の操作イ ンタフェースとされ、使用者が自由に設定し使用するのに便利である。

【００１０】 上記音声入力モジュール１４は、内にマイクロホン回路を有して使用者が音声 情報を入力するのに使用され、且つ主制御回路モジュール１１の制御を受ける。

【００１１】 上記音声出力モジュール１５は、内にスピーカを有し、外部からの電話を受け た時に使用者が予め記録した音声情報を放送し、且つ主制御回路モジュール１１ の制御を受ける。

【００１２】 上記アンテナ１６は、携帯電話の応答電波を受信する。

【００１３】 本考案の携帯電話の呼出し装置は以上が組み合わされてなり、使用者はまずイ ンタフェース制御モジュール１３を利用して、本考案を放送モード或いは録音モ ードに切り換え、録音モードに切り換えた後に、音声入力モジュール１４を利用 して任意の呼出し音声を録音する。例えば、「○○さん、お電話です」などの言 葉、或いは音楽や特殊な呼出し音など、使用者の好みに応じて録音する。録音し た音声情報は随時変更することができる。入力した音声情報は主制御回路モジュ ール１１の録音チップに保存される。使用者はインタフェース制御モジュール１ ３を利用して本考案を放送モードに切り換えることで、随時入力した音声情報を 試聴することができる。また、外部から本考案を運用した携帯電話に電話があっ た時には、図２に示されるように、携帯電話が基地台の信号を受信した時に出す 一つの応答信号を出せるので、その時に、本考案のアンテナ１６がこの応答信号 を受信して、受信制御モジュール１２をトリガして主制御回路モジュール１１を 作動させ、録音チップに保存した音声データを読み取らせ、音声信号が音声出力 モジュール１５より出力される。これにより使用者が携帯電話の呼出し音を識別 できずに誤って受話器をとったり或いは電話を受け損なうという状況の発生を防 止することができる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案の携帯電話の呼出し装置は、任意の呼出し音声を予め録音でき、外部か ら電話があった時に、独自の呼出し音声で携帯電話使用者を呼び出して携帯電話 使用者が自分への電話を他者への電話と識別できるようしてあり、これにより、 使用者が携帯電話の呼出し音を識別できずに誤って受話器をとったり或いは電話 を受け損なうという状況の発生を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の電気回路ブロック図である。

【図２】本考案の動作フローチャートである。

【符号の説明】

１ ケーシング １１ 主制御回路モジュール １２ 受信制御モジュール １３ インタフェース制御モジュール １４ 音声入力モジュール １５ 音声出力モジュール １６ アンテナ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 一つのケーシング１内にそれぞれ一つの
   主制御回路モジュール１１、受信制御モジュール１２、
   インタフェース制御モジュール１３、音声入力モジュー
   ル１４、音声出力モジュール１５、及びアンテナ１６が
   設けられ、上記アンテナ１６は、携帯電話の応答電波を
   受信し、上記主制御回路モジュール１１は、その内に一
   つの録音チップと、それに関連する主制御回路が設けら
   れて、音声を記録するのに用いられ、且つその他の関連
   回路の動作を制御し、上記受信制御モジュール１２は、
   一つの受信検波回路と信号処理増幅回路とを含み、外部
   より受け取った信号の処理と検知を行い、主制御回路モ
   ジュール１１をトリガし、上記インタフェース制御モジ
   ュール１３は、使用者による録音と放送の操作インタフ
   ェースとされ、使用者が自由に設定し使用するのに便利
   であり、上記音声入力モジュール１４は、内にマイクロ
   ホン回路を有して使用者が音声情報を入力するのに使用
   され、且つ主制御回路モジュール１１の制御を受け、上
   記音声出力モジュール１５は、内にスピーカを有し、外
   部からの電話を受けた時に使用者が予め記録した音声情
   報を放送し、且つ主制御回路モジュール１１の制御を受
   けるものとされ、以上が組み合わされて、携帯電話使用
   者が任意の呼出し音声を録音でき外部からの電話があっ
   た時に該呼出し音声を以て使用者を呼び出せるようにし
   てあり、以上の構成からなる携帯電話の呼出し装置。