JP3049585U - オイルヒーター用反射体の取付け構造 - Google Patents

オイルヒーター用反射体の取付け構造

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JP3049585U
JP3049585U JP1997009470U JP947097U JP3049585U JP 3049585 U JP3049585 U JP 3049585U JP 1997009470 U JP1997009470 U JP 1997009470U JP 947097 U JP947097 U JP 947097U JP 3049585 U JP3049585 U JP 3049585U
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reflector
oil heater
fin
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JP1997009470U
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周三 後藤
▲昇▼ ▲高▼見沢
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Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暖房器具オイルヒーターに組み合わせる反射
体であってオイルヒーターのフィンにこの反射体を着脱
自在でなる固定具を提供する。 【構成】 オイルヒーターのフィン1に着脱自在な固定
具2を具備する反射体3において、この固定具2をブロ
ック状でみぞ状の磁石スリット2aと反射体スリット2
bを夫々のブロック状の面に直交して開口し、磁石スリ
ット2aの底部2cに略短形状の磁石4を固定して構成
し、反射体3は反射体スリット2bに嵌合させ、前記磁
石スリット2aにはオイルヒーターのフィン1の凸部6
に所定の位置にて着脱可能にし、この金属製フィン1の
凸部6の側面と反射体3に固定した磁石スリット2aに
固定した磁石4とが吸着して反射体3が着脱自在に係合
する構成からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、室内暖房器のオイルヒーターの放熱フィンに着脱自在な熱の反射 体の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
此の種の従来の技術として、願番平9−6250号オイルヒーター用反射体の 考案の名称で提供した技術が知られる。 当該従来技術の場合は、反射体に凹形状を設けた固定具のスリット部を前記オイ ルヒーターのフィンに着脱の可能な構造が提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の場合は、反射体に2種類で対からなる形状の異 なる固定具を所定の位置に固定されていることで、2種類の固定具の形状を1種 類に統合すべきという低コストへの課題が残る。
【0004】 そしてまた、従来技術でのオイルヒーターのフィンと反射体に具備した固定具 の着脱構造においては、フィンから簡単に固定具が離脱して不安定で危険な着脱 構造であった。
【0005】 またオイルヒーターのフィンの全長の最長部に係合して着脱する構造であるた め固定具が比較的長く反射体に常時固定されてつきまとうため使用後のシーズン オフ時の反射体の収納スペースが制約されるなどの不利な面が残った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記欠点を解決するために、第1の実施例では図1、図2で示す ように、反射体3をオイルヒーターのフィン1の端面に結合させるために、固定 具2を合成樹脂で成形し、2個の溝状で成る反射体スリット2bと磁石スリット 2aを直交させ、磁石スリット2aの底部2cにこの、磁石スリット2aに嵌合 する短形状の磁石4を固定する構造である。
【0007】 即ち上記反射体スリット2bは所定の固さで反射体3の所定の位置に上部と下 部に夫々2個挾着し、他の磁石スリット2aに固定した磁石4を夫々のフィン1 の側面に吸引させて固定させている。
【0008】 次に、第2の実施例として、図4で示すように、反射体3の上下の所定に位置 して、L字形で反射体3に直立するように固定した固定板5とそれに並列する可 動板5aを止めねじ5bを回動させて、固定板5に開設するねじを介在して固定 板5に近接と後退の可動によってオイルヒーターのフィン1の凸部6を止めねじ 5bの回動によって着脱可能にしてある。
【0009】 また、第3の実施例として、図5で示すように反射体3の所定の位置に上部と 下部にバネ性のあるスリット7で開口するクリップ部7aに、オイルヒーターの フィン1の凸部6をバネ押圧で挾着自在に着脱可能にしてある。
【0010】
【作用】
この考案のオイルヒーター用反射体の取付け構造は、上記のように構成されて いるので、第1実施例における固定具2は、図2で示すように、4個の同一形状 からなるこの固定具2が夫々に反射板3の上部、下部の側面に挾着し、磁石スリ ット2aに固定された夫々の磁石4は図3で示すようにオイルヒーターのフィン 1の凸部6と所定に位置して吸引し磁石4と鉄製のフィン1が固定される。
【0011】 次に、第2実施例においては、図4で示すように、止めねじ5bを矢印方向右 に回すことで可動板5aはねじ穴5dの作用によって固定板5に近接し、フィン 1の凸部6を挾み込んで固定することが出来る。
【0012】 次に、第3実施例においては、金属性などからなるバネ性のある弾力によって クリップ部7aのスリット7にフィン1の凸部6を挾み込んで固定することが出 来る。
【0013】
【実施例】
実施例について図面を参照にして説明すると、図1、図2、図3において、合 成樹脂成形品でブロック状の片面に反射体3の厚みに嵌合着脱自在なみぞ状の反 射体スリット2bを開口し、この反射体スリット2bに直交してオイルヒーター のフィン1の厚さとゆるく嵌合する磁石スリット2aを開口して、このみぞ状の 底部2cに位置して略短形状の磁石4を接着又ははめ込むなどして固定し、この 磁石スリット2aの磁石4はオイルヒーターのフィン1の凸部6を挾みこんで、 金属製のフィン1を前記磁石4を吸引して固着可能で且つ着脱が自在に構成して ある。
【0014】 そして、上記成形品のブロック状に直交する2個の夫々のスリットを開口して なる固定具2は4個同一形状体で反射体3の所定に位置して固定し、それらの固 定具2がオイルヒーターのフィン1と係合することで着脱自在なオイルヒーター のフィン1からの発熱を前方に反射され或いは反射体3の後方には フィン1か らの発熱を遮断する。
【0015】 次に、第2実施例について説明するに、図4に示すごとく、金属製などのL字 形状の固定板5の片面に止めねじ5bの貫通する穴部5cを開口し、この止めね じ5bと相まって移動可能でねじ穴5dを具備してなる可動板5aを固定板5の 他面に沿って移動可能にしてある。
【0016】 そして、これらの相互の可動板5aと固定板5との連係構造は、固定板5の反 射体3側の面に沿ってレール状のみぞを設けて、そのみぞに嵌合する可動板5a の突起状などと組合せて可動板5aを固定板5に近接、後退させてもよい。 (図示せず)
【0017】 そして、これらの相互の固定板5と可動板5aとに挾み込まれるオイルヒータ ーのフィン1の凸部6は止めねじ5bを右矢印方向に回動して可動板5aが固定 板5に矢印方向に近接することで止めねじ5bのしめつけ力の保持力に準じて、 反射体3がオイルヒーターに固定し、止めねじ5bを左方向にゆるめることで、 可動板5aが後退して保持力が解除される着脱自在の構造である。
【0018】 次に第3実施例について説明するに図5に示すごとく、反射体3の上部、下部 の所定の位置に、フィン1に符合するように片面に4個共に同一形状体の固定具 2”を固定して構成する。
【0019】 そして、これらの固定具2”は弾性体でなるバネ性のあるクリップ状で出来、 金属材のバネ材が最適である。 即ち耐熱性が優れ、確実な保持力で固定される構造である。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成、作用するもので次の優れた効果を奏する。 図1、図2及び図3で述べるように、固定具は1品種に統合されて、4個或いは それ以上で夫々共用で使用できるオイルヒーター用反射体の取付構造を提供出来 る。
【0021】 そしてまた、オイルヒーターのフィンの金属製と保持具の磁石とが所定の位置 で吸引固着の安定した確実な保持力で着脱自在なオイルヒーター用反射体の取付 構造を提供出来る。
【0022】 更にまた、オイルヒーターのフィンとの係合が挾着力に無関係に出来ることで フィンの凸部の厚みのバラツキに無関係に確実な保持力で着脱自在なオイルヒー ター用反射体の取付構造を提供出来る。
【0023】 次に、第2実施例においては、図4で述べるように、1品種で統合された固定 具で夫々4個所共用出来、且つねじ固定で強いしめ力で反射板とフィンの固定が 出来ることでオイルヒーターの移動時や反射板への外力などに強く安全な保持力 で着脱自在なオイルヒーター用反射体の取付構造を提供出来る。
【0024】 次に、本考案での第3実施例において、図5で述べるように、1種類の形状に 統合された固定具で夫々4個共用出来且つクリップ状でバネ圧による狭着力で反 射板を保持出来、耐熱性、耐久性に優れたオイルヒーター用反射体の取付構造を 提供出来る。
【0025】 このようにして、上記いずれの本考案での実施例においても、オイルヒーター のシーズンオフでの反射体の保管は小スペースですみ、且つ安価で高品質な利便 性の高いオイルヒーター用反射体の取付構造を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案での第1実施例に係わる斜視図である。
【図2】考案での第1実施例に係わる反射体と組み合わ
せた斜視図である。
【図3】本考案での第1実施例に係わるオイルヒーター
に組み合わせた全体斜視図である。
【図4】本考案での第2実施例に係わるオイルヒーター
に組み合わせた全体斜視図である。
【図5】本考案での第3実施例に係わるオイルヒーター
用反射板の斜視図である。
【符号の説明】
1. フィン 2.2’2”. 固定具 2a. 磁石スリット 2b. 反射体スリット 2c. 底部 3. 反射体 4. 磁石 5. 固定板 5a. 可動板 5b. 止めねじ 5c. 穴部 5d. ねじ穴 6. 凸部 7. スリット 7a. クリップ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルヒーターのフィン(1)に着脱
    自在な固定具(2)を具備する反射体(3)において、
    この固定具(2)は、直交してなるみぞ状の磁石スリッ
    ト(2a)と反射体スリット(2b)でなり、前記磁石
    スリット(2a)の底部(2c)に略短形状の磁石
    (4)を固定したことを特徴とするオイルヒーター用反
    射体の取付け構造。
  2. 【請求項2】 上記の固定具(2)を少なくとも2分
    割でなる固定板(5)と可動板(5a)を重ね近接して
    併合させ、前記固定板(5)は反射体(3)に直立で固
    定し、この固定板(5)には、止めねじ(5b)が貫通
    する穴部(5c)が開口し、この穴部(5c)と軸合す
    る可動板(5a)に設けたねじ穴(5d)に係合して、
    前記止めねじ(5b)の左右回動に準じて、、可動板
    (5a)が固定板(5)に近接と後退の可動によってオ
    イルヒーターのフィン(1)の端部に載置する凸部
    (6)に、ねじ止め着脱可能にしたことを特徴とする請
    求項1記載のオイルヒーター用反射体の取付け構造。
  3. 【請求項3】 固定具(2)において、この固定具
    (2)を弾性材質でなるバネ性を利用し、スリット
    (7)で開口するクリップ部(7a)のフラット部7
    b)を反射体(1)の所定位置に配分固着して、オイル
    ヒーターのフィン(1)の端部に載置する凸部(6)に
    に夫々のクリップ部(7a)を所定の挾着力で着脱可能
    にしたことを特徴とする請求項1記載のオイルヒーター
    用反射体の取付け構造。
JP1997009470U 1997-09-18 1997-09-18 オイルヒーター用反射体の取付け構造 Expired - Lifetime JP3049585U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628875U (ja) * 1992-08-25 1994-04-15 株式会社サカイデザインスタジオ 表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0628875U (ja) * 1992-08-25 1994-04-15 株式会社サカイデザインスタジオ 表示装置

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