JP3049536U

JP3049536U - オゾン水を用いた洗浄装置

Info

Publication number: JP3049536U
Application number: JP1997011225U
Authority: JP
Inventors: 光良佐藤
Original assignee: レイキ株式会社
Priority date: 1997-12-05
Filing date: 1997-12-05
Publication date: 1998-06-19
Anticipated expiration: 2003-12-05

Abstract

(57)【要約】【課題】オゾン水により手洗いすることもできるオゾ
ン水を用いた洗浄装置を提供する。【解決手段】水道水にオゾンを溶解させてオゾン水を
生成し供給するオゾン水供給手段２と、供給されたオゾ
ン水を外部へ排出するオゾン水排出手段３とが、ユニッ
ト化されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、オゾン水を用いた洗浄装置に関する。より詳細には、病院、食品加工工場、給食センター、飲食店、学校等において、食品を調理・加工する人や飲食する人の手、野菜・魚類等の食品、皿・グラス等の食器等をオゾン水により洗浄する装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、食品加工工場等では、野菜や魚類の汚れや臭いをとるために、殺菌・脱臭効果の高いオゾン水を洗浄水として用いる洗浄装置が使用されている。しかしながら、従来のオゾン水を用いた洗浄装置は、洗浄対象物に対してオゾン水を供給する手段は備えるが、供給されたオゾン水を排出する手段は備えていないため、洗浄対象物へ供給されたオゾン水は、工場の床等に垂れ流しとなっていた。そのため、従来の洗浄装置は、上記の使用形態を許容する工場等でのみ適し、そのような使用形態が許されない環境下において、手洗い用として、あるいは野菜や魚類等の洗浄用として使用するには、不向きであった。

【０００３】一方、従来、手を洗う場合、洗剤や石鹸を使用し水道水で洗い流すことにより、手に付着した汚れを洗浄している。しかしながら、水道水による洗浄では、洗剤や石鹸を使用しても手に付着している細菌まで殺菌することは困難である。また、食中毒を防止するという観点から、逆性石鹸を使用して洗浄した後、手にアルコールを噴霧することも行われているが、この場合には、アトピー性皮膚炎や喘息等のアレルギー疾患を誘発するという問題もあった。また、近年、これらを使用しても十分な殺菌効果が得られないということがわかり始めている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記した課題を解消するためになされたものであり、使用場所の制限が少なく、野菜や魚類等の洗浄のために用いることができることはもちろんのこと、通常の蛇口を開閉して水道水で手洗いする場合と同様の使い勝手で殺菌効果の高いオゾン水により手洗いすることもできるオゾン水を用いた洗浄装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、請求項１に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、水道水の送水管が入口側に接続されると共に、内蔵されたオゾン発生器によりオゾンを発生させ、該オゾンを前記送水管から送り込まれる水道水に溶解させてオゾン水を生成するオゾン水生成装置と、該オゾン水生成装置の出口側に電磁弁を介して接続されるオゾン水供給管とを有するオゾン水供給手段と、前記オゾン水供給管の供給口の下方に設けられるオゾン水受けと、該オゾン水受けに接続され、オゾン水を外部へ排出するオゾン水排出管とを有するオゾン水排出手段とが、ユニット化されていることを特徴とする。

【０００６】また、請求項２に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、請求項１に記載の構成において、前記オゾン水供給管の供給口の下方に洗浄対象物が挿入された場合に、該洗浄対象物を感知して、前記電磁弁の作動を制御することにより、前記オゾン水供給手段により供給されるオゾン水の供給を制御するオゾン水供給制御手段を有することを特徴とする。

【０００７】また、請求項３に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、請求項１又は２に記載の構成において、前記オゾン水供給手段により供給されるオゾン水から気化するオゾンを吸引して外部へ排出する手段と、吸引されたオゾンを脱臭する手段を有することを特徴とする。

【０００８】また、請求項４に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、請求項１〜３のいずれかに記載の構成において、装置本体の前方側に形成される開口部に、前記オゾン水供給手段により供給されるオゾン水の外部への飛散を防止する保護カバーが設けられていることを特徴とする。

【０００９】また、請求項５に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、請求項１〜４のいずれかに記載の構成において、前記オゾン水供給手段により供給されるオゾン水中のオゾン濃度が約０．４ｍｇ／ｌ〜約０．８ｍｇ／ｌであることを特徴とする。

【００１０】また、請求項６に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、請求項１〜５のいずれかに記載の構成において、前記オゾン水生成装置に内設された前記オゾン発生器には、通水状態の場合に前記オゾン発生器をＯＮにし、非通水状態の場合に前記オゾン発生器をＯＦＦにするフロースイッチが設けられていることを特徴とする。

【００１１】また、請求項７に記載の本考案のオゾン水を用いた洗浄装置は、請求項１〜６のいずれかに記載の構成において、前記オゾン水供給手段により供給されるオゾン水中のオゾン濃度が所定値以上になると前記オゾン発生器をＯＦＦにするスイッチが設けられていることを特徴とする。

【００１２】

【考案の実施の形態】

以下、図面に示した実施の形態に基づき本考案をさらに詳細に説明する。図１は、本実施の形態に係るオゾン水を用いた洗浄装置１の概略構成図である。図において、２はオゾン水供給手段、３はオゾン水排出手段、４はオゾン水供給制御手段である。

【００１３】オゾン水供給手段２は、送水管２１、オゾン水生成装置２２、電磁弁２３及びオゾン水供給管２４を備えて構成される。送水管２１は、一端が水道の蛇口（図示せず）に接続されると共に、他端がオゾン水生成装置２２の入口側２２ａに接続されている。オゾン水生成装置２２には、電気放電方式によりオゾンを発生させるオゾン発生器２２ｂが内蔵されていて、オゾン水生成装置２２は、オゾン発生器２２ｂにより発生させたオゾンを送水管２１から送り込まれる水道水に溶解させることによりオゾン水を生成する。また、オゾン水生成装置２２の出口側２２ｃには、オゾン水供給管２４が電磁弁２３を介して接続されている。オゾン水生成装置２２内で生成されるオゾン水は、そのオゾン水供給管２４を通じて、オゾン水供給管２４の供給口２４ａから吐出されて、洗浄対象物へ供給される。

【００１４】なお、上記のように構成されるオゾン水供給手段２によれば、オゾン水を供給するにあたり、水道圧で供給可能なため、別途ポンプを設ける必要がない。但し、必要に応じてポンプを付設することももちろん可能である。また、オゾン水供給手段２により供給されるオゾン水中のオゾン濃度は、約０．４ｍｇ／ｌ〜約０．８ｍｇ／ｌであることが好ましい。オゾン濃度が、約０．４ｍｇ／ｌを下回る低濃度のオゾン水では、高い殺菌効果が得られず、また、約０．８ｍｇ／ｌを大きく上回る高濃度のオゾン水では、オゾンの毒性により、人体に健康上の悪影響を及ぼすおそれがあるからである。かかる理由から、オゾン水供給手段２により供給されるオゾン水中のオゾン濃度が低くなり過ぎたり、また、高くなり過ぎたりしないように、オゾン水生成装置２２に内設されたオゾン発生器２２ｂには、通水状態（電磁弁２３がＯＮとなり、オゾン水供給管２４が連通されている状態）の場合にオゾン発生器２２ｂをＯＮにし、非通水状態（電磁弁２３がＯＦＦとなり、オゾン水供給管２４が遮断されている状態）の場合にはオゾン発生器２２ｂをＯＦＦにするフロースイッチ（図示せず）が設けられている。このフロースイッチにより、オゾン水が供給されている間のみオゾン発生器２２ｂがＯＮとなり、オゾン水の供給が停止している場合にはオゾン発生器２２ｂがＯＦＦとなるため、通常、供給されるオゾン水中のオゾン濃度は、上記所定値を超えることがない。

【００１５】しかしながら、洗浄装置１は、人体に対しても使用されることから、上記フロースイッチが破損する等して高濃度のオゾン水が供給された場合には、人体の安全上好ましくない。かかる事態を回避するため、オゾン濃度が所定値以上になるとオゾン発生器２２ｂをＯＦＦにするスイッチ４３を設けることが好ましい。スイッチ４３は、オゾン発生器２２ｂと制御回路４２の間に配設され、オゾン水生成装置２２内に設けられるオゾン濃度検出器２２ｄが所定値以上のオゾン濃度を検出すると、オゾン発生器２２ｂと制御回路４２との電気的接続を解除して、オゾン発生器２２ｂをＯＦＦにする（図２参照）。

【００１６】オゾン水排出手段３は、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの下方に設けられるオゾン水受けであるシンク３１と、オゾン水排出管３２とを備えて構成されている。シンク３１は、図５に示すように、オゾン水供給管２４の供給口２４ａから吐出するオゾン水がシンク底面３１ｂに落下した際に飛び跳ねないように、シンク底面３１ｂを、シンク排水口３１ａに向かって傾斜するように形成することが好ましい。オゾン水排出管３２は、シンク３１のシンク排水口３１ａに接続されており、オゾン水供給手段２により供給されるオゾン水は、このオゾン水排出管３２を通じて、外部へ排出される。なお、排出されたオゾン水は、一定時間が経過すると酸素と水に自然分解するため、何等処理することなく、排水路等にそのまま排水することができる。

【００１７】また、洗浄時において、オゾン水供給管２４の供給口２４ａから吐出するオゾン水が、本体１０の背面側に設けられる通風口７から本体１０の背面部内に飛散するため、図５に示すように、本体１０の背面部内に、飛散するオゾン水を回収し外部へ排出する第二のオゾン水排出管３３を設けることが好ましい。この第二のオゾン水排出管３３は、オゾン水排出管３２の中途に連結され、第二のオゾン水排出管３３に入ったオゾン水が、オゾン水排出管３２を通るオゾン水と一緒に、一つの排出口３２ａから排出されるように配設されている。但し、この第二のオゾン水排出管３３を、オゾン水排出管３２とは別個独立させて配設してもよいことはもちろんである。

【００１８】オゾン水供給制御手段４は、手動スイッチ４１と制御回路４２を備えて構成され、手動スイッチ４１をＯＮにすると、制御回路４２から電磁弁２３に制御信号が送られ、電磁弁２３が作動して、オゾン水供給管２４を連通させ、オゾン水供給管２４の供給口２４ａからオゾン水が供給される。一方、手動スイッチ４１をＯＦＦにすると、制御回路４２を介して電磁弁２３が作動して、オゾン水供給管２４が遮断され、オゾン水の供給が停止する。なお、符号９は、電源コンセントであり、洗浄装置１の電源は、屋内施設で一般に使用されている電源（ＡＣ１００Ｖ）に対応している。

【００１９】オゾン水供給制御手段４のより好ましい形態としては、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの上方に、センサ４４を設けることにより、オゾン水が自動供給されるようにすることが好ましい。（図３及び図５参照）。具体的には、センサ４４は、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの下方に洗浄対象物が挿入された場合に、該洗浄対象物を感知し、制御回路４２に電気信号を送る。制御回路４２は、センサ４４からの電気信号を受けると、電磁弁２３に制御信号を送り、その信号により電磁弁２３が作動して、オゾン水供給管２４を連通させ、オゾン水供給管２４の供給口２４ａからオゾン水が供給される。一方、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの下方から洗浄対象物が取り除かれた場合には、センサ４４がそれを感知し、制御回路４２を介して電磁弁２３が作動して、オゾン水供給管２４が遮断され、オゾン水の供給が停止する。

【００２０】なお、制御回路４２に、タイマー機能を付加して、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの下方に洗浄対象物が挿入された場合に、センサ４４が該洗浄対象物を感知すると、一定時間のみオゾン水が自動供給されるようにしてもよい。かかるタイマー機能に、予め殺菌に必要な洗浄時間を設定しておき、その間オゾン水が供給されるようにすれば、利用者の洗浄時間に対する目安となり、また、利用者は、オゾン水が供給されている間手洗いをすれば、十分な殺菌効果が得られる。また、電磁弁２３を作動させる起点となる手動スイッチ４１とセンサ４４とを任意に切替可能にするため、切替スイッチ４５を設けることが好ましい（図３参照）。この切替スイッチ４５により、利用者は、オゾン水洗浄装置１を任意に自動運転又は手動運転に切り替えることができる。

【００２１】上記のように構成される洗浄装置１は、さらにオゾン水供給手段２により供給されるオゾン水から気化するオゾンを吸引して外部へ排出する手段と、吸引されたオゾンを脱臭する手段を備えて構成されることが好ましい（図４及び図５参照）。具体的には、オゾン水供給手段２により供給されるオゾン水から気化するオゾンを吸引して外部へ排出する手段として、本体１０の背面部内の上部にファン５を設けると共に、吸引されたオゾンを脱臭する手段として、ファン５の下方に触媒６を設けて、洗浄装置１が自動運転の場合、ファン５は、センサ４４が洗浄対象物を感知すると、制御回路４２を介して作動し、本体１０の背面側に形成された通風口７から気化したオゾンを吸引する。吸引されたオゾンは、活性炭や金属酸化物等から構成される触媒６を通過することにより分解され脱臭された後、外部へ排出される。その結果、利用者は、洗浄時において、オゾン臭をほとんど感じることがない。一方、切替スイッチ４５により洗浄装置１を手動運転にした場合は、手動スイッチ４１をＯＮにすることにより、制御回路４２を介してファン５が作動し、上記と同様に、気化したオゾンは通風口７から吸引され、触媒６により脱臭された後、外部へ排出される。なお、ファン５の作動時間は、オゾン供給手段２により供給されるオゾン水の供給開始と同時に開始し、オゾン水の供給が停止するまでの間、又はオゾン水の供給が停止後の所定時間経過後までとすることが好ましい。

【００２２】上記のように構成される洗浄装置１のさらに好ましい形態としては、図５に示すように、本体１０の前方側の開口部上端から下方に湾曲して延びる保護カバー８を設けることが好ましい。この保護カバー８は、オゾン水供給手段２により供給されるオゾン水の外部への飛散、特に利用者の顔等への飛散を防止するために設けられるが、保護カバー８とシンク３１とにより形成される洗浄対象物が挿入される挿入口１１の間隔ができるだけ狭くなるようにして設けることが好ましい。なお、保護カバー８は、洗浄時に洗浄対象物を利用者が外部から確認できるように、透明の強化ガラス又はプラスチック板等により形成されていることが好ましい。

【００２３】上記のように構成される洗浄装置１は、以下のように使用される。すなわち、洗浄装置１が自動運転に設定してある場合には、利用者が、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの下方に手を挿入すると、オゾン水供給管２４の供給口２４ａの上方に設けられたセンサ４４がそれを感知して、制御回路４２を介して電磁弁２３を作動させ、オゾン水供給管２４を連通させる。それにより、オゾン水供給管２４の供給口２４ａからオゾン水が供給され、利用者はそのオゾン水で手を洗浄する。また、オゾン水が供給されるのと同時に、ファン５が作動し、供給されるオゾン水から気化するオゾンは、本体１０の背面側に形成された通風口７から吸引され、触媒６により脱臭された後、外部へ排出される。また、オゾン水供給管２４の供給口２４ａから供給されたオゾン水は、シンク３１に接続されたオゾン水排出管３２を通じて、外部へ排出される。

【００２４】

【考案の効果】

本考案のオゾン水を用いた洗浄装置によれば、オゾン水供給手段とオゾン水排出手段が一つのユニットとして構成されているため、野菜等の洗浄用としてはもちろんのこと、通常の台所施設と同様の感覚で使用でき使い勝手が良いと共に、手洗い用として、病院、学校等の施設内に設置して使用することができる。したがって、使用場所の制限が少ない。また、洗浄水としてオゾン水を用いるため、手等に付着している細菌に対して、高い殺菌効果が得られる。また、オゾン水供給制御手段として、センサにより洗浄対象物を感知し、電磁弁を作動させることにより、オゾン水を自動供給することができる。また、オゾン水から気化するオゾンを吸引して外部へ排出する手段と、吸引されたオゾンを脱臭する手段を備えることにより、洗浄時において、利用者がオゾン臭を感じることがない。また、本体１０の前方側の開口部に、保護カバーを設けることにより、オゾン水供給手段により供給されるオゾン水の外部への飛散を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本考案の実施の形態にかかるオゾン
水を用いた洗浄装置の概略構成図である。

【図２】図２は、オゾン水中のオゾン濃度が所定値以
上になるとオゾン発生器をＯＦＦにするスイッチを備え
たオゾン水を用いた洗浄装置の概略構成図である。

【図３】図３は、洗浄対象物を感知するセンサを備え
たオゾン水を用いた洗浄装置の概略構成図である。

【図４】図４は、オゾン水供給手段により供給される
オゾン水から気化するオゾンを吸引して外部へ排出する
手段と、吸引されたオゾンを脱臭する手段を備えたオゾ
ン水を用いた洗浄装置の概略構成図である。

【図５】図５は、本考案の実施の形態にかかるオゾン
水を用いた洗浄装置の断面図である。

【符号の説明】

１洗浄装置２オゾン水供給手段２１送水管２２オゾン水生成装置２３電磁弁２４オゾン水供給管３オゾン水排出手段３１シンク３２オゾン水排出管３３第二のオゾン水排出管４オゾン水供給制御手段４１手動スイッチ４２制御回路４３スイッチ４４センサ４５切替スイッチ５ファン６触媒７通風口８保護カバー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号ＦＩＣ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｃ０２Ｆ 1/78 1/78 Ｂ０１Ｄ 53/36 Ｆ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】水道水の送水管が入口側に接続されると
共に、内蔵されたオゾン発生器によりオゾンを発生さ
せ、該オゾンを前記送水管から送り込まれる水道水に溶
解させてオゾン水を生成するオゾン水生成装置と、該オ
ゾン水生成装置の出口側に電磁弁を介して接続されるオ
ゾン水供給管とを有するオゾン水供給手段と、前記オゾン水供給管の供給口の下方に設けられるオゾン
水受けと、該オゾン水受けに接続され、オゾン水を外部
へ排出するオゾン水排出管とを有するオゾン水排出手段
とが、ユニット化されていることを特徴とするオゾン水
を用いた洗浄装置。
【請求項２】前記オゾン水供給管の供給口の下方に洗
浄対象物が挿入された場合に、該洗浄対象物を感知し
て、前記電磁弁の作動を制御することにより、前記オゾ
ン水供給手段により供給されるオゾン水の供給を制御す
るオゾン水供給制御手段を有する請求項１に記載のオゾ
ン水を用いた洗浄装置。
【請求項３】前記オゾン水供給手段により供給される
オゾン水から気化するオゾンを吸引して外部へ排出する
手段と、吸引されたオゾンを脱臭する手段を有する請求
項１又は２に記載のオゾン水を用いた洗浄装置。
【請求項４】装置本体の前方側に形成される開口部
に、前記オゾン水供給手段により供給されるオゾン水の
外部への飛散を防止する保護カバーが設けられている請
求項１〜３のいずれかに記載のオゾン水を用いた洗浄装
置。
【請求項５】前記オゾン水供給手段により供給される
オゾン水中のオゾン濃度が約０．４ｍｇ／ｌ〜約０．８
ｍｇ／ｌである請求項１〜４のいずれかに記載のオゾン
水を用いた洗浄装置。
【請求項６】前記オゾン水生成装置に内設された前記
オゾン発生器には、通水状態の場合に前記オゾン発生器
をＯＮにし、非通水状態の場合に前記オゾン発生器をＯ
ＦＦにするフロースイッチが設けられている請求項１〜
５のいずれかに記載のオゾン水を用いた洗浄装置。
【請求項７】前記オゾン水供給手段により供給される
オゾン水中のオゾン濃度が所定値以上になると前記オゾ
ン発生器をＯＦＦにするスイッチが設けられている請求
項１〜６のいずれかに記載のオゾン水を用いた洗浄装
置。