JP3049458U - たこ焼き器 - Google Patents

たこ焼き器

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JP3049458U
JP3049458U JP1997010679U JP1067997U JP3049458U JP 3049458 U JP3049458 U JP 3049458U JP 1997010679 U JP1997010679 U JP 1997010679U JP 1067997 U JP1067997 U JP 1067997U JP 3049458 U JP3049458 U JP 3049458U
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JP1997010679U
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Inventor
邦夫 鈴木
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株式会社愛邦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】たこ焼きを焼き上げる際に、半分だけ焼いたた
こ焼きを上下反対に引っ繰り返す作業を不要にし、焼き
上がったたこ焼きの形状に変化を与える。 【解決手段】二つの金属盤(12a,12b) を相互に上下に重
なり合うように、相互に回動自在に取り付ける。各金属
盤(12a,12b) には、凹部(18a,18b) が、二つの金属盤(1
2a,12b) を重ね合わせたときに、相互に重なり合うよう
に形成されている。各凹部(18a,18b) には、たこを形取
った凹部がさらに形成されている。このたこ焼き器によ
れば、二つの金属盤(12a,12b) を開閉するだけでたこ焼
きをつくることができ、焼き上がったたこ焼きはたこの
形をなす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はたこ焼き器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のたこ焼き器は複数の半球状の凹部が形成された金属盤からなるものであ った。この金属盤は次のように用いられる。先ず、金属盤を熱源の上方に置き、 半球状凹部にたこ焼き用の食材を入れ、食材を加熱する。この食材が熱により、 ある程度固まったときに、千枚通しなどの先の尖った道具を用いて、ある程度固 まった食材を上下反対にひっくり返し、残りの半分を焼き上げる。これにより、 ほぼ球形のたこ焼き器が焼き上がる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近年、たこ焼き器を家庭でつくることが流行しており、そのため、家庭用のた こ焼き器が種々提供されている。しかしながら、それらのたこ焼き器は何れも、 上述したたこ焼き器のように、まず半分を焼き上げた後、上下反対にひっくり返 して残りの半分を焼き上げるという形式のたこ焼き器であるため、家庭用のたこ 焼き器としては不適であった。半分だけ焼いたたこ焼きを上下反対にひっくり返 すことは不慣れな者にとっては難しい作業であり、必ずしも上手にできるもので はなく、また、たこ焼きを上下反対に引っ繰り返すときに、加熱された金属盤に 手が触れてしまう恐れも少なくなかったからである。
【0004】 また、何れのたこ焼き器によっても、焼き上がったたこ焼きの形状は球形であ り、変化に乏しく、興味を引くようなものではなかった。
【0005】 本考案はこのような従来のたこ焼き器、特に、家庭用のたこ焼き器の問題点に 鑑みてなされたものであり、たこ焼きを焼き上げる際に、半分だけ焼いたたこ焼 きを上下反対に引っ繰り返す作業が不要であるとともに、焼き上がったたこ焼き の形状が変化に富むものであるたこ焼き器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、相互に上下に重なり合うように、相互に 回動自在に取り付けられた二つの金属盤と、前記二つの金属盤の各々に取り付け られた非伝熱性材料からつくられた把手と、からなるたこ焼き器を提供する。前 記二つの金属盤の各々には相互に向かい合う面に少なくとも一つの凹部が、前記 二つの金属盤を重ね合わせたときに相互に重なり合うように、形成されており、 前記二つの金属盤の各々に形成された凹部のうち少なくとも一つには凸状又は凹 状の所定の模様が、該たこ焼き器により焼き上げられたたこ焼きの表面にこの模 様が凹状又は凸状に形成されるように、設けられている。さらに、前記二つの金 属盤の少なくとも何れか一方の側縁部には、前記二つの金属盤を相互に開いたと きに他方の金属盤に向かって延びている平板部が形成されている。この平板部は 、前記二つの金属盤を相互に開いたときに前記二つの金属盤の間に生じる隙間を 塞ぐものとしての作用を奏する。
【0007】 本考案に係るたこ焼き器は以下のように用いられる。先ず、相互に回動自在に 取り付けられている二つの金属盤を相互に開いた状態にする。この状態で、二つ の金属盤の各々に設けられた凹部にたこ焼き用の食材を入れた後、二つの金属盤 を加熱する。食材が熱によりある程度固まったときに、二つの金属盤を相互に回 動させ、二つの金属盤を上下に重ね合わせる。すなわち、一方の金属盤を他方の 金属盤の上に重ねる。ある程度の時間が経過した後、二つの金属盤を相互に開く と、一方の金属盤の凹部内にたこ焼きが焼き上がっている。
【0008】 このように、本考案に係るたこ焼き器によれば、従来のたこ焼き器のように千 枚通しなどの先端が尖っている部材を用いて、半分だけ焼き上がっているたこ焼 きを上下反対に引っ繰り返す作業はもはや不要になる。
【0009】 さらに、本考案に係るたこ焼き器における各金属盤の凹部には凸状又は凹状の 所定の模様が形成されている。このため、焼き上がったたこ焼きの表面には、そ の模様がそのまま形成されることになり、単なる球形のたこ焼きとは異なり、つ くる際にも、また、食べる際にも興味が増す。例えば、たこを形取った模様を形 成すれば、たこ焼きの名称と形状とが実際に一致することになり、一層の興味を 引く。
【0010】 また、本考案に係るたこ焼き器における金属盤の一方又は双方の側縁部には、 他方の金属盤に向かって延びる平板部が形成されている。この平板部は、二つの 金属盤を相互に開いたときに二つの金属盤の間に生じる隙間を塞ぐように形成さ れる。このため、たこ焼き器の下方に位置する熱源からの炎又は熱が二つの金属 盤の間の隙間を介して上方に伝わることを防止することができ、たこ焼きをつく っている間に作業者が熱気を受け、場合によっては、火傷を負うことを防止する ことができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1乃至図5に本考案に係るたこ焼き器の一実施形態を示す。図1は本実施形 態に係るたこ焼き器を上方から見たときの平面図、図2は下方から見たときの底 面図、図3は図1のB−B断面における断面図、図4はA−A断面における断面 図、図5は斜視図である。
【0012】 本実施形態に係るたこ焼き器10は、図1に示すように、一対の金属盤12a ,12bと、各金属盤12a,12bにボルト及びナットを介して取り付けられ た把手14a,14bとからなる。 把手14a,14bはプラスチック、セラミックなどの非伝熱性材料からつく られている。このため、後述するように金属盤12a,12bを加熱したときに 、その熱が把手14a,14bには伝わりにくいようになっている。
【0013】 一対の金属盤12a,12bは二つの蝶番16a,16bを介して相互に取り 付けられている。このため、一対の金属盤12a,12bは蝶番16a,16b を中心として相互に回動可能であり、一方の金属盤を回動させることにより、二 つの金属盤12a,12bを相互に開いたり(図1に示す状態)、あるいは、二 つの金属盤12a,12bを相互に閉じたり、すなわち、一方の金属盤を他方の 金属盤上に重ね合わせることができる(図5に示す状態)。
【0014】 図1に示すように、一対の金属盤12a,12bの表面には、1列に付き4個 のほぼ半球状(図3参照)の凹部18a,18bが2列にわたって形成されてい る。このうち、一方の列の凹部18aには、たこを形取った凹部がさらに形成さ れている。たこを形取った凹部は、たこの目を形取った凹部20a、たこの鼻を 形取った凹部20b、たこの足を形取った4つの凹部20cからなる。他方の列 の凹部18bには、たこの足を形取った4つの凹部20cのみがさらに形成され ている。
【0015】 金属盤12aにおいては、凹部18aの列は他方の金属盤12bから離れて設 けられており、凹部18bの列は他方の金属盤12bに隣接して設けられている 。一方、金属盤12bにおいては、凹部18aの列は他方の金属盤12aに隣接 して設けられており、凹部18bの列は他方の金属盤12aから離れて設けられ ている。すなわち、各金属盤12a,12bにおける凹部18a,18bの列は 、二つの金属盤12a,12bを相互に上下に重ね合わせたときに、凹部18a と凹部18bとが重なり合うように配置されている。
【0016】 金属盤12aの側縁部には、他方の金属盤12bに向かって延びている平板部 22が形成されている。二つの金属盤12a,12bの間には、二つの金属盤1 2a,12bを蝶番16a,16bで連結することに起因して、隙間が生じてい る。平板部22は、この隙間を塞ぐ作用を奏する。
【0017】 以上のような構造を有する本実施形態に係るたこ焼き器は以下のようにして用 いられる。
【0018】 先ず最初に、図1に示すように、二つの金属盤12a,12bを相互に開いた 状態にする。次いで、二つの金属盤12a,12bの各々に形成されている凹部 18a,18bにたこ焼き用の食材を流し込み、金属盤12a,12bひいては たこ焼き用の食材を加熱する。
【0019】 たこ焼き用の食材は加熱されると、固まってくる。食材がある程度固まったと きに、二つの金属盤12a,12bを蝶番16a,16bを中心として相互に回 動させ、図5に示すように、二つの金属盤12a,12bを上下に重ね合わせる 。さらに、ある程度の時間加熱した後、二つの金属盤12a,12bを相互に開 くと、下方に位置している金属盤12a又は12bの凹部18a又は18b内に たこ焼きが焼き上がっている。
【0020】 このように、本実施形態に係るたこ焼き器によれば、二つの金属盤12a,1 2bの開閉作業だけでたこ焼きを焼き上げることができる。このため、従来のた こ焼き器のように、千枚通しなどの先端が尖っている部材を用いて、半分だけ焼 き上がっているたこ焼きを上下反対に引っ繰り返す作業は不要である。
【0021】 さらに、本実施形態に係るたこ焼き器においては、一対の金属盤12a,12 bの凹部18a,18bには凹部20a,20b,20cからなるたこの形をし て凹部が形成されている。このため、焼き上がったたこ焼きの表面には、そのた この形状が凸状に形成される。このため、従来のたこ焼き器による単なる球形の たこ焼きとは異なり、つくるときや実際に食べるときの興趣が増す。
【0022】 また、平板部22は、一対の金属盤12a,12bを相互に開いたときに二つ の金属盤12a,12bの間に生じる隙間を塞ぐ。このため、たこ焼き器の下方 に位置する熱源からの炎又は熱が二つの金属盤12a,12bの間の隙間を通っ て上方に伝わることを防止することができ、たこ焼きをつくっている間に作業者 が熱気を受け、場合によっては、火傷を負うことを防止することができる。
【0023】 なお、上述の実施形態は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変更が 可能である。例えば、本実施形態においては、焼き上がったたこ焼きの表面にた この形状を形成するために、たこを形取った凹部20a,20b,20cを用い たが、それらの凹部の代わりに、たこを形取った凸部を形成することもできる。 この場合には、焼き上がったたこ焼きの表面にはたこの形が凹状に形成されるこ とになる。
【0024】 また、上述の実施形態においては、平板部22は、金属盤12aにのみ設けた が、金属盤12a及び12bの双方に設けてもよい。この場合には、各金属盤1 2a,12bに設けられた平板部20が相互に重なり合わないように、各金属盤 12a,12bの間の隙間を分割して塞ぐようにすればよい。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、二つの金属盤の開閉作業を行うだけで、たこ 焼きをつくることができ、従来のたこ焼き器では必要とされていた、千枚通しに よるたこ焼きの反転作業を不要とすることができる。
【0026】 また、焼き上がったたこ焼きはたこその他所望の形に形成されるので、一層の 食趣を誘う。
【0027】 さらに、二つの金属盤の一方又は双方に設けられた平板部によって、たこ焼き 器の下方に位置する熱源の熱又は炎が上方に移行することを防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係るたこ焼き器の一実施形態の
上方から見たときの平面図である。
【図2】図1に示したたこ焼き器の底面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】図1のA−A線における断面図である。
【図5】図1に示したたこ焼き器の斜視図である。
【符号の説明】
10 たこ焼き器 12a,12b 金属盤 14a,14b 把手 16a,16b 蝶番 18a,18b 凹部 20a,20b,20c たこの形の凹部 22 平板部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に上下に重なり合うように、相互に
    回動自在に取り付けられた二つの金属盤と、 前記二つの金属盤の各々に取り付けられた非伝熱性材料
    からつくられた把手と、 からなるたこ焼き器であって、 前記二つの金属盤の各々には相互に向かい合う面に少な
    くとも一つの凹部が、前記二つの金属盤を重ね合わせた
    ときに相互に重なり合うように、形成されており、 前記二つの金属盤の各々に形成された凹部のうち少なく
    とも一つには凸状又は凹状の所定の模様が、該たこ焼き
    器により焼き上げられたたこ焼きの表面にこの模様が凹
    状又は凸状に形成されるように、設けられており、 前記二つの金属盤の少なくとも何れか一方の側縁部に
    は、前記二つの金属盤を相互に開いたときに他方の金属
    盤に向かって延びている平板部が形成されており、この
    平板部は、前記二つの金属盤を相互に開いたときに前記
    二つの金属盤の間に生じる隙間を塞ぐものであるたこ焼
    き器。
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