JP3049443U - 車両保護カバー - Google Patents

車両保護カバー

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JP3049443U
JP3049443U JP1997011047U JP1104797U JP3049443U JP 3049443 U JP3049443 U JP 3049443U JP 1997011047 U JP1997011047 U JP 1997011047U JP 1104797 U JP1104797 U JP 1104797U JP 3049443 U JP3049443 U JP 3049443U
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vehicle
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JP1997011047U
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美君 周
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美君 周
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両保護カバーの提供。 【解決手段】 多層式断熱材料101で形成された主体
を有し、該主体が複数条の水平方向及び垂直方向の折り
線12、13で中間部15とその両側のカバー体14に
区分され、該中間部15の後端に粘着帯17、18が設
けられ、フック付き前バンド11と伸縮調整可能なフッ
ク付き後ろバンド10が多層式断熱材料101の前端と
後端に硬質体102で固定され、前端にある硬質体10
2の上部にハンドル170が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の、車両の遮光、盗難防止専用の保護カバーに関し、さらに詳し くは、どのような車種にも対応して保護カバーの寸法を変化させられ且つ複数の 人が敷設する必要がなく、折り畳んで収納でき、遮光と盗難防止効果を有し、敷 設及び収納が容易であるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在ある車両の遮光装置には数種類があるが、その中、伝統的な遮光カバーA (図1、2)は遮光効果を有しているとはいえ、以下のような欠点を有していた 。 第1に、遮光カバーAの重量は比較的重く、一人で敷設或いは収納しようとす ると力及び時間がかかった。 第2に、遮光カバーAを車両に敷設するときには、何人かで前後に引っ張らな ければ完全に車体を被覆することができず、敷設に人力と時間がかかった。 第3に、遮光カバーAの体積は大きく、敷設の後に洗浄或いは整理する上で不 便で面倒であった。 第4に、車内の物を取り出したり或いは車内に入れる場合に、遮光カバーAの 片側を図2のように折り返すか或いはドア部分にスライドファスナーを使用した 遮光カバーではそれを開けてから車のドアBを開けて物品を取り出す必要があり 、使用上面倒であった。 第5に、旅行中など車中で眠る場合、遮光カバーAはその本来の目的を果たす ことはできず、遮光カバーAが車両全体を被覆しているため、車内の人は蒸し暑 さを感じ、通風が不良となり快適でなくなるため、実用性に劣っていた。
【0003】 このため、遮光カバーAの欠点を改善するものとして、すでに遮光カバーC( 図3)があるが、この遮光カバーCは装置上は相当に改善されて、実用的であり 、普及もしているが、車体の形態が異なると使用できず、ある特定の車種形態に しか使用できず、且つ単に車体の上面を被覆するだけであるため、使用上、以下 のような欠点を有していた。 第1に、遮光カバーCは車体上面を簡単に被覆できるとはいえ、敷設や巻取り 上は簡単であるが、ただし、両側の車の窓の遮光機能はないため遮光機能は完全 とはいえなかった。 第2に、車種形態や寸法が異なる場合、比較的大きな車種形態では固定できな かったり、比較的小さい車種形態では、全体に重畳や皺ができ、遮光効果に影響 を生じた。 第3に、特定の車種形態にしか使用できず、適用性に劣り、使用範囲が限られ た。
【0004】 また、夏の暑い日には、車体内部の温度は摂氏55〜65度程度にも達し、車 内のメーターやシート及び他の部品が高温にさらされることで、損壊しやすい。 ゆえに遮光のための製品が生じて、市場には各種の製品が出回っているが、それ らのほとんどは車内の遮光を目的とするもので、車内で各窓に張りつけるロール スクリーンや遮光紙などがある。ただしそれらの遮光断熱効果は有限であり、実 験の結果では、摂氏33度の温度で車体に照射したところ、ロールスクリーンや 遮光紙は摂氏約10度しか温度を下げることができず、断熱効果に劣っていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上述の周知の遮光カバーA、遮光カバーCの実用効果の点で増進すべ き必要を有していることを鑑み、敷設、収納、操作が簡単で、各種の車の形態に 対応でき、良好な遮光効果を提供できる、一種の車両保護カバーを提供しようと するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、多層式断熱材料101で形成された主体を有し、該主体が 複数条の水平方向及び垂直方向の折り線12、13で中間部15とその両側のカ バー体14に区分され、該中間部15の後端に粘着帯17、18が設けられ、フ ック付き前バンド11と伸縮調整可能なフック付き後ろバンド10が多層式断熱 材料101の前端と後端に硬質体102で固定され、前端にある硬質体102の 上部にハンドル170が設けられ、以上の構成からなる車両保護カバーとしてい る。
【0007】 請求項2の考案は、多層式断熱材料101の内面に等距離或いは不等距離に吸 着装置19が配置され、該吸着装置19の横に延伸線190が設けられ、多層式 断熱材料101に設けられた孔100内に通されて、該延伸線190が吸着装置 19を吸着部より分離させるのに用いられるようにしてあることを特徴とする、 請求項1に記載の車両保護カバーとしている。
【0008】 請求項3の考案は、多層式断熱材料101で形成された主体を有し、該主体が 複数条の水平方向及び垂直方向の折り線12、13で中間部15とその両側のカ バー体14に区分され、該中間部15の後端に粘着帯17、18が設けられ、ハ ンドル170が多層式断熱材料101の前端に設けられた硬質体102上に設け られており、多層式断熱材料101の前端に設けたフック付き前バンド11を取 り外して多層式断熱材料101上に置き、カバー体14を中間部15に向けて折 り、続いて中間部15を水平方向の折り線12で折り重ね、粘着帯17、18を 止め合わせることで、多層式断熱材料101の後端に固定されたフック付き後ろ バンド10が係止されている車体のトランク内に収納可能とされ、以上の構成か らなる車両保護カバーとしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案は多層式断熱材料で形成した保護カバーとされ、該保護カバーが複数条 の水平方向及び垂直方向の折り畳み線で両側のカバー体とその中間の中間部に分 けられ、中間部の中央部分の前端から後端へと次第に小さくなり且つ水平方向の 折り線と相互に垂直をなす区域が形成され、これにより保護カバーが展開及び折 り畳み可能とされ、保護カバー後端に設けられた粘着帯を止め合わせることで折 り畳んだ状態を保持でき、また保護カバー前端の硬質体上に設けられたハンドル を以て引っ張ることができるものとされ、また、保護カバー前端と後端にフック 付き前バンドと長さ調整可能なフック付き後ろバンドがそれぞれ設けられてフッ ク付き後ろバンドが車体のトランク内に係止可能とされ、且つフック付き後ろバ ンドの長さを車の長さに応じて調整できるようにしてあり、また保護カバーに等 距離又は不等距離に設けられた吸着装置により保護カバーが車体に付着可能とさ れて、断熱、遮光効果を達成でき、機密性を有し、また盗難防止効果を有するも のとされている。
【0010】
【実施例】
本考案の構造設計については、図4、5を参照されたい。本考案の車両保護カ バーは、多層式断熱材料101で形成された保護カバー1を主体とし(図6参照 )、保護カバー1内面は軟質材料で製造され、ゆえに保護カバー1を敷設すると きに車体の塗装を傷つけない。該多層式断熱材料101の前後端それぞれに硬質 体102、103が設けられ、並びに引伸し或いは収納しやすいフック付き後ろ バンド10及びフック付き前バンド11が連結され、フック付き後ろバンド10 により各種の車体長さに応じて調整が行え、且つフック付き前バンド11とフッ ク付き後ろバンド10により車体に係止できる。また保護カバー1は複数条の水 平方向及び垂直方向の折り線12、13により両側のカバー体14と中間部15 に区分され、中間部15の中央部分に前端から後端に向けて次第に小さくなる水 平方向の折り線12と垂直をなす区域16が形成され、保護カバー1が敷設或い は折り畳まれ、並びに保護カバー1の後端に設けられた粘着帯17、18が止め 合わされて、同時に保護カバー1前端の硬質体102上のハンドル170で持ち 上げられる。また、保護カバー1上に等距離或いは不等距離に吸着装置19が設 けられ、該吸着装置19の横に延伸線190が設けられ、吸着装置19の横の孔 100に該延伸線190が通されて、車両に付着した吸着装置19を引き離すこ とができるようにしてある。
【0011】 使用時には、フック付き後ろバンド10を車体のトランク21内に係止させた 後で、フック付き後ろバンド10の長さを各種車体の長さに応じて調整すると、 その後にはフック付き後ろバンド10の長さを変更する必要はない。さらに保護 カバー1及びその両側のカバー体14を展開し車体上面と窓20を被覆し、並び にフック付き前バンド11を車体の前カバー22部分に係止し、保護カバー1の カバー体14で窓20を覆い、並びに吸着装置19を窓20上に吸着させる(図 7参照)。
【0012】 もし休息する場合或いは車内の物品を取り出す場合には、まず保護カバー1の カバー体14の吸着装置19の横の延伸線190を引っ張り、吸着装置を窓20 より分離させ、その後、さらにカバー体14を折り返せばよい(図8参照)。
【0013】 また、図9に示されるように、保護カバー1を使用しない時は、まずフック付 き前バンド11を車体の前カバー22より取外し、それから両側のカバー体14 を保護カバー1の中間部15に向けて折り畳み、続いて中間部15の各一つの部 分を水平方向の折り線12に沿って折り合わせて一体となし、並びに粘着帯17 、18を止め合わせて、フック付き後ろバンド10の係止されている車体のトラ ンク21内に収納する(図10参照)。
【0014】 総合すると、本考案の構造、操作方式は各種の異なる規格の自動車の外形に適 応する(図11参照)。
【0015】
【考案の効果】
本考案の効果は以下のとおりである。 1.本考案の保護カバーは複数条の水平方向及び垂直方向の折り線で複数の部 分に分けられており、それらを相互に折り重ねて一体とし並びに粘着帯で固定す ることができ、収納が簡単に行える。 2.本考案は記憶性のある折り線を利用しており、折り畳んでの収納及び展開 しての使用にも便利である。 3.本考案はフック付き後ろバンドで車体のトランクに係止され、フック付き 後ろバンドの長さを車体の長さに合わせて調整でき、その後にはフック付き後ろ バンドの長さを調整する必要がなく、使用時にすぐにフック付き前バンドとフッ ク付き後ろバンドを係止でき、その使用が簡単である。 4.本考案はフック付き後ろバンドで車体のトランク内に係止されているため 窃盗を防止できる。 5.本考案は車内で休息したり或いは車内の物品を取り出す時、保護カバー両 側のカバー体を折り返すだけでよく、保護カバー全体を取り外したり折り畳む必 要がなく、遮光を達成し、機密性に優れている。 6.本考案は操作が簡単で、盗難防止効果を有し、実用性が高い。 7.本考案は構造が簡単で、大量生産可能であり、経済的な利益を得られる。 8.本考案の保護カバーは車の上面と窓を被覆でき、光線を車内に投射させに くく、断熱効果に優れている。 9.本考案の吸着装置は保護カバーと車体の間で一つの空間を形成して吸気を 対流させるため、車内の温度が非常に高くなるのを防止できる。 10.本考案の保護カバーは断熱性と防水性を有する材料で製造され、使用上 、雨水や酷暑にさらされることによる保護カバー材質の破壊が防止され、また内 層材質は軟性材質とされているため、車体の塗装を傷つけない。 11.本考案は周知の遮光装置とは異なり、車体上面と窓、即ち車体の外面を 被覆するため、車内の温度を少なくとも摂氏20度は下げることができ、周知の 遮光装置に比べてその降温効果、車体及び車内設備保護の効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の巻取り式の遮光カバーの使用状態表示図
である。
【図2】周知の巻取り式の遮光カバーの不使用時或いは
車内の物品を取り出す時の状態表示図である。
【図3】周知のもう一種の遮光カバーの使用状態表示図
である。
【図4】本考案の上方から見た立体図である。
【図5】本考案の底面図である。
【図6】本考案の保護カバーを形成している多層式断熱
材料の構造表示図である。
【図7】本考案の使用状態表示図であり、車両を被覆し
ている状態を示す。
【図8】本考案の使用状態表示図であり、休息する場合
或いは車内の物を取り出す時の状態を示す。
【図9】本考案の折り畳み状態表示図である。
【図10】本考案の、折り畳んで車体のトランク内に収
納する時の状態表示図である。
【図11】本考案の、別形式の車体への使用状態表示図
である。
【符号の説明】
A 遮光カバー B ドア C 遮光カバー 1 保護カバー 10 フック付き後ろバンド 11 フック付き前バンド 100 孔 101 断熱材料 102 硬質体 103 硬質体 12 水平方向の折り線 13 垂直方向の折り線 14 カバー体 15 中間部 16 区域 17 粘着帯 18 粘着帯 19 吸着装置 190 延伸線 2 車両 20 窓 21 トランク 22 前カバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層式断熱材料101で形成された主体
    を有し、該主体が複数条の水平方向及び垂直方向の折り
    線12、13で中間部15とその両側のカバー体14に
    区分され、該中間部15の後端に粘着帯17、18が設
    けられ、フック付き前バンド11と伸縮調整可能なフッ
    ク付き後ろバンド10が多層式断熱材料101の前端と
    後端に硬質体102で固定され、前端にある硬質体10
    2の上部にハンドル170が設けられ、以上の構成から
    なる車両保護カバー。
  2. 【請求項2】 多層式断熱材料101の内面に等距離或
    いは不等距離に吸着装置19が配置され、該吸着装置1
    9の横に延伸線190が設けられ、多層式断熱材料10
    1に設けられた孔100内に通されて、該延伸線190
    が吸着装置19を吸着部より分離させるのに用いられる
    ようにしてあることを特徴とする、請求項1に記載の車
    両保護カバー。
  3. 【請求項3】 多層式断熱材料101で形成された主体
    を有し、該主体が複数条の水平方向及び垂直方向の折り
    線12、13で中間部15とその両側のカバー体14に
    区分され、該中間部15の後端に粘着帯17、18が設
    けられ、ハンドル170が多層式断熱材料101の前端
    に設けられた硬質体102上に設けられており、多層式
    断熱材料101の前端に設けたフック付き前バンド11
    を取り外して多層式断熱材料101上に置き、カバー体
    14を中間部15に向けて折り、続いて中間部15を水
    平方向の折り線12で折り重ね、粘着帯17、18を止
    め合わせることで、多層式断熱材料101の後端に固定
    されたフック付き後ろバンド10が係止されている車体
    のトランク内に収納可能とされ、以上の構成からなる車
    両保護カバー。
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