JP3049284U - 密封したプラスチックダンボール及び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。 - Google Patents
密封したプラスチックダンボール及び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックダンボールやアクリルシート
を利用して空気層をつくり、それを窓ガラスや壁面に装
着することにより、断熱性・保温性を有し室内を快適に
し、エアコンなどの消費電力の省力化を計る。 【構成】 プラスチックダンボールを密封し、アクリ
ルシートには5mm程度の厚みの縁どりを施して空気層
を作り、それを断熱をしたい場所に装着する。
を利用して空気層をつくり、それを窓ガラスや壁面に装
着することにより、断熱性・保温性を有し室内を快適に
し、エアコンなどの消費電力の省力化を計る。 【構成】 プラスチックダンボールを密封し、アクリ
ルシートには5mm程度の厚みの縁どりを施して空気層
を作り、それを断熱をしたい場所に装着する。
Description
【0001】
本考案は、室内の壁や天井・床・窓などの建築の分野において 断熱又は保温 手段に係わることであり、詳しくはプラスチックダンボール及び、加工したアク リルシートを利用して作られた窓板・タイルに関することである。
【0002】
従来、この種の建築に用いられる壁として土塀・タイル・ベニヤ板・コンクリ ート・クロスなどを利用し、窓には、ガラスを利用するものが知られている。こ れらは特に装飾・壁材・明かり取りとしての役割は果たすが、主な目的で断熱・ 保温という点に欠けていた。
【0003】
室内壁に土塀やタイル・クロス・ベニヤ板・コンクリートなどを利用した場合 専門の技術を要し、又その工事費も高額なので改装なども手軽にできないとい う問題を有していた。
【0004】 土塀やタイル・壁紙・クロス・ベニヤ板・コンクリートなどは、単独での保温 効果がなく、特にガラスは眺望や採光を考慮し、大きくとればとるほど多くの熱 量が室内に流入あるいは、流出してしまい室内を快適温度にしようとした場合、 年中冷暖房器具を使用し、その為の消費電力にかなりの金額がかかるという問題 点を有していた。
【0005】 また、窓の場合 断熱のため二重ガラスや二重サッシが用いられているが単体 ガラスをそれらに変えようとした場合、サッシごと取換えねばならずそれに伴う 施工も、かなりの金額がかかるという問題を有していた。
【0006】 また、従来の壁に使用されている一般の建築材料は、それ自身に水分を含んで いる事と熱を伝えやすいという性質から、気温変化による結露を起こし、その為 カビやダニを発生しやすいという問題を有してきた。
【0007】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、室内の温度を壁面・窓ガラスから逃さず、衛生的で しかも簡単に取り付け取り外しのできる、プラスチックダンボール及び、加工し たアクリルシートの窓板やタイルを提供しようとするものである。
【0008】
上記目的を達成するために、室内の壁・天井・床・窓に空気層を作るという方 法からなるもので、考案における窓板及びタイルは 厚さ2mmから15mmく らいの中空のプラスチックダンボールの断面を密封したもの及び、アクリネシー トを加工したものである。
【0009】
中空のシートであるプラスチックダンボールは、その断面を密封されることに よりできた空気層で、断熱効果を持つため壁面や窓ガラスに装着すると室内の温 度を逃がさない保温効果を持つようになる。
【0010】
実施例について、図面を参照して説明する。 図1において、プラスチックダンボールは素材にポリエチレン又はポリプロピ レン、又はポリカーボネイトなどを用い、押し出し成型加工により厚み2mm〜 15mm程度の肉厚を有する中空のシート状に形成されている。 そのシートの対向する二断面はテープや粘土、樹脂などを使い密封する(図2) その片面に両面テープや接着剤などを貼り付けておく。
【0011】 又、美観効果を上げるため、断面にフレームを被すことにより密封しても良い 。(図3)
【0012】 又、室内の温度を反射させて熱効果をあげる為にアルミのシートを表面に貼り つけても良い。
【0013】 又、アクリルシートを用いて窓ガラスとの間に空気層を持たせるために、プラ スチックダンボールや樹脂などを使って加工する事により、眺望や採光に影響す る事無く同じ効果を得ることができる。
【0014】
この考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0015】 密封されたプラスチックダンボールにより、空気の層が断熱性を有し、又重量 も軽く、用途に合わせて必要とする寸法での加工も容易で、単価も安くおさえら れる。
【0016】 又、テープや接着剤で装着できるので専門技術などいらず、誰でも貼ることが でき、油性のインクを使えばペイントもできるので、ファッション性も優れてい る。
【0017】 又、素材がプラスチックなので、結露や湿気によるカビや腐食の心配がなく、 衛生的で半永久的に使用できる。
【0018】 又、壁や窓材として使用することにより、室内での保温効果が高まるので冷暖 房の熱を窓から逃さず、消費電力の省力化に優れている。
【提出日】平成9年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、窓の建築分野において、断熱又は保温手段に係わることであり、詳 しくはプラスチックダンボール及び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓 板に関することである。
【0002】
従来、窓には、ガラスを利用するものが知られている。これらは特に装飾・明 かり取りとしての役割は果たすが、主な目的で断熱・保温効果という点に欠けて いた。
【0003】
窓ガラスは眺望や採光を考慮して窓枠を大きくとるほど、多くの熱量が室内に 流入あるいは流出してしまい、室内を快適温度にしようとした場合、年中冷暖房 器具を必要とし、そのための電力料などに相当の金額負担が必要となるという問 題点を有していた。
【0004】 また、窓の場合、断熱のため二重ガラスや二重サッシが用いられているが単体 ガラスをそれらに変えようとした場合、サッシごと取り換えねばならず、それに 伴う施工も、相当の金額がかかるという問題を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、室内の温度を窓ガラスから逃さず、衛生的でしかも 容易に取り付け,取り外しのできるプラスチックダンボール及び、アクリルシー トを加工した断熱窓板を提供しようとするものである。
【0006】
上記目的を達成するために、室内の窓に空気層を作るという方法からなるもの で、考案における断熱窓板は窓に貼り付け可能な厚みの中空のプラスチックダン ボールの断面を密封したもの及び、アクリルシートを加工したものを窓ガラスに 貼り付けることによる。
【0007】
中空のシートであるプラスチックダンボールは、その断面が密封されることに よりできる空気層で断熱効果を持つため、窓ガラスに装着すると室内の温度を逃 がさないため、保温効果を持つようになる。
【0008】
実施例について、図面を参照して説明する。 図1において、中空のプラスチックダンボールは素材にポリエチレンまたはポリ プロピレン、または、ポリカーボネイトなどを用い、厚み2mm〜15mm程度 の窓に取り付け可能な肉厚を有するものを使用する。そのシートの対向する二断 面はテープや粘土、樹脂などを使い密封する。(図2) そのシートの片面に両面テープや接着剤などを貼り付けておく。
【0009】 又、美観効果を上げるため、断面にフレームを被せることにより密封してもよ い。(図3)
【0010】 又、室内の温度を反射させて熱効果をあげる為にアルミのシートを表面に貼り つけても良い。
【0011】 又、アクリルシートを用いる場合、窓ガラスとの間に空気層を持たせるために 、プラスチック板や樹脂などをアクリルシートの四辺に貼り付けたものを窓ガラ スに貼ることによってできる空気層により、プラスチックダンボールと同様の断 熱・保温効果を得ることができ、又アクリルシートを使うことによりガラス同様 の眺望や採光を得ることができる。(図4)
【0012】
この考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0013】 密封されたプラスチックダンボール及びアクリルシートを加工したことにより 、空気の層が断熱性を有し、又重量も軽く、用途に合わせて必要とする寸法での 加工も容易で、単価も安くおさえられる。
【0014】 又、テープや接着剤で装着できるので専門技術などいらず、誰でも貼ることが でき、油性のインクを使えばペイントもできるので、ファッション性にも優れて いる。
【0015】 又、素材がプラスチックなので、結露や湿気によるカビや腐食の心配がなく、 衛生的で半永久的に使用できる。
【0016】 又、窓ガラスに使用することにより、冷暖房の熱量を窓から逃さないため、室 内の保温効果が高まり、消費電力の省力化に優れている。
【図1】プラスチックダンボールの斜視図である。
【図2】プラスチックダンボールの密封加工された状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】プラスチックダンボールを密封加工するため
に、フレームを被せた図である。
に、フレームを被せた図である。
【図4】プラスチックダンボールの保温タイルの図であ
る。
る。
【図5】空間を持たせる為の加工したアルミシートの斜
視図である。
視図である。
1 プラスチックダンボール 2 テープ 3 フレーム 4 両面テープ 5 アクリルシート
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 密封したプラスチックダンボール及
び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。
び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】中空のプラスチックダンボールの斜視図であ
る。
る。
【図2】プラスチックダンボールの断面を密封処理され
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図3】プラスチックダンボールの断面を密封するため
にフレームを被せた図である。
にフレームを被せた図である。
【図4】窓ガラスに貼る時に空気層を保たせるため、ア
クリルシートの四辺にプラスチック板などを取り付ける
状態の図である。
クリルシートの四辺にプラスチック板などを取り付ける
状態の図である。
【符号の説明】 1 中空のプラスチックダンボール 2 テープ 3 フレーム 4 アクリルシート
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (3)
- 【請求項1】 プラスチックダンボールで作られた窓板
- 【請求項2】 密封したプラスチックダンボールで作ら
れた保温タイル - 【請求項3】 アクリルシートを加工して、窓ガラスと
の間に空気層を作る保温タイルシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008409U JP3049284U (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 密封したプラスチックダンボール及び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008409U JP3049284U (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 密封したプラスチックダンボール及び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049284U true JP3049284U (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=43183533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008409U Expired - Lifetime JP3049284U (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 密封したプラスチックダンボール及び、アクリルシートを加工して作られた断熱窓板。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049284U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083054A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Mitsui Kagaku Sanshi Kk | 樹脂製タイルおよびその接着方法 |
JP2019116828A (ja) * | 2019-03-20 | 2019-07-18 | 三協立山株式会社 | 断熱サッシ |
CN111663879A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-09-15 | 清华大学 | 一种利用亚克力胶粘接的钢化-有机复合玻璃 |
JP2022108505A (ja) * | 2021-01-13 | 2022-07-26 | アンリツ株式会社 | 温度試験装置及び温度試験方法 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP1996008409U patent/JP3049284U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083054A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Mitsui Kagaku Sanshi Kk | 樹脂製タイルおよびその接着方法 |
JP2019116828A (ja) * | 2019-03-20 | 2019-07-18 | 三協立山株式会社 | 断熱サッシ |
CN111663879A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-09-15 | 清华大学 | 一种利用亚克力胶粘接的钢化-有机复合玻璃 |
JP2022108505A (ja) * | 2021-01-13 | 2022-07-26 | アンリツ株式会社 | 温度試験装置及び温度試験方法 |
JP7122403B2 (ja) | 2021-01-13 | 2022-08-19 | アンリツ株式会社 | 温度試験装置及び温度試験方法 |
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