JP3048750U - 水上花壇 - Google Patents

水上花壇

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JP3048750U
JP3048750U JP1997010985U JP1098597U JP3048750U JP 3048750 U JP3048750 U JP 3048750U JP 1997010985 U JP1997010985 U JP 1997010985U JP 1098597 U JP1098597 U JP 1098597U JP 3048750 U JP3048750 U JP 3048750U
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JP
Japan
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annular
annular frame
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water
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JP1997010985U
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English (en)
Inventor
幸生 園山
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ジャパンレイクアンドキャナル株式会社
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】浮遊性植物・抽水性植物の外に、多様な陸生植
物を、一般に散水の困難な場所においても自由に栽培す
ることができるようにした水上花壇である。 【構成】植物を、水上に浮上する環状枠内に収容して栽
培する装置において、環状枠に、太陽電池及びバッテリ
ーを電源とする水中ポンプと、このポンプによって駆動
されるスプリンクラーと、環状枠を回転させる装置とを
備えた水上花壇である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は広い公園池や溜池とか、一般に散水の困難な場所においても陸生植物 を栽培することができるようにした水上花壇である。
【0002】
【従来の技術】
従来の水上花壇は、水中の窒素、リン等の富栄養物質を吸収し除去することが 主な目的であった関係で浮遊性植物や抽水性植物の栽培が中心となり、水上に設 置した水上花壇では水やりの必要のないものであった。 また、美観に富んだ花壇とするには、花種や色彩、形状の豊富な陸生植物を栽 培するとよいが、そのためには適時の水やりが必要で、気候によっては1日数回 の水やりを必要とする。 この水やり手段は、従来一般に個々の花壇を陸地に引き寄せたり、花壇に接近 したりして人力で行うか、陸上からケーブルで花壇上の水中ポンプに電源を送っ てポンプを駆動して散水する等の方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、こうした水やり方法は、人力では非常に手間がかかるし、陸上につな がる電源ケーブルで個々の花壇上の水中ポンプを駆動することは、ケーブルが花 壇の係留索にからんだり、花壇の移設を妨げる等の難点があり、水上花壇で陸生 植物を栽培することは容易にはできなかった。
【0004】 本考案は、景観的に好まれる陸生植物を思いのままに栽培でき、水上に色とり どりの美観を添える水上花壇を容易に提供できるようにすることを目的としたも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、水上に浮上する環状枠に、太陽電池・バ ッテリー、制御装置並びに水中ポンプを装着し、水中ポンプにはスプリンクラー を連結することによって、花壇に計画的に散水することができるようにするとと もに、環状枠が回転するようにした水上花壇である。
【0006】 また、浮上用の環状発泡スチロールを環状フレーム枠で補強することによって 丈夫で安定した環状浮体を構成し、この浮体の環状発泡スチロールの上面に太陽 電池盤を配し、上部にスプリンクラー・内部に充電およびポンプ駆動を制御する 制御盤・バッテリー・水中ポンプを収容する機器室を設け、この機器室と環状浮 体の間に床板を敷設して用土を収容する栽培部を設けたものである。
【0007】 また、浮体をより強固で安定したものとするため、環状フレーム枠を、環状発 泡スチロールの上面および下面をそれぞれ支持する上環状フレームと下環状フレ ームを縦フレームで連結した枠組みとし、下環状フレームに渡した桁により機器 室を支持する構造とした水上花壇である。
【0008】 また、上記水上花壇で、フレームを区分けして、浮遊性植物や抽水性植物を同 時に栽培するようにしてもよい。
【0009】
【作用】
スプリンクラーからの散水時間は、制御盤に組み込んだ制御装置の設定によっ て、水中ポンプの運転を制御することで調整することができる。
【0010】 散水距離や散水の形態は、散水用ノズルをそれぞれに適応したものを装着ある いは交換することで自由に設定することができる。
【0011】 水上花壇を回転させることによって、花壇上の花の鑑賞に偏りがなくなり景観 を向上させることができるとともに、環状浮体の上面に装着された太陽電池に対 する日照時間を平均化且つ効果的に向上させることができる。
【0012】 環状発泡スチロールは強度上問題があるが、環状フレーム枠で補強するため、 剛性、強度を充分持たせた環状浮体とすることができ、製作・組立の容易な環状 浮体を提供することができる。
【0013】
【実施例】
図1は本考案の1実施例の平面図、図2は図1のA−A視図、図3は図1のB −B視図である。 1は環状浮体で、環状発泡スチロール2と、上環状フレーム4a 下環状フレ ーム4b並びに縦フレーム5からなる環状フレーム枠3で構成される。この環状 浮体は下環状フレーム4bのフランジに環状発泡スチロール2(本実施例では6 角形)の1辺の切り込み部2aを挿入し各辺を組み立て、相互を接着剤で接着し 、上環状フレーム4aを取り付け、縦フレーム5を連結すれば、簡単容易に丈夫 な環状浮体を組み立てることができる。
【0014】 6は床板、7は下環状フレーム4bに渡した梁で機器室8を支持する。9は用 土10を収容する栽培部で11は陸生植物である。
【0015】 12は環状発泡スチロール2の上面に配設した太陽電池盤、13はバッテリー 、14は機器室8内に装着された制御盤である。 15は水中ポンプ、16はスプリンクラーで環状浮体1の上面に突設される。
【0016】 17は環状浮体1の下面に設けられた環状浮体回転駆動用の噴射ノズルで、噴 射強度を加減することで環状浮体の回転の速さを調節することができる。 18はスイベル、19は係留索、20は吊り環である。 本実施例では環状体を平面6角形状としたが、他の多角形・円形等としてもよ いことは勿論である。 また、環状浮体を回転させるための手段としては噴射ノズルの替りに回転翼を 用いてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、水上花壇を自動水やり装置付きとするので、陸生植物の栽培 が極めて容易となる。
【0018】 電源に太陽電池を用いるので、資源の有効活用が図れる。
【0019】 電源供給用ケーブル等陸上と連係するようなものを必要としないため、設置場 所についての制約を受けることがなく、自由に、どこでも設置場所を選択するこ とができる。
【0020】 水上花壇を回転させるようにしたので、景観に偏がなく、また、太陽電池に対 する日照時間にもむらがなく効率が良くなる。
【0021】 陸生植物の種類の選択巾が広がり、これに浮遊性植物や抽水性植物を組み合わ せれば、自由に美しい景観を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す平面図
【図2】図1のA−A視図
【図3】図1のB−B視図
【符号の説明】
1 環状浮体 2 環状発泡スチロール 3 環状フレーム枠 4a 上環状フレーム 4b 下環状フレーム 5 縦フレーム 6 床板 7 梁 8 機器室 9 栽培部 10 用土 11 陸生植物 12 太陽電池盤 13 バッテリー 14 制御盤 15 水中ポンプ 16 スプリンクラー 17 噴射ノズル 18 スイベル 19 係留索 20 吊り環

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物を水上に浮上する環状枠内に収容して
    栽培する装置において、環状枠に太陽電池及びバッテリ
    ーを電源とする水中ポンプと、このポンプによって駆動
    されるスプリンクラーと、環状枠を回転駆動させる装置
    とを備えたことを特徴とする水上花壇。
  2. 【請求項2】請求項1記載の水上花壇において、上面に
    太陽電池盤12を配した環状発泡スチロール2と該発泡
    スチロールを補強する環状フレーム枠3とよりなる環状
    浮体1と、上部にスプリンクラー16、内部に充電およ
    びポンプ駆動を制御する制御盤14、バッテリー13お
    よび水中ポンプ15を収容する浮体中央部に設けた機器
    室8と、該機器室と環状浮体1間に床板6を敷設して用
    土10を収容した栽培部9とよりなることを特徴とする
    水上花壇。
  3. 【請求項3】請求項2記載の水上花壇において、環状フ
    レーム枠3を、環状発泡スチロール2の上面および下面
    をそれぞれ支持する上環状フレーム4aおよび下環状フ
    レーム4bを縦フレーム5で連結した枠組みとし、下環
    状フレーム4bに渡した梁7により機器室を支持したこ
    とを特徴とする水上花壇。
JP1997010985U 1997-11-07 1997-11-07 水上花壇 Expired - Lifetime JP3048750U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3518750B2 (ja) 2001-06-12 2004-04-12 吉寛 奥山 海水面でも可能な植物栽培装置
CN109733547A (zh) * 2019-03-01 2019-05-10 金陵科技学院 一种利用废弃集装箱建造的水上悬浮式环保水培建筑

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