JP3048420U - 家庭用電気料金計兼電力計 - Google Patents

家庭用電気料金計兼電力計

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JP3048420U JP1996003339U JP333996U JP3048420U JP 3048420 U JP3048420 U JP 3048420U JP 1996003339 U JP1996003339 U JP 1996003339U JP 333996 U JP333996 U JP 333996U JP 3048420 U JP3048420 U JP 3048420U
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直人 新谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーブルタップあるいは、分電盤に電
力計を埋め込み、適正な電気器具の使用をはかり、電気
についての原価意識の喚起をはかるもの。 【構成】 内部は電源、電圧計、電流計、または
電力計とマイクロコンピュータから成っており、表示部
にこれを、必要に応じて電力、電流、電気料金に換算し
て表示する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [従来の技術] 現在の家庭での商用交流電源の電力消費のおおまかな確認は、各家庭の屋外に 設置されている積算電力計の回転速度を目で見るというのが一番てっとり早いが これは屋外に出なければならないし、どの電気機器がどの程度電力消費している かわからないし、デジタルの定量的な表示でないので、電力消費がわずかな場合 や正確な値は測定できない。
【0002】 また、比較的小型のデジタル表示のAC100Vのプラグとタップをもった電力 計が手に入るが、これは「電力」あるいは「ワット」が専門用語であり、一般に 親しみにくいからであろうか、工場、研究室等で一部の技術者向けにしか使われ ていなく、家庭で簡単に家電製品の消費電力をはかる用向けには使われていない 。
【0003】 電気製品の電力消費を電気料金のものさしで見るというのは目新しいことではな く、必要に応じて電卓などをとりだして換算して行われてはいるが、地域、時代 、法律により消費電力に対する単価が変わるという電気料金の性格上、普遍的な 値である電力値を固定値で単純に換算し電気料金とする装置では長期にわたって 、また多地方にまたがっての使用は不可能であった。
【0004】 [考案が解決しようとする課題] 本考案は、従来の周知の電力測定の計の原理、使用方法を継承しつつも、最近 の小型化、低消費電力化の著しいマイクロコンピュータ技術を利用して、テーブ ルタップ内に組み込み、あるいは小型の箱におさめ、簡便にかつ、比較的正確に 家庭内の、あるいは個別の家庭機器の消費電力、電流消費をモニタし、電気の適 正、安全な使用を促進しようというものである。
【0005】 またこの装置に内蔵されるマイクロコンピュータにより、電力表示(ワット)を 電気料金表示に変換して表示することにより原価意識、省エネ意識の向上にも一 役買うことができる。 そしてこの考案は、最も消費電力の少ないマイクロコンピュータと表示装置を使 用しており、それ自身消費電力は無視できるほど少なく「消費電力をはかること による消費電力の増加」はほとんどない。
【0006】 [図の説明および使用方法] 図1は[請求項2]の考案の見取り図である。 図を見ればわかるように、要するにテーブルタップに表示器がついたものである 。この図1では、受口コンセントが二つ実装されているが、一つでもかまわない 。受口コンセントになにもつながず差し込みプラグを壁等のコンセントに差し込 むと000.0が表示される。 コンセントプラグを、差し込む前はこの表示器には何も表示されていなく、逆に コンセントプラグを、差し込んでも何も表示されない場合は、何らかの原因で受 電がなされていないことを示している。
【0007】 コンセントに電気機器をつないで電力を消費するとたとえば、123.4と表示 され、Wの前のランプが点灯した時、この装置は電力計として動作し、消費電力 が、123.4Wであることを示している。 円/時の前のランプが点灯している場合はこのまま1時間使えば電気料金が12 3.4円かかることを示してしる。 円の前のランプが点灯し、表示の数字が次第にカウントアップしてゆく場合は積 算電気料金を示している。図1はこの場合を示している。
【0008】 基本の使用方法は以上であるが、装置が[請求項2]の場合のように外装部にス イッチまたはボタンを持つ装置の場合、爪楊枝の先などで側面のモード切り換え ボタンを押すことにより、表示を、消費電力(W)、単位時間あたりの電気料金 (円/時)、積算電気料金(円)ときりかえられる。特に積算電気料金のモード になった時は表示はいったん0に戻り、0.1円(10銭)単位で上昇してゆく 。もう一方のボタン(校正ボタンと呼ぶ)を押すとモード切り換えボタンは、単 位時間あたりの電気料金を訂正入力するためのボタンとなる。この時、訂正入力 を要する表示桁が点滅をはじめる。この状態でモード切り換えボタンを押すと点 滅桁の数字がカウントアップする。所要な数字になるまでカウントアップさせ、 再び校正ボタンを押すと点滅が隣の桁に移るのでさきほどと同じように訂正する 。全ての桁を訂正しおえると、数字表示の点滅はなくなり、元の状態にもどる。 いずれのモードでも全ての表示が点滅を繰り返している時は、このコンセント装 置としての定格以上の電流が流れていることを示している。
【0009】 この装置をテーブルタップに埋め込み、テーブルタップとして使う時、家庭内 での過酷な使用状況を考えると、ボタン、スイッチなどのメカニカルな部分は故 障の原因になりやすい。そのため表示装置以外のものは、表面にないほうがよい 。装置が[請求項1]のように、外装部にスイッチ、ボタン等を持たない場合は 、受電している壁等のコンセントにこの装置の差し込みプラグを手早く抜き差し する操作を内部のマイクロコンピュータがチェックすることにより表示のモード の変更、単価の変更入力を実現している。その方法を以下に示す。 約1秒間隔で二度差し込みプラグを抜き差しすると、表示モードが切り替わる 。このようにして、モードを変更して行くと、積算電力モードの次には単位時間 あたりの電気料金を訂正入力するモードになる。これは訂正入力を要する表示桁 が点滅しながら1秒間隔でカウントアップをはじめるからそれとわかる。カウン トアップして所要な数字になった時、一度抜き差しすると、点滅カウントアップ は隣の桁に移る。こうして四回抜き差しして、所用の電気料金単価が入力された ら、再び約1秒間隔で二度抜き差しして、測定のモードに戻し使用する。この時 、抜き差しが一回なら、再び元の桁が点滅カウントアップし入力訂正を要求する 。
【0010】 この装置は受電している時はその商用電源により、マイクロコンピュータ、表示 部等を駆動しているが、内部のメモリバックアップ用に小型ニッカド電池をもっ ており、このメモリにより上記の一連の抜き差しの操作を認識する。また現在の 装置の表示モード、電気料金単価および積算表示モード時の積算料金は受電がな くともこのメモリにより約三ヶ月は記憶している。積算料金はモードの変更がな い限りリセットされない。
【0011】 [考案の効果] この装置を家庭内の分電盤の隣にとりつけると、わざわざ屋外の積算電力計ま でいかなくとも家庭内の電力消費状況がわかる。たとえば、ほとんどの電気器具 を切って外出する時にちらっとこの表示を見て異常に電力消費が多ければ、こた つ、アイロン等の切り忘れが予想される。 また分電盤にとりつけるタイプのものについては、消費電流のアラーム装置を とりつけ、ブレーカーが作動する直前の値にそのアラームをセットしておけば、 ブレーカーが作動して真っ暗闇になったなかで、工必要な電気を探して切って、 ブレーカーを再投入するような面倒なこともなくなる。
【0012】 この考案はコンセントの先の電流消費を常時モニタしており、規定値以上の無 理な電流をコンセントから取ったりしなくなり「電気の正しい使いかた」に一助 となる。 また、それぞれの電気機器の適正消費電力があらかじめわかっていれば、この 装置をとりつけることにより、過負荷でその機器が使われたりしていないか知る ことができる。例えば、エアコンのフィルターが汚れてくると、電力消費が増え てくるがこの装置の表示値が増えてくれば、フィルターの掃除が必要であること がわかる。 さらに、[請求項4]の装置の時、電流測定モードにして、コンセントプラグ を逆向きにつなぎ、その差をチェックするという使い方をすれば、簡便な漏電検 知機能ももつ。
【0013】 またこの装置に内蔵されるマイクロコンピュータの計算機能で、電力表示(ワ ット)を電気料金表示に変換して表示することにより原価意識、省エネ意識の向 上にも一役買うことができる。 つまりこの考案は分かりにくい電力を金額に換算して表示するため、一般家庭に もなじみやすく、各家庭で消費電力の大きい電気機器の入り口に取り付けて、表 示の変化を見ることにより電気の省エネ意識の育成に役立つ。 しかも、この装置の工場出荷時に設定された電気料金の単価が変更されても、使 用者で単価変更する二ともできるし、好みにより消費税を上乗せして表示するこ とも可能である。
【0014】 また電器店において、メーカー側はエアコン、冷蔵庫などの新製品のセールス ポイントとしてしばしば低消費電力化をあげるが、電気料金の多寡が関心事であ るはずの客には余りピンとこないことがしばしばある。そんな時この装置をとり つけて他社の製品、あるいは従来品と比較して積算電気料金を表示させれば、客 は簡単にそれらの電気器具の経済性を比較することができる。また子供が、一晩 中ファミコンで遊んで困る時、この装置をファミコンとコンセントの間にとりつ け「今日は電気代、10円までなら遊んでもいい」などと約束させれば、自主性 と節約意識をもたせる一助ともなる。
【図面の簡単な説明】
[図1]は本考案の[請求項1]に関わるテーブルタッ
プ状の電気料金計兼電力計の斜視図である。 [図2]は本考案の[請求項3]に関わる分電盤(ブレ
ーカーボックス)にとりつけた電気料金計兼電力計の正
面図である。
【符号の説明】
1 受口コンセント 2 受口コンセント 3 差し込みプラグ 4 デジタル表示装置 5 単位(消費電力、電気料金等)表示器 6 表示切り換えボタン及び単位表示器 7 警告アラーム用ブザー 8 メインブレーカー 9 サブブレーカー 10漏電ブレーカー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月17日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2 請求項3 請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】追加
【補正内容】
【図2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月12日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用AC100Vまたは200V用電
    力計でテーブルタップ状かまたは、単に商用のAC10
    0Vまたは200V用の受口コンセントと差し込みプラ
    グをもった小型の箱状で、デジタル数字表示器を外装部
    に持ち、現在受電中かそうでないか視認可能で、内部に
    電力を測定する装置か電圧と電流を同時に測定する装置
    のいずれかとマイクロコンピュータを搭載し、その電路
    の受口コンセント側の消費電力を測定し、デジタル表示
    し、さらに外装部にスイッチ、ボタン等をもたずに、上
    記消費電力表示を必要に応じ、単位時間の電気料金か、
    積算電気料金に、いずれにでも変換してデジタル表示す
    ることが可能で、さらに電気料金の単価をも変更入力可
    能でさらに、規定外の電圧が印加されたとき、または規
    定以上の電流が流れた時、規定以上の電力消費があった
    時、警告を発するもの。
  2. 【請求項2】 [請求項1]の装置で、外部にスイッ
    チ、ボタン等を持ち、それらにより消費電力表示を、単
    位時間あたりの電気料金表示に、あるいは積算電気料金
    表示に変更したり、電気料金の単価を変更できるもの。
  3. 【請求項3】 家庭内の分電盤の隣、または内部にお
    かれ、分電盤出力の消費電力を測定するデジタル表示の
    電力計で、[請求項2]の表示の変更、単価の入力、警
    報の発生の機能をもつもの。
  4. 【請求項4】[請求項1][請求項2][請求項3]の
    装置でそれらの表示機能に追加して、消費電流、有効電
    力、無効電力の測定、表示が可能のもの。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0517U (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 有限会社工藤農機 農作物収穫用作業機
JPH0678616A (ja) * 1992-09-04 1994-03-22 Ueda Noki Kk 自走式掘取機
JP2003161745A (ja) * 2001-11-26 2003-06-06 Toshiba Corp 電力量料金算出方法および装置
US8593292B2 (en) 2009-12-25 2013-11-26 Panasonic Corporation Household electrical appliance

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