JP3048050U - ベルトクリップの構造 - Google Patents
ベルトクリップの構造Info
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- JP3048050U JP3048050U JP1997009581U JP958197U JP3048050U JP 3048050 U JP3048050 U JP 3048050U JP 1997009581 U JP1997009581 U JP 1997009581U JP 958197 U JP958197 U JP 958197U JP 3048050 U JP3048050 U JP 3048050U
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- Japan
- Prior art keywords
- belt clip
- clip
- holder
- housing
- belt
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 バッテリー電源を用いる小型化が進んだ携帯
用無線機はベルトクリップを装着した状態では、バッテ
リーケースの着脱が困難である。そのためにベルトクリ
ップが装着された状態でも容易にバッテリーパックの着
脱できるベルトクリップを提供する。 【解決手段】 携帯用無線機の筺体5に取り付けたホル
ダー3と、該ホルダー3のホルダー軸受部3aにロール
ピン4を介して90度を超える許容範囲内だけ回転可能
にクリップ連結部1aが装着されるベルトクリップ1
と、クリップスプリングアンカー1bにコイルスプリン
グ2の一端を掛け止めし、他端をホルダースプリングア
ンカー3bに掛け止めしてベルトクリップ1を筺体5に
圧接させる構成とする。
用無線機はベルトクリップを装着した状態では、バッテ
リーケースの着脱が困難である。そのためにベルトクリ
ップが装着された状態でも容易にバッテリーパックの着
脱できるベルトクリップを提供する。 【解決手段】 携帯用無線機の筺体5に取り付けたホル
ダー3と、該ホルダー3のホルダー軸受部3aにロール
ピン4を介して90度を超える許容範囲内だけ回転可能
にクリップ連結部1aが装着されるベルトクリップ1
と、クリップスプリングアンカー1bにコイルスプリン
グ2の一端を掛け止めし、他端をホルダースプリングア
ンカー3bに掛け止めしてベルトクリップ1を筺体5に
圧接させる構成とする。
Description
【0001】
本考案は携帯用無線機のベルトクリップに関する。
【0002】
バッテリー電源で運用する携帯用無線機などでは、通常ベルトクリップを取付 けてベルトで保持し、必要に応じて手にとって通信をする。一般の受信機やテー プレコーダー等と異なり送信をすることでバッテリーの消耗が激しい。そのため に、通信の前後又は、途中でバッテリー交換が必要な場合がある。
【0003】 携帯用無線機はバッテリーケースやバッテリーパックは本体の下部に装着して ベルトクリップが装着されていても電池交換は容易に出来たが、小型化が進み携 帯用無線機の本体の長さとベルトクリップの長さがあまり差が無くなってきてい る。そのために、バッテリーケースやバッテリーパックを取り外して交換するの にいちいちベルトクリップを取り外して交換しなければならなくなってきた。
【0004】 図4は従来技術によるベルトクリップを筺体に装着した状態を示す図である。 図において筺体5に対し、ベルトクリップ1のベルト挿通側を引き起こしてもベ ルトクリップ1の装着側の端部7が邪魔になって90度以上に引き起こすことが 出来ない。この図で見る限り30度程度しか引き起こせない。
本考案は上記の欠点を解消し、携帯用無線機が小型化したのに伴いベルトクリ ップを装着した状態であっても、バッテリー交換が容易にできるベルトクリップ 構造の提供を目的とする。
【0005】
携帯用無線機の筺体(5)に取り付けたホルダー(3)と、該ホルダー(3) のホルダー軸受部(3a)にロールピン(4)を介して90度を超える許容範囲 内だけ回転可能にクリップ連結部(1a)が装着されるベルトクリップ(1)と 、クリップスプリングアンカー(1b)にコイルスプリング(2)の一端を掛け 止めし、他端をホルダースプリングアンカー(3b)に掛け止めしてベルトクリ ップ(1)を筺体(5)に圧接させるコイルスプリング(2)とで構成し、ベル トクリップ(1)を引起こして筺体(5)に垂直になる位置にすると、ホルダー スプリングアンカー(3b)とロールピン(4)によるベルトクリップ(1)の 回転の支点位置とクリップスプリングアンカー(1b)の位置とが直列状に離れ た位置になる構造とし、ベルトクリップ(1)を筺体(5)に対して90度を超 えた位置まで引き起こすと最大許容範囲でストップ状態を保つベルトクリップの 構造である。
【0006】
図1は本考案によるベルトクリップを携帯用無線機の筺体に装着した図で(a )は通常の状態を示し、(b)はベルトクリップを許容最大値に起こしてバッテ リーケースを筺体から取り外した状態を示す図である。図1を理解するために先 ず、図2に示す本考案のベルトクリップの分解図、及び、図3の本考案のベルト クリップの構造の動作原理を示した図について説明する。
【0007】 1はベルトクリップで長手方向の一方の端部にクリップ連結部1aを設け、他 方の端部にはベルトが挿通された時外れにくいようにフック1cを設ける。更に ベルトクリップ1のほぼ中央付近でベルトに影響を与えない位置にクリップスプ リングアンカー1bを備えている。2はコイルスプリング、3はホルダーでホル ダー軸受部3aとホルダースプリングアンカー3bを備えている。ホルダー軸受 部3aとホルダースプリングアンカー3bとの装着面からの位置関係は、ホルダ ーの取付面に対してホルダスプリングーアンカー3bが近い位置で、ホルダー軸 受部3aが遠い位置にある。4はベルトクリップ1のクリップ連結部1aとホル ダー3のホルダー軸受部3aとに挿通してベルトクリップを装着するロールピン である。
【0008】 図3による本考案の動作原理の説明図を解説する。(a)、(b)、(c)、 (d)の模式図はそれぞれの動作点における力を示したものである。この各条件 を満足させるにはコイルスプリング2を装着したホルダースプリングアンカー3 bとクリップスプリングアンカー1b及びベルトクリップ1の回転の支点となる ロールピン4の位置がホルダー3の筺体5に取り付けた面に対して垂直方向にホ ルダースプリングアンカー3b、ロールピン4の位置、クリップスプリングアン カー1bと順番に距離をおいて直線的に並んだ条件が必要であり、(c)に相当 してバランスが保たれてどちら側にも力Fが発生しない。
【0009】 以上の条件で(a)と(b)はベルトクリップ1を引き起こした状態であるが 、90度に満たないのでコイルスプリング2により、ベルトクリップ1のフック 1c側が筺体5に引かれる力Fが生じて筺体5まで引きつける。(d)は90度 を超えた位置であるためにベルトクリップ1の反対側の方向に力Fが加わり、従 って回転許容限度の100度乃至110度の位置で安定が保たれる。
【0010】 図1(a)について説明する。携帯用無線機の筺体5に装着したホルダー3の ホルダー軸受部とベルトクリップ1のクリップ連結部1aにロールピン4を圧入 してベルトクリップ1を回転可能に取付ける。ベルトクリップ1の回転範囲は筺 体5との接触点からベルトクリップ1を引き起こした状態でベルトクリップ1の 外側面が筺体5に接触する範囲迄の100度乃至110度程度を回転可能範囲に する。この状態でコイルスプリング2の一端をホルダースプリングアンカー3a に掛け、他の端をベルトクリップ1のクリップスプリングアンカー1bに掛ける と、ベルトクリップ1はコイルスプリング2の力で筺体5に圧接する。従って、 ベルトに取付可能な状態になる。
【0011】 図1(b)はベルトクリップ1を90度以上に起こした状態を示したもので、 ベルトクリップ1の外側面の方向にコイルスプリング2の力が働く、従って、そ の方向に更に回転して筺体5の面とベルトクリップ1の外側面とが接触した状態 の回転範囲の限界の100度から10度程度で安定するので、バッテリーケース 6は容易に着脱交換が可能になった。
【0012】
携帯用無線機が小型化したのに伴いベルトクリップが装着した状態でのバッテ リーケース交換は容易でないが、本考案のベルトクリップの構造によれば、ベル トクリップを90度以上に引き起こす構造としたことで容易にバッテリーケース の交換が可能になり、携帯用無線機の長時間運用する場合でも適宜バッテリーケ ースの交換がスムースに行える優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるベルトクリップを携帯用無線機の
筺体に装着した図であり、(a)は通常状態を示す図
で、(b)はベルトクリップを許容最大値に引き起こし
た状態を示す図である。
筺体に装着した図であり、(a)は通常状態を示す図
で、(b)はベルトクリップを許容最大値に引き起こし
た状態を示す図である。
【図2】本考案のベルトクリップの分解図である。
【図3】本考案のベルトクリップの動作原理を説明する
図である。
図である。
【図4】従来技術のベルトクリップの斜視図である。
1 ベルトクリップ 1a クリップ連結部 1b クリップスプリングアンカー 1c フック 2 コイルスプリング 3 ホルダー 3a ホルダー軸受部 3b ホルダースプリングアンカー 4 ロールピン 5 筺体 6 バッテリーケース
Claims (1)
- 【請求項1】 携帯用無線機のベルトクリップにおい
て、携帯用無線機の筺体(5)に取り付けたホルダー
(3)と、該ホルダー(3)のホルダー軸受部(3a)
にロールピン(4)を介して90度を超える許容範囲内
だけ回転可能にクリップ連結部(1a)が装着されるベ
ルトクリップ(1)と、クリップスプリングアンカー
(1b)にコイルスプリング(2)の一端を掛け止め
し、他端をホルダースプリングアンカー(3b)に掛け
止めしてベルトクリップ(1)を筺体(5)に圧接させ
るコイルスプリング(2)とで構成し、ベルトクリップ
(1)を引起こして筺体(5)に垂直になる位置にする
と、ホルダースプリングアンカー(3b)とロールピン
(4)によるベルトクリップ(1)の回転の支点位置と
クリップスプリングアンカー(1b)の位置とが直列状
に離れた位置になる構造とし、ベルトクリップ(1)を
筺体(5)に対して90度を超えた位置まで引き起こす
と最大許容範囲でストップ状態を保ち、バッテリーケー
ス(6)の着脱を容易にするベルトクリップの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009581U JP3048050U (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | ベルトクリップの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997009581U JP3048050U (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | ベルトクリップの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048050U true JP3048050U (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=43182343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997009581U Expired - Lifetime JP3048050U (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | ベルトクリップの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048050U (ja) |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP1997009581U patent/JP3048050U/ja not_active Expired - Lifetime
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