JP3047607U - 椅子の自動回復式回転盤 - Google Patents

椅子の自動回復式回転盤

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JP3047607U JP1997009130U JP913097U JP3047607U JP 3047607 U JP3047607 U JP 3047607U JP 1997009130 U JP1997009130 U JP 1997009130U JP 913097 U JP913097 U JP 913097U JP 3047607 U JP3047607 U JP 3047607U
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政和 盧
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政和 盧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子のシートを360度回転可能とすると共
に、その後の自動回復可能とする椅子の自動回復式回転
盤の提供。 【解決手段】 回転片20の上表面の凹環範囲内に一つ
の軸柱26が設けられ、該軸柱上に環状溝が設けられ、
回転片20と位置決め片10を連結するリベット27の
上方に偏心位置に軸柱272が設けられ、該偏心の軸柱
にも環状溝が設けられ、両端にフックを具えた一つのバ
ネが、その両端のフックで回転片とリベットの軸柱の環
状溝に掛けられ、バネの引張り力及び偏心軸柱により3
60度の範囲で回転可能で、回転後の自動回復機能を有
するものとされた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の椅子の自動回復式回転盤に関し、さらに詳しくは回転椅子に運 用されてシートの回転後に360度の自動回復作用を提供することができるもの に関する。
【0002】
【従来の技術】
伝統的な椅子は固定式とされて回転不能であったが、現在、すでに回転式シー トを具えた便利な回転椅子が普及している。それは、シートを軸受或いはスチー ルボールなどで補助して回転可能としてあるが、使用者が席を立った後、シート の方向が人が離れた時の状態のままとされ、即ちシートの自動回復機能を有さな いため、特に事務所などでは非常に乱雑な印象を与え、また次に座る時にはシー トの方向を確かめて座らなければ、シートのない所に腰掛けようとして転倒する ことがあった。また、積み重ねて工場に置いたりまた運搬する場合には一方を倒 立させてシートを重ね合わせる方法が採られるが、安定して積み重ねることがで きずに落ちて人に怪我をさせることもあった。このように、業者にとっても使用 者にとっても周知の回転椅子は問題を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、回転椅子に運用されてシートの回転後に360度の自動回復作用を 提供することができる一種の椅子の自動回復式回転盤を提供することを課題とし ている。
【0004】 具体的には、本考案は、左右に360度回転でき且つ自動回復可能であり、背 もたれのない椅子に適した、一種の椅子の自動回復式回転盤を提供することを課 題としている。
【0005】 さらに本考案は、使用者が部品を自分で交換、修理できる、一種の椅子の自動 回復式回転盤を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、位置決め片10、回転片20、ボール保持リング11、バ ネ21及び蓋体30を具え、該位置決め片10に該回転片20に設けられた凹環 23に対応する凹環13が設けられて、位置決め片10の凹環13の外側に環状 に凸環14が設けられ、該位置決め片10と回転片20の中央の円心位置にそれ ぞれ中心孔15、25が設けられ、該位置決め片10と回転片20の周囲に複数 の位置決め孔12、22が設けられ、該位置決め片10の凹環13と回転片20 の凹環23の間に一つのボール保持リング11が置き入れられ、ボール保持リン グ11に複数の円孔111が設けられ、各円孔111に回転自在にスチールボー ル112が置かれ、一つの軸受28を経て環状溝24の中心孔25を貫通するリ ベット27の末端が位置決め片10の中心孔15内に固定されて位置決め片10 とに回転片20が回転自在に連結され、 該回転片20の上表面の凹環23で囲まれた範囲内に、一つの軸柱26が設けら れ、該軸柱26外周に環状溝261が設けられ、リベット27の上端にさらに一 つの軸柱272が偏心位置に設けられ、該リベット27の軸柱272周囲に環状 溝273が設けられ、一つのバネ21がその両端のフック211、212を以て 、回転片20の軸柱26とリベット27の軸柱272の環状溝273、261に 係合され、該バネ21の引張り力と偏心位置に設けられたリベットの軸柱272 により、360度の回転とその後の自動回復可能とされ、以上の構成からなる椅 子の自動回復式回転盤としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の椅子の自動回復式回転盤は、一つの位置決め片、一つの回転片、一つ のボール保持リング、弾性部品、及び一つの蓋体を具え、該位置決め片に凹環が 設けられて回転片に設けられた凹環に対応し、位置決め片の凹環外周に環状に凸 環が設けられ、その中、該位置決め片、回転片の中央の円心位置に中心孔が設け られ、周囲に複数の位置決め孔が設けられ、位置決め片の凹環と回転片の凹環に 一つのボール保持リングが置き入れられ、該ボール保持リングに複数の孔が設け られ、該孔にスチールボールが置かれ、上記中心孔に一つの軸受と一つのリベッ トが挿入され、リベットが位置決め片の中心孔に固定され、回転片が回転自在と されてなり、その特徴は、該回転片の上表面の凹環範囲内に一つの軸柱が設けら れ、該軸柱上に環状溝が設けられ、該リベットの上方に偏心軸柱が設けられ、該 偏心軸柱にも環状溝が設けられ、両端にフックを具えた一つのバネが、その両端 のフックで回転片とリベットの軸柱の環状溝に掛けられ、バネの引張り力及び偏 心軸柱により360度の範囲で回転可能で、回転後の自動回復機能を有する回転 盤とされたことにある。
【0008】
【実施例】
本考案の椅子の自動回復式回転盤は、図1に示されるように、位置決め片10 、回転片20、ボール保持リング11、バネ21及び蓋体30を具えてなる。そ の中、位置決め片10の周囲に複数の位置決め孔12が設けられ、表面にさらに 一つの凹環13と凸環14が平行に設けられ、位置決め片10の中央の円心位置 に中心孔15が設けられている。回転片20の周囲にも複数の位置決め孔22が 設けられ、下表面に一つの凹環23が設けられ(図2参照)、上表面に一つの凸 環23’と環状溝24が設けられ、該位置決め片10の凹環13と該回転片20 の下表面の凹環23は相対し、該凹環13、23内に上記ボール保持リング11 が置き入れられ、該ボール保持リング11に円孔111が設けられ、該円孔11 1にスチールボール112が回転自在に嵌合されて回転片20の回転に利用され る。
【0009】 該回転片20の上表面の該凸環23’の範囲内に、一つの軸柱26が設けられ 、該軸柱26に環状溝261が設けられ、回転片20の中心位置に一つの中心孔 25が設けられ、中心孔25と位置決め片10の中心孔15が相対し、その内に 一つのリベット27と軸受28が挿入され、リベット27の底端が位置決め片1 0の中心孔15内に固着され、上端に凸環271が設けられて回転片20を制限 して脱落防止し、リベット27の上端にさらに一つの軸柱272が設けられ、該 軸柱272に環状溝273が設けられ、軸柱272がリベット27の中心部分で はなく偏心に設けられ、該軸柱272と回転片20の軸柱26が一つのバネ21 で連結され、即ち、バネ21の両端にフック211、212が設けられ、該フッ ク211、212が環状溝273、261に係止され、別に上記蓋体30が円形 蓋とされ、その周囲が回転片20の環状溝24に圧入されて位置決めされる。
【0010】 以上の組合せ構造によりなる本考案の椅子の自動回復式回転盤は、その組合せ 時には図2、3に示されるように、位置決め片10を下方に置き、ボール保持リ ング11を凹環13内に置き入れ、さらに回転片20を置き、回転片20上に軸 受28を置きその上から回転片20の中心孔25にリベット27を通し、リベッ ト27の下端を位置決め片10の中心孔15内に溶接或いはかしめる方式或いは その他の方式で固定し、リベット27の軸柱272及び回転片20の軸柱26の 環状溝273、261にバネ21の二つのフック211、212を係止し、回転 片20が回転するときにフック211、212も回転するようにし、その後、蓋 体30の縁を回転片20の上表面の環状溝24に圧入し、該位置決め片10の位 置決め孔12を回転椅子の足架に固定し、回転片20の位置決め孔22をシート の下にネジ着けてシートと同時に回転するようにする。
【0011】 図4、5に示されるように、本考案は軸柱272、26に掛けられたバネ21 の引張り力を利用して自動回復するようにしてあり、軸柱272がリベット27 の上端に偏心位置に設けられて、位置決め片10が固定されて不動であり、該回 転片20が外力を受けて回転する時、リベット27と軸柱272が不動であり、 回転片20が軸柱26と共に回転し、且つ軸柱26が円周に沿って移動し、回転 片20が回転して図5の位置に至ると、バネ21が引き伸ばされて弾力を発生し 、回転片20に対する外力が解除された時に回転片20をもとの位置に回復させ る。そして回転片20が回転してその回転が180度を超過しない時には施力方 向と反対の方向に回復し、180度を超過する時、施力方向に沿って回復する。 さらに図7に示されるように、施力が反対方向のときも同様である。本考案は3 60度の全方位回転が可能で、周知のように160度の回転に制限されず、非常 に便利であり、特に背もたれのない回転椅子への運用に適している。
【0012】
【考案の効果】
本考案の椅子の自動回復式回転盤に関し、さらに詳しくは回転椅子に運用され てシートの360度回転作用とその後の自動回復作用を提供することができ、実 用性と新規性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例の組合せ断面図である。
【図3】本考案の実施例の組合せ斜視図である。
【図4】本考案の静止時の平面図である。
【図5】本考案の回転片が時計回りに回転する動作表示
図である。
【図6】本考案の回転片が時計回りに回転した後、回復
する動作表示図である。
【図7】本考案の回転片が逆時計回りに回転する動作表
示図である。
【符号の説明】
10 位置決め片 11 ボール保持リング 111 円孔 112 スチールボール 12、22 位置決め孔 13、23 凹環 23’、14 凸環 15、25 中心孔 271 凸環 20 回転片 21 バネ 211、212 フック 24 環状溝 26、272 軸柱 261、273 環状溝 28 軸受 30 蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め片10、回転片20、ボール保
    持リング11、バネ21及び蓋体30を具え、該位置決
    め片10に該回転片20に設けられた凹環23に対応す
    る凹環13が設けられて、位置決め片10の凹環13の
    外側に環状に凸環14が設けられ、該位置決め片10と
    回転片20の中央の円心位置にそれぞれ中心孔15、2
    5が設けられ、該位置決め片10と回転片20の周囲に
    複数の位置決め孔12、22が設けられ、該位置決め片
    10の凹環13と回転片20の凹環23の間に一つのボ
    ール保持リング11が置き入れられ、ボール保持リング
    11に複数の円孔111が設けられ、各円孔111に回
    転自在にスチールボール112が置かれ、一つの軸受2
    8を経て環状溝24の中心孔25を貫通するリベット2
    7の末端が位置決め片10の中心孔15内に固定されて
    位置決め片10とに回転片20が回転自在に連結され、
    該回転片20の上表面の凹環23で囲まれた範囲内に、
    一つの軸柱26が設けられ、該軸柱26外周に環状溝2
    61が設けられ、リベット27の上端にさらに一つの軸
    柱272が偏心位置に設けられ、該リベット27の軸柱
    272周囲に環状溝273が設けられ、一つのバネ21
    がその両端のフック211、212を以て、回転片20
    の軸柱26とリベット27の軸柱272の環状溝27
    3、261に係合され、該バネ21の引張り力と偏心位
    置に設けられたリベットの軸柱272により、360度
    の回転とその後の自動回復可能とされ、以上の構成から
    なる椅子の自動回復式回転盤。
JP1997009130U 1997-09-30 1997-09-30 椅子の自動回復式回転盤 Expired - Lifetime JP3047607U (ja)

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