JP3047348U - 手すり用可変角度ジョイント - Google Patents

手すり用可変角度ジョイント

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JP3047348U
JP3047348U JP1997008903U JP890397U JP3047348U JP 3047348 U JP3047348 U JP 3047348U JP 1997008903 U JP1997008903 U JP 1997008903U JP 890397 U JP890397 U JP 890397U JP 3047348 U JP3047348 U JP 3047348U
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JP
Japan
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handrail
center
rotating
cylindrical part
joint
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997008903U
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English (en)
Inventor
憲次 田原
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Tahara Machinery Ltd
Original Assignee
Tahara Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】階段等の手すりを自由な角度に連結できるよう
にすること。 【解決手段】一対のダイキャスト製ジョイント部材
(A),(B)を、手すりに嵌める円筒部(1a),
(1b)の先端に、この円筒部より大径の截頭半球状の
殻体からなる回動部(2a),(2b)を、中心側円形
面を円筒部(1a),(1b)の軸心を含む平面と一致
させて一体化したものとし、このジョイント部材
(A),(B)を中心側円形面を合わせて、回動部(2
a),(2b)の中心を小ネジ(10)により固定する
ことにより、円筒部(1a),(1b)のなす角度を任
意に定めて手すりを自由な角度で連結するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は階段の手すりを自由な角度に連結するための手すり用可変角度ジョイ ントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屈折した階段の手すりは、屈折角度に合わせて特別に製作する場合と、 屈折部で切り離す場合とがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
屈折した階段室や廊下等の手すりを、屈折角度に合わせて特別に製作すると相 当に費用もかかり、かつ納期等で工事の進捗を阻害するといった問題点がある。 こうした特別製作を避けるには、屈折箇所で手すりを切り離すことにならざる を得ないが、切り離したのでは老人や病人が手すりを頼りに階段を上がり下りす る場合に危険性があるとともに、見苦しいことになるといった問題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本考案は、ダイキャスト製の一対のジョイン ト部材を屈折可能に結合した手すり用可変角度ジョイントを提供することとして いる。この可変角度ジョイントを使用することによって、手すりを約105°ま での範囲の自在な角度に屈折して、丈夫で見栄えよく簡単に連結することができ る。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案に係わる手すり用可変角度ジョイントは、一対のダイキャスト製ジョイ ント部材を、手すりに嵌める円筒部の先端に、この円筒部より大径にして截頭半 球状の殻体の内側中心に結合突起を持つ回動部を、中心側円形面を上記円筒部の 軸心を含む平面と一致させて一体に形成するとともに、回動部を形成していない 円筒部を、相手側ジョイント部材の回動部との干渉を避ける切除部とし、さらに 上記結合突起の一方の先端に嵌合凸部を、他方の先端に嵌合凹部を形成したもの とし、この一対のジョイント部材の回動部の中心側円形面同士を対向当接させた とき、上記嵌合凸部と嵌合凹部が嵌合し、結合突起の軸心に小ねじを通して、回 動部同士を回動可能に結合したものである。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は本考案手すり用可変角度ジ ョイントの一例を示す平面図であり、この可変角度ジョイントは図4に示す2個 のジョイント部材AとBを結合したものであることを、図1のS−S′断面であ る図2により示している。
【0007】 ジョイント部材AおよびBは、ダイキャストからなり、手すりCの外径に挿入 して連結するための円筒部1a,1bの先端に、截頭半球状の殻体からなる回動 部2a,2bが、中心側円形面3a,3bを上記円筒部1a,1bの軸心を含む 平面と一致させるとともに、回動部2a,2bの中心を円筒部3の軸心より、円 筒部1a,1bと回動部2a,2bの半径差だけ偏心させて一体化したもので、 この回動部2a,2bの内側中心に結合突起4a,4bが突設されている。
【0008】 円筒部1a,1bの回動部2a,2bが突出していない半円部を、相手側のジ ョイント部材A,Bの回動部2a,2bとの干渉を避けるための切除部5a,5 bとし、さらに結合突起4aの先端に、内テーパー面からなる嵌合凹部6を形成 するとともに、中心に小ネジ通孔7が貫通しており、ジョイント部材Bの結合突 起4bの先端に、外テーパー面からなる嵌合凸部8を形成するとともに、中心に メネジ9が設けてある。
【0009】 こうして、外観は同一のジョイント部材A,Bの嵌合凹部6と、ジョイント部 材Bの嵌合凸部8を嵌合したら、回動部2a,2bの中心側円形面3a,3bが 一致して当接する構成としてあり、この状態で小ネジ通孔7に皿小ネジ10を通 してメネジ9と螺合して結合されることにより、ジョイント部材A,Bを自由な 角度で固定することができるものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。
【0011】 一対のジョイント部材を回動自在に連結したことにより、階段等の手すりの任 意の角度の屈折に自在に合わせて連結することができるため、特別に屈折した高 価な手すりを製作する必要がなくなり、極めて便利かつ経済的に手すりを連結す ることがである。
【0012】 このジョイント部材は回動部がほぼ球状で、できるだけ表面に凹凸のない構成 としているため、手を触れても危険がなく安全である。
【0013】 全体がダイキャスト製品で構成してあるため強度が充分で、少々の衝撃をうけ ても破損することがなく、安定感があって信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案手すり用可変角度ジョイントの一例を示
す平面図である。
【図2】図1のS−S′線断面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】一対のジョイント部材を別々に示した正面図で
ある。
【図5】本考案手すり用可変角度ジョイントを90°屈
折した状態を示す図である。
【符号の説明】
A ジョイント部材 B ジョイント部材 C 手すり 1a,1b 円筒部 2a,2b 回動部 3a,3b 中心側円形面 4a,4b 結合突起 5a,5b 切除部 6 嵌合凹部 7 小ネジ通し孔 8 嵌合凸部 9 メネジ 10 皿小ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のダイキャスト製ジョイント部材を、
    手すりに嵌める円筒部の先端に、該円筒部より大径にし
    て截頭半球状の殻体の内側中心に結合突起を持つ回動部
    を、中心側円形面を上記円筒部の軸心を含む平面と一致
    させて一体に形成するとともに、該回動部を形成してい
    ない上記円筒部を、相手側ジョイント部材の上記回動部
    との干渉を避ける切除部とし、さらに上記結合突起の一
    方の先端に嵌合凸部を、他方の先端に嵌合凹部を形成し
    たものとし、該一対のジョイント部材の上記回動部の中
    心側円形面同士を対向当接させたとき、上記嵌合凸部と
    嵌合凹部が嵌合し、上記結合突起の軸心に小ねじを通し
    て、上記回動部同士を回動可能に結合したことを特徴と
    する手すり用可変角度ジョイント。
JP1997008903U 1997-09-19 1997-09-19 手すり用可変角度ジョイント Expired - Lifetime JP3047348U (ja)

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