JP3046078B2 - 成型可能な鋼の製造方法及び設備 - Google Patents

成型可能な鋼の製造方法及び設備

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JP3046078B2
JP3046078B2 JP9523330A JP52333097A JP3046078B2 JP 3046078 B2 JP3046078 B2 JP 3046078B2 JP 9523330 A JP9523330 A JP 9523330A JP 52333097 A JP52333097 A JP 52333097A JP 3046078 B2 JP3046078 B2 JP 3046078B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続鋳造機の型において熔鋼を厚さ150mm
以下の薄いスラブに形成し、均質化焼なまし炉において
均質化焼なましを行い、そして鋳造熱を使用して中間ス
ラブを得るために鋳造熱を使ってオーステナイト域内で
スラブを圧延し、希望するならば鋼の実質的な部分がフ
ェライト域に変態する温度に中間スラブを冷却し、更に
前記中間スラブをオーステナイト域又はフェライト域の
いずれかでストリップに圧延する諸段階を具備した成型
可能な鋼ストリップの製造方法に関する。
かかる方法はEP−A−0541754号に明らかにされる。
この方法は、多くの方法の中で、原料をより効率的にか
つ設備をより効果的に使用して連続的又は半連続的に実
行できるため特に有利である。しかし、この方法の重要
な欠点は、今日まで、高品質でかつ内部欠陥のない侵入
型格子欠陥のない鋼又はその他の成型可能な鋼のような
高品質鋼の製造に対しては十分には適合しないことであ
る。これらの問題点の大部分の原因は、連続鋳造機械の
型における工程にある。この工程は、型の厚さに対する
幅の大きな比率、及び型の中での激しい流れを引き起こ
す6m/minの範囲の高い鋳造速度のため、特に複雑であ
る。
従来技術の方法の別の実施例がEP−A−0666122号に
明らかにされる。これに提案された方法は、薄いスラブ
の連続鋳造、均質化焼なまし炉におけるスラブの均質化
焼なまし、及びこれに続く、例えば2mmの希望仕上がり
厚さへのオーステナイト域におけるスラブ圧延の諸段階
を含む。
従来技術の方法のさらに別の実施例がFR−A−265741
1号に明らかにされる。この提案された装置は、熔融金
属、より特別には鋼の連続鋳造用のターンディシュであ
って、トリベと型との間で使用されるターンディシュよ
り構成される。これは、トリベから供給される下方の
室、及び高い室を備え、両方の室が傾斜トンネルにより
連結されることを特徴とする。高い方の室には大気圧を
減圧する手段が設けられる。
本発明の目的は、薄い鋳造スラブから出発して高品質
の成型可能な鋼ストリップの連続的又は半連続的な製造
を可能とする方法を提供することである。
この目的は、溶鋼がトリベから真空ターンディシュの
第1の大気圧室内に供給され、また、導管により第1室
と流体的に連結されかつ予め低圧にされた第2室を更に
備え、鋼が第2の低圧室又は真空室からその出口ポート
を通って型の中に送られることを特徴とする本発明によ
る方法により達成される。
本発明は、多くの中でも、EP−0306076号、EP−03292
20号、EP−0370575号、EP−0504999号、EP−0541574
号、NL−1000639号、NL−1000694号及びNL−1000696号
に説明されたような方法に特に適する。これらの内容は
参考文献として本明細書に組み入れられると考えられ
る。
後続工程の段階を限定するためにスラブを150mmより
薄く、好ましく100mmより薄く鋳造することが知られて
いる。今日まで、薄いスラブの鋳造により達成される品
質は低いものであった。特にエージングされた鋼は成型
性能が貧弱になり、かつ介在物により悩まされる。これ
らの問題及びその他の問題が出版物New Steel、1994.
5、p.22以下に説明される。
本発明は、深い基本的な判断により、高品質の薄い鋳
鋼は経済的に製造できないという問題を突破する。本方
法の利点が以下更に詳述され説明される。
150mm以下の厚さ、より普通には40から100mmの間の厚
さを有する薄いスラブを鋳造するために大気圧ターンデ
ィシュを使用するときは、6m/minのような高速鋳造のた
め、ターンディシュから入口ノズルを通って型に至る鋼
の流速が高い。これら二つの流速の比率100:1は異常に
大きいわけではない。公知の方法における型内への大き
い流入速度は乱流を発生させ、このため、熔鋼は型の狭
い側壁に沿って高くされる。これが、型の中央部よりも
狭い側壁において高くされた熔鋼のメニスカスを作る。
このメニスカスは熔融した鋳造用粉体の層で覆われる。
持ち上げられた熔鋼は、鋳造用粉体を最下点、即ち、型
の中央部分のまわりに流す。その結果、薄いスラブから
周囲への熱伝達、及び型の冷却された壁への熱伝達に対
する鋳造用粉体の効果が、型の周囲で等しくない。
これにより、希望温度より高温の場所における酸化物
の生長が増加し、かつ薄いスラブの低温の場所における
変形に対する抵抗が増加する。このとき、薄いスラブに
表面の欠陥と形状の歪みとが現れ、この両者は、薄いス
ラブの後続の工程中、特に鋼の薄いスラブが鋳造熱から
出て圧延される連続的又は半連続的な工程中には修正さ
れない。
薄いスラブの鋳造用のターンディシュにおいては、上
昇及び非対称の大きい影響が生ずる。本発明による方法
により、渦流の発生及び非対称のより良好な制御が可能
であり、型における流れの不安定はもはや生じない。従
って、鋳造された薄いスラブ及びこれから作られるスト
リップの形状及び品質のより良好な管理が可能である。
構成上の理由から、型を、薄いスラブの連続鋳造機械
のローラーテーブルの曲率半径と接続している湾曲形状
に設計することが望ましい場合がある。本発明による方
法及び設備により、かかる機械の場合の型の湾曲形状に
合致するように曲げられた浸漬ノズルを使うことができ
る。
真空ターンディシュと組み合わせて使用される浸漬さ
れた入口ノズルは、形状又は寸法のいずれも厳しく限定
されることはない。入口ノズルの入口開口と出口開口と
の両者は、これらの目的により良く適合する希望の形状
を有することができる。また、浸漬ノズルの本体、即ち
2個の開口の間を走っている部分の内部断面の形状及び
直径に関する大きな自由度もある。
説明されたように、通常の浸漬ノズルからの熔鋼の流
れの衝撃がメニスカスに凹みを作る。この凹みの大きさ
を小さくするために、本発明による好ましい実施例は、
内部断面積が型の断面積の5%以上、好ましくは10%以
上の入口ノズルを経て第2室から型に熔鋼を輸送するこ
とを特徴とする。
150mmより薄いスラブを鋳造する場合は、鋳造速度、
即ちスラブが型から離れる速度は、通常、ほぼ6m/minで
ある。本発明の実施例により、浸漬ノズルからの熔鋼の
流出速度は100m/minより小さい。浸漬ノズルにおける寸
法の選択の大きい自由度が、型の断面の10%より大きい
浸漬ノズルの出口開口を作り、これにより流れの衝撃を
更に減らすことを可能とする。殆ど平らなメニスカスを
達成し得ることが見いだされた。
浸漬ノズルの入口開口及び出口開口の寸法を広い限度
内で選べる可能性の非常に重要な利点は、連続鋳造機械
の薄いスラブの鋳造速度を増加させ、従って生産能力を
増加させる可能性である。流出開口並びに本体は、流出
開口及び多分本体の輪郭が型の輪郭に従うように、使用
される型の形状に適合する形状を保持したままで、より
小さく作ることができる。このとき、形状は一致する。
入口ノズルの出口開口の断面が大きくなると、流れの
衝撃は減少し、従ってメニスカスに近い鋼の流速は減少
する。流速は、熔鋼状態におけるメニスカスの維持のた
めに流れている鋼から供給される熱が不十分なほど低く
なる可能性がある。このため、熔鋼は、型の断面積の30
%以下の内部断面積を有する入口ノズルを経て第2室か
ら型に送られることが好ましい。本発明のこの実施例で
は、メニスカスの固化は生じない。
更に、第2室に入ってくる鋼の流れが壊され、又は第
2室の出口ポートから逸らされることを特徴とする本発
明の方法の別の実施例により、鋼の流れに影響を与える
ことができる。
流れを壊す一つの方法は、電磁ブレーキの形式で第2
室における流れに電磁的に影響を与えることによる。電
磁ブレーキは、熔鋼の流速に局所的に影響を与えるため
に使用することができる。
型の中の流れに影響を与えるために電磁ブレーキを使
うことも可能である。この実施例においては、電磁ブレ
ーキは、鋳造用ノズルの寸法の選択の際の更に大きな自
由度及び流れの制御の可能性を与える。
非燃焼カーボン又は窒素により鋼のエージングに対す
る敏感性が生ずる。これら要素の公知の結合方法は、チ
タンを窒化させるため、及び十分なチタンの添加により
炭化チタンができるように熔鋼にチタンを加えることで
ある。炭化チタンは、特に真空脱炭素と組み合って、鋼
スラブから製造される鋼ストリップの成型可能性に良好
な影響を与える。技術的及び経済的にチタンを含んだ鋼
は広範囲の用途を有する高品質鋼である。
チタンを含んだ鋼の欠点は、介在物に特に敏感である
こと及び浸漬入口ノズルの詰りの発生である。この影響
は、狭い流路を有する浸漬入口ノズルが使われる薄いス
ラブの鋳造において更に強い。このため、チタンを含ん
だ鋼は、いかなる実用的スケールにおいても薄いスラブ
に連続鋳造しない。示されるであろうように、本発明
は、チタンを含んだ鋼の介在物の数を大きく減らすこと
ができ、また浸漬ノズルが詰まるいかなる危険もなしに
鋼を鋳造することができる。従って、本発明は、高品質
等級の鋼を大きい生産量でかつ低費用で技術的かつ経済
的に製造する道を開いた。
鋼、特に薄い鋼のスラブを連続鋳造する公知の方法を
伴う問題は、浸漬ノズルが詰まる可能性のあることであ
る。これは、特にチタンを含んだ鋼又はその他の組織の
密な鋼に生ずる。
連続鋳造用の鋼はいわゆるキルド鋼であり、これにお
いては、酸素はこの目的で供給されたアルミニウムによ
るアルミニウム酸化物に結合される。アルミニウム酸化
物の一部分は熔鋼の上に浮いているスラグ層内に行き、
他の部分は熔鋼内に止まる。鋼の最終製品中の介在物は
望ましくないので、鋼はリンシングガスとしてのアルゴ
ンによりリンスされる。今日の技術では、アルゴンは、
浸漬入口ノズルの入口開口において鋼の中に送り込まれ
る。これが型の中で上昇するとき、アルゴンは、これと
共に熔鋼からアルミニウム酸化物を取り出す。アルミニ
ウム酸化物の粒子が浸漬ノズルの内壁と接触しここに付
着することが生ずる。アルミニウム酸化物の粒子の相互
親和力のため、堆積物が生長し浸漬ノズルの詰りを起こ
す。浸漬入口ノズルにおいて詰りが生ずること及びこれ
が機会に依存することは予測できる。本発明による設備
では、現在の技術で可能であるよりも大きい断面の浸漬
ノズルを選ぶことが可能である。大きい断面を有する浸
漬ノズルは詰りに対する敏感性が小さい。大きい断面の
浸漬ノズルにおける流速は小さく、従っていかなる生長
もより小さい不利な影響を与えるだけである。本発明は
詰りの問題に対する解答を与える。型の中の限定された
空間のために型の中では1方向において小さい寸法を有
する入口ノズルを使わねばならないので、これらの達成
し得る利点は、薄いスラブの鋳造法の場合に特に重要で
ある。本発明による方法に使用される浸漬入口ノズルは
大きい断面積を持つことができ、従って詰りに対してよ
り敏感でない。
アルミニウム酸化物を排出させるために入口ノズルの
入口開口の付近で導入されるアルゴンのようなリンシン
グガスによる熔鋼のリンスのための公知の技術は、アル
ゴンの気泡が迅速に上昇し型の中のあまりにも小さい空
間しか占めないため、今日の薄いスラブの鋳造技術にお
いては効果が少ない。大きいアルゴン気泡はメニスカス
を撹拌する作用を持つ。これらの問題は、熔鋼がトリベ
から出た後でかつ第2室に入るより前に熔鋼内にパージ
ングガスを導入することを特徴とする本発明の実施例に
より避けることができる。付加的な利点は、鋳造の薄い
スラブ内に留まるアルゴン気泡又は介在物が極めて少な
いか又はないことである。更なる利点は、導管が弁手段
を備え、そしてパージングガスが、弁手段において又は
そののすぐ上流において導入されることを特徴とする方
法により達成することができる。
これは、鋼が高速であること及び結果的に低下した圧
力が多くの気泡を上昇させるため、アルゴンが介在物を
伴って上昇するという利点を達成する。アルゴンを導入
するこの方法は、厚いスラブの鋳造にも応用でき、この
場合、含まれるアルゴン気泡又はその他の介在物の数が
少ないと同時にアルゴンが良い歩留まりを持つことが達
成される。
本発明による方法は、公知の浸漬入口ノズルよりも大
きい断面を持った浸漬入口ノズルを選ぶことを可能とさ
せ、従って前述の詰りはもはや発生せず、又は少なくも
かなり減らされる。本発明による方法は、薄いスラブ鋳
造用の連続鋳造機械において奇麗でかつエージングに敏
感でない鋼を鋳造するための道を開いた。
鋼に合金成分を加えねばならぬ場合は、これら合金成
分は、好ましくは、鋼が第1室を出た後で導入される。
第1室から後は、空間は本質的に酸素又はその他の化学
的に活性な気体がないため、合金成分の歩留まりが高
い。更に、第2室内の一様な流れのため、合金成分は一
様に広げられ沈殿しない。合金成分と鋼との良好な混合
を得るためには、合金成分は2個の室の間の導管又はそ
の付近で、好ましくは存在する場合は弁手段の付近又は
弁手段の位置において、導入されることが好ましい。
特別な利点、特に原料の歩留まり、装置の簡単さ及び
エネルギー消費に関する利点は、本発明により、鋳造熱
を使用しつつスラブの均質化焼なましを行い、オーステ
ナイト域において厚さを減らすことを特徴とする方法に
より達成される。更なる利点は、本発明により、鋳造熱
を利用するオーステナイト域における後段の厚さ減少の
有無にかかわらず、スラブを250℃以上のフェライト域
において圧延することを特徴とする方法により達成され
る。この方法は、上述の利点を保持しつつ冷間圧延スト
リップの特性を有する鋼ストリップを製造する。
本発明は、厚さ150mm以下の薄いスラブの鋳造用の連
続鋳造機械においても実現される。
装置における本発明の実施例は、EP−0306076号、EP
−0329220号、EP−0370575号、EP−0504999号、EP−054
1574号、NL−1000639号、NL−1000694号及びNL−100069
6号に説明されたような連続又は半連続の装置又は方法
との組合せに特に適する。これらの内容は参考文献とし
て本明細書に組み入れられると考えられる。
公知の装置の問題は、高品質の成型可能な鋼又はスト
リップの製造に特に適さないことである。本発明の目的
は、高品質の成型可能な鋼又はストリップを製造すると
きに従来技術の装置が遭遇する問題を避ける連続鋳造機
械を提供することである。
この目的は、本発明により、大気圧の第1室、及び第
1室に流体的に連結された第2の低圧又は真空室、並び
に熔鋼が第1室に入った後でかつ第2室に入るより前に
熔鋼内にパージングガスを導入するためのパージング手
段を真空ターンディシュが有することを特徴とする連続
鋳造機械により達成される。
真空ターンディシュは入口ノズルの断面積を大きく選
定し得るので型内への熔鋼の流入速度を小さくする可能
性を提供する。
熔鋼が第2室に流れ込むより前に熔鋼にリンシングガ
スを送るためのパージング手段が設けられることを特徴
とする本発明の実施例により、介在物及び表面欠陥の問
題を更に減らすことも可能である。これは、アルミニウ
ム酸化物を取り上げるアルゴンのようなリンシングガス
が、真空ターンディシュ内で分離できるため有利であ
る。この場合、熔鋼は、奇麗で介在物のない又は介在物
の少ない鋼を得られる十分に高い温度に留まる。
第1室と第2室とを流体的に連結するために前記室の
間の導管を備え、この導管に熔鋼の流量を調整するため
の弁が設けられ、更に弁手段の付近又は弁手段の位置に
おいてパージング手段が作動することを特徴とする本発
明の実施例により、アルゴンの排出効果の更なる改良が
達せられる。入口装置を通過することが圧力低下を作
り、これにより多数のアルゴン気泡の生成が可能とな
る。アルミニウム酸化物の粒子はアルゴンの気泡と共に
運ばれ、真空ターンディシュ内の熔鋼の上に浮いている
スラグ層内に戻される。これが介在物又はアルゴン気泡
の改良された排出を達成する。
パージングガス導入のための簡単かつ効果的な実施例
は、弁手段が座及び座と共同作用する制御用ロッドを備
え、この制御用ロッドに、多孔質のパージングブロック
内で終わるパージングガス用の中央穴が設けられること
を特徴とする。
弁手段付近の低圧が気泡の数を多くしこれによりより
高いパージング効果を導くので、パージングガスのパー
ジング効果が強化される。
型の中の望ましくない渦、又は乱流を防ぐために、入
口ノズルにおける一様な流れが追求される。
この目的を達成するために、本発明による連続鋳造機
械の好ましい実施例は、第2室に入る鋼の流れを壊し又
は逸らせるための手段を有することを特徴とする。
外部制御を必要としない簡単かつ能動的な実施例は、
方向を逸らせる手段に、熔鋼が通って第2室に入ってく
る入口ポートと熔鋼が第2室から出て行く出口ポートと
の間に設けられたバッフルが備えられることを特徴とす
る。
型におけるメニスカスの安定かつ良好な形状は、第2
の室に、断面積が型の断面積の5%以上、好ましくは10
%以上の入口ノズルが設けられることを特徴とする本発
明の実施例により達成することができる。
メニスカスの冷却過ぎ又は固化を防ぐために、更なる
実施例は、型の断面積の30%以下の断面積の入口ノズル
が第2室に設けられることを特徴とする。
入口ノズルの断面が型の断面と一致することを特徴と
する実施例により、入口ノズルを通って型に流入してい
る熔鋼の分布の改良が達成される。
本発明のいくつかの実施例及び方法に関連してここに
説明された利点は、その方法を実施する手段を組み込ん
だ本発明による装置の種々の実施例及びその逆の場合に
等しく提供できる。更に、請求項4−12及び15の主題
は、薄いスラブの鋳造に関して説明されたものと同じ利
点で通常の鋳造に等しくてきようできることは熟練者に
明らかであろう。
本発明は、更に、均質化焼なまし炉、鋼のオーステナ
イト域において圧延するための圧延装置、フェライト域
において圧延するための任意的な圧延装置、鋼をオース
テナイト域からフェライト域に冷却するための任意的な
冷却手段、フェライト域における圧延の後に鋼を冷却す
るための任意的な冷却手段、ストリップをコイル巻きに
するための任意的なコイラー、及び請求項8−15のいず
れかによる連続鋳造機械を備えた成型可能な鋼ストリッ
プの製造装置において実施される。
本発明による装置及び方法は、鋼への応用について説
明されたが、その他の金属の鋳造にも有利に使えること
が専門家には明らかであろう。従って、本発明は鋳鋼で
の使用には限定されない。
本発明は、限定するものではない例示実施例の図面を
参照し以下説明されるであろう。図面において、 図1は、冷間圧延ストリップの特性を有する鋼ストリ
ップの製造のために本発明を使用している連続的又は半
連続的に運転する設備の図式的な図面である。
図2は、連続鋳造機械の真空ターンディシュ及び真空
ターンディッシュの周囲の設備用諸部品の図式的断面図
である。
図1において、薄いスラブを鋳造するためにトリベ
(41)が熔鋼を製鋼工場から連続鋳造機械(42)に運
ぶ。熔鋼は、第1室(44)を有する真空ターンディシュ
内の浸漬ノズル(43)を通って流れる。鋼は、第1室
(44)から連結用パイプ又は導管(45)を経て第2の真
空室(46)に流れる。熔鋼は浸漬入口ノズル(47)を経
て型(48)に流入する。少なくも部分的に固化した鋼
は、厚さ150mm以下、好ましくは40から100mmの厚さを有
する薄いスラブ(50)の形で、型(48)の底部において
型から離れる。
薄いスラブ(50)は、ローラーテーブルにおいて、垂
直位置から水平位置に回され、かつ希望するならば厚さ
を幾分か減らされる。薄いストリップ(50)は、スケー
ルブリーカー(51)において酸化物の層が取られた後
で、圧延スタンド(52)に入る。薄いスラブは、その厚
さを出口における厚さ、ほぼ20mmに薄くされる。
シヤー(53)が、ストリップ(55)に厚さの減らされ
た薄いスラブの前後端を切り落とすため、或いはストリ
ップ(55)を希望長さのピースに切断するために使用さ
れる。次いで、ストリップ(55)は温度を一様にしかつ
温度を多少上げるために均質化焼なまし炉を通って走
る。圧延スタンド(52)及び均質化焼なまし炉(56)
は、相互の位置を入れ替えることができる。更に温度を
一様にするため、及び希望するならば圧延速度を選定で
きるように、ストリップ(55)はコイル炉(57)に一時
的に蓄えられる。コイル炉は、一方のリール(58)が巻
き上げている間に他方のリール(59)を解くことができ
るように配列される。スケールブリーカー(61)におい
て酸化物スケールが再び除去され、解されたストリップ
(60)は圧延装置(62)において圧延される。現在の圧
延装置(62)では、ストリップ(63)は例えば2.0mmの
厚さを持つ。ストリップ(63)は、冷却装置(64)にお
いて、鋼がそれまで処理されてきたオーステナイト域か
らフェライト域に冷却される。ストリップは、圧延装置
において、0.5から1.5mmの最終厚さに圧延され、次いで
巻かれたコイル(66)に巻かれる。フェライト域におい
て圧延されたストリップは冷間圧延ストリップの特性を
有し、かつ熔鋼から出発して連続式又は半連続式工程で
製造される。真空ターンディッシュの使用が今日まで可
能であったよりも品質、特に表面の品質、形状が高品質
で、かつ低炭素鋼中の介在物なしのストリップの製造を
可能とした。
図2においては、真空ターンディッシュの第2室
(1)の上に、第2室の容器(3)に気密に取り付けら
れたカバー(2)が設けられる。容器(3)は、連結用
パイプ又は導管(6)の手段により第1の大気圧室
(7)に組み合わせられる。連続用パイプはカップ
(8)を経て第1室(7)内に開口する。調整ロッド
(9)がカップ内に適合し、そしてこれには中心穴(1
0)が設けられ、その端部は調整ロッドの下端のパージ
ングプラグ(11)内にある。パージングプラグ(11)は
カップ(8)と適合するような形状にされ、そして第1
室(7)から容器(3)に管理可能な量の熔鋼(12)を
入れるために、カップと共に調整装置又は弁を形成す
る。貯蔵容器(7)の上方にトリベ(13)(部分的に図
示)が吊るされ、これの底部に、スライドゲート(14)
により閉鎖できる浸漬ノズル(15)が設けられる。パイ
プ(16)がカバー(2)を貫いて伸び、真空ポンプ(1
7)に連結される。同様にガス管路(18)がカバー
(2)を貫いて伸び、これは調整弁(19)を介してパー
ジング供給装置(20)と組み合わせられる。容器(3)
の内部に連絡された入口開口(22)及び出口開口(23)
を有する浸漬入口ノズル(21)が容器(3)の底部内に
伸びる。浸漬入口ノズル(21)は型(24)内に伸びる。
型のまわりには電磁ブレーキ(25)が置かれる。トリベ
(13)からの鋼は開かれたスライドゲート(14)を通
り、浸漬ノズル(15)を通り第1室(7)内に流れる。
スラグ層(27)が第1室(7)内の熔鋼(12)上にあっ
て、周囲雰囲気から鋼を熱的及び化学的に遮る。鋼は、
調整ロッド(9)の垂直方向位置による管理可能な量
で、カップ(8)と調整ロッド(9)とにより形成され
た調整装置を通過し、更に連結用パイプ(6)を通って
第2室(1)に流れる。調整ロッドの位置、従って受け
入れられる鋼の量は、型(24)内の熔鋼のレベルの測定
値を基礎にして制御又は調整することができる。レベル
は、測定及び/又は調整用の装置(36)の入力に結合さ
れたセンサー(35)により測定される。測定及び/又は
調整用の装置(36)の出力は被動装置(43)に接続され
(詳細には示されない)、これを操作しそして調整ロッ
ドの位置に影響を与えることができる。かかる配列の利
点は、熔鋼のレベルをうまく調整できること、及びこの
レベルが真空ターンディシュ内の空間(29)における熔
鋼の上に解放されたアルゴンパージングガスのような気
体により乱されることがごく僅かであることである。ア
ルゴンガスは貯蔵容器(図示せず)から穴(10)を経て
パージングプラグ(11)に送られる。アルゴンガスはパ
ージングプラグを通り、そして調整ロッド(9)を通過
している熔鋼に吸収され運ばれる。アルゴンガスは、第
2室(1)において熔鋼(28)から出て上昇し、熔鋼の
上方の空間(29)内に行き、ここから真空ポンプ(17)
により引き出される。調整弁(19)を制御することによ
り、調整可能量のガスがガス供給装置(20)から空間
(29)内に入れられ、この空間を希望のガス圧力に設定
しかつこれを維持する。第2室には、連結用パイプ
(6)を通り流れてくる熔鋼を、このとき第2室のその
他の部分内にある鋼(28)から逸らせるために壁(30)
が置かれる。壁(30)は、伴われたアルゴンが多くの細
かい気泡を形成する利点も提供する。気泡は迅速に上昇
し、壁により上向きに強制された流れが、気泡を第2室
内の熔鋼の表面に沿って不純物を運びつつ流れ、スラグ
層の中に吸収される。
浸漬入口ノズル(21)の入口開口(22)及び出口開口
(23)を経て型(24)に流れる鋼の量を制御するために
空間(29)内のガス圧力が使用される。鋳造用粉体(3
7)の層が熔鋼(31)上に広がる。熔鋼の挙動、特に流
量に影響を与えるために電磁ブレーキ(25)を使うこと
ができる。固化した壁(32)が部分的に形成された鋼が
スラブ(33)として型から離れていく。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−284476(JP,A) 特開 昭58−38645(JP,A) 特開 平7−116704(JP,A) 特開 平4−356339(JP,A) 特開 平2−117757(JP,A) 特開 平1−181953(JP,A) 特開 平1−170555(JP,A) 特開 昭56−6763(JP,A) 特表 平10−510476(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/10 360 B22D 11/10 330 B22D 11/00 B22D 11/103

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続鋳造機の型において熔鋼を厚さ150mm
    以下の薄いスラブに形成し、均質化焼なまし炉において
    均質化焼なましを行い、そして鋳造熱を使用して中間ス
    ラブを得るために鋳造熱を使ったオーステナイト域内で
    スラブを圧延し、希望するならば鋼の実質的な部分がフ
    ェライト域に変態する温度に中間スラブを冷却し、更に
    前記中間スラブをオーステナイト域又はフェライト域の
    いずれかでストリップに圧延する諸段階を含む成型可能
    な鋼ストリップの製造方法であって、熔鋼がトリベから
    真空ターンディシュの第1の大気圧室内に供給され、第
    1の室に導管により流体的に連結されかつ予め低圧にさ
    れた第2室を更に備え、鋼が第2の低圧室又は真空室か
    らその出口ポートを通って型の中に送られることを特徴
    とする前記方法。
  2. 【請求項2】内部断面積が型の断面積の5%以上、好ま
    しくは10%以上の入口ノズルを経て第2室から型に熔鋼
    を輸送することを特徴とする請求項1による方法。
  3. 【請求項3】熔鋼が、型の断面積の30%以下の内部断面
    積を有する入口ノズルを経て第2室から型に送られるこ
    とを特徴とする請求項1又は2による方法。
  4. 【請求項4】熔鋼がトリベから出た後でかつ第2室に入
    るより前に熔鋼内にパージングガスを導入することを特
    徴とする先行請求項のいずれかによる方法。
  5. 【請求項5】150mm以下の厚さの薄いスラブを鋳造する
    ための連続鋳造機械であって、真空ターンディシュが、
    大気圧の第1室及び第1室に流体的に連結された第2の
    低圧又は真空室、並びに熔鋼が第1室に入った後でかつ
    第2室に入るより前に熔鋼内にパージングガスを導入す
    るためのパージング手段を有すること;第1室と第2室
    とを流体的に連結するための前記両室間の導管を備え、
    この導管に熔鋼の流量を調整するための弁が設けられて
    いること;弁手段の付近又は弁手段の位置においてパー
    ジング手段が作動すること;及び該弁手段が座及び座と
    共同作用する制御用ロッドを備え、この制御用ロッドに
    は、多孔質のパージングブロック内で終わるパージング
    ガス用の中央穴が設けられていること;を特徴とする連
    続鋳造機械。
  6. 【請求項6】均質化焼なまし炉、鋼のオーステナイト域
    において圧延するための圧延装置、フェライト域におい
    て圧延するための任意的な圧延装置、鋼をオーステナイ
    ト域からフェライト域に冷却するための任意的な冷却手
    段、フェライト域における圧延の後に鋼を冷却するため
    の任意的な冷却手段、ストリップをコイル巻きにするた
    めの任意的なコイラー、及び請求項5による連続鋳造機
    械を備えた成型可能な鋼ストリップの製造装置。
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