JP3045862U

JP3045862U - ネイルアート・シールセット

Info

Publication number: JP3045862U
Application number: JP1997001256U
Authority: JP
Inventors: 沙織菅野
Original assignee: イヴ・サンローラン・パルファン株式会社
Priority date: 1997-03-03
Filing date: 1997-03-03
Publication date: 1998-02-20
Anticipated expiration: 2003-03-03

Abstract

(57)【要約】【課題】素人でも気安く、簡単にワンポイント・マー
ク模様のマニュキュアを爪に塗ることができるようにす
ること。【解決手段】ネイルアート・シールセット１０は、異
なる所定の模様１を描いた切抜き線２を形成された単体
シール３を、所定の台紙４上に複数枚着脱自在に粘着し
てある。単体シール３を台紙４から剥がしたときに、所
定の模様１が単体シール３から切り抜かれる。そのシー
ル３を爪２０に貼って、マニュキュア４０が塗られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、爪にマニュキュアを塗るさいに使用するネイルアート・シールセットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

近年、爪に多色のマニュキュアを塗ることが流行している。特に、一色のマニュキュアの上に多色のワンポイント・マークの模様を付けることによってお洒落感覚を楽しむ傾向が広がりつつある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、ワンポイント・マークの模様を爪に描くことは、高度の技術と、ある種のセンスを必要とするので、専門の美爪術師に頼らざるをえない実情にある。これは、費用と時間がかかるので、不便であり、マニュキュアの需要を低滞させている一因でもある。

【０００４】そこで、本考案の目的は、素人でも気安く、簡単にワンポイント・マークの模様を爪に描くことができ、これにより、多色のマニュキュアによるお洒落感覚を楽しむことができるようにしたネイルアート・シールセットを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案のネイルアート・シールセットは、異なる所定の模様を描いた切抜き線を形成された単体シールを、所定の台紙上に複数枚着脱自在に粘着した手段によって、上記課題を解決している。

【０００６】異なる所定の模様は、ハート、三日月、唇、ダブルハート、ＹＳＬロゴ、星、音符等の形状から複数組選択されることができる。

【０００７】単体シールを台紙から剥がしたときに、所定の模様がその単体シールから切り抜かれる模様を切り抜かれた単体シールを爪に貼り付けたときに、切抜き模様にマニュキュアを塗ることができる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案のネイルアート・シールセットの実施例について、図１−４を参照して説明する。

【０００９】図１は、本考案のネイルアート・シールセットの一実施例を示す平面図である。図１に示すように、本考案のネイルアート・シールセット１０は、異なる所定の模様１を描いた切抜き線２を形成された単体シール３を、所定の台紙４上に複数枚着脱自在に粘着した構成になっている。

【００１０】図１に示す実施例では、単体シール３を台紙４上に上下２段、各段３枚づつ貼り付けて１セットとしているが、必要に応じて適宜変更してもよい。例えば、図２に示す実施例では、単体シール３を台紙４上に上中下３段、各段６枚ずつ貼り付けて１セットとしている。

【００１１】異なる所定の模様１としては、図３にそれぞれ示すように、例えば、ハート（Ａ）、三日月（Ｂ）、唇（Ｃ）、ダブルハート（Ｄ）、ＹＳＬロゴ（Ｅ）、星（Ｆ）、音符（Ｇ）、（Ｈ）等の形状から図１、２に示すように、複数組選択されることができる。

【００１２】単体シール３を台紙４から剥がしたときに、所定の模様１がその単体シール３から切り抜かれる（図３参照）。

【００１３】模様１を切り抜かれた単体シール３を爪に貼り付けたときに、切抜き模様３にマニュキュアを塗ることができる。

【００１４】次に、図４を参照して、本考案のネイルアート・シールセット１０の使用例について説明する。

【００１５】まず、爪２０の表面を滑らかに調整し、清拭する（Ａ）。次に所望の色のマニュキュア３０を塗り、完全に乾かす（Ｂ）。好きなデザインの模様１の付いた単体シールを選んで台紙４から剥がし、爪２０に貼る（Ｃ）。このとき、単体シール３が大きすぎる場合には、適当な大きさに切ってから貼ればよい。

【００１６】単体シール３の上から別の色のマニュキュア４０を塗る（Ｄ）。このとき、きれいに仕上げるためにマニュキュアは薄く塗ることが好ましい。上塗りのマニュキュア４０が完全に乾いてから単体シール３を剥がす（Ｅ）。

【００１７】このようにして、例えば、赤色のマニュキュア３０のベースの上に、例えば白色のハート模様１のマニュキュア４０がきれいに塗り上げられる。

【００１８】

【考案の効果】

本考案によれば、高度の技術を必要とせずに、一色のマニュキュアのベースの上に所望のデザインの模様を別の色のマニュキュアで簡単に塗り上げることができる。この作業は一方の手だけで、特に利き腕でない方の手でも上手に塗ることができる。

【００１９】本考案のネイルアート・シールセットをマニュキュア商品に組み入れて販売すれば、顧客の便益は一層向上する。

【提出日】平成９年７月２日

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】異なる所定の模様は、ハート、三日月、唇、ダブルハート、ＹＳＬロゴ（登録商標）、星、音符等の形状から複数組選択されることができる。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１１

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１１】異なる所定の模様としては、図３にそれぞれ示すように、例えば、ハート（Ａ）、三日月（Ｂ）、唇（Ｃ）、ダブルハート（Ｄ）、ＹＳＬロゴ（Ｅ）（登録商標）、星（Ｆ）、音符（Ｇ）、（Ｈ）等の形状から図１、２に示すように、複数組選択されることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のネイルアート・シールセットの一実施
例の平面図である。

【図２】図１と同様な図面であって、別の実施例の平面
図である。

【図３】本考案の単体シールの切抜き模様の各種実施例
を示す平面図である。

【図４】本考案の単体シールの使用例を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１・・・模様２・・・切抜き線３・・・単体シール４・・・台紙１０・・・ネイルアート・シールセット２０・・
・爪３０、４０・・・マニュキュア

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【手続補正書】

【提出日】平成９年７月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正内容】

【請求項２】前記異なる所定の模様は、ハート、三日
月、唇、ダブルハート、ＹＳＬロゴ（登録商標）、星、
音符等の形状から複数組選択されることを特徴とした請
求項１記載のネイルアート・シールセット。 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成９年７月２日

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図２

【補正方法】変更

【補正内容】

【図２】

【手続補正５】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図３

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】異なる所定の模様を描いた切抜き線を形
成された単体シールを、所定の台紙上に複数枚着脱自在
に粘着したネイルアート・シールセット。
【請求項２】前記異なる所定の模様は、ハート、三日
月、唇、ダブルハート、ＹＳＬロゴ、星、音符等の形状
から複数組選択されることを特徴とした請求項１記載の
ネイルアート・シールセット。
【請求項３】前記単体シールを台紙から剥がしたとき
に、前記所定の模様が該単体シールから切り抜かれるこ
とを特徴とした請求項１記載のネイルアート・シールセ
ット。
【請求項４】前記模様を切り抜かれた単体シールを爪
に貼り付けたときに、該切抜き模様にマニュキュアを塗
るのに適した請求項１記載のネイルアート・シールセッ
ト。