JP3045186B2 - 符号化データの切り出し方法 - Google Patents

符号化データの切り出し方法

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JP3045186B2
JP3045186B2 JP3031750A JP3175091A JP3045186B2 JP 3045186 B2 JP3045186 B2 JP 3045186B2 JP 3031750 A JP3031750 A JP 3031750A JP 3175091 A JP3175091 A JP 3175091A JP 3045186 B2 JP3045186 B2 JP 3045186B2
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秀雄 中屋
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばデジタルVT
Rの再生系における画素データの切り出しに適用して好
適な符号化データの切り出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号の高能率符号化方式と
して本願の出願人は、適応型ダイナミック・レンジ符号
化方式(以下ADRC方式と称する)を提案した(1986
年12月11日社団法人電子通信学会発表 MR 86−43)。
【0003】このADRC方式は、テレビジョン信号の
持つ強い時空間の相関を利用した符号化方式である。
【0004】すなわち、画像をブロック分割すると、各
画像ブロックは局所的相関により、小さなダイナミック
レンジしか持たないことが多い。そこで、このADRC
方式では各分割画像ブロックのダイナミックレンジを求
め、適応的に画素デ−タを再符号化することにより各画
素デ−タを元のビット数よりも少ないビット数に圧縮で
きるようにしている。
【0005】画像のブロック分割の方法としては、水平
ライン方向のみの分割(1次元ADRC)、また、水
平、垂直両方向の方形領域による分割(2次元ADR
C)、さらに複数フレ−ムにわたる空間的領域を考えた
分割(3次元ADRC)が提案されている(例えば、特
開昭61−144990号公報、特開昭61−1449
89号公報、さらに特開昭62−92620号公報参
照)。
【0006】3次元ADRCでは画像ブロック毎に2フ
レーム間の動き検出を行ない、静止画像ブロックでは例
えば後のフレームのデータは送らずに、いわゆる駒落と
しを行なうことで、さらに効率のよい符号化ができる。
もっとも、この場合には、各ブロックに1ビットの動き
情報コードを必要とするが、静止領域では1/2のデー
タ圧縮ができる。
【0007】符号化時の各画像ブロック毎のビット数の
割り当ては、元の画素データのビット数より少ない一定
値として、各画像ブロック毎のダイナミックレンジに応
じて量子化ステップ幅を変える方式である固定長ADR
C(前掲公報参照)の外に、各画像ブロック毎のダイナ
ミックレンジの大きさに応じて各画像ブロック毎の割り
当ビット数を変える方式である可変長ADRCも提案さ
れている(例えば特開昭61−147689号公報参
照)。
【0008】上述のADRC方式は、伝送データ量を大
幅に圧縮できるので、デジタルVTRに適用して好適で
ある。特に、可変長ADRCは、圧縮率を高くすること
ができ、有効である。
【0009】しかし、可変長ADRCの場合は、伝送デ
ータ量が画像の内容によって変化し、所定量のデータを
1トラックとして記録するVTRのような固定レートの
伝送路を使用する場合には、バッファリングの処理が必
要である。本願の出願人は、このバッファリングの処理
の一例として、例えば特願昭61−257586号明細
書に記載されているような方式を提案している。
【0010】すなわち、このバッファリング方式は、デ
ジタル画像データの1フレーム期間に含まれる多数の画
像ブロックのダイナミックレンジの度数分布を求め、こ
の度数分布を積算形の分布に変換する。そして、符号化
のためのダイナミックレンジのしきい値の組み合わせを
複数個用意し、その各しきい値の組を積算形の度数分布
に適用して発生情報量を求め、1フレーム期間の発生情
報量が伝送レートを越えないようなしきい値の組を決定
するものである。各しきい値の組は、例えば5ビットの
しきい値コードで区別される。
【0011】こうして、ADRC方式により符号化さ
れ、上記バッファリングされて得られたデータは、デジ
タルVTRにより記録されるときに、フレーム化回路に
より伝送用の所定長ブロックが連続する記録信号の形態
に変換される。そして、再生の際に、フレーム分解回路
により再生信号からデータが切り出され、ADRCのデ
コーダに供給され、復元される。この場合、伝送される
データには、画素データのほかに、しきい値コード、各
ブロックのダイナミックレンジDR、最小値MIN又は
最大値MAXの内の任意の2つからなる付加データが含
まれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、符号化出力
データをフレーム化するとき、データ切り出しのために
重要度が高い付加データ(例えばダイナミックレンジD
R,最小値MIN)は、再生時に取り出し易くするた
め、周期的に配することが好ましい。ダイナミックレン
ジDRなどの付加データが再生できれば、各画像ブロッ
クの割当ビット数がわかるので、各画像ブロック内のデ
ータの長さがわかり、このデータ長から画素データを切
り出すことができるからである。
【0013】例えば図10に示すように、所定データ長
毎に周期的に伝送用所定長ブロックSYを構成し、この
ブロックSY内の所定の位置に付加データであるダイナ
ミックレンジDR,最小値MINを配置する。そして、
画素データBPLは、ブロックSY内の空いている領域
に順次先詰めして挿入する。
【0014】この場合、各画像ブロックの画素データの
位置と、その画像ブロックの付加データの位置とは、同
じブロックSY内とはならずに離れた位置となることが
あるが、前述したように、周期的に配置された付加デー
タのダイナミックレンジDRなどから、この付加データ
DRに対応する画像ブロックの割当ビット数が検知され
るので、先頭から順次データを切り出すことにより、デ
ータの切り出しが可能になるのである。
【0015】ところが、このようにしたとしても、再生
時に、ある画像ブロックの付加データDRにエラーが発
生すると、そのブロックの画素サンプルのビット長が判
らなくなり、そのブロックのサンプルデータの切り出し
ができなくなると共に、エラー伝播により、その切り出
しができなくなった画像ブロック以降は、1フレームの
最後の画像ブロックまでの全ての画像ブロックの画素サ
ンプルデータも切り出すことができなくなる。
【0016】この発明は、以上のような可変長符号のフ
レーム分解の際のデータ切り出し時に、エラー伝播が生
じるような状態のときにも、切り出せないデータを最少
にすることができるようにした符号化データの切り出し
方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明においては、ブロック分割され、各ブロッ
ク毎の特徴に応じたビット数で、そのブロックのデータ
が符号化され、前記各ブロックの特徴を表わす付加デー
タが周期的に配置されると共に、前記符号化データが前
記付加データ間に順次詰められて挿入されて伝送された
デジタルデータを受信し、前記符号化データを切り出す
ようにする符号化データの切り出し方法において、前記
周期的に配された付加データに誤りがないときは、この
付加データに基づいて対応する符号化データを切り出す
と共に、前記付加データに誤りがあるときには、後続の
ブロックのデータの先頭位置情報から当該後続のブロッ
クの符号化データを切り出すようにする。
【0018】前記後続のブロックのデータの先頭位置情
報は、次のようにして得る方法を採用することが望まし
い。
【0019】すなわち、その一つの方法は、前記伝送デ
ジタルデータは、付加データとそれに続く符号化データ
との組の所定数毎にシンクブロックを構成し、このシン
クブロック毎に、そのシンクブロック内の特定位置の符
号化データの伝送データ上の位置を示すデータアドレス
を挿入しておく。そして、このデータアドレスから誤り
の生じた付加データに対応する符号化データの後続ブロ
ックデータの先頭位置情報を検知する。
【0020】他の一つの方法は、前記付加データに誤り
があるときには、前記受信したデータを時系列方向とは
逆方向にサーチして付加データを検出し、この逆方向サ
ーチ時の検出付加データに基づいて、前記誤りのある付
加データに対し時系列の方向に見たとき後続のブロック
のデータの先頭位置情報を検出し、この位置情報から前
記誤りのある付加データに対応するブロックに後続のブ
ロックの符号化データを切り出すようにする。
【0021】伝送デジタルデータに上記のようなデータ
アドレスがシンクブロック毎に挿入されている場合に
は、逆方向サーチ時にも、そのデータアドレスを符号化
データの切り出しのために用いることができる。
【0022】
【作用】付加データにエラーがあるときは、伝送データ
が、その時系列方向とは逆方向にサーチされて、この逆
方向のサーチ時に得られる付加データを用いて符号化デ
ータが逆方向から切り出される。この逆方向からの切り
出しにより、前記エラーのある付加データに対応するブ
ロックの後続のブロックの符号化データは、各付加デー
タにエラーがなければ、切り出すことができる。
【0023】したがって、伝送符号化データの時系列方
向である順方向のサーチ時には、エラーのある付加デー
タに対応するブロックまでの符号化データが切り出し可
能であり、逆方向(反時系列方向)のサーチ時には、反
時系列方向からエラーのある付加データに対応するブロ
ックまでの符号化データを切り出すことができる。発生
エラーが1つの付加データの場合には、時系列方向の切
り出しデータの最後の位置と、反時系列方向の切り出し
データの最後の位置とから、エラーの生じたダイナミッ
クレンジ等の付加データに対応するブロックの符号化デ
ータの先頭及び最後の位置がわかり、ブロック内のサン
プル数が一定であるので、そのエラーのある付加データ
に対応するブロックのデータの切り出しができる。そし
て、付加データは、例えばその前後のブロックの付加デ
ータから補間処理により得ることができるので、復号化
もできる。つまり、そのエラーのある付加データに対応
するブロックの符号化データの切り出し及び復号化がで
きる可能性が高くなる。
【0024】また、伝送データに、シンクブロック毎に
データアドレスが挿入されている場合には、エラー伝播
は、シンクブロック内で断ち切られる。そして、データ
アドレスにより後続のシンクブロックのデータの先頭位
置が判るので、当該シンクブロック内に複数の付加デー
タが含まれる場合において、シンクブロック内でエラー
が生じた付加データの後の付加データに対応するブロッ
クのデータは、その付加データにエラーがなければ、前
記後続のシンクブロックのデータアドレスから、その前
のシンクブロックの最後の符号化データの伝送データ上
の位置を知ることができるので、その最後の符号化デー
タの位置情報と、その付加データとからその付加データ
に対応するブロックの符号化データを切り出すことがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、この発明による符号化データの切り出
し方法を、デジタルVTRに適用した場合の一実施例
を、図を参照しながら説明する。
【0026】以下の例は、デジタルVTRにおいて使用
する圧縮符号化方式として、前述した可変長ADRCを
用いた場合である。また、2次元の可変長ADRCを行
うもので、画像信号の圧縮符号化の単位としては、1フ
レームとされ、その1フレームの画像信号が例えば4ト
ラックとしてテープに記録される。
【0027】図1は、この発明が適用されるデジタルV
TRの記録系及び再生系の一実施例を示すものである。
【0028】[記録系の説明]記録系10は、次のよう
に構成されている。すなわち、入力端子11を通じて入
力されたラスター走査形式の画像信号が、A/Dコンバ
ータ12に供給され、1画素サンプルが8ビットのデジ
タル画像信号に変換される。このデジタル画像信号は、
ブロック化回路13に供給される。
【0029】このブロック化回路13は、1フレーム分
のデジタル画像信号を記録できる容量のメモリを有し、
例えば図2に示すように、(水平方向の4画素)×(垂
直方向の4画素(4ライン))からなる領域を1画像ブ
ロックとして、1フレーム(1画面分)のデジタル画像
信号が複数画像ブロックに分割される。この場合、1画
像ブロックには16画素サンプルが含まれる。
【0030】また、このブロック化回路13では、入力
画像信号中のブランキング期間が取り除かれると共に、
有効データが連続するものとされ、データ系列中にデー
タ欠如期間が形成される。例えば1ライン中に858画
素サンプル含まれ、そのうちの有効データが704サン
プルとされ、1フレームのライン数が525ラインであ
り、その内の有効ライン数が484とされるので、1フ
レーム期間の有効データからなる画像ブロック数は、次
のようになる。
【0031】 有効ブロック数:(704÷4)×(484÷4)=176×121 =21296/フレーム 図3Aは、1フレームの画像が21296個の画像ブロ
ックに分割された状態を示す。
【0032】ブロック化回路13からの各画像ブロック
のデータは、シャフリング回路14に供給される。シャ
フリング回路14では、図3Bに示すように、画像ブロ
ックの単位で、1フレームの複数の画像ブロックが、1
フレーム中で所定の規則に従って並べ換えられる処理が
なされる。このシャフリング処理は、メモリのアドレス
制御で実行できる。
【0033】シャフリング回路14の出力信号は、AD
RCエンコーダ15に供給されて、2次元ADRCの圧
縮符号化処理がなされる。すなわち、このADRCエン
コーダ15では、画像ブロック毎の画素サンプルデータ
の最大値MAX、最小値MIN、両者の差であるダイナ
ミックレンジDRが検出され、このダイナミックレンジ
DRに応じて可変長の符号化がなされる。
【0034】例えば可変長ADRCの画素データのビッ
ト長が「0」〜「4」の場合、4個のしきい値T1,T
2,T3,T4(T4>T3>T2>T1)が設定され
る。そして、画像ブロックのダイナミックレンジDR
が、0≦DR<T1の場合には、その画像ブロックの割
当ビット数は「0」とされ、画素データは伝送されず、
画像ブロックの最大値MAX及び最小値MINのみが伝
送される。画像ブロックのダイナミックレンジDRが、
T1≦DR<T2の場合には、その画像ブロックの割当
ビット数は「1」とされる。T2≦DR<T3の場合に
は、その画像ブロックの割当ビット数は「2」とされ
る。T3≦DR<T4の場合には、その画像ブロックの
割当ビット数は「3」とされる。T4≦DR<255
(8ビットの画素サンプルの最大値)の場合には、その
画像ブロックの割当ビット数は「4」とされる。
【0035】以上のような可変長ADRCの符号化を行
う場合に、1フレーム期間の情報量が所定値を越えない
ように、ADRCエンコーダ15において、バッファリ
ング処理がなされる。バッファリング処理は、1フレー
ム期間のすべての画像ブロックのダイナミックレンジD
Rの発生度数を求め、これをメモリに格納し、このダイ
ナミックレンジDRの発生度数の分布から最適なしきい
値T1〜T4の組を決定する。
【0036】しきい値T1〜T4の組み合わせは、予め
複数個例えば第1番目から第32番目までの32組が用
意されている。この場合、第1番目のしきい値の組が適
用された場合には、発生情報量が最大となるようにされ
ている。そして、第1番目のしきい値の組から順に発生
情報量が単調減少し、第32番目しきい値の組が適用さ
れた場合には、発生情報量が最少となるように、しきい
値の組が設定されている。これらの4個のしきい値の組
を区別するために、しきい値コードが使用されている。
【0037】前述したように、シャフリング回路14の
出力信号は、画像ブロックが所定の順序に変換された1
フレームの有効データからなり、ADRCエンコーダ1
5では、データ有効期間にダイナミックレンジDRの度
数を収集し、上述したデータ欠如区間において、積算形
の度数分布表の作成、しきい値の組の決定及びメモリの
クリアの処理を行う。次に、決定したしきい値の組によ
り可変長のADRC符号化を行う。
【0038】ADRCエンコーダ15の出力信号は、各
画素サンプルに対応する画素データであるコード信号
(以下画素コードという)と、付加データとからなる。
付加データには、画像ブロック毎のダイナミックレンジ
DR、最小値MIN、フレーム毎のしきい値コードが含
まれる。また、1画像ブロックの画素数は16であり、
したがって画素コードのデータ量は、ビット長に応じて
最小で0バイト、最大で8バイトとなる。
【0039】このADRCエンコーダ15の出力信号
は、フレーム化回路16に供給され、所定のデータ量毎
にシンクブロックが構成され、このシンクブロックが連
続するフレーム構成のデータに変換される。すなわち、
フレーム化回路16では、シンクブロックを形成するた
めに、ADRCエンコーダ15の出力信号が並べ換えら
れる。
【0040】図4は、シンクブロックの構成を示す。図
4Aに示すように、nバイトの長さのデータがm個並べ
られてエラー訂正符号のブロックが形成される。各nバ
イトのデータは、図4Bに示すように付加データである
ダイナミックレンジDR(1バイト)、最小値MIN
(1バイト)と、画素コードBPL(2バイト)との合
計4バイトが繰り返す配列を有している。この4バイト
のデータを以下サブブロックと呼ぶ。
【0041】ここで、1画像ブロックで発生する画素コ
ードBPLの長さは、0バイト、2バイト、4バイト、
6バイトのいずれかであり、画像ブロック毎に一定では
ない。しかし、画素コードBPLは、各サブブロックの
画素コードBPL用のタイムスロット(図4BのBPL
の部分)に順次詰められて挿入される。
【0042】フレーム化回路6では、図4Cに示すよう
に、このnバイトのデータのm個がシンクブロックのデ
ータ部分を構成し、各シンクブロックの最初の付加デー
タ(DR、MIN)に付随する画素コードBPLの位置
を示すaビットのアドレス信号(以下データアドレスと
いう)ADが付加される。このデータアドレスADとし
ては、1フレーム分のデータをビット単位で並べ、その
中で位置が固定のブロック同期信号(後述する)と、ブ
ロックID信号(後述する)と、ダイナミックレンジD
Rと、最小値MINとを除く各ビットに連続的に付与さ
れたものが使用される。
【0043】なお、データアドレスADとしては、1フ
レーム内の21296個の画像ブロックに対する番号と
ブロック内の全ビット(BPL)の番号とからなるアド
レス信号を使用するようにしてもよい。また、1フレー
ム内の全シンクブロックを区別するためのアドレスビッ
トと、シンクブロック内の前記4バイト(DR+MIN
+BPL)のサブブロックに関するアドレスビットと、
このサブブロック内のビット位置に関するアドレスビッ
トとの3個のアドレスを複合したアドレス信号を使用す
ることもできる。
【0044】フレーム化回路16の出力信号は、パリテ
ィ発生回路17に供給されて、例えば積符号の構成のエ
ラー訂正用符号の符号化がなされ、そのパリティデータ
が生成付加される。そして、このパリティデータが付加
された圧縮化画像データが、デジタル変調回路18に供
給されて、デジタル変調がなされる。そして、デジタル
変調回路18の出力信号が並列−直列変換回路19に供
給され、直列データの記録信号とされる。
【0045】また、図示しないが、パリティ発生回路1
7とデジタル記録変調回路18との間で、ブロック識別
信号ID(例えば2バイト)と、ブロック同期信号SY
NC(例えば2バイト)が付加される。
【0046】そして、パリティ発生回路17において、
図5に示すように、前述したnバイトの符号化データが
m個並べられた2次元配列において、その水平方向に第
1のエラー訂正符号の符号化がなされ、パリティPT1
が生成され、その垂直方向に第2のエラー訂正符号の符
号化がなされ、パリティPT2が生成される。第1のエ
ラー訂正符号は、シンクブロック毎にエラーの検出及び
訂正を行うことができる。
【0047】ブロックID信号として、1フレーム内の
画像ブロックの番号と関連したブロック識別信号ID、
しきい値コード等が挿入される。このブロック識別信号
IDによりシンクブロックの最初に位置する付加データ
に対応する画像ブロックの位置が判る。
【0048】並列−直列変換回路19からの直列の記録
信号は、テープ変換系TPにおいてテープに磁気記録さ
れる。
【0049】[再生系の説明]以上のようにして2次元
ADRCにより圧縮符号化されて記録されたデジタル画
像信号は、再生系20により再生されて、元のラスター
走査形式の画像信号に復元される。
【0050】すなわち、磁気ヘッドによりピックアップ
された画像データは、図示しない再生アンプ、再生イコ
ライザ及びデータ復元回路等を介して直列−並列変換回
路21に供給されて、並列の信号とされ、デジタル復調
回路22に供給されることによってデジタル復調の処理
がなされる。
【0051】この復調されたデジタルデータは、時間軸
誤差補正装置(TBC)23によりテープ変換系TPに
おいて発生する時間軸誤差の補正がなされた後、エラー
訂正回路24に供給され、このエラー訂正回路24にお
いて、再生デジタルデータ中のエラー訂正符号を用いて
エラー訂正がなされる。このエラー訂正回路24から
は、エラー訂正後のデータと、そのエラーの有無を示す
エラーフラグが発生する。エラーフラグは、後述するエ
ラー修整回路29にまで転送される。
【0052】このエラー訂正回路24の出力信号は、フ
レーム分解回路25に供給される。この場合、ブロック
同期信号SYNC及びブロック識別信号IDを除いた再
生データを時系列方向に見ると、図6に示すように、シ
ンクブロックの大きさで決まる周期で、データアドレス
ADが挿入されていると共に、サブブロックの大きさで
ある4バイト毎に付加データであるダイナミックレンジ
DR及び最小値MINが1バイトづつ挿入され、画素デ
ータBPLがダイナミックレンジDR及び最小値MIN
の後の2バイトに詰められて挿入されたものとなってい
る。
【0053】したがって、データアドレスAD及び付加
データDR及びMINは、定まった位置に記録されてい
るので、これらは容易に再生データから切り出すことが
できる。
【0054】フレーム分解回路25においては、しきい
値コード及び上述のように規則的に配置されている付加
データのダイナミックレンジDR及び最小値MINが分
離されると共に、ダイナミックレンジDRとしきい値コ
ードから前記の時系列方向に、順次、画素コードBPL
が分離、すなわち切り出しがなされる。
【0055】このとき、フレーム分解回路25において
は、しきい値コードあるいはダイナミックレンジDRが
エラーとなると、そのダイナミックレンジDRが対応す
る画像ブロックの時系列方向に見て後続の画素コードB
PLの正しい区切りが判らなくなり、画素コードBPL
の正しい切り出しができなくなる。この場合に、この例
では、データアドレスADがシンクブロックの周期で挿
入されているので、このデータアドレスADを用いて画
素コードBPLの区切りを正しいものとするリフレッシ
ュがなされ、エラーの伝播が断ち切られる。
【0056】しかし、シンクブロック内では、エラーが
伝播して、エラーの生じたダイナミックレンジDRが対
応するブロックの後続のブロックの画素コードBPLが
切り出せない。この例では、反時系列方向にもデータを
サーチすることにより、シンクブロック内においても、
できるだけ正しく画素コードBPLの切り出しができる
ようにしている。
【0057】図7〜図9は、このフレーム分解回路での
画素コードBPLの切り出しのためのフローチャートで
ある。この例の場合、1フレーム当たりのシンクブロッ
ク数を例えばx、1フレーム当たりの画像ブロック数を
y(=21296)とする。なお、図6では1シンクブ
ロックに6サブブロックが含まれる。
【0058】先ず、時系列方向のサーチを行う。すなわ
ち、先ず、初期化の処理を行う。すなわち、シンクブロ
ックをSBj(j=1〜x)、シンクブロック内のダイ
ナミックレンジをDRi(i=1〜y)としたとき、j
=1、i=1とする(ステップ101)。
【0059】次に、時系列方向に最初のシンクブロック
SBj(j=1)を取り込み(ステップ102)、その
シンクブロックSBjのデータアドレスADを検知し、
データアドレスADからそのシンクブロックの先頭の画
素コードBPLのビットアドレスを検知し、記憶する
(ステップ103)。
【0060】次に、そのシンクブロックSBjの最初の
ダイナミックレンジDRi(i=1)を取り込み(ステ
ップ104)、そのダイナミックレンジDRiにエラー
があるか否かをエラーフラグにより検出する(ステップ
105)。
【0061】エラーがなければそのダイナミックレンジ
DRiを判読し(ステップ106)、そのダイナミック
レンジDRiとしきい値コードから対応する画像ブロッ
クBiの画素コードBPLのビット数を検知し、必要に
応じて(その前のシンクブロックのダイナミックレンジ
にエラーが在った場合)前記データアドレスADをも使
用して、そのダイナミックレンジDRiに対応する画像
ブロックBiの画素コードBPLの先頭と最後のビット
アドレスをメモリに記憶しておく(ステップ107)。
【0062】次に、そのダイナミックレンジDRiがシ
ンクブロックSBj内の最後のダイナミックレンジであ
るか否か判別する(ステップ108)。最後のダイナミ
ックレンジでなければステップ104に戻り、以上のス
テップ104〜108が繰り返され、最後のダイナミッ
クレンジであれば、ステップ109に進む。また、ステ
ップ104で、ダイナミックレンジDRiにエラーがな
いと判別されたときにも、ステップ109に進む。
【0063】ステップ109では、そのシンクブロック
SBjが1フレームの最後のシンクブロックSBxであ
るか否か判別し、最後のシンクブロックSBxでなけれ
ばステップ102に戻り、時系列方向に次のシンクブロ
ックSBjのデータを取り込み、以上のステップ103
〜109を繰り返す。
【0064】また、ステップ109での判別の結果、最
後のシンクブロックSBxであると判別されたときは、
反時系列方向のサーチのフローに移る(図8及び図
9)。
【0065】すなわち、先ず、反時系列方向の初期化を
行う。すなわち、j=x、i=yにする(ステップ20
1)。
【0066】そして、反時系列方向の最初のシンクブロ
ックSBxを取り込み(ステップ202)、そのシンク
ブロックに、エラーのあるダイナミックレンジDRiが
あるか否か判別する(ステップ203)。この場合、エ
ラー訂正符号によりエラー訂正できずにエラーフラグが
立つダイナミックレンジは、1つのシンクブロックにつ
いて1以上であることはほとんどなく、このため、ステ
ップ203では、エラーとなっている1個のダイナミッ
クレンジがあるか否か判別する。
【0067】ステップ203で、シンクブロックSBj
内の1個のダイナミックレンジDRiにエラーがないと
判別されれば、そのシンクブロックSBjが、反時系列
方向の最後のシンクブロックSB1であるか否か判別し
(ステップ204)、最後でなければステップ202に
戻って、反時系列方向に次のシンクブロックSB(j−
1)を取り込み、ステップ202〜204を繰り返す。
【0068】そして、シンクブロックSBjが反時系列
方向の最後のシンクブロックSB1であれば、ステップ
205に進み、各画像ブロックBiについて求められ、
記憶されていた画素コードBPLの先頭及び最後のビッ
トアドレスに基づいて、画素コードBPLの切り出しが
なされる。同時に、ダイナミックレンジDRi及び最小
値MINの分離も行われる。
【0069】ステップ203で、シンクブロックSBj
内の1個のダイナミックレンジDRiにエラーがあると
判別されたときは、ステップ211に進み、そのシンク
ブロックSBjの時系列方向の最後の画素コードBPL
のビットアドレスを、反時系列方向に1つ前のシンクブ
ロックSB(j+1)のデータアドレスADから検出す
る(ステップ211)。
【0070】そして、次に当該シンクブロックSBjの
反時系列方向の最初のダイナミックレンジDRiを取り
込み(ステップ212)、そのダイナミックレンジDR
iがエラーとなっているか否か判別する(ステップ21
3)。そのダイナミックレンジDRiにエラーがなけれ
ば、このダイナミックレンジDRiとしきい値コードか
ら、このダイナミックレンジDRiに対応する画像ブロ
ックの割当ビット数を検出し、これと前記検出したシン
クブロックSB(j+1)の先頭画素コードBPLのア
ドレスとから、そのダイナミックレンジDRiに対応す
る画像ブロックBiの画素コードBPLの先頭アドレス
Asと最後アドレスAeを求め、これをメモリに記憶す
る(ステップ214)。
【0071】そして、そのダイナミックレンジDRiが
そのシンクブロックSBjの反時系列方向の最後のダイ
ナミックレンジであるか否か判別し(ステップ21
5)、最後でなければステップ212に戻り、ステップ
212〜215を繰り返し、最後であればステップ20
4に戻って、ステップ204以下を繰り返す。
【0072】ステップ213で、ダイナミックレンジD
Riにエラーがあると判別されたときには、反時系列方
向に1つ前のダイナミックレンジDR(i+1)に対応
する画像ブロックB(i+1)の画素コードBPLの最
初のビットアドレスから、そのダイナミックレンジDR
iの画素コードBPLの最後のビットアドレスAeを検
知し、それをメモリに記憶する(ステップ216)。
【0073】次に、反時系列方向に1つ後のダイナミッ
クレンジDR(i−1)に対応する画像ブロックB(i
−1)の画素コードBPLの最後のビットアドレスは、
時系列方向のサーチ時のステップ107において求めら
れているので、このビットアドレスからそのダイナミッ
クレンジDRiに対応する画像ブロックの画素コードB
PLの最初のビットアドレスAsを求め、これをメモリ
に記憶する(ステップ217)。
【0074】以上のようにして求められたエラーのある
ダイナミックレンジDRiに対応する画像ブロックBi
の画素コードBPLの最初のビットアドレスAsと、最
後のビットアドレスAeと、1ブロック当たりの画素数
(この例では16)から、その画像ブロックBiの割当
ビット数BITSを求める(ステップ218)。これらビッ
トアドレスAs、Ae、割当ビット数BITSは、切り出し
のステップ205において、この画像ブロックBiの画
素コードBPLの切り出しのために用いられる。
【0075】このように画素コードBPLの切り出しが
できても、ダイナミックレンジDRiが復元できなけれ
ば、次のADRCデコーダで画素データの復号ができな
い。
【0076】そこで、この例では、次のステップ219
において、前記割当ビット数BITSと、前後のダイナミッ
クレンジDR(i−1)、DR(i+1)とから、ダイ
ナミックレンジDRiを補間処理(例えば平均値補間)
により求める。そして、このエラーとなっているダイナ
ミックレンジDRiの代わりに、この補間により求めら
れたダイナミックレンジが、フレーム分解回路25から
出力される。このステップ219の後は、ステップ20
4に戻り、以上の処理が繰り返される。
【0077】こうして、フレーム分解回路25からの各
画像ブロックに対応するダイナミックレンジDR、最小
値MIN及び画素コードBPLの各出力データは、AD
RCデコーダ26に供給され、各ブロック毎の各画素と
対応する8ビットの復元コードが、このADRCデコー
ダ26から得られる。
【0078】そして、復号化されたブロックデータは、
デ・シャフリング回路27に供給されて、記録時のシャ
フリング処理と逆の処理により、1フレーム内のブロッ
クの配列が元に戻される。
【0079】デ・シャクリング回路27の出力信号は、
ブロック分解回路28に供給されて、ラスター走査形式
の元の時系列のデジタル画像信号に変換される。このブ
ロック分解回路28からは、各画素と対応して8ビット
のコード信号(画素データ)と、エラーの有無を示すエ
ラーフラグとが発生する。
【0080】ブロック分解回路28の出力データは、エ
ラー修整回路29に供給され、エラー訂正回路23でエ
ラー訂正できなかったエラーを含む画素データが、その
周辺の、その画素データと時間的及び空間的に相関を持
つ他の正しい画素データを用いた補間処理によりエラー
修整される。
【0081】このエラー修整回路29からの再生デジタ
ル画像信号は、D/Aコンバータ30に供給されてアナ
ログ画像信号に戻され、このアナログ画像信号が出力端
子31に取り出される。
【0082】[他の例]上述の実施例では、各画像ブロ
ックのダイナミックレンジDRと最小値MINを周期的
に配したが、これに加えて各画素コードBPLの最上位
ビットMSB(上記の例のように1ブロックが16画素
の場合には2バイト)を、例えば最小値の後に周期的に
配するようにしてもよい。このようにした場合には、高
速サーチ時に、この最上位ビットMSBを抽出すること
ができ、このMSBによりサーチ画像として2値画像を
得ることができる。
【0083】また、各ブロックに対する付加コードとし
ては、ダイナミックレンジDRと最小値MINとの組み
合わせでなく、ダイナミックレンジDR、最小値MI
N、最大値MAXの内の任意の二つからなる組み合わせ
を伝送すればよい。
【0084】また、この発明は、3次元ADRCに対し
ても適用できる。その場合には、例えば2フレーム単位
で符号化処理がなされ、画像ブロックは3次元ブロック
となる。さらに、3次元ADRCと駒落とし処理とを組
み合わせた符号化(特願昭61−153330号明細書
参照)に対しても適応できる。
【0085】また、上述の例では、時系列方向のサーチ
と、反時系列方向のサーチとを行ったが、切り出しのた
めには時系列方向にのみ行い、ダイナミックレンジDR
にエラーが発生したときにのみ、その次のシンクブロッ
クのデータアドレスを参照して、画素コードについての
ビットアドレスを得て、それに基づいてエラーの発生し
たダイナミックレンジより後続のダイナミックレンジに
対応するブロックの画素コードを切り出すようにするこ
ともできる。
【0086】また、上述の例では、エラー伝播を小さく
するため、シンクブロックを所定バイト毎に構成した
が、エラーの発生が少ない場合には、シンクブロックは
構成せずに切り出しのために重要な付加コードを周期的
に配するだけでもよい。
【0087】また、この発明は、(4,2,2)、
(4,1,1)等のサンプリング周波数の比を有するコ
ンポーネント方式のデジタルカラー映像信号の符号化信
号の場合にも適用することができる。
【0088】さらに、この発明は、符号化方式として
は、上述したADRCに限らず、他の符号化方式、例え
ばDCT(ディスクリートコサイン変換)や、このDC
TとADRCとを組み合わせた符号化方式の場合にも適
用することができる。
【0089】また、さらに、この発明は、画像データの
符号化データの場合に限らず、種々の信号の符号化デー
タに適用できることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、付加データに基づいて可変長の符号化データの切り
出しを行う場合に、付加データにエラーが生じた場合に
は、反時系列方向のサーチを行ったり、あるいはシンク
ブロック毎のデータアドレスから、その付加データの後
続のブロックのデータの先頭位置情報を求め、この先頭
位置情報から当該後続のブロックの符号化データを切り
出すようにしたので、付加データのエラーのためのエラ
ー伝播は最小にすることができる。
【0091】特に、付加データのエラーが符号化の処理
の最長単位(例えば1フレーム)内で1個である場合に
は、全ての符号化データの切り出しが可能になる。
【0092】また、データの所定長毎にシンクブロック
を構成し、そのシンクブロック内にそれに含まれる符号
化データの位置を示すデータアドレスを挿入する場合に
は、シンクブロック内でエラーとなる付加データが1個
であれば、符号化の処理の最長単位(例えば1フレー
ム)内では複数の付加データにエラーが生じても、全て
の符号化データの切り出しが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるデジタルVTRの一実施
例のブロック図である。
【図2】画像ブロックの構成の一例を示す図である。
【図3】1フレームのブロック分割及びシャフリングの
例を示す図である。
【図4】シンクブロックの一例を説明するための図であ
る。
【図5】シンクブロック及びエラー訂正ブロックを説明
するための図である。
【図6】この発明の対象となる伝送データストリームの
一例を示す図である。
【図7】符号化データの切り出しのためのフローチャー
トの一例を示す図である。
【図8】符号化データの切り出しのためのフローチャー
トの一例を示す図である。
【図9】符号化データの切り出しのためのフローチャー
トの一例を示す図である。
【図10】伝送符号化データのストリームの例を示す図
である。
【符号の説明】
13 ブロック化回路 15 ADRCエンコーダ 17 パリティ発生回路 24 エラー訂正回路 25 フレーム分解回路 26 ADRCデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−9394(JP,A) 特開 昭63−111781(JP,A) 特開 昭62−92620(JP,A) 特開 昭61−147689(JP,A) 特開 昭61−144990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G06T 9/00 G11B 20/18 H03M 7/30 H04N 7/24 - 7/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック分割され、各ブロック毎の特徴
    に応じたビット数で、そのブロックのデータが符号化さ
    れ、前記各ブロックの特徴を表わす付加データが周期的
    に配置されると共に、前記符号化データが前記周期的に
    配置された付加データ間に順次詰められて挿入されて伝
    送されたデジタルデータを受信し、前記符号化データを
    切り出すようにする符号化データの切り出し方法におい
    て、前記周期的に配された付加データに誤りがないとき
    は、この付加データに基づいて対応する符号化データを
    切り出すと共に、前記付加データに誤りがあるときに
    は、その後続のブロックのデータの先頭位置情報から当
    該後続のブロックの符号化データを切り出すようにした
    符号化データの切り出し方法。
  2. 【請求項2】 ブロック分割され、各ブロック毎の特徴
    に応じたビット数で、そのブロックのデータが符号化さ
    れ、前記各ブロックの特徴を表わす付加データが周期的
    に配置されると共に、前記符号化データが前記周期的に
    配置された付加データ間に順次詰められて挿入されて伝
    送されたデジタルデータを受信し、前記符号化データを
    切り出すようにする符号化データの切り出し方法におい
    て、前記伝送デジタルデータは、付加データとそれに続
    く符号化データとの組の所定数毎にシンクブロックが構
    成され、このシンクブロック毎に、そのシンクブロック
    内の特定位置の符号化データの伝送データ上の位置を示
    すデータアドレスが挿入されて構成されており、前記デ
    ータアドレスと前記付加データとに基づいて、符号化デ
    ータを切り出すと共に、前記付加データに誤りがあると
    きには、後続のシンクブロックの前記データアドレスを
    も用いて前記誤りのある付加データに対応するブロック
    より後続のブロックの符号化データを切り出すようにし
    た符号化データの切り出し方法。
  3. 【請求項3】 ブロック分割され、各ブロック毎の特徴
    に応じたビット数で、そのブロックのデータが符号化さ
    れ、前記各ブロックの特徴を表わす付加データが周期的
    に配置されると共に、前記符号化データが前記付加デー
    タ間に順次詰められて挿入されて伝送されたデジタルデ
    ータを受信し、前記符号化データを切り出すようにする
    符号化データの切り出し方法において、受信したデータ
    を、その時系列の方向に順次サーチして付加データを検
    出し、検出した付加データに基づいて符号化データを切
    り出すと共に、前記付加データに誤りがあるときには、
    前記受信したデータを前記時系列方向とは逆方向にサー
    チし、前記誤りのある付加データに対し、前記時系列の
    方向に後続のブロックのデータの先頭位置情報を検出
    し、この位置情報から前記誤りのある付加データに対応
    するブロックより時系列方向に後続のブロックの符号化
    データを切り出すようにした符号化データの切り出し方
    法。
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