JP3044736U - 環状装身具 - Google Patents

環状装身具

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JP3044736U
JP3044736U JP1997005942U JP594297U JP3044736U JP 3044736 U JP3044736 U JP 3044736U JP 1997005942 U JP1997005942 U JP 1997005942U JP 594297 U JP594297 U JP 594297U JP 3044736 U JP3044736 U JP 3044736U
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JP
Japan
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pedestal
decorative body
shaft
recesses
support shaft
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Application number
JP1997005942U
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English (en)
Inventor
征二 堤
Original Assignee
株式会社ツツミ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従前の装飾体が回転自在な装身具は、弾性を
有しない材料で台座を形成できなかった。また、台座に
装飾体を簡便に固定できなかった。 【解決手段】 台座1と表裏両面に装飾を施した装飾体
4からなり、前記台座1の相対する開放端部の内側に1
対の凹陥部2,2を形成し、これらの凹陥部2,2と開
放端部の端面を凹陥部2,2より狭い軸溝3,3により
連通する。前記装飾体4の両端部に支軸5,5を介して
1対の膨大部6,6を一体的に形成する。そして、前記
膨大部6,6を前記凹陥部2,2に、また前記支軸5,
5を前記軸溝3,3にそれぞれ挿入すると共に、前記軸
溝3,3を台座内側より鑞付7して前記台座1に対し前
記装飾体4を支軸5,5を中心に回転自在に取付けてな
る。台座1は、板状でもリングの一部が開放したC字状
のものでもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、装飾体が回転自在な環状の装身具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
装飾体が回転自在な環状の装身具としては、実公昭58−47870号公報に 記載された指輪がある。この指輪は、リングの一部が開放したC字状の台座に設 けた軸受と、装飾体に設けた軸体とを弾発的に保持するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従ってこの指輪は、弾性を有する材料で台座を形成する必要があった。 また、指に装着する際に台座が拡がり、装飾体が外れ易くなるという欠点があ る。装飾体が外れないようにするには、軸体の長さを長くすれば足りるが、軸体 を長くすると、台座に装飾体を固定する際に台座の開放部を大きく拡開しなくて はならず、装飾体の取付け作業が困難になる。
【0004】 本考案は上記欠点を解消して、弾性を有しない材料でも台座を形成できると共 に、台座に装飾体を簡便に固定でき、しかも装飾体が回転自在な環状の装身具を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、台座と表裏両面に装飾を施した装飾体か らなり、前記台座の両端部の内側に1対の凹陥部を形成し、これらの凹陥部と両 端部の端面を凹陥部より狭い軸溝により連通する。前記装飾体の両端部に支軸を 介して1対の膨大部を一体的に形成する。 そして前記膨大部を前記凹陥部に、また前記支軸を前記軸溝にそれぞれ挿入す ると共に、前記軸溝を台座内側より鑞付して前記台座に対し前記装飾体を支軸を 中心に回転自在に取り付けてなる。
【0006】 あるいは、前記膨大部及び軸溝を装飾体の両端部に形成すると共に、前記膨大 部と支軸を台座の両端部に形成し、 そして前記膨大部を前記凹陥部に、また前記支軸を前記軸溝にそれぞれ挿入す ると共に、前記軸溝を装飾体内側より鑞付して前記台座に対し前記装飾体を支軸 を中心に回転自在に取り付けてなる。
【0007】 前記台座は板状でもリングの一部が開放したC字状のものでもよい。 台座が板状のものである場合、台座と装飾体がそれぞれ1つずつでは環状の装 飾体にならないので、複数個連結し環状にする。 台座がC字状のものである場合、前記台座の両端部とは、台座の相対する開放 端部を意味する。
【0008】
【考案の実施形態】
以下に図面を参照して本考案を説明する。 図1は指輪の正面図、図2は指輪の平面図、図3は指輪の要部の断面図である 。 1はリングの一部が開放したC字状の台座であり、相対する開放端部の内側に それぞれ凹陥部2,2を形成する。 そして、これらの凹陥部2,2と開放端部の端面を凹陥部2,2より狭い軸溝 3,3により連通する 4は装飾体であり表裏に装飾を施すと共に、左右両端部にそれぞれ支軸5,5 を介して1対の小球状の膨大部6,6を一体に形成する。
【0009】 上記の台座1に装飾体4を取付けるには、まず膨大部6を凹陥部2に挿入する と共に、支軸5を軸溝3に挿入する。その後、軸溝3を鑞付7して塞ぐと、台座 1に装飾体4が回転自在に取付けられる。
【0010】 この指輪は、装飾体4の表裏に別々の装飾を施すと、表裏反転することにより 1個で2個分の指輪として使用できる。 また、装飾体4を台座1に取付ける際には、膨大部6を凹陥部2にそして支軸 5を軸溝3に挿入するだけでよく、切欠部を拡開する工程を省略できる。 しかも、軸溝3の径を支軸5より僅かに大とすると、鑞付する部分が短くなり 、鑞付7に要する各種部材を節約できる。 さらに、細い支軸5を細い軸溝3に挿入する作業は困難であるが、大きな膨大 部6を大きな凹陥部2に挿入することにより、細い支軸5を細い軸溝3に挿入す る作業が完了するので、挿入作業が容易である。
【0011】 図4は、別の実施形態の指輪の平面図、図5は図4の要部の拡大断面図である 。 1は板状の台座であり、両端部の内側にそれぞれ凹陥部2,2を形成する。 そして、これらの凹陥部2,2と開放端部の端面を凹陥部2,2より狭い軸溝 3,3により連通する 4は装飾体であり表裏に装飾を施すと共に、左右両端部にそれぞれ支軸5,5 を介して1対の小球状の膨大部6,6を一体に形成する。
【0012】 上記の台座1に装飾体4を取付けるには、台座1に装飾体4を複数個用意する 。そして、膨大部6を凹陥部2に挿入すると共に、支軸5を軸溝3に挿入する。 その後、軸溝3を鑞付7して塞ぐと、台座1に装飾体4が回転自在に取付けられ る。これを複数回繰返し、環状の装飾体が完成する。
【0013】 以上の各実施形態では指輪を例にしたが本考案はこれに限るものではなく、ブ レスレットなどの他の環状の装身具でもよい。また、膨大部6は、支軸5より太 ければよく、前記小球状に限らない。 また、台座1に凹陥部2及び軸溝3を形成し、装飾体4に支軸5及び膨大部6 を一体的に形成したが、これとは逆に台座1に支軸5及び膨大部6を一体的に形 成し、装飾体4に凹陥部2及び軸溝3を形成してもよい(図示せず)。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上のごとく、装飾体の両端部に形成した1対の膨大部と支軸を、台 座に形成した凹陥部と軸溝に挿入して、あるいは台座の両端部に形成した1対の 膨大部と支軸を、装飾体に形成した凹陥部と軸溝に挿入して、前記装飾部を前記 環状部に回動自在に取り付けるので、弾性を有しない材料を使用して台座を形成 できる。しかもC字状の台座を拡開せずに装飾体を簡便に固定できる。 さらに、鑞付部材の節約の点から、支軸と軸溝は細い方がよく、挿入し易さか らは、太い方がよい。本考案では、大きな膨大部を大きな凹陥部に挿入すること により、支軸を軸溝に挿入する作業が完了するようにしたので、支軸と軸溝を細 くでき、鑞付部材を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した指輪の正面図である。
【図2】図1の指輪の平面図である。
【図3】図1の指輪の要部拡大断面図である。
【図4】別の実施形態の指輪の平面図である。
【図5】図4の指輪の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 台座 2 凹陥部 3 軸溝 4 装飾体 5 支軸 6 膨大部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座と表裏両面に装飾を施した装飾体か
    らなり、 前記台座の両端部の内側に1対の凹陥部を形成し、 これらの凹陥部と両端部の端面を凹陥部より狭い軸溝に
    より連通すると共に、 前記装飾体の両端部に支軸を介して1対の膨大部を一体
    的に形成し、 そして前記膨大部を前記凹陥部に、また前記支軸を前記
    軸溝にそれぞれ挿入すると共に、前記軸溝を台座内側よ
    り鑞付して前記台座に対し前記装飾体を支軸を中心に回
    転自在に取り付けてなる環状装身具。
  2. 【請求項2】 台座と表裏両面に装飾を施した装飾体か
    らなり、 前記台座の両端部に支軸を介して1対の膨大部を一体的
    に形成すると共に、 前記装飾体の両端部の内側に1対の凹陥部を形成し、 これらの凹陥部と装飾体の両端部を凹陥部より狭い軸溝
    により連通し、 そして前記膨大部を前記凹陥部に、また前記支軸を前記
    軸溝にそれぞれ挿入すると共に、前記軸溝を装飾体内側
    より鑞付して前記台座に対し前記装飾体を支軸を中心に
    回転自在に取り付けてなる環状装身具。
  3. 【請求項3】 リングの一部が開放したC字状に前記台
    座を形成して成る請求項1または2のいずれかに記載の
    環状装身具。
JP1997005942U 1997-06-24 1997-06-24 環状装身具 Expired - Lifetime JP3044736U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6375468B1 (ja) * 2017-10-17 2018-08-15 株式会社貴匠技研 装身具
KR20210155404A (ko) * 2020-06-15 2021-12-23 김빛나 고리형 장신구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6375468B1 (ja) * 2017-10-17 2018-08-15 株式会社貴匠技研 装身具
WO2019077674A1 (ja) * 2017-10-17 2019-04-25 株式会社貴匠技研 装身具
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